昨日6月28日に、(今年何回目か覚えてませんが)わかさスタジアム京都へ、日本新薬硬式野球部と、三菱自動車岡崎硬式野球部のオープン戦を観戦に行ってきました。

この日は他に、阪神鳴尾浜球場で阪神タイガース対オリックスバファローズ、日本生命スタジアムで日本生命硬式野球部対Honda鈴鹿硬式野球部のオープン戦が予定されてましたが、日本生命スタジアムの試合は朝9時に雨天中止の報。阪神鳴尾浜球場は午前中はスタンド解放なし(実際は11時開門)となり、続報が待ちきれないので、わかさスタジアム京都に赴いた次第、であります。

すでに前の野球観戦(6月14日)から二週間のブランク。シーズンオフでもないのにこの「間」は空き過ぎ。天気予報が二転三転しましたが、無事雨に降られる事もなく、試合は行われました。
長い長い、苛酷で熾烈な都道府県予選・地区予選を終えて、どのチームも暫しの「球暇」を経ての再始動の時期。オープン戦と称するか、壮行試合と称するかはチームによって異なりますが、東京ドームへ向けて、心身共に研ぎ澄まし、眠っていた闘争本能を呼び覚ます時期に来ました。

まずは愛知県岡崎市・三菱自動車岡崎。


名だたる強豪ひしめき合う東海地区予選。ひとつ曲がり角ひとつ間違うと、とんでもなくトーナメント戦を繰り返さねばなりませんが、その「恐怖」と背中合わせになりつつも、激戦を勝ち抜き、4年ぶり10度目の本選出場は東海地区第一代表。改めておめでとうございます。

迎え撃つ、4年連続34回目出場の京都市・日本新薬硬式野球部。


こちらは、近畿地区第一代表決定戦まで進出したものの、日本生命野球部の壁に跳ね返され、第二代表決定戦ではNTT西日本に弾き飛ばされ、青息吐息の第三代表での本選出場。近畿地区も、東海地区予選に負けず劣らず、強豪チームのぶつかり合いが繰り返されます。是又戦いの結果。
すでに各チーム、補強選手も発表になり、トーナメントの組み合わせ抽選も終了、両チームは優勝決定戦まで相対する事はありません、が、前哨戦と考えると興味深い対戦かと思われます。
以下、時期が時期なだけに「ダイジェスト」でお送りします。
6月28日 壮行試合 日本新薬対三菱自動車岡崎(わかさスタジアム京都)
スターティングオーダー
先攻:岡崎市・三菱自動車岡崎
1(左)豊住康太 (鹿児島実業高校)
2(中)平井孝治 (尽誠学園高校~筑波大学)
3(二)山野辺翔 (桐蔭学園高校~桜美林大学)
4(三)田口蒔人 (山梨学院高校~帝京大学)
5(一)小室和弘 (昌平高校~明治大学)
6(右)福永泰志 (鹿児島実業高校)
7(指)小林崇人 (比叡山高校~早稲田大学)
8(捕)清水恭平 (愛工大名電高校~ 国際武道大学)
9(遊)冨澤一晃 (愛工大名電高校~東洋大学)
投:山本大貴 (北星学園大学附属高校)
後攻:京都市・日本新薬
1(中)福田泰平 (玉野光南高校~立命館大学)
2(遊)板倉健人 (静岡高校~立正大学)
3(一)濱田竜之佑(鹿児島実業高校~専修大学)
4(指)大畑建人 (神村学園高校~大阪体育大学)
5(左)田中一八 (福知山成美高校~九州共立大学)
6(右)久保田昌也(龍谷大学付属平安高校~國學院大学)
7(捕)鎌田将吾 (鈴鹿高校~朝日大学)
8(三)正木健太郎(履正社高校~創価大学)
9(二)吉野翔太 (奈良商業高校~東亜大学)
投:小松貴志 (創価高校~創価大学)
審判員

球審:井尾謙太 一塁:飯田昌幸 三塁:近本一真


1回裏、日本新薬は先頭の福田選手のフォアボールと内野ゴロ、さらにはワイルドピッチでワンアウトランナー1、3塁のチャンスに、4番大畑選手のライトへの犠牲フライで1点先制。


3回表、三菱自動車岡崎は、ここまで完璧に抑えられていた日本新薬先発・小松投手から、冨澤選手がチーム初のランナーとなるレフト前ヒットを放ち、そしてセカンドへの盗塁をを放つも無得点。


4回裏。2回裏のショートゴロダブルプレイで立ち直りつつある三菱自動車岡崎・先発の山本投手。荒れ球こそあるものの、連打やランナーを溜めない慎重なピッチング。ようやく暖まりつつあった。


5回裏。2回裏以降山本投手に封じ込められていた日本新薬打線は、ワンアウトから福田選手の内野安打とセカンドへの盗塁から濱田選手のレフト前タイムリーヒットでようやく追加点。


追う三菱自動車岡崎は6回表、冨澤選手がチーム2本目のヒットをセンター前へ放つも、次のバッター豊住選手の打席の時に牽制タッチアウトてチャンス潰える。


6回裏。三菱自動車岡崎選手は先発の山本投手からから、2番手の宮尾陽佑投手(富山工業高校)投手に交代。下位に向かう日本新薬打線を、三者凡退に封じて味方の反撃を待つ。


7回表、日本新薬は小松投手から2番手・滝谷陣投手(智辯和歌山高校~近畿大学)にスイッチ。



7回裏、日本新薬はワンアウトから吉野選手がフォアボールで出塁。代走の仲間貴紀選手(宜野座高校~名桜大学)が次のバッター福田選手の初球にすかさず盗塁、ファーストゴロの間にサードへ、そして板倉選手のタイムリーヒットで、試合をほぼ決定づける3点目。



8回裏、三菱自動車岡崎は宮尾投手に代えて星野裕帆投手(川越東高校)。エラーと盗塁でランナーを2塁まで進めるも無失点。


9回表、日本新薬最後のマウンドには加藤投手。


三菱自動車岡崎は代打攻勢を仕掛けるも反撃ならず、14:30試合終了。

三菱岡崎 000 000 000 0 H3 E1
日本新薬 100 001 01X 3 H5 E0
試合時間:2時間10分
観衆:8

まず、ありがたかったのは、観衆がろくすっぽ見込めない、ド平日のオープン戦にも関わらず、スコアボードをほぼフル点灯(審判各氏の名前が無い)してくださった、主催の日本新薬野球部関係者の方に、熱く御礼申し上げます。場内アナウンスはありませんでしたが、色々と助かりました。

で、あと三週間ほどで都市対抗野球大会本選が始まります。一応この試合も、あれやこれや記録はしていますが、当分の間ここでは公開しません。本選が終わった頃ひっそりアップしようかな、と。
この先、両チームとも暫らくオープン戦が続くとは思いますが、どうか怪我だけには気をつけて(とは言え、グラウンドに立ったら「全力」とは思いますが)、本選を迎えて頂きたい、と思います。


この日は他に、阪神鳴尾浜球場で阪神タイガース対オリックスバファローズ、日本生命スタジアムで日本生命硬式野球部対Honda鈴鹿硬式野球部のオープン戦が予定されてましたが、日本生命スタジアムの試合は朝9時に雨天中止の報。阪神鳴尾浜球場は午前中はスタンド解放なし(実際は11時開門)となり、続報が待ちきれないので、わかさスタジアム京都に赴いた次第、であります。


すでに前の野球観戦(6月14日)から二週間のブランク。シーズンオフでもないのにこの「間」は空き過ぎ。天気予報が二転三転しましたが、無事雨に降られる事もなく、試合は行われました。
長い長い、苛酷で熾烈な都道府県予選・地区予選を終えて、どのチームも暫しの「球暇」を経ての再始動の時期。オープン戦と称するか、壮行試合と称するかはチームによって異なりますが、東京ドームへ向けて、心身共に研ぎ澄まし、眠っていた闘争本能を呼び覚ます時期に来ました。

まずは愛知県岡崎市・三菱自動車岡崎。






名だたる強豪ひしめき合う東海地区予選。ひとつ曲がり角ひとつ間違うと、とんでもなくトーナメント戦を繰り返さねばなりませんが、その「恐怖」と背中合わせになりつつも、激戦を勝ち抜き、4年ぶり10度目の本選出場は東海地区第一代表。改めておめでとうございます。

迎え撃つ、4年連続34回目出場の京都市・日本新薬硬式野球部。






こちらは、近畿地区第一代表決定戦まで進出したものの、日本生命野球部の壁に跳ね返され、第二代表決定戦ではNTT西日本に弾き飛ばされ、青息吐息の第三代表での本選出場。近畿地区も、東海地区予選に負けず劣らず、強豪チームのぶつかり合いが繰り返されます。是又戦いの結果。
すでに各チーム、補強選手も発表になり、トーナメントの組み合わせ抽選も終了、両チームは優勝決定戦まで相対する事はありません、が、前哨戦と考えると興味深い対戦かと思われます。
以下、時期が時期なだけに「ダイジェスト」でお送りします。
6月28日 壮行試合 日本新薬対三菱自動車岡崎(わかさスタジアム京都)
スターティングオーダー
先攻:岡崎市・三菱自動車岡崎
1(左)豊住康太 (鹿児島実業高校)
2(中)平井孝治 (尽誠学園高校~筑波大学)
3(二)山野辺翔 (桐蔭学園高校~桜美林大学)
4(三)田口蒔人 (山梨学院高校~帝京大学)
5(一)小室和弘 (昌平高校~明治大学)
6(右)福永泰志 (鹿児島実業高校)
7(指)小林崇人 (比叡山高校~早稲田大学)
8(捕)清水恭平 (愛工大名電高校~ 国際武道大学)
9(遊)冨澤一晃 (愛工大名電高校~東洋大学)
投:山本大貴 (北星学園大学附属高校)
後攻:京都市・日本新薬
1(中)福田泰平 (玉野光南高校~立命館大学)
2(遊)板倉健人 (静岡高校~立正大学)
3(一)濱田竜之佑(鹿児島実業高校~専修大学)
4(指)大畑建人 (神村学園高校~大阪体育大学)
5(左)田中一八 (福知山成美高校~九州共立大学)
6(右)久保田昌也(龍谷大学付属平安高校~國學院大学)
7(捕)鎌田将吾 (鈴鹿高校~朝日大学)
8(三)正木健太郎(履正社高校~創価大学)
9(二)吉野翔太 (奈良商業高校~東亜大学)
投:小松貴志 (創価高校~創価大学)
審判員



球審:井尾謙太 一塁:飯田昌幸 三塁:近本一真






1回裏、日本新薬は先頭の福田選手のフォアボールと内野ゴロ、さらにはワイルドピッチでワンアウトランナー1、3塁のチャンスに、4番大畑選手のライトへの犠牲フライで1点先制。






3回表、三菱自動車岡崎は、ここまで完璧に抑えられていた日本新薬先発・小松投手から、冨澤選手がチーム初のランナーとなるレフト前ヒットを放ち、そしてセカンドへの盗塁をを放つも無得点。






4回裏。2回裏のショートゴロダブルプレイで立ち直りつつある三菱自動車岡崎・先発の山本投手。荒れ球こそあるものの、連打やランナーを溜めない慎重なピッチング。ようやく暖まりつつあった。






5回裏。2回裏以降山本投手に封じ込められていた日本新薬打線は、ワンアウトから福田選手の内野安打とセカンドへの盗塁から濱田選手のレフト前タイムリーヒットでようやく追加点。






追う三菱自動車岡崎は6回表、冨澤選手がチーム2本目のヒットをセンター前へ放つも、次のバッター豊住選手の打席の時に牽制タッチアウトてチャンス潰える。






6回裏。三菱自動車岡崎選手は先発の山本投手からから、2番手の宮尾陽佑投手(富山工業高校)投手に交代。下位に向かう日本新薬打線を、三者凡退に封じて味方の反撃を待つ。






7回表、日本新薬は小松投手から2番手・滝谷陣投手(智辯和歌山高校~近畿大学)にスイッチ。









7回裏、日本新薬はワンアウトから吉野選手がフォアボールで出塁。代走の仲間貴紀選手(宜野座高校~名桜大学)が次のバッター福田選手の初球にすかさず盗塁、ファーストゴロの間にサードへ、そして板倉選手のタイムリーヒットで、試合をほぼ決定づける3点目。









8回裏、三菱自動車岡崎は宮尾投手に代えて星野裕帆投手(川越東高校)。エラーと盗塁でランナーを2塁まで進めるも無失点。






9回表、日本新薬最後のマウンドには加藤投手。






三菱自動車岡崎は代打攻勢を仕掛けるも反撃ならず、14:30試合終了。


三菱岡崎 000 000 000 0 H3 E1
日本新薬 100 001 01X 3 H5 E0
試合時間:2時間10分
観衆:8

まず、ありがたかったのは、観衆がろくすっぽ見込めない、ド平日のオープン戦にも関わらず、スコアボードをほぼフル点灯(審判各氏の名前が無い)してくださった、主催の日本新薬野球部関係者の方に、熱く御礼申し上げます。場内アナウンスはありませんでしたが、色々と助かりました。


で、あと三週間ほどで都市対抗野球大会本選が始まります。一応この試合も、あれやこれや記録はしていますが、当分の間ここでは公開しません。本選が終わった頃ひっそりアップしようかな、と。
この先、両チームとも暫らくオープン戦が続くとは思いますが、どうか怪我だけには気をつけて(とは言え、グラウンドに立ったら「全力」とは思いますが)、本選を迎えて頂きたい、と思います。
2017.06.29 / Top↑
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