ようこそ、とエラソーに言ってますが、これを書いてる人は、姫路市とは縁もゆかりもありません。
姫路でのオープン戦と言えば新日鐵住金広畑球場、ではありますが、その広畑球場に、2月のMSH医療専門学校に続いて(?)今度は遠路遥々東広島市から、伯和ビクトリーズがやって来ました。
伯和ビクトリーズの試合を観戦するのは2週連続。これで遡る事3月25日土曜日の、松本旗三浦旗大会から、毎週のように何らかの形で広島県下の社会人野球部の試合を観戦している事に。
都市対抗野球地区中国地区二次予直前と言う、これまたビミョーな時期ではありますが、月曜日でもありますし、せっかく遠くから来て下さるんだから、てんでノコノコ出掛けてまいりました。

おはようございます新日鐵住金広畑球場。昭和のかほりプンプン漂う相変わらずのたたずまい。

で、今回驚いたのは、球場入口(と言うか階段下)で、メンバー表と、月間予定表を配布していた事。枚数こそ少ないですが場内アナウンスもなく、スコアボードはランニングスコアのみ、の状況下、これは非常にありがたかったです。ただし、ビジターチームのメンバー表はありません。もっとも、勝手知ったるチームなので、要らんと言えばいらんのですけどね。

で、ようこそお越しくださいました伯和ビクトリーズ。


都市対抗野球地区広島県予選は、薄氷を踏むような戦いで県第五代表の座を獲得。6月1日から「本拠地」でもある東広島アクアスタジアムで行われる、中国地区二次予選を戦う事になりました。


「逆襲の紫」をスローガンにしている今シーズン、後藤大輝新キャプテンのもと、例年になく熱い戦いを繰り広げています。この時期のオープン戦は「ちょっとひと息」ではありますが、予選に向けてのテンションは維持しておかねばならんだろうし、気の休まる暇はないかと思われます。

かたや、迎え撃つ新日鐵住金広畑イーグレッツ。


18日から始まった近畿地区二次予選の一回戦は、NSBベースボールクラブを、終盤7回裏の猛攻で何とか振り切り、次の試合は25日の舞洲ベースボールスタジアムでの対日本生命戦となります。
二次予選の試合から、中3日でのオープン戦となりますが、この試合はどちらから申し出があったにせよ、当初から予定されていた試合。次戦に向けてコンディションを整える時期かも知れませんが、それ以上に、もしかしたら、試合に向けてのテンション維持の方が大切なのかも知れません。
スターティングオーダー
先攻:伯和ビクトリーズ
1(右)後藤大輝 (市立船橋高校~日本体育大学~関メディベースボール学院)
2(二)池田侑矢 (広陵高校~大阪商業大学)
3(左)伊藤 淳 (四日市南高校~大阪体育大学~デュプロ)
4(一)小原礼史 (福岡工業大学城東高校~大阪体育大学)
5(指)石井大和 (拓大紅陵高校~東京情報大学)
6(遊)慶田盛要 (八重山高校~東京情報大学)
7(捕)濱田浩幸 (広島城北高校~近畿大学工学部)
8(三)今井翔大 (文徳高校~東京国際大学)
9(中)上田颯人 (柳ヶ浦高校~奈良産業大学)
投:椙山聡哉 (廿日市西高校~広島修道大学)
●バッテリーはいつも通りながら、内山選手や横山選手は「お休み」。試合出場へのアピール、ではないでしょうけど、普段出場機会の少ない今井選手や池田選手がスターティングオーダーに。
後攻:新日鐵住金広畑イーグレッツ
1(二)飯田 遼 (龍谷大平安高~奈良学園大)
2(三)市原脩平 (関西高校)
3(中)大場勇希 (宇部鴻城高~成美大学)
4(右)佐々木建介(京都外大西高校~京都学園大学)
5(左)上田哲平 (福井工業大学付属福井高校~関西国際大学)
6(一)高橋修平 (福島高校~日本文理大学)
7(指)絹川大紀 (如水館高校~近畿大学)
8(遊)木戸地一希(近大付属新宮高~大阪体育大)
9(捕)福井圭祐 (京都共栄学園高校~姫路独協大学)
投:尾嶋佳太 (飾磨高校~京都産業大学)
〇こちらは、若干並びが違うものの、先のJABA京都大会とほぼ同じスターティングオーダー。
打撃成績
1回表

後藤 2-2から5球目を空振り三振

池田 初球を打ってライトファウルフライ

伊藤淳 1-1から3球目を打ってサードゴロ
1回裏
飯田 0-1から2球目を打ってサード内野安打
市原 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ

大場 初球を打ってセカンドゴロ
2回表

小原 1-2から5球目を打ってピッチャーゴロ

石井 2-1から4球目を打ってレフトフライ

慶田盛 2-2から5球目を見逃し三振
2回裏

佐々木 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
上田 1-2から5球目を打ってサードゴロ

髙橋 1-0から2球目を打ってライトファウルフライ
3回表

濱田 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット

今井 1-0から2球目をピッチャー前送りバント

上田 1-2から4球目を打ってライト前ヒット

後藤 0-1から2球目を打ってレフトへ犠牲フライ

イーグレッツ0-1ビクトリーズ

池田 2-1から4球目を打ってショートゴロ
●先頭バッターが、形はどうあれ塁に出て、送りバントと犠牲フライ、1安打で1点。そつのない攻撃とはまさにこの事。特に大会に突入すると、1点を争う試合になるのは必須なので、オープン戦と言えども、点は取れる時に取る、のが一番よろしいかと思われます。オープン戦とは言うものの、再来週には都市対抗野球中国地区予選が控えてますからね。
3回裏

絹川 2-2から5球目を空振り三振

木戸地 1-0から2球目を打ってサードゴロ
福井 1-0から2球目を打ってセカンド強襲内野安打
飯田 3-1から5球目を選んでフォアボール

市原 3-1から5球目を打って右中間突破2点タイムリースリーベースヒット

イーグレッツ2-1ビクトリーズ

大場 1-2から5球目を打ってライト前タイムリーヒット
イーグレッツ3-1ビクトリーズ

次打者佐々木の3球目前にファーストランナー佐々木牽制タッチアウト
〇伯和ビクトリーズ先発・椙山投手、比較的早いカウントで打たれてます。通常ならストライク先行でビッシビシ投げてくるピッチャーなんですが、この試合の球審の方が、膝付近のストレートがストライクにならない。これが厳しかった。尤も、打たれたボールも酷いコントロールでもなかったし。
4回表
新日鉄住金広畑イーグレッツ選手交代


ピッチャー尾嶋に代えて森達也 キャッチャー福井に代えて田中祐児
伊藤淳 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

小原 1-2から6球目を打ってレフト前ヒット ファーストランナー伊藤淳はサードへ

石井 3-1から5球目を打ってセカンドゴロ サードランナーホームイン
イーグレッツ3-2ビクトリーズ

慶田盛 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
濱田 2-1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
イーグレッツ3-3ビクトリーズ

今井 1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
次打者上田の4球目にセカンドランナー慶田盛サード盗塁成功

さらに5球目にダブルスチール成功 サードランナー慶田盛ホームイン
イーグレッツ3-4ビクトリーズ
上田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
昨年の松本旗三倉旗大会では、それこそ縦横無尽にダイヤモンドを駆け巡った伯和ビクトリーズ。それが鳴りを潜めていたようにも思えますが、まるでいきなり目覚めたかの如くの「2球連続スチール」。これはかなり思い切った策。脚にスランプはないとは申しますが「ブランク」はあったなぁ。
4回裏
佐々木 初球を打ってセカンドゴロ
上田 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
高橋 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
5回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代


ピッチャー森に代えて岡上浩幸(幡多農業高校~四国学院大学)
後藤 1-0から2球目を打ってファーストゴロ

池田 2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
伊藤淳 2-2から5球目を見逃し三振
5回裏
絹川 2-2から5球目を打ってライトフライ

木戸地 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ

田中 2-2から5球目を打ってレフトフライ
6回表
小原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

石井 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
次打者慶田盛の初球にワイルドピッチでファーストランナー小原はセカンドへ

慶田盛 1-1から3球目を打ってライトフライ

セカンドランナー小原はタッチアップでサードへ

濱田 初球デッドボール

今井 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
6回裏
伯和ビクトリーズ選手交代


ピッチャー椙山に代えて平川太一(尾道高校)
ショート慶田盛とサード今井を入れ替え

飯田 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

市原の代打大野弘仁(柳ヶ浦高校~愛知学院大学) 初球をピッチャー前送りバント

大場 0-1から2球目を打ってショートゴロ

佐々木 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
7回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代
代打大野がそのまま入りサード


ピッチャー岡上に代えて森本汰一(秀岳館高校~九州共立大学)

キャッチャー田中に代えて島内謙志(佐賀学園高校)

上田 2-2から5球目を打ってショートフライ

後藤 フルカウントから8球目を打ってライトフライ

池田 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット

伊藤淳 フルカウントから9球目を空振り三振
7回裏
上田の代打庄子哲徳(奈良大学附属高校~大阪体育大学) 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
高橋の代打池本俊輔(松山商業高校~広島経済大学9 初球をピッチャー前送りバントが内野安打
伯和ビクトリーズ選手交代


ピッチャー平川に代えて佐原圭亮(広陵高校~吉備国際大学)

絹川の代打椎名潤(橘学苑高校~富士大学) 2-2から6球目を見逃し三振

木戸地 1-2から5球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
●「あかん」と思った所なのか、元々そう言う場面での登板を想定していたのか、ただの順番通りなのか、ランナーが2人たまった所で佐原投手に継投。そして期待通りのダブルプレイ。プロ野球チームの投手リレーでも、ここまでキレイにハマる事もなかなかないかと思われます。
8回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代
代打庄子がそのまま入りレフト 代打池本がそのまま入りファースト

小原 2-0から3球目を打って左中間突破ツーベースヒット
石井 1-0から2球目を打ってライトフライ

慶田盛 ストレートのフォアボール

濱田 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット


イーグレッツ3-5ビクトリーズ

今井 初球を打ってレフト前タイムリーヒット

イーグレッツ3-6ビクトリーズ

上田 初球をセカンド前送りバント

後藤 初球を打ってセカンドフライ
8回裏


島内 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット

飯田 0-2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
大野 1-1から3球目を打ってショートゴロ
9回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代


ピッチャー森本に代えて宮田康喜(姫路南高校)

池田の代打國島一平(東北高高校~日本体育大学) 初球を打ってライト前ヒット
代走藤澤直樹(伊那弥生ヶ丘高校~日本体育大学)

伊藤淳 1-1から3球目をピッチャー前送りバント
小原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

石井 2-0から3球目を打ってセンターフライ
慶田盛 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

濱田 0-1から2球目を打ってサードゴロ
●結果的にはサヨナラ負けになってしまいましたが、思い返せば、ここであと何点か欲しかった。場面としては「だめ押し」が出来る所でもありましたしね。ちょっと勿体ないイニングでした
9回裏
伯和ビクトリーズ選手交代
代走藤澤がそのまま入りサード サード慶田盛がショート


ピッチャー佐原に代えて棚橋修司(近江高校~大阪工業大学)
大場 1-1から3球目を打ってライトオーバーツーベースヒット
佐々木 1-2から4球目を空振り三振
庄子 3-1から5球目を選んでフォアボール
池本 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者椎名の初球前にピッチャー棚橋セカンドへ牽制悪送球サードランナー大場ホームイン
イーグレッツ4-6ビクトリーズ
椎名 2-0から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
イーグレッツ5-6ビクトリーズ
木戸地 1-1から3球目を打ってライトへ犠牲フライ
イーグレッツ6-6ビクトリーズ

島内 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット

飯田 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
伯和ビクトリーズ選手交代


ピッチャー棚橋に代えて田村 凌太郎(大田高校~大阪体育大学)
大野 1-1から3球目を打ってサヨナラ内野安打
伯和ビクトリーズ 001 300 020 6
広畑イーグレッツ 003 000 004 7
試合時間:おおよそ3時間29分
観衆:9
投手成績
伯和ビクトリーズ
椙山 5 回 18人 63球 4被安打 1与四死球 1奪三振 3失点 3自責点
平川 1.0回 4人 10球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
佐原 2 回 5人 22球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
棚橋 1.2回 11人 42球 6被安打 2与四死球 1奪三振 4失点 4自責点
田村 0 回 1人 3球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
新日鐵住金広畑イーグレッツ
尾嶋 3 回 11人 41球 2被安打 0与四死球 2奪三振 1失点 1自責点
森 1 回 7人 33球 3被安打 1与四死球 0奪三振 3失点 0自責点
岡上 2 回 8人 32球 0被安打 2与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
森本 2 回 11人 39球 4被安打 1与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
宮田 1 回 6人 22球 1被安打 2与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

両チームビッグイニングの応酬、頻繁に投手交代も行い、社会人野球のオープン戦共ではそうそうお目にかかれない試合の長さになりましたが、良い所も悪い所もみな出た、と言うか出せた試合かと思います。それこそ「オープン戦でよかったよかった」と言わぬばかりの試合内容だったかと。

その証拠に、両ベンチ共々、反省会はかなり長かったです。詳しくは控えますが。
新日鐵住金広畑イーグレッツは既に近畿地区予選に突入しています。伯和ビクトリーズはしばらく間が空きますが6月1日から、まずは予選リーグ戦を戦います。それまでにオープン戦がもう1試合予定されています。長くはなりましたが、これが今後の都市対抗野球地区最終予選に活かされれば。

今日のポジティブ要素は、9回裏の牽制悪送球以外は全くエラーが出なかった事。守備から崩壊していく試合って、観ててつまらんし、当然やってる方もつまらんはず。ただ、試合前の守備練習を見てると、両チームとも守備の心配はなさそうです。点を取ってナンボの野球ですが、やらないのも手。
特に攻撃力の拮抗したチーム同士ともなると、些細なミスが一気崩壊に繋がる。それが如実に表れたのが9回裏。フォアボールでランナーを溜めて、牽制悪送球は「自滅」以外のナニモノでもない。勿体ない負け、では済まされぬ都市対抗野球地区予選。今後の両チームの健闘をお祈り致します。
姫路でのオープン戦と言えば新日鐵住金広畑球場、ではありますが、その広畑球場に、2月のMSH医療専門学校に続いて(?)今度は遠路遥々東広島市から、伯和ビクトリーズがやって来ました。
伯和ビクトリーズの試合を観戦するのは2週連続。これで遡る事3月25日土曜日の、松本旗三浦旗大会から、毎週のように何らかの形で広島県下の社会人野球部の試合を観戦している事に。
都市対抗野球地区中国地区二次予直前と言う、これまたビミョーな時期ではありますが、月曜日でもありますし、せっかく遠くから来て下さるんだから、てんでノコノコ出掛けてまいりました。


おはようございます新日鐵住金広畑球場。昭和のかほりプンプン漂う相変わらずのたたずまい。


で、今回驚いたのは、球場入口(と言うか階段下)で、メンバー表と、月間予定表を配布していた事。枚数こそ少ないですが場内アナウンスもなく、スコアボードはランニングスコアのみ、の状況下、これは非常にありがたかったです。ただし、ビジターチームのメンバー表はありません。もっとも、勝手知ったるチームなので、要らんと言えばいらんのですけどね。

で、ようこそお越しくださいました伯和ビクトリーズ。




都市対抗野球地区広島県予選は、薄氷を踏むような戦いで県第五代表の座を獲得。6月1日から「本拠地」でもある東広島アクアスタジアムで行われる、中国地区二次予選を戦う事になりました。




「逆襲の紫」をスローガンにしている今シーズン、後藤大輝新キャプテンのもと、例年になく熱い戦いを繰り広げています。この時期のオープン戦は「ちょっとひと息」ではありますが、予選に向けてのテンションは維持しておかねばならんだろうし、気の休まる暇はないかと思われます。

かたや、迎え撃つ新日鐵住金広畑イーグレッツ。




18日から始まった近畿地区二次予選の一回戦は、NSBベースボールクラブを、終盤7回裏の猛攻で何とか振り切り、次の試合は25日の舞洲ベースボールスタジアムでの対日本生命戦となります。
二次予選の試合から、中3日でのオープン戦となりますが、この試合はどちらから申し出があったにせよ、当初から予定されていた試合。次戦に向けてコンディションを整える時期かも知れませんが、それ以上に、もしかしたら、試合に向けてのテンション維持の方が大切なのかも知れません。
スターティングオーダー
先攻:伯和ビクトリーズ
1(右)後藤大輝 (市立船橋高校~日本体育大学~関メディベースボール学院)
2(二)池田侑矢 (広陵高校~大阪商業大学)
3(左)伊藤 淳 (四日市南高校~大阪体育大学~デュプロ)
4(一)小原礼史 (福岡工業大学城東高校~大阪体育大学)
5(指)石井大和 (拓大紅陵高校~東京情報大学)
6(遊)慶田盛要 (八重山高校~東京情報大学)
7(捕)濱田浩幸 (広島城北高校~近畿大学工学部)
8(三)今井翔大 (文徳高校~東京国際大学)
9(中)上田颯人 (柳ヶ浦高校~奈良産業大学)
投:椙山聡哉 (廿日市西高校~広島修道大学)
●バッテリーはいつも通りながら、内山選手や横山選手は「お休み」。試合出場へのアピール、ではないでしょうけど、普段出場機会の少ない今井選手や池田選手がスターティングオーダーに。
後攻:新日鐵住金広畑イーグレッツ
1(二)飯田 遼 (龍谷大平安高~奈良学園大)
2(三)市原脩平 (関西高校)
3(中)大場勇希 (宇部鴻城高~成美大学)
4(右)佐々木建介(京都外大西高校~京都学園大学)
5(左)上田哲平 (福井工業大学付属福井高校~関西国際大学)
6(一)高橋修平 (福島高校~日本文理大学)
7(指)絹川大紀 (如水館高校~近畿大学)
8(遊)木戸地一希(近大付属新宮高~大阪体育大)
9(捕)福井圭祐 (京都共栄学園高校~姫路独協大学)
投:尾嶋佳太 (飾磨高校~京都産業大学)
〇こちらは、若干並びが違うものの、先のJABA京都大会とほぼ同じスターティングオーダー。
打撃成績
1回表



後藤 2-2から5球目を空振り三振



池田 初球を打ってライトファウルフライ



伊藤淳 1-1から3球目を打ってサードゴロ
1回裏
飯田 0-1から2球目を打ってサード内野安打
市原 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ



大場 初球を打ってセカンドゴロ
2回表



小原 1-2から5球目を打ってピッチャーゴロ



石井 2-1から4球目を打ってレフトフライ



慶田盛 2-2から5球目を見逃し三振
2回裏



佐々木 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
上田 1-2から5球目を打ってサードゴロ



髙橋 1-0から2球目を打ってライトファウルフライ
3回表



濱田 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット



今井 1-0から2球目をピッチャー前送りバント



上田 1-2から4球目を打ってライト前ヒット



後藤 0-1から2球目を打ってレフトへ犠牲フライ



イーグレッツ0-1ビクトリーズ



池田 2-1から4球目を打ってショートゴロ
●先頭バッターが、形はどうあれ塁に出て、送りバントと犠牲フライ、1安打で1点。そつのない攻撃とはまさにこの事。特に大会に突入すると、1点を争う試合になるのは必須なので、オープン戦と言えども、点は取れる時に取る、のが一番よろしいかと思われます。オープン戦とは言うものの、再来週には都市対抗野球中国地区予選が控えてますからね。
3回裏



絹川 2-2から5球目を空振り三振



木戸地 1-0から2球目を打ってサードゴロ
福井 1-0から2球目を打ってセカンド強襲内野安打
飯田 3-1から5球目を選んでフォアボール



市原 3-1から5球目を打って右中間突破2点タイムリースリーベースヒット



イーグレッツ2-1ビクトリーズ



大場 1-2から5球目を打ってライト前タイムリーヒット
イーグレッツ3-1ビクトリーズ



次打者佐々木の3球目前にファーストランナー佐々木牽制タッチアウト
〇伯和ビクトリーズ先発・椙山投手、比較的早いカウントで打たれてます。通常ならストライク先行でビッシビシ投げてくるピッチャーなんですが、この試合の球審の方が、膝付近のストレートがストライクにならない。これが厳しかった。尤も、打たれたボールも酷いコントロールでもなかったし。
4回表
新日鉄住金広畑イーグレッツ選手交代




ピッチャー尾嶋に代えて森達也 キャッチャー福井に代えて田中祐児
伊藤淳 フルカウントから7球目を選んでフォアボール



小原 1-2から6球目を打ってレフト前ヒット ファーストランナー伊藤淳はサードへ



石井 3-1から5球目を打ってセカンドゴロ サードランナーホームイン
イーグレッツ3-2ビクトリーズ



慶田盛 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
濱田 2-1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
イーグレッツ3-3ビクトリーズ



今井 1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
次打者上田の4球目にセカンドランナー慶田盛サード盗塁成功



さらに5球目にダブルスチール成功 サードランナー慶田盛ホームイン
イーグレッツ3-4ビクトリーズ
上田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
昨年の松本旗三倉旗大会では、それこそ縦横無尽にダイヤモンドを駆け巡った伯和ビクトリーズ。それが鳴りを潜めていたようにも思えますが、まるでいきなり目覚めたかの如くの「2球連続スチール」。これはかなり思い切った策。脚にスランプはないとは申しますが「ブランク」はあったなぁ。
4回裏
佐々木 初球を打ってセカンドゴロ
上田 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
高橋 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
5回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代




ピッチャー森に代えて岡上浩幸(幡多農業高校~四国学院大学)
後藤 1-0から2球目を打ってファーストゴロ



池田 2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
伊藤淳 2-2から5球目を見逃し三振
5回裏
絹川 2-2から5球目を打ってライトフライ



木戸地 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ



田中 2-2から5球目を打ってレフトフライ
6回表
小原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール



石井 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
次打者慶田盛の初球にワイルドピッチでファーストランナー小原はセカンドへ



慶田盛 1-1から3球目を打ってライトフライ



セカンドランナー小原はタッチアップでサードへ



濱田 初球デッドボール



今井 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
6回裏
伯和ビクトリーズ選手交代




ピッチャー椙山に代えて平川太一(尾道高校)
ショート慶田盛とサード今井を入れ替え



飯田 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット



市原の代打大野弘仁(柳ヶ浦高校~愛知学院大学) 初球をピッチャー前送りバント



大場 0-1から2球目を打ってショートゴロ



佐々木 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
7回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代
代打大野がそのまま入りサード




ピッチャー岡上に代えて森本汰一(秀岳館高校~九州共立大学)


キャッチャー田中に代えて島内謙志(佐賀学園高校)



上田 2-2から5球目を打ってショートフライ



後藤 フルカウントから8球目を打ってライトフライ



池田 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット



伊藤淳 フルカウントから9球目を空振り三振
7回裏
上田の代打庄子哲徳(奈良大学附属高校~大阪体育大学) 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
高橋の代打池本俊輔(松山商業高校~広島経済大学9 初球をピッチャー前送りバントが内野安打
伯和ビクトリーズ選手交代




ピッチャー平川に代えて佐原圭亮(広陵高校~吉備国際大学)



絹川の代打椎名潤(橘学苑高校~富士大学) 2-2から6球目を見逃し三振



木戸地 1-2から5球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
●「あかん」と思った所なのか、元々そう言う場面での登板を想定していたのか、ただの順番通りなのか、ランナーが2人たまった所で佐原投手に継投。そして期待通りのダブルプレイ。プロ野球チームの投手リレーでも、ここまでキレイにハマる事もなかなかないかと思われます。
8回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代
代打庄子がそのまま入りレフト 代打池本がそのまま入りファースト



小原 2-0から3球目を打って左中間突破ツーベースヒット
石井 1-0から2球目を打ってライトフライ



慶田盛 ストレートのフォアボール



濱田 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット






イーグレッツ3-5ビクトリーズ



今井 初球を打ってレフト前タイムリーヒット



イーグレッツ3-6ビクトリーズ



上田 初球をセカンド前送りバント



後藤 初球を打ってセカンドフライ
8回裏






島内 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット



飯田 0-2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
大野 1-1から3球目を打ってショートゴロ
9回表
新日鐵住金広畑イーグレッツ選手交代




ピッチャー森本に代えて宮田康喜(姫路南高校)



池田の代打國島一平(東北高高校~日本体育大学) 初球を打ってライト前ヒット
代走藤澤直樹(伊那弥生ヶ丘高校~日本体育大学)



伊藤淳 1-1から3球目をピッチャー前送りバント
小原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール



石井 2-0から3球目を打ってセンターフライ
慶田盛 フルカウントから7球目を選んでフォアボール



濱田 0-1から2球目を打ってサードゴロ
●結果的にはサヨナラ負けになってしまいましたが、思い返せば、ここであと何点か欲しかった。場面としては「だめ押し」が出来る所でもありましたしね。ちょっと勿体ないイニングでした
9回裏
伯和ビクトリーズ選手交代
代走藤澤がそのまま入りサード サード慶田盛がショート




ピッチャー佐原に代えて棚橋修司(近江高校~大阪工業大学)
大場 1-1から3球目を打ってライトオーバーツーベースヒット
佐々木 1-2から4球目を空振り三振
庄子 3-1から5球目を選んでフォアボール
池本 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者椎名の初球前にピッチャー棚橋セカンドへ牽制悪送球サードランナー大場ホームイン
イーグレッツ4-6ビクトリーズ
椎名 2-0から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
イーグレッツ5-6ビクトリーズ
木戸地 1-1から3球目を打ってライトへ犠牲フライ
イーグレッツ6-6ビクトリーズ



島内 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット



飯田 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
伯和ビクトリーズ選手交代




ピッチャー棚橋に代えて田村 凌太郎(大田高校~大阪体育大学)
大野 1-1から3球目を打ってサヨナラ内野安打
伯和ビクトリーズ 001 300 020 6
広畑イーグレッツ 003 000 004 7
試合時間:おおよそ3時間29分
観衆:9
投手成績
伯和ビクトリーズ
椙山 5 回 18人 63球 4被安打 1与四死球 1奪三振 3失点 3自責点
平川 1.0回 4人 10球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
佐原 2 回 5人 22球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
棚橋 1.2回 11人 42球 6被安打 2与四死球 1奪三振 4失点 4自責点
田村 0 回 1人 3球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
新日鐵住金広畑イーグレッツ
尾嶋 3 回 11人 41球 2被安打 0与四死球 2奪三振 1失点 1自責点
森 1 回 7人 33球 3被安打 1与四死球 0奪三振 3失点 0自責点
岡上 2 回 8人 32球 0被安打 2与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
森本 2 回 11人 39球 4被安打 1与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
宮田 1 回 6人 22球 1被安打 2与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

両チームビッグイニングの応酬、頻繁に投手交代も行い、社会人野球のオープン戦共ではそうそうお目にかかれない試合の長さになりましたが、良い所も悪い所もみな出た、と言うか出せた試合かと思います。それこそ「オープン戦でよかったよかった」と言わぬばかりの試合内容だったかと。


その証拠に、両ベンチ共々、反省会はかなり長かったです。詳しくは控えますが。
新日鐵住金広畑イーグレッツは既に近畿地区予選に突入しています。伯和ビクトリーズはしばらく間が空きますが6月1日から、まずは予選リーグ戦を戦います。それまでにオープン戦がもう1試合予定されています。長くはなりましたが、これが今後の都市対抗野球地区最終予選に活かされれば。


今日のポジティブ要素は、9回裏の牽制悪送球以外は全くエラーが出なかった事。守備から崩壊していく試合って、観ててつまらんし、当然やってる方もつまらんはず。ただ、試合前の守備練習を見てると、両チームとも守備の心配はなさそうです。点を取ってナンボの野球ですが、やらないのも手。
特に攻撃力の拮抗したチーム同士ともなると、些細なミスが一気崩壊に繋がる。それが如実に表れたのが9回裏。フォアボールでランナーを溜めて、牽制悪送球は「自滅」以外のナニモノでもない。勿体ない負け、では済まされぬ都市対抗野球地区予選。今後の両チームの健闘をお祈り致します。
2017.05.23 / Top↑
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