さて、第56回JABA広島大会4日目、予選リーグ最終日第二試合、予選Dグループ、光シーガルズ対JFE西日本の試合です。この試合も純粋に、勝った方が優勝決定トーナメント進出です。

まずは、なかなかお目にかかれない光シーガルズ。
とは言うものの、昨年の都市対抗野球大会中国地区最終予選での、対三菱重工広島戦のインパクトがあまりにも強烈。いわゆるクラブチーム登録とは言え、どの試合でも戦う姿勢はみな同じ。
予選リーグがたった2試合なので、勝ち進むには無敗で駆け抜けねばならないこの大会。リーグ戦とは言えトーナメントと全く同じ。ひとつ落とせばおしまい。過酷な戦いに変わりはありません。

そしてJFE西日本。
期待されつつも、今年はなかなか花が咲かないような状態が続いておるようにも見受けますが、監督が長年指揮を執られた村上監督から山下監督に交代したのも何らかの関係があるのかな、とも思ったり。どんなレベルのチームであれ、監督が代われば、ある程度の方針転換もありますからね。
ただ、今年新加入の河野竜生投手が、都市対抗野球大会で補強選手に選出されたり、中山康太捕手がさまざまな試合でスタメンマスクを被ったりと、着実に若い芽が育ちつつ伸びつつあります。彼らが常時出場、エースなりレギュラーを張るようになった時に、チームとしてひと皮剥けるかなぁ。
スターティングオーダー
先攻:光シーガルズ
1(三)木村真登 (宇部商業高校~福山大学)
2(遊)矢次信耶 (柳井商業高校)
3(一)岩城裕平 (山陽高校~近畿大学工学部)
4(指)末岡富秋 (広島市立工業高校~MSH医療専門学校)
5(左)大森真登 (南陽工業高校~東亜大学)
6(右)中尾勇斗 (宇部商業高校~MSH医療専門学校)
7(中)渡邉貴広 (高川学園高校~東北福祉大学)
8(捕)高森皓大(作陽高校~MSH医療専門学校)
9(二)辻 美和 (創成館高校~沖データコンピュータ教育学院)


投:山本翔大郎(宇部商業高校~福山大学)
後攻:JFE西日本
1(指)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
2(三)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
3(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
4(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
5(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(捕)中山康太 (広島商業高校~MSH医療専門学校)
8(二)有村健太 (鹿児島実業高校)
9(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)


投:北田純 (倉吉東高校~明治大学)
審判員
審判 球審:古川淳史 一塁:槇原満典 二塁:弘中淳彦 三塁:高橋義彦
打撃成績
1回表
木村 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ

矢次 2-0から3球目を打ってレフト前ヒット
岩城 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
1回裏
本郷 3-1から5球目を選んでフォアボール
宮本 1-2から4球目を空振り三振

三木 0-1から2球目を打ってセンターフライ
次打者藤本の2球目にファーストランナー本郷セカンド盗塁成功
藤本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

橋本 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット

岡 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
2回表

末岡 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ

大森 1-2から4球目を打ってセンターフライ
中尾 初球を打ってサードファウルフライ
2回裏
中山 初球を打ってサードゴロ

有村 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット

友滝 2-0から3球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
次打者本郷の2球目にファーストランナー友滝セカンド盗塁成功 さらにキャッチャーからの悪送球でサードへ

本郷 2-1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JFE西日本1-0光シーガルズ

宮本 初球を打ってサードゴロ
3回表

渡辺 フルカウントから6球目を打ってサードフライ
高森 1-2から4球目を空振り三振

辻 0-2から3球目を打ってライト前ヒット

木村 3-1から5球目を打ってセンターフライ
3回裏
三木 2-2から5球目を空振り三振

藤本 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
橋本 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
4回表
矢次 2-2から5球目を見逃し三振

岩城 0-1から2球目を打ってセンターフライ
末岡 フルカウントから8球目を空振り三振
4回裏
光シーガルズ選手交代
ピッチャー山本に代えて田原遼(大分高校~宮崎産業経営大学)

岡 2-1から5球目を打ってセカンドゴロ
中山 0-2から3球目を空振り三振
有村 1-0から2球目を打ってショートゴロ
5回表
大森 2-2から6球目を打ってライトフライ
中尾 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

渡辺 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
次打者高森の3球目にファーストランナー渡辺セカンド盗塁成功
高森 2-2から5球目を空振り三振
5回裏
友滝 1-2から4球目を空振り三振
本郷 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット

宮本 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット

三木 1-2から5球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
藤本 1-1から3球目を打ってサードゴロ
6回表
辻 初球を打ってセンター前ヒット
木村 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
矢次 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
岩城 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
末岡 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ
6回裏
橋本 初球を打ってショートゴロ
岡 2-2から5球目を打ってサードファウルフライ
中山 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
有村 1-2から4球目を打ってサードゴロ
7回表
大森 初球を打ってセカンドフライ
中尾 2-0から3球目を打ってサードファウルフライ
渡辺 2-2から8球目を打ってショートフライ
7回裏
光シーガルズ選手交代
ピッチャー田原に代えて武田祐一(九州産業大学付属高校~九州産業大学)
友滝 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
本郷 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
宮本 3-1から5球目を選んでフォアボール
三木 初球を打ってレフトへツーベースヒット
藤本 3-0から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JFE西日本2-0光シーガルズ
次打者橋本の初球にタイムリーパスボール
JFE西日本3-0光シーガルズ
橋本 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
光シーガルズ選手交代
ピッチャー武田に代えて中野佳彦 (常盤高校~沖データコンピュータ教育学院)
岡 2-2から5球目がデッドボール
中山の代打綿屋樹 (鹿児島実業高校) 3-1から5球目を打ってライトフライ
8回表
JFE西日本選手交代
代打綿屋に代えてキャッチャー浦翔太郎(明徳義塾高校~拓殖大学)
高森の代打長渕浩司 (大分藤蔭高校~久留米大学)1-1から3球目を打ってショートゴロ
辻 初球を打ってレフト前ヒット
木村 1-2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
矢次 初球を打ってセカンドゴロ
8回裏
光シーガルズ選手交代
ピッチャー中野に代えて高木宗祥(久留米商業高校~北九州市立大学)
代打長渕に代えてキャッチャー末富裕己(徳山商工高校)
有村 1-2から4球目を空振り三振
友滝の代打松浦大則(金光学園高~関西学院大) 1-2から6球目を打ってショートゴロ
本郷 初球を打ってショート内野安打
宮本 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
三木 1-1から3球目を打ってレフトフライ
9回表
JFE西日本選手交代
代打松浦がそのまま入りレフト
レフト藤本がセンターへ
岩城 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ送球エラー
末岡 2-1から4球目を打ってレフトフライ
大森 2-2から5球目を打ってレフトへツーランホームラン
JFE西日本3-2光シーガルズ
JFE西日本選手交代
ピッチャー北田に代えて河野竜生(鳴門高校)
中尾 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
渡辺 3-1から5球目を打ってレフトフライ
光シーガルズ
000 000 002 2
010 000 20X 3
JFE西日本
試合時間:2時間38分
昨年の都市対抗野球大会中国地区二次予選、三菱重工広島を相手に互角以上の勝負を繰り広げた光シーガルズ。その秘めたる強さ、ってのがここでも発揮されました。底力はあるんですよね。
試合後、JFE西日本先発の北田投手は「完封したかったんですけどね」と言われてましたが、その目標をものの見事に打ち砕く、土壇場9回表のツーランホームラン。JFE西日本が試合をコントロールしていた、とはとても言い難かった試合展開だっただけに、さらには両チームともに、勝っての予選突破がかかっていただけに、最後の最後にスリリングな展開になりました。

そして、前説にも名前を出させていただきましたが、スターティングメンバーに名を連ねた中山康太捕手。名門・広島商業高校からMSH医療専門学校を経て1年目、ではありますが、昨年のチーム最多勝でもある北田投手を相手に、まるでどっちが先輩か分からんような堂々としたリードっぷり。

JFE西日本には、浦翔太郎選手と言う、「社会人オール広島」の常連キャッチャーの方がおられますが、そしてバッティングも買われて、もあると思いますが、今年から就任された山下監督の元で、着実に力をつけ、持っている力を十二分以上に発揮されてると思います。
春先の新日鐵住金広畑球場でのオープン戦にて、MSH医療専門学校・片岡新之助監督とお話させて頂いた際に「川本(哲也/三菱重工広島の投手)と中山を見てやってくださいね」と言われましたが、片岡監督からするとそれこそ「自信をもって送り出した『孫』」のようなもんなんでしょう。
小学校・中学校の頃は、読売ジャイアンツ田口麗斗とバッテリーを組んだ経験もあるとか。もしかしたら、今後の広島の野球界を背負って立つ存在になるか、等と。気が早いですが、来年の「社会人オール広島」のメンバーが少しだけ楽しみ。その前に、日本選手権最終予選での大活躍を期待します。

まずは、なかなかお目にかかれない光シーガルズ。
とは言うものの、昨年の都市対抗野球大会中国地区最終予選での、対三菱重工広島戦のインパクトがあまりにも強烈。いわゆるクラブチーム登録とは言え、どの試合でも戦う姿勢はみな同じ。
予選リーグがたった2試合なので、勝ち進むには無敗で駆け抜けねばならないこの大会。リーグ戦とは言えトーナメントと全く同じ。ひとつ落とせばおしまい。過酷な戦いに変わりはありません。

そしてJFE西日本。
期待されつつも、今年はなかなか花が咲かないような状態が続いておるようにも見受けますが、監督が長年指揮を執られた村上監督から山下監督に交代したのも何らかの関係があるのかな、とも思ったり。どんなレベルのチームであれ、監督が代われば、ある程度の方針転換もありますからね。
ただ、今年新加入の河野竜生投手が、都市対抗野球大会で補強選手に選出されたり、中山康太捕手がさまざまな試合でスタメンマスクを被ったりと、着実に若い芽が育ちつつ伸びつつあります。彼らが常時出場、エースなりレギュラーを張るようになった時に、チームとしてひと皮剥けるかなぁ。
スターティングオーダー
先攻:光シーガルズ
1(三)木村真登 (宇部商業高校~福山大学)
2(遊)矢次信耶 (柳井商業高校)
3(一)岩城裕平 (山陽高校~近畿大学工学部)
4(指)末岡富秋 (広島市立工業高校~MSH医療専門学校)
5(左)大森真登 (南陽工業高校~東亜大学)
6(右)中尾勇斗 (宇部商業高校~MSH医療専門学校)
7(中)渡邉貴広 (高川学園高校~東北福祉大学)
8(捕)高森皓大(作陽高校~MSH医療専門学校)
9(二)辻 美和 (創成館高校~沖データコンピュータ教育学院)






投:山本翔大郎(宇部商業高校~福山大学)
後攻:JFE西日本
1(指)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
2(三)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
3(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
4(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
5(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(捕)中山康太 (広島商業高校~MSH医療専門学校)
8(二)有村健太 (鹿児島実業高校)
9(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)






投:北田純 (倉吉東高校~明治大学)
審判員
審判 球審:古川淳史 一塁:槇原満典 二塁:弘中淳彦 三塁:高橋義彦
打撃成績
1回表
木村 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ



矢次 2-0から3球目を打ってレフト前ヒット
岩城 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
1回裏
本郷 3-1から5球目を選んでフォアボール
宮本 1-2から4球目を空振り三振



三木 0-1から2球目を打ってセンターフライ
次打者藤本の2球目にファーストランナー本郷セカンド盗塁成功
藤本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール



橋本 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット



岡 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
2回表



末岡 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ



大森 1-2から4球目を打ってセンターフライ
中尾 初球を打ってサードファウルフライ
2回裏
中山 初球を打ってサードゴロ



有村 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット



友滝 2-0から3球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
次打者本郷の2球目にファーストランナー友滝セカンド盗塁成功 さらにキャッチャーからの悪送球でサードへ



本郷 2-1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JFE西日本1-0光シーガルズ



宮本 初球を打ってサードゴロ
3回表



渡辺 フルカウントから6球目を打ってサードフライ
高森 1-2から4球目を空振り三振



辻 0-2から3球目を打ってライト前ヒット



木村 3-1から5球目を打ってセンターフライ
3回裏
三木 2-2から5球目を空振り三振



藤本 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
橋本 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
4回表
矢次 2-2から5球目を見逃し三振



岩城 0-1から2球目を打ってセンターフライ
末岡 フルカウントから8球目を空振り三振
4回裏
光シーガルズ選手交代
ピッチャー山本に代えて田原遼(大分高校~宮崎産業経営大学)



岡 2-1から5球目を打ってセカンドゴロ
中山 0-2から3球目を空振り三振
有村 1-0から2球目を打ってショートゴロ
5回表
大森 2-2から6球目を打ってライトフライ
中尾 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ



渡辺 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
次打者高森の3球目にファーストランナー渡辺セカンド盗塁成功
高森 2-2から5球目を空振り三振
5回裏
友滝 1-2から4球目を空振り三振
本郷 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット



宮本 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット



三木 1-2から5球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
藤本 1-1から3球目を打ってサードゴロ
6回表
辻 初球を打ってセンター前ヒット
木村 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
矢次 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
岩城 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
末岡 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ
6回裏
橋本 初球を打ってショートゴロ
岡 2-2から5球目を打ってサードファウルフライ
中山 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
有村 1-2から4球目を打ってサードゴロ
7回表
大森 初球を打ってセカンドフライ
中尾 2-0から3球目を打ってサードファウルフライ
渡辺 2-2から8球目を打ってショートフライ
7回裏
光シーガルズ選手交代
ピッチャー田原に代えて武田祐一(九州産業大学付属高校~九州産業大学)
友滝 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
本郷 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
宮本 3-1から5球目を選んでフォアボール
三木 初球を打ってレフトへツーベースヒット
藤本 3-0から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JFE西日本2-0光シーガルズ
次打者橋本の初球にタイムリーパスボール
JFE西日本3-0光シーガルズ
橋本 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
光シーガルズ選手交代
ピッチャー武田に代えて中野佳彦 (常盤高校~沖データコンピュータ教育学院)
岡 2-2から5球目がデッドボール
中山の代打綿屋樹 (鹿児島実業高校) 3-1から5球目を打ってライトフライ
8回表
JFE西日本選手交代
代打綿屋に代えてキャッチャー浦翔太郎(明徳義塾高校~拓殖大学)
高森の代打長渕浩司 (大分藤蔭高校~久留米大学)1-1から3球目を打ってショートゴロ
辻 初球を打ってレフト前ヒット
木村 1-2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
矢次 初球を打ってセカンドゴロ
8回裏
光シーガルズ選手交代
ピッチャー中野に代えて高木宗祥(久留米商業高校~北九州市立大学)
代打長渕に代えてキャッチャー末富裕己(徳山商工高校)
有村 1-2から4球目を空振り三振
友滝の代打松浦大則(金光学園高~関西学院大) 1-2から6球目を打ってショートゴロ
本郷 初球を打ってショート内野安打
宮本 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
三木 1-1から3球目を打ってレフトフライ
9回表
JFE西日本選手交代
代打松浦がそのまま入りレフト
レフト藤本がセンターへ
岩城 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ送球エラー
末岡 2-1から4球目を打ってレフトフライ
大森 2-2から5球目を打ってレフトへツーランホームラン
JFE西日本3-2光シーガルズ
JFE西日本選手交代
ピッチャー北田に代えて河野竜生(鳴門高校)
中尾 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
渡辺 3-1から5球目を打ってレフトフライ
光シーガルズ
000 000 002 2
010 000 20X 3
JFE西日本
試合時間:2時間38分
昨年の都市対抗野球大会中国地区二次予選、三菱重工広島を相手に互角以上の勝負を繰り広げた光シーガルズ。その秘めたる強さ、ってのがここでも発揮されました。底力はあるんですよね。
試合後、JFE西日本先発の北田投手は「完封したかったんですけどね」と言われてましたが、その目標をものの見事に打ち砕く、土壇場9回表のツーランホームラン。JFE西日本が試合をコントロールしていた、とはとても言い難かった試合展開だっただけに、さらには両チームともに、勝っての予選突破がかかっていただけに、最後の最後にスリリングな展開になりました。


そして、前説にも名前を出させていただきましたが、スターティングメンバーに名を連ねた中山康太捕手。名門・広島商業高校からMSH医療専門学校を経て1年目、ではありますが、昨年のチーム最多勝でもある北田投手を相手に、まるでどっちが先輩か分からんような堂々としたリードっぷり。


JFE西日本には、浦翔太郎選手と言う、「社会人オール広島」の常連キャッチャーの方がおられますが、そしてバッティングも買われて、もあると思いますが、今年から就任された山下監督の元で、着実に力をつけ、持っている力を十二分以上に発揮されてると思います。
春先の新日鐵住金広畑球場でのオープン戦にて、MSH医療専門学校・片岡新之助監督とお話させて頂いた際に「川本(哲也/三菱重工広島の投手)と中山を見てやってくださいね」と言われましたが、片岡監督からするとそれこそ「自信をもって送り出した『孫』」のようなもんなんでしょう。
小学校・中学校の頃は、読売ジャイアンツ田口麗斗とバッテリーを組んだ経験もあるとか。もしかしたら、今後の広島の野球界を背負って立つ存在になるか、等と。気が早いですが、来年の「社会人オール広島」のメンバーが少しだけ楽しみ。その前に、日本選手権最終予選での大活躍を期待します。
2017.08.31 / Top↑
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