話が若干前後してしまいますが、去る5月8日の月曜日に、カナフレックス対JR西日本のオープン戦を観戦しに、大阪府は吹田市にある、万博記念公園野球場へ行ってきました。
大阪府北部とは言うものの、堺市からは比較的楽に行ける球場ながら、なかなか行く機会もなく、どないかして行けぬものか、と考えてたんですが、それこそ「渡りに舟」のオープン戦観戦です。

ゴールデンウィーク明けの月曜日の南海高野線初芝駅。試合開始予定時刻は13:00と言う事で、かなりゆったりの出立。とは言うものの、両チームの準備が整えば予定時刻よりも早く始まる事の多い社会人野球の試合。早く出る事にこした事はありません。


吹田市まで何で出るか、がまず考えどころですが、慌ただしく乗り換えを繰り返すのもアレなので、無難に中百舌鳥駅から地下鉄御堂筋線、そしてそのまま北大阪急行線で千里中央駅へ参ります。


所要時間はおおよそ50分。十数年ぶりの、北大阪急行千里中央駅到着。2フロア吹き抜けのなかなか洒落た造り。地下鉄電車をこんな角度から見る事が出来る駅もそうそうないかと思われます。改札口を出て、電車が来た方向、南に向かいます。順路は割とややこしいです。

駅の外に出て、ショッピングモールを通り抜けてだいたい5分かそこら、歩く事になります。


ここからは、これも何年ぶりかの「大阪モノレール」乗車。大阪モノレールの経営会社は「大阪高速鉄道」。主要株主は大阪府。その他に阪急電鉄、京阪電鉄等も名を連ねていますが、駅構内の造作は何となく洒落た雰囲気、阪急電車の駅を思い起こさせます。

かつては営業キロ数世界一を誇った大阪モノレール。そして、高架線とは言え丘陵地帯を駆け抜けるので、軌道の造りもなかなかダイナミック。


目的地の「万博記念公園駅」は千里中央駅から2つ先。手前には車庫を見ることが出来ます。またここからは、モノレールには珍しい支線(通称:彩都線)が分岐しています。

駅を出て左に行くと、セブンイレブンがあります。食糧調達ならここがよいかと思われます。

そのセブンイレブンの前の道をそのまま進みます。その先では大阪モノレールの軌道の分岐の様子を、さらにその北側には、大阪万博の象徴でもある「太陽の塔」を見ることが出来ます。昭和45年の大阪万博の際には、この付近に、北大阪急行「万国博中央口駅」が半年間だけ設置されていました。

2015年に、エキスポランドの跡地にオープンした「EXPOCITY」の敷地を通ります。


後はしばらく、大阪モノレールの軌道の横を歩きます。歩行者・自転車専用道路になっています。ところどころに「万博記念競技場」とか「ガンバ大阪:クラブハウス」と言った案内があります。


小さな陸橋を渡り終えると、ささやかな木立の向こうに、目指す「野球場」が見えてきます。

高さがそんなにないので、パッと見、野球場には見えません。

小さなトンネルみたいなのがありますが、これはどうやら管理事務所その他への入口のようです。

一般人はこちらから。建物はもしかしたら「チケットブース」か何かだと思われます。

球場に入ってみます。グラウンドは内野が土、外野は天然芝。外野席の向こうにも木立があり、自然豊かな球場です。ただし、「逃げ場」が全くといって良いほどないので、日焼け対策は十分に。球場の構造としては、丘陵地帯の小山を開削して、主要設備を追加した「掘り下げ式」の球場。

目を引くのはグラウンドへの散水設備。全自動になっています。

スタンドは全面芝生席。舗装されたコンコースがありますが、外野はどこまで行けるのか。

バックネット裏最上段には飲料水の自動販売機が1台。自動販売機は球場外、先ほど通ってきた通路の傍らにもあります。また喫煙コーナーもそこに併設されています。飲むモノはそこそこあります。

トイレはその喫煙コーナーの側、もしくはスタンドを少し降りた所にもあります。

センター120メートル、両翼90メートル。現在の基準からしたらかなり狭いです。

内野スタンドの様子。シロツメクサが満開。こんな雰囲気の中で野球観戦をしたのは後にも先にも初めて。ただし雨上がりは悲惨な事になるかと思います。超の付く好天でよかった良かった。

スコアボードは磁気反転式。ボールカウントは昔懐かしい「SBO」。しかし、何人来場者があるか分からんような、月曜日昼間のオープン戦にも関わらず、点灯・表示して下さったのカナフレックス野球部関係者の皆様にはただただ感謝。本当にありがとうございました。

内野のフェンス割りと低くなっており、さらにはスタンドとホームベース付近がかなり近いので、選手を撮影するには好都合。ただし、バックネットも同じく低いので、ファウルフライには御注意を。

開場は万国博覧会終了後の昭和49年。その頃から大して変わってないものと思われます。しかしながら現在でも、高校野球の大阪大会や、阪神大学野球のリーグ戦が行われたりしています。
舞洲ベースボールスタジアムや、南港中央野球場などと、設備面を比較すると、照明設備がない、また開場から40年を越えて、各設備の陳腐化が目立ちますが、出来る事ならこの雰囲気だけは維持していただきたい。また機会があれば今度は、寝っ転がってのんびり観戦でも、と考えております。
大阪府北部とは言うものの、堺市からは比較的楽に行ける球場ながら、なかなか行く機会もなく、どないかして行けぬものか、と考えてたんですが、それこそ「渡りに舟」のオープン戦観戦です。


ゴールデンウィーク明けの月曜日の南海高野線初芝駅。試合開始予定時刻は13:00と言う事で、かなりゆったりの出立。とは言うものの、両チームの準備が整えば予定時刻よりも早く始まる事の多い社会人野球の試合。早く出る事にこした事はありません。




吹田市まで何で出るか、がまず考えどころですが、慌ただしく乗り換えを繰り返すのもアレなので、無難に中百舌鳥駅から地下鉄御堂筋線、そしてそのまま北大阪急行線で千里中央駅へ参ります。




所要時間はおおよそ50分。十数年ぶりの、北大阪急行千里中央駅到着。2フロア吹き抜けのなかなか洒落た造り。地下鉄電車をこんな角度から見る事が出来る駅もそうそうないかと思われます。改札口を出て、電車が来た方向、南に向かいます。順路は割とややこしいです。


駅の外に出て、ショッピングモールを通り抜けてだいたい5分かそこら、歩く事になります。



ここからは、これも何年ぶりかの「大阪モノレール」乗車。大阪モノレールの経営会社は「大阪高速鉄道」。主要株主は大阪府。その他に阪急電鉄、京阪電鉄等も名を連ねていますが、駅構内の造作は何となく洒落た雰囲気、阪急電車の駅を思い起こさせます。


かつては営業キロ数世界一を誇った大阪モノレール。そして、高架線とは言え丘陵地帯を駆け抜けるので、軌道の造りもなかなかダイナミック。




目的地の「万博記念公園駅」は千里中央駅から2つ先。手前には車庫を見ることが出来ます。またここからは、モノレールには珍しい支線(通称:彩都線)が分岐しています。

駅を出て左に行くと、セブンイレブンがあります。食糧調達ならここがよいかと思われます。


そのセブンイレブンの前の道をそのまま進みます。その先では大阪モノレールの軌道の分岐の様子を、さらにその北側には、大阪万博の象徴でもある「太陽の塔」を見ることが出来ます。昭和45年の大阪万博の際には、この付近に、北大阪急行「万国博中央口駅」が半年間だけ設置されていました。


2015年に、エキスポランドの跡地にオープンした「EXPOCITY」の敷地を通ります。




後はしばらく、大阪モノレールの軌道の横を歩きます。歩行者・自転車専用道路になっています。ところどころに「万博記念競技場」とか「ガンバ大阪:クラブハウス」と言った案内があります。




小さな陸橋を渡り終えると、ささやかな木立の向こうに、目指す「野球場」が見えてきます。

高さがそんなにないので、パッと見、野球場には見えません。

小さなトンネルみたいなのがありますが、これはどうやら管理事務所その他への入口のようです。

一般人はこちらから。建物はもしかしたら「チケットブース」か何かだと思われます。

球場に入ってみます。グラウンドは内野が土、外野は天然芝。外野席の向こうにも木立があり、自然豊かな球場です。ただし、「逃げ場」が全くといって良いほどないので、日焼け対策は十分に。球場の構造としては、丘陵地帯の小山を開削して、主要設備を追加した「掘り下げ式」の球場。


目を引くのはグラウンドへの散水設備。全自動になっています。


スタンドは全面芝生席。舗装されたコンコースがありますが、外野はどこまで行けるのか。

バックネット裏最上段には飲料水の自動販売機が1台。自動販売機は球場外、先ほど通ってきた通路の傍らにもあります。また喫煙コーナーもそこに併設されています。飲むモノはそこそこあります。


トイレはその喫煙コーナーの側、もしくはスタンドを少し降りた所にもあります。


センター120メートル、両翼90メートル。現在の基準からしたらかなり狭いです。


内野スタンドの様子。シロツメクサが満開。こんな雰囲気の中で野球観戦をしたのは後にも先にも初めて。ただし雨上がりは悲惨な事になるかと思います。超の付く好天でよかった良かった。


スコアボードは磁気反転式。ボールカウントは昔懐かしい「SBO」。しかし、何人来場者があるか分からんような、月曜日昼間のオープン戦にも関わらず、点灯・表示して下さったのカナフレックス野球部関係者の皆様にはただただ感謝。本当にありがとうございました。


内野のフェンス割りと低くなっており、さらにはスタンドとホームベース付近がかなり近いので、選手を撮影するには好都合。ただし、バックネットも同じく低いので、ファウルフライには御注意を。

開場は万国博覧会終了後の昭和49年。その頃から大して変わってないものと思われます。しかしながら現在でも、高校野球の大阪大会や、阪神大学野球のリーグ戦が行われたりしています。
舞洲ベースボールスタジアムや、南港中央野球場などと、設備面を比較すると、照明設備がない、また開場から40年を越えて、各設備の陳腐化が目立ちますが、出来る事ならこの雰囲気だけは維持していただきたい。また機会があれば今度は、寝っ転がってのんびり観戦でも、と考えております。
2017.05.11 / Top↑
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