第88回都市対抗野球大会、第三日第二試合、この大会一回戦のメインイベント第一試合です。

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チームにこだわりもなく、出身学校も関係なく、漠然と観戦し出した社会人野球ではありますが、いつしか観戦のメインは、JR各社の野球部になりました。社会人野球を主に観戦しておられる方の切っ掛けがどんなモノかまでは知り得ませんが、そんな切っ掛けもまたありかな、とも思います。

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そして今大会は、JR西日本、JR四国、JR東日本、JR北海道硬式野球クラブ(今年度からクラブチーム登録)の4チームが出場していますが、まずは今年、何かと観に行く機会の多い、そして各SNSで繋がって頂いてる選手も多い、JR四国の試合がまず最初のメインイベントになりました。

スターティングオーダー
先攻:狭山市・Honda
1(二)木浪
2(遊)松田
3(右)井上
4(指)川端
5(一)石川
6(遊)川戸
7(捕)辻野
8(左)小手川
9(中)鈴木
投:福島

後攻:高松市・JR四国
1(三)篠原
2(左)高木
3(中)山下
4(一)笹田
5(捕)小林
6(指)神原
7(右)佐藤
8(遊)森山
9(二)野尻
投:田内

審判員
球審:作本 一塁:玉置 二塁:秋山 三塁:中山



打撃成績
1回表
木浪     2-2から6球目を見逃し三振
松田     初球を打ってショートライナー
井上     0-2から3球目を空振り三振

1回裏
篠原     2-2から8球目を空振り三振
高木     1-2から4球目を打ってショートゴロ
山下     初球を打ってセンターフライ

2回表
川端     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
石川     初球を打ってセンターフライ
川戸     フルカウントから6球目を空振り三振

2回裏
笹田     0-2から4球目を空振り三振
小林     2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
神原     1-2から5球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
佐藤     初球を打ってセンター前ヒット
森山     2-2から6球目を打ってセカンドゴロ

3回表
辻野     2-1から4球目を打って右中間ツーベースヒット
小手川    初球を送りバント失敗セカンドランナー辻野サードタッチアウト
鈴木     初球を打ってレフト前ヒット
木浪     0-1から2球目を打ってライトオーバースリーランホームラン
JR四国0-3Honda
松田     2-0から3球目を打ってライトフライ
井上     0-1から2球目を打ってサードゴロ送球エラー
川端     1-2から4球目を空振り三振

3回裏
野尻     1-2から5球目を空振り三振
篠原     初球を打ってセカンドフライ
高木     1-2から5球目を空振り三振

4回表
石川     フルカウントから7球目を打ってショートゴロ
川戸 BFSFFB 2-2から7球目を打ってレフトフライ
辻野     初球を打ってショートゴロ

4回裏
山下     初球を打ってセカンドフライ
笹田     1-2から4球目を打ってショートゴロ
小林     1-1から3球目を打ってセカンドフライ

5回表
小手川    2-2から5球目を打ってセンター前ポテンツーベースヒット
鈴木     初球をピッチャー前送りバント サード送球もセーフ
次打者木浪の初球にファーストランナー鈴木セカンド盗塁成功
木浪     0-1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
JR四国0-4Honda
松田     1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JR四国0-5Honda

JR四国選手交代
ピッチャー田内に代えて菊池

井上     1-1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
JR四国0-6Honda
川端     3-0から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
バックホームの間にセカンドへ
JR四国0-7Honda
セカンドランナー松田はホームタッチアウト
石川     初球を打ってライトフライ
川戸     フルカウントから7球目を打ってレフトフライ

5回裏
Honda熊本選手交代

ファースト石川に代えて遠藤

神原     2-2から6球目を打ってショートゴロ
佐藤     2-1から4球目を打ってライト線ツーベースヒット
森山     2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
野尻     0-2から3球目を打ってショートライナー

6回表
辻野     フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
小手川    初球を打ってショート内野安打
鈴木     2-1から4球目をサード前バントヒット
木浪     2-2から6球目を打ってファーストゴロ
松田     フルカウントから6球目を空振り三振

6回裏
篠原     0-2から3球目を見逃し三振
高木     1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
山下     1-2から5球目を打ってショートファウルフライ

7回表
井上     初球を打ってセンター前ヒット
川端     1-2から4球目を打ってレフト前ヒット  代走に山本
遠藤     初球を打って右中間突破タイムリースリーベースヒット
JR四国0-9Honda
川戸     0-1から2球目がデッドボール
代走に篠塚
辻野     0-1から2球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト サードランナー山本ホームイン
JR四国0-10Honda
小手川    1-0から2球目を打ってライト前ヒット
鈴木     1-2から4球目を打ってレフトフライ
木浪     1-0から2球目を打ってファーストゴロ

7回裏
Honda選手交代

代走篠塚がそのまま入りセカンド
セカンド木浪がサードへ
ピッチャー福島に代えて永野

笹田     初球を打ってセカンドロ
小林の代打松下 1-2から5球目を空振り三振

Honda選手交代
ピッチャー永野に代えて松尾

神原の代打國澤 初球を打ってピッチャーゴロ

狭山市 003 040 3  10
高松市 000 000 0  0

試合時間:1時間58分
大会規定によりコールドゲーム



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JR四国側から見ると、ある程度覚悟は出来ていましたが、想像以上の一方的な試合になってしまい、一昨年の第86回大会の、日本生命対西部ガス戦以来の10点差コールドゲームになりました。

正直な話、これはある程度は致し方ない事かとも考えます。

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どこのチームも、企業のシンボルチームであり、さらには町の代表チームであり続ける為に、強豪高校だけではなく各大学からも、戦力となり得る選手をスカウトし、入社(入部)させてきました。そんな中JR四国野球部は、頑ななまでに高卒の選手に拘り、強化を進めてきました。

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しかしながら一昨年からは、さらに高みを目指すべく、地元高校を卒業し、全国に散った大学生を数人ずつ入部、つまりは大幅に方向転換を進めつつあります。これはこれて良い事と考えます。

ただ、大卒の選手と言えど、力不足なところも少なからずあるでしょうし、社会人野球に対する経験の不足もあろうと考えます。この試合でのスターティングメンバー10人中、3人が新加入の選手。

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四国内の予選はともかく、都市対抗野球大会本選と言う強烈なプレッシャーに対する経験の少なさが出てしまったんじゃないかな。これだけは幾ら練習したところで拭い去れるもんでもない。

ただ、この大会に出場して肌で感じた事を、今後入部してくる後輩の大卒選手に語り継いでいただければな、などとも考えます。それがまた「構造改革」の始まったJR四国野球部の、今大会にベンチ入りした選手の新たな力になれば、それがまた野球部の新たな「動輪」になる、とも思います。

ひと休みしたら、社会人野球日本選手権、つまりは秋に向けた戦いが始まる事と思います。まずは体も頭も休めて、新たな気持ちで、京セラドーム大阪でお逢い出来ればこれ幸いです。

2017.07.18 / Top↑
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