去る8月2日、ついに「悲願」でもあった、JFE西日本硬式野球部の本拠地でもある、広島県福山市にある「JFE旭丘球場」に行ってきました。
ついに、とは書きましたが、実は4年前、福山市民球場でのウエスタンリーグ公式戦が雨天中止になった際に、豪雨の中「拉致された(捉え方は人それぞれ)」事があるんですが、この時はあまりにもJFEの「私有地感」が強過ぎて公開を控えた、と言う経緯がございました。
普通にオープン戦などなど、観戦出来ると知ったのはかなり後の事だったんですけどね(笑)。

まずは南海高野線初芝駅。ここに来ないと何も始まりません。

三国ヶ丘駅でJR阪和線に乗り換え。ここからは青春18きっぷのお世話になります。

大阪駅からは当然のように新快速電車。ラッシュアワーのど真ん中ではありましたが、幸いにも夏休み。学生さんの姿も少なく、途中、芦屋駅から着席する事に成功。

姫路駅。ここで播州赤穂行普通電車に乗り換え。途中相生駅で岡山行普通電車に乗り換えですが当然、写真なぞ撮ってる暇はありませんでした。とは言うものの、大混雑からは程遠かったですが。

岡山駅到着。ここで三原行普通電車に乗り換え。10分少々ありましたので、とりあえず飲料確保。

そして11:48、在来線一本槍でばらの街・福山駅到着。しかしながら行き先はあくまでも「超」の字の付く私有地内なので、飲食その他は福山駅(駅横にコンビニエンスストアあり)で用意しておくのが賢明。

福山駅からは中国バスのお世話になります。駅前2番のりばから「鋼管町行」に乗車。


で、ここで「ちょっと失敗したなぁ」と思ったのが、福山駅前から真っ直ぐ「鋼管町」に行ってくれると思いきや、駅前を抜けてまず山陽本線の北側に廻ると言うルート。中国バス公式サイトの時刻表で、行き先だけ見て決めたのが間違いだった、とも。山陽本線福山駅の二つ手前の大門駅からタクシー乗車(約10分)、と言う手段もありますが、今回は全行程公共交通機関を利用、と言う事で。

バスに揺られる事約30分(長い)、終点鋼管町バス停到着。

ここからは「歩き」。鋼管町バス停の北東側にある、と言う認識はありましたが、まずそこまでどう出るか、にかかっていましたが、幸いにも(?)通り抜ける道がありました。通常は施錠されてるのかな。


狭い駐車場がありますので、そこを容赦なく抜けると、JFE旭丘体育館の敷地に出ます。

体育館の正面の道路に出ると、球場への案内看板が見えます。バス停からここまで10分足らず。ただし、舗装はされていますがほとんど坂道です。と言うか、バスの経路上にあった「日本鋼管福山病院」など、このあたり全ての建造物、が山を切り開いたような所に建てられています。

看板に誘われるがままに入ってみます。管理が「人事部」ってのがなんとも。

メンバー表と月の日程表。

左に曲がってみます。一塁側スタンドに出ます。ご覧のように裏には山肌が迫っているので、結構な日陰になります。飲料の自動販売機は「無事」稼働していました。

まずは「お決まり」の、バックネット裏から一枚。内野は全面土、外野は天然芝ですが、残念ながらかなり禿げてました。これは何とかしてあげてほしいなぁ。人事部の方、よろしくお願いいたします。そして、外野フェンスの向こうは森林。ほとんど手付かずの状態かと思われます。


少し上の画像でもお分かりのように、スタンドは一塁側からバックネット裏、そして三塁側全てにおいて「木陰」になっています。この日の試合開始は14:00予定でしたが、試合終了までずっと木陰で快適に観戦出来ました。三塁側のそれは、ビジターチームの格好の「ロッカールーム」。

バックネットはかなり低いです。ファウルボールがガンガン飛んできますが、スタンドに落ちてくる前に、周囲を囲む森に消えてしまうと言う状態。ファウルボールは新入社員選手が探しに行く決まりになっておるようですが、この日は比較的大きなファウルボールがあったので、放置されてました。

フェンスはとても低く、その分ライナー性のファウルボールには十分注意せねばなりませんが、フェンスにピントを持っていかれると言うストレスを感じることなく、5段あるスタンドの最上段からでも、写真撮影に興じる事が出来ます。このあたり、新日鐵住金広畑球場と通じるものがあります。

両翼は97メートル、中堅は122メートル。いつ頃建設された球場なのか分かりませんが、現在でも十分通用するサイズ。過去にはオープン戦だけでなく、JABAの公式戦も行われた事があるとか。

ブルペンは、両翼ファウルゾーンに2人投げられるだけのスペースが用意されています。そしてライト後方にも、これは通常の練習に使用されるであろう、ブルペンも用意されています。

レフトファウルゾーン後方には、山を削った跡があらわになっています。行った事はありませんが、何となく高砂市野球場を彷彿とさせます。

そしてその左側にある漆黒の森の中、そして右中間付近に、状態から考えると使われていないとは思いますが、、照明塔が1基ずつ、取り残されています。

スコアボード。かなり年季が入っており、臨海地区に近いこともあって、潮風の影響もあるのか、かなりサビが目立ちます。ボールカウント表示も「SBO」のまま。ひさしがついていてやや見にくいですが、これに関しては、バックネット裏にある表示で確認する事も出来ます。

そしてありがたい事に、ランニングスコアは「最後まで」表示されます。

両ベンチの様子。ちなみに」一塁側ベンチへの通路は、スタンド最前列にあります。

午後からの試合観戦ゆえ、常に木陰で快適に観戦する事が出来ました。午前中開始の試合でも、木陰に逃げれば陽射しは回避出来ると思います。前述のように、比較的本数はありますが福山駅からバスを使うよりも、大門駅からタクシー利用の方が早く着くと思われます。さして我が家からも遠くない(この辺の感覚は狂ってます)ので、また機会があればお邪魔してみたいと思います。
ついに、とは書きましたが、実は4年前、福山市民球場でのウエスタンリーグ公式戦が雨天中止になった際に、豪雨の中「拉致された(捉え方は人それぞれ)」事があるんですが、この時はあまりにもJFEの「私有地感」が強過ぎて公開を控えた、と言う経緯がございました。
普通にオープン戦などなど、観戦出来ると知ったのはかなり後の事だったんですけどね(笑)。


まずは南海高野線初芝駅。ここに来ないと何も始まりません。


三国ヶ丘駅でJR阪和線に乗り換え。ここからは青春18きっぷのお世話になります。


大阪駅からは当然のように新快速電車。ラッシュアワーのど真ん中ではありましたが、幸いにも夏休み。学生さんの姿も少なく、途中、芦屋駅から着席する事に成功。


姫路駅。ここで播州赤穂行普通電車に乗り換え。途中相生駅で岡山行普通電車に乗り換えですが当然、写真なぞ撮ってる暇はありませんでした。とは言うものの、大混雑からは程遠かったですが。


岡山駅到着。ここで三原行普通電車に乗り換え。10分少々ありましたので、とりあえず飲料確保。


そして11:48、在来線一本槍でばらの街・福山駅到着。しかしながら行き先はあくまでも「超」の字の付く私有地内なので、飲食その他は福山駅(駅横にコンビニエンスストアあり)で用意しておくのが賢明。


福山駅からは中国バスのお世話になります。駅前2番のりばから「鋼管町行」に乗車。




で、ここで「ちょっと失敗したなぁ」と思ったのが、福山駅前から真っ直ぐ「鋼管町」に行ってくれると思いきや、駅前を抜けてまず山陽本線の北側に廻ると言うルート。中国バス公式サイトの時刻表で、行き先だけ見て決めたのが間違いだった、とも。山陽本線福山駅の二つ手前の大門駅からタクシー乗車(約10分)、と言う手段もありますが、今回は全行程公共交通機関を利用、と言う事で。


バスに揺られる事約30分(長い)、終点鋼管町バス停到着。


ここからは「歩き」。鋼管町バス停の北東側にある、と言う認識はありましたが、まずそこまでどう出るか、にかかっていましたが、幸いにも(?)通り抜ける道がありました。通常は施錠されてるのかな。



狭い駐車場がありますので、そこを容赦なく抜けると、JFE旭丘体育館の敷地に出ます。

体育館の正面の道路に出ると、球場への案内看板が見えます。バス停からここまで10分足らず。ただし、舗装はされていますがほとんど坂道です。と言うか、バスの経路上にあった「日本鋼管福山病院」など、このあたり全ての建造物、が山を切り開いたような所に建てられています。


看板に誘われるがままに入ってみます。管理が「人事部」ってのがなんとも。

メンバー表と月の日程表。


左に曲がってみます。一塁側スタンドに出ます。ご覧のように裏には山肌が迫っているので、結構な日陰になります。飲料の自動販売機は「無事」稼働していました。

まずは「お決まり」の、バックネット裏から一枚。内野は全面土、外野は天然芝ですが、残念ながらかなり禿げてました。これは何とかしてあげてほしいなぁ。人事部の方、よろしくお願いいたします。そして、外野フェンスの向こうは森林。ほとんど手付かずの状態かと思われます。




少し上の画像でもお分かりのように、スタンドは一塁側からバックネット裏、そして三塁側全てにおいて「木陰」になっています。この日の試合開始は14:00予定でしたが、試合終了までずっと木陰で快適に観戦出来ました。三塁側のそれは、ビジターチームの格好の「ロッカールーム」。

バックネットはかなり低いです。ファウルボールがガンガン飛んできますが、スタンドに落ちてくる前に、周囲を囲む森に消えてしまうと言う状態。ファウルボールは新入社員選手が探しに行く決まりになっておるようですが、この日は比較的大きなファウルボールがあったので、放置されてました。


フェンスはとても低く、その分ライナー性のファウルボールには十分注意せねばなりませんが、フェンスにピントを持っていかれると言うストレスを感じることなく、5段あるスタンドの最上段からでも、写真撮影に興じる事が出来ます。このあたり、新日鐵住金広畑球場と通じるものがあります。


両翼は97メートル、中堅は122メートル。いつ頃建設された球場なのか分かりませんが、現在でも十分通用するサイズ。過去にはオープン戦だけでなく、JABAの公式戦も行われた事があるとか。


ブルペンは、両翼ファウルゾーンに2人投げられるだけのスペースが用意されています。そしてライト後方にも、これは通常の練習に使用されるであろう、ブルペンも用意されています。

レフトファウルゾーン後方には、山を削った跡があらわになっています。行った事はありませんが、何となく高砂市野球場を彷彿とさせます。


そしてその左側にある漆黒の森の中、そして右中間付近に、状態から考えると使われていないとは思いますが、、照明塔が1基ずつ、取り残されています。


スコアボード。かなり年季が入っており、臨海地区に近いこともあって、潮風の影響もあるのか、かなりサビが目立ちます。ボールカウント表示も「SBO」のまま。ひさしがついていてやや見にくいですが、これに関しては、バックネット裏にある表示で確認する事も出来ます。

そしてありがたい事に、ランニングスコアは「最後まで」表示されます。


両ベンチの様子。ちなみに」一塁側ベンチへの通路は、スタンド最前列にあります。

午後からの試合観戦ゆえ、常に木陰で快適に観戦する事が出来ました。午前中開始の試合でも、木陰に逃げれば陽射しは回避出来ると思います。前述のように、比較的本数はありますが福山駅からバスを使うよりも、大門駅からタクシー利用の方が早く着くと思われます。さして我が家からも遠くない(この辺の感覚は狂ってます)ので、また機会があればお邪魔してみたいと思います。
2017.08.04 / Top↑
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