初夏、6月も中旬に差し掛かり、長い長い梅雨に突入しました。それと同時に、第88回都市対抗野球大会の各地区予選も最終盤を迎え、全国各地で代表チームが続々と決定していってます。
先週8日木曜日、9日金曜日には無事、中国地区第二次予選も終了。第一代表に三菱重工広島硬式野球部、第二代表にJR西日本硬式野球部と決定しましたが、私の地元近畿地区では昨日12日月曜日に、近畿地区第五代表を争う試合が、舞洲ベースボールスタジアムで行われました。

そして、ここまで「残ってしまった」のは、過去23回の出場経験のある大阪ガス硬式野球部と、同じく33回の出場を誇る、三菱重工神戸・高砂。両チームとも昨年の大会に出場(三菱重工神戸・高砂は第二代表、大阪ガスは第五代表)しているんですが、こんな所まで残ってしまいました。

まずは、2年連続で第五代表決定戦に廻らざるを得なくなってしまった大阪ガス硬式野球部。



こんなのは考え過ぎかも知れませんが、第一代表決定トーナメント初戦、いきなり大和高田クラブに敗れ、全ての歯車が狂ってしまったような印象があります。そう言えば昨年度も、初戦を落とし、巡りめぐって第五代表決定戦。短期決戦のはずが結局、長期決戦になってしまいました、が。

そして、昨年は第二代表だった三菱重工神戸・高砂。



今年に入ってオープン戦や各公式戦を観戦させてもらってますが、公式戦に関してはとにかく打てない。公式戦3試合いずれも完封負け。ここまで言ったら関係者その他の方に叱られるかも知れませんが、ホント守安投手が孤軍奮投。打ちまくって投手陣を楽にさせてあげてほしいんですが。
いずれにしろ、考えられないような、考えられるような顔合わせになってしまった都市対抗野球近畿地区第五代表決定戦。これもまた、熾烈極まりない都市対抗野球大会予なのかな、とも思います。
スターティングオーダー
先攻:大阪ガス
1(三)青柳 匠 (金光学園高校~亜細亜大学)
2(二)峰下智弘 (佐賀学園高校~近畿大学)
3(指)近本光司 (社高校~関西学院大学)
4(左)古川昂樹 (立命館宇治高校~立命館大学)
5(捕)岸田行倫 (報徳学園高校)
6(中)大谷幸宏 (大垣北高校~同志社大学)
7(右)土井翔平 (智辨学園高校~法政大学)
8(一)伊藤諒介 (神港学園高校~法政大学)
9(遊)花本太紀 (東大阪大学柏原高校~創価大学)


投:猿渡眞之 (飯塚高校)
後攻:三菱重工神戸・高砂
1(三)藤原隆蒔 (近江高校~京都産業大学)
2(遊)渡邉祥平 (作陽高校~専修大学)
3(左)黒川栄次 (広陵高校~関西学院大学)
4(右)那賀裕司 (大阪桐蔭高校~立教大学)
5(二)津野祐貴 (東福岡高校~日本体育大学)
6(一)徳田真優 (広陵高校~関西学院大学)
7(指)西岡武蔵 (三重高校)
8(捕)森山 誠 (金沢高校~専修大学)
9(中)殿川慎哉 (神港学園高校)


投:守安玲緒 (菊華高校~富士大学)
審判員

球審:左海資士 一塁:諏合久雄 二塁:美野正則 三塁:飯田昌幸
打撃成績
1回表

青柳 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット

峰下 初球をキャッチャー前送りバント

近本 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ セカンドランナー青柳はサードへ

古川 1-1から3球目を打ってレフトフライ
1回裏

藤原 2-2から5球目を打ってショートゴロ

渡邊 2-2から6球目を打ってファーストゴロ

黒川 初球を打ってレフト前ヒット

那賀 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット

津野 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット

三菱重工神戸・高砂1-0大阪ガス
ファーストランナー那賀はサードへ

徳田 1-2から4球目を見逃し三振
2回表

岸田 3-1から5球目を選んでフォアボール

大谷 初球をピッチャー前送りバント

土井 0-2から3球目を見逃し三振
次打者伊藤の初球(空振り)の際にセカンドランナー岸田飛び出しタッチアウト
2回裏

西岡 2-1から4球目を打ってサードゴロ

森山 2-2から7球目を見逃し三振

殿川 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
次打者藤原の初球にファーストランナー殿川セカンド盗塁成功

藤原 1-2から4球目を打ってショートゴロ
3回表

伊藤 0-2から3球目を空振り三振

花本 2-2から6球目を打ってレフトオーバーソロホームラン

三菱重工神戸・高砂1-1大阪ガス
青柳 (初球凡退)
峰下 初球を打ってファーストライナー
3回裏
渡邊 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット

黒川 初球をピッチャー前送りバント

那賀 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット ファーストランナー渡邊はサードへ

ここで一旦、大阪ガス・竹村監督が間を取りにマウンドへ。

津野 1-1から3球目を打ってレフトへ犠牲フライ



三菱重工神戸・高砂2-1大阪ガス

徳田 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット

ファーストランナー那賀はサードへ

西岡 初球を打ってライトフライ
4回表

近本 フルカウントから6球目を空振り三振

古川 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ

岸田 2-2から6球目を打ってライト前ヒット

大谷 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
4回裏

森山 フルカウントから8球目を打ってキャッチャーファウルフライ

殿川 1-2から4球目を打ってサードゴロ

藤原 1-2から4球目を打ってショートフライ
5回表
土井 2-1から4球目を打ってライトフライ

伊藤 2-2から5球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット

花本 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ

青柳 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
5回裏

渡邊 1-0から2球目を打ってセンターフライ

黒川 1-1から3球目を打ってサードゴロ

那賀 初球を打ってサードゴロ

粛々と、そして至極丁寧に行われるグラウンド整備。
6回表
峰下 初球を打ってセンターフライ
近本 1-2から4球目を打ってレフトフライ

古川 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
6回裏

津野 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ

徳田 初球を打ってセンター前ヒット
西岡 3-1から5球目を選んでフォアボール

ここで、バッテリーだけで二度目の相談。

森山 初球を打ってライトフライ
セカンドランナー徳田はサードへ
殿川 3-1から5球目を選んでフォアボール

大阪ガス・竹村監督二度目のマウンドへ。

藤原 0-2から3球目を空振り三振
7回表

岸田 2-2から5球目を打ってライト前ポテンヒット

大谷 初球をピッチャー前送りバント

ここで、初めて間を取る神船バッテリー。

土井 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット

三菱重工神戸・高砂2-2大阪ガス
伊藤 2-2から5球目を打ってレフトファウルフライ

花本 1-2から6球目を打ってライトフライ
7回裏


渡邊 1-0から2球目を打ってレフトオーバーソロホームラン


三菱重工神戸・高砂3-2大阪ガス


歓喜の輪の中に飛び込んでいく渡邊選手。

黒川 2-0から3球目をサード前バントヒット

那賀 初球をサード前送りバント
大阪ガス選手交代


ピッチャー猿渡に代えて青木貴之(東大阪大学柏原高校~城西国際大学)
津野 2-2から6球目を空振り三振

徳田 初球を打ってレフト前ヒット


しかしセカンドランナー黒川ホームタッチアウト
8回表
青柳 フルカウントから6球目を打ってファーストファウルフライ
峰下 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
近本 0-1から2球目を打ってライトフライ
8回裏
大阪ガス選手交代


ピッチャー青木に代えて温水賀一(都城商業高校~九州産業大学)
西岡 1-2から4球目を空振り三振
森山 初球を打ってサードゴロ
殿川 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
9回表
古川の代打室屋 フルカウントから6球目を空振り三振
岸田 2-1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ


大谷の代打宮崎 1-2から4球目を空振り三振



三菱重工神戸・高砂硬式野球部、4年連続34回目の都市対抗野球大会出場決定!おめでとうございます!
大阪瓦斯 001 000 100 2
三菱神高 101 000 10X 3
試合時間:2時間25分

三菱重工神戸・高砂が取れば大阪ガスが追い付く。シーソーゲーム、とまではいきませんでしたが「最後の戦い」に相応しい好ゲームとなりました。神船・守安投手、大ガス・猿渡投手の投げ合いがどこまで続くか、と思いましたが、こう言った試合は「エースが降板した方が負け」なんでしょう。

改めて三菱重工神戸・高砂硬式野球部の皆様、本選出場おめでとうございます!

(出場認定証を受け取る那賀裕司主将)
ことごとく貧打だった三菱重工神戸・高砂打線。何を隠そう、私が観戦した三菱重工神戸・高砂のJABA公式戦は、ここまで3試合連続「0対1」の敗戦でした。上毛l気に中心でもあり、主将でもある那賀裕司選手の心中も穏やかではなかったはず。それがようやく報われたかなぁ。


(部長さんとか、背広組の方々の胴上げ)
この試合、結果的には3点しか取れませんでしたが11安打。その4番の那賀選手にすら送りバントのサインを出すベンチの思いと執念、そして得点にこそ繋がりませんでしたが、それに応える主将であり4番打者の執着心。これが大阪ガスより少しだけ上回ったんではないかと思います。



(み!つ!お!み!つ!お!のコールとともに、胴上げの輪の中に飛び込む富光男監督)
中国地区では三菱重工広島、東海地区で三菱重工名古屋、三菱自動車岡崎、西関東地区では三菱日立パワーシステムズ、九州地区では九州三菱自動車と、三菱系列チームが本選出場に名乗りをあげています。おそらく神戸・高砂も「負けてはおれぬ」の意識もどこかにあったんではないかと。


(なーかっ!なーかっ!のコールで輪の中心ひ引っ張り出される那賀裕司主将)
本選出場32チームのうち、約1/5が三菱系列チームとなりました。どこも地力のあるチームです。東京ドームでは少なくとも6回「三菱讃歌」が流れる事になります。ぶっちゃけとんでもない大会です。どこがどこまで勝ち進むか。三菱対決は繰り広げられるのか。興味深い大会になりそうです。




(もーりやすっ!もーりやすっ!のコールで守安玲緒投手、そして二次予選期間中、その投手陣を常に支え続けた、もーりやまっ!もーりやまっ!森山誠捕手はスタンドに向けて敬礼)
社会人野球を代表する鉄腕(妖怪)・守安玲緒投手を中心としたピッチャー陣。勝手に「三菱重工守安・玲緒」と称した事もありましたが(いつ?)、尾松義生投手や飛嶋真成投手もいます。かなり強固な投手陣と思います。あとは攻撃陣との歯車さえ噛み合えば、てっぺんは狙えると考えています。

――――――本選での、健闘をお祈りいたします!!!

そして、昨年の再現ならなかった大阪ガス硬式野球部。

試合内容をアレコレ申すのはナンですが、公式戦どころかオープン戦でも見た事がないスターティングオーダー。これがちょっと失敗だったようにも感じます。対戦相手からしたら、下位打線に長距離砲の伊藤選手が控えている恐怖感威圧感もあろうかと思いますが、狂った歯車は戻らなかったかな。

最後まで争った「夏」は、梅雨入りと共に終わってしまいました。試合終了後の応援団への挨拶。青柳匠主将が、まるで全ての責任を背負ったかのように、一礼からなかなか頭をあげませんでした。
漠然と、ではありますが「大阪ガスの出ない都市対抗野球」ってのもまだちょっと信じられません。それこそ「ナントカを入れないコーヒー」のような感じ、ではありますが。またナニかと今津グラウンドに観戦に行く事になると思います。その時に、元気な姿を見れれば、と考えております。

長きに渡った第88回都市対抗野球中国地区予選ならびに近畿地区予選は無事終了しました。本選まではいくつか壮行試合やオープン戦があるかと思います。そして、14日の特定シード会議を経て、今週16日には本選トーナメント抽選会。7月14日からはいよいよ「夏本番」を迎えます。
先週8日木曜日、9日金曜日には無事、中国地区第二次予選も終了。第一代表に三菱重工広島硬式野球部、第二代表にJR西日本硬式野球部と決定しましたが、私の地元近畿地区では昨日12日月曜日に、近畿地区第五代表を争う試合が、舞洲ベースボールスタジアムで行われました。


そして、ここまで「残ってしまった」のは、過去23回の出場経験のある大阪ガス硬式野球部と、同じく33回の出場を誇る、三菱重工神戸・高砂。両チームとも昨年の大会に出場(三菱重工神戸・高砂は第二代表、大阪ガスは第五代表)しているんですが、こんな所まで残ってしまいました。

まずは、2年連続で第五代表決定戦に廻らざるを得なくなってしまった大阪ガス硬式野球部。







こんなのは考え過ぎかも知れませんが、第一代表決定トーナメント初戦、いきなり大和高田クラブに敗れ、全ての歯車が狂ってしまったような印象があります。そう言えば昨年度も、初戦を落とし、巡りめぐって第五代表決定戦。短期決戦のはずが結局、長期決戦になってしまいました、が。

そして、昨年は第二代表だった三菱重工神戸・高砂。







今年に入ってオープン戦や各公式戦を観戦させてもらってますが、公式戦に関してはとにかく打てない。公式戦3試合いずれも完封負け。ここまで言ったら関係者その他の方に叱られるかも知れませんが、ホント守安投手が孤軍奮投。打ちまくって投手陣を楽にさせてあげてほしいんですが。
いずれにしろ、考えられないような、考えられるような顔合わせになってしまった都市対抗野球近畿地区第五代表決定戦。これもまた、熾烈極まりない都市対抗野球大会予なのかな、とも思います。
スターティングオーダー
先攻:大阪ガス
1(三)青柳 匠 (金光学園高校~亜細亜大学)
2(二)峰下智弘 (佐賀学園高校~近畿大学)
3(指)近本光司 (社高校~関西学院大学)
4(左)古川昂樹 (立命館宇治高校~立命館大学)
5(捕)岸田行倫 (報徳学園高校)
6(中)大谷幸宏 (大垣北高校~同志社大学)
7(右)土井翔平 (智辨学園高校~法政大学)
8(一)伊藤諒介 (神港学園高校~法政大学)
9(遊)花本太紀 (東大阪大学柏原高校~創価大学)






投:猿渡眞之 (飯塚高校)
後攻:三菱重工神戸・高砂
1(三)藤原隆蒔 (近江高校~京都産業大学)
2(遊)渡邉祥平 (作陽高校~専修大学)
3(左)黒川栄次 (広陵高校~関西学院大学)
4(右)那賀裕司 (大阪桐蔭高校~立教大学)
5(二)津野祐貴 (東福岡高校~日本体育大学)
6(一)徳田真優 (広陵高校~関西学院大学)
7(指)西岡武蔵 (三重高校)
8(捕)森山 誠 (金沢高校~専修大学)
9(中)殿川慎哉 (神港学園高校)






投:守安玲緒 (菊華高校~富士大学)
審判員




球審:左海資士 一塁:諏合久雄 二塁:美野正則 三塁:飯田昌幸
打撃成績
1回表



青柳 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット



峰下 初球をキャッチャー前送りバント



近本 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ セカンドランナー青柳はサードへ



古川 1-1から3球目を打ってレフトフライ
1回裏



藤原 2-2から5球目を打ってショートゴロ



渡邊 2-2から6球目を打ってファーストゴロ



黒川 初球を打ってレフト前ヒット



那賀 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット



津野 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット



三菱重工神戸・高砂1-0大阪ガス
ファーストランナー那賀はサードへ



徳田 1-2から4球目を見逃し三振
2回表



岸田 3-1から5球目を選んでフォアボール



大谷 初球をピッチャー前送りバント



土井 0-2から3球目を見逃し三振
次打者伊藤の初球(空振り)の際にセカンドランナー岸田飛び出しタッチアウト
2回裏



西岡 2-1から4球目を打ってサードゴロ



森山 2-2から7球目を見逃し三振



殿川 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
次打者藤原の初球にファーストランナー殿川セカンド盗塁成功



藤原 1-2から4球目を打ってショートゴロ
3回表



伊藤 0-2から3球目を空振り三振



花本 2-2から6球目を打ってレフトオーバーソロホームラン



三菱重工神戸・高砂1-1大阪ガス
青柳 (初球凡退)
峰下 初球を打ってファーストライナー
3回裏
渡邊 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット



黒川 初球をピッチャー前送りバント



那賀 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット ファーストランナー渡邊はサードへ



ここで一旦、大阪ガス・竹村監督が間を取りにマウンドへ。



津野 1-1から3球目を打ってレフトへ犠牲フライ









三菱重工神戸・高砂2-1大阪ガス



徳田 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット



ファーストランナー那賀はサードへ



西岡 初球を打ってライトフライ
4回表



近本 フルカウントから6球目を空振り三振



古川 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ



岸田 2-2から6球目を打ってライト前ヒット



大谷 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
4回裏



森山 フルカウントから8球目を打ってキャッチャーファウルフライ



殿川 1-2から4球目を打ってサードゴロ



藤原 1-2から4球目を打ってショートフライ
5回表
土井 2-1から4球目を打ってライトフライ



伊藤 2-2から5球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット



花本 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ



青柳 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
5回裏



渡邊 1-0から2球目を打ってセンターフライ



黒川 1-1から3球目を打ってサードゴロ



那賀 初球を打ってサードゴロ


粛々と、そして至極丁寧に行われるグラウンド整備。
6回表
峰下 初球を打ってセンターフライ
近本 1-2から4球目を打ってレフトフライ



古川 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
6回裏



津野 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ



徳田 初球を打ってセンター前ヒット
西岡 3-1から5球目を選んでフォアボール



ここで、バッテリーだけで二度目の相談。



森山 初球を打ってライトフライ
セカンドランナー徳田はサードへ
殿川 3-1から5球目を選んでフォアボール



大阪ガス・竹村監督二度目のマウンドへ。



藤原 0-2から3球目を空振り三振
7回表



岸田 2-2から5球目を打ってライト前ポテンヒット



大谷 初球をピッチャー前送りバント



ここで、初めて間を取る神船バッテリー。



土井 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット



三菱重工神戸・高砂2-2大阪ガス
伊藤 2-2から5球目を打ってレフトファウルフライ



花本 1-2から6球目を打ってライトフライ
7回裏






渡邊 1-0から2球目を打ってレフトオーバーソロホームラン






三菱重工神戸・高砂3-2大阪ガス






歓喜の輪の中に飛び込んでいく渡邊選手。



黒川 2-0から3球目をサード前バントヒット



那賀 初球をサード前送りバント
大阪ガス選手交代






ピッチャー猿渡に代えて青木貴之(東大阪大学柏原高校~城西国際大学)
津野 2-2から6球目を空振り三振



徳田 初球を打ってレフト前ヒット






しかしセカンドランナー黒川ホームタッチアウト
8回表
青柳 フルカウントから6球目を打ってファーストファウルフライ
峰下 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
近本 0-1から2球目を打ってライトフライ
8回裏
大阪ガス選手交代






ピッチャー青木に代えて温水賀一(都城商業高校~九州産業大学)
西岡 1-2から4球目を空振り三振
森山 初球を打ってサードゴロ
殿川 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
9回表
古川の代打室屋 フルカウントから6球目を空振り三振
岸田 2-1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ






大谷の代打宮崎 1-2から4球目を空振り三振





三菱重工神戸・高砂硬式野球部、4年連続34回目の都市対抗野球大会出場決定!おめでとうございます!
大阪瓦斯 001 000 100 2
三菱神高 101 000 10X 3
試合時間:2時間25分

三菱重工神戸・高砂が取れば大阪ガスが追い付く。シーソーゲーム、とまではいきませんでしたが「最後の戦い」に相応しい好ゲームとなりました。神船・守安投手、大ガス・猿渡投手の投げ合いがどこまで続くか、と思いましたが、こう言った試合は「エースが降板した方が負け」なんでしょう。

改めて三菱重工神戸・高砂硬式野球部の皆様、本選出場おめでとうございます!


(出場認定証を受け取る那賀裕司主将)
ことごとく貧打だった三菱重工神戸・高砂打線。何を隠そう、私が観戦した三菱重工神戸・高砂のJABA公式戦は、ここまで3試合連続「0対1」の敗戦でした。上毛l気に中心でもあり、主将でもある那賀裕司選手の心中も穏やかではなかったはず。それがようやく報われたかなぁ。




(部長さんとか、背広組の方々の胴上げ)
この試合、結果的には3点しか取れませんでしたが11安打。その4番の那賀選手にすら送りバントのサインを出すベンチの思いと執念、そして得点にこそ繋がりませんでしたが、それに応える主将であり4番打者の執着心。これが大阪ガスより少しだけ上回ったんではないかと思います。






(み!つ!お!み!つ!お!のコールとともに、胴上げの輪の中に飛び込む富光男監督)
中国地区では三菱重工広島、東海地区で三菱重工名古屋、三菱自動車岡崎、西関東地区では三菱日立パワーシステムズ、九州地区では九州三菱自動車と、三菱系列チームが本選出場に名乗りをあげています。おそらく神戸・高砂も「負けてはおれぬ」の意識もどこかにあったんではないかと。




(なーかっ!なーかっ!のコールで輪の中心ひ引っ張り出される那賀裕司主将)
本選出場32チームのうち、約1/5が三菱系列チームとなりました。どこも地力のあるチームです。東京ドームでは少なくとも6回「三菱讃歌」が流れる事になります。ぶっちゃけとんでもない大会です。どこがどこまで勝ち進むか。三菱対決は繰り広げられるのか。興味深い大会になりそうです。








(もーりやすっ!もーりやすっ!のコールで守安玲緒投手、そして二次予選期間中、その投手陣を常に支え続けた、もーりやまっ!もーりやまっ!森山誠捕手はスタンドに向けて敬礼)
社会人野球を代表する鉄腕(妖怪)・守安玲緒投手を中心としたピッチャー陣。勝手に「三菱重工守安・玲緒」と称した事もありましたが(いつ?)、尾松義生投手や飛嶋真成投手もいます。かなり強固な投手陣と思います。あとは攻撃陣との歯車さえ噛み合えば、てっぺんは狙えると考えています。

――――――本選での、健闘をお祈りいたします!!!

そして、昨年の再現ならなかった大阪ガス硬式野球部。

試合内容をアレコレ申すのはナンですが、公式戦どころかオープン戦でも見た事がないスターティングオーダー。これがちょっと失敗だったようにも感じます。対戦相手からしたら、下位打線に長距離砲の伊藤選手が控えている恐怖感威圧感もあろうかと思いますが、狂った歯車は戻らなかったかな。


最後まで争った「夏」は、梅雨入りと共に終わってしまいました。試合終了後の応援団への挨拶。青柳匠主将が、まるで全ての責任を背負ったかのように、一礼からなかなか頭をあげませんでした。
漠然と、ではありますが「大阪ガスの出ない都市対抗野球」ってのもまだちょっと信じられません。それこそ「ナントカを入れないコーヒー」のような感じ、ではありますが。またナニかと今津グラウンドに観戦に行く事になると思います。その時に、元気な姿を見れれば、と考えております。

長きに渡った第88回都市対抗野球中国地区予選ならびに近畿地区予選は無事終了しました。本選まではいくつか壮行試合やオープン戦があるかと思います。そして、14日の特定シード会議を経て、今週16日には本選トーナメント抽選会。7月14日からはいよいよ「夏本番」を迎えます。
2017.06.13 / Top↑
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