今年も相変わらず、広島東洋カープのチケット販売は混乱を来たしたようで。
何日も前からマツダスタジアム前でテントを張ってキャンプを決め込む人、発売初日の窓口で2時間半粘るバカタレ。でもってレギュラーシーズンのチケットは3日ほどでほぼ完売。ぶっちゃけこんなんじゃあ「ちょっと観に行ってみるか」と言う訳にはいかない。まだまだ手段はありますが、もうこれですっかり萎えてしまいました。とは言うものの、とある日、1試合だけ観戦はしに行きますけどね。
どこのチームも、時期を区切ってチケットを販売していると言うのに、カープだけは未だに3月一斉発売。シーズン終盤に失速して、入場者数激減、てのが怖いのかも知れませんが、もう正直、このチームのチケット販売方法には付き合いきれません。と言う訳で、ビジターとは言えせめてオープン戦だけでも、と言う事で。、この試合のチケットも、先の対タイガース戦同様、3月10日深夜に予約。
そしてもちろん、席番指定は出来なかったんですが、チケット予約画面を見てまぁびっくりの「エクセレントシート最前列」。最前列は昨年のバファローズ対マリーンズ戦がそうでしたが、まさか対カープ戦で最前列を確保できるとは思いも寄りませんでした。みな外野に行きたがるのかなぁ。かく言う私は、もうスクワット応援をする気もありませんし、応援歌を覚える気もありません。
そんなこんなで、2013年3月22日、福岡ドーム(当時は福岡ヤフオク!ドーム)で行われた対福岡ソフトバンクホークス戦以来、丸々4年ぶりの広島東洋カープオープン戦観戦です。

2017年に入って二度目の、16:15の京セラドーム大阪。開門時間を16:00と間違えたのはここだけの話。既にこの入場列。内野でこれだから、外野はどれだけ並んでたのか。

バックネット裏からの眺め。


オープン戦とは言え5000円(バファローズファン倶楽部割引)の席、ではありますが、多少値は張ろうとも、やはり好きなものは近くで観たい。もっとも、公式戦で今シーズン、ここの席に座れる可能性は1試合だけありますが、残念ながら観戦する予定はありません。



そして、何が嬉しいかって、目の前をウロウロしている選手は、皆二軍でずっと見てきた選手ばかり。一部ワールドベースボールクラシックで離脱している選手の都合、もあるかと思いますが、カープの選手層の底上げは現状、なし得たとも思えます。ただし「次」がイマイチ出てきてないのも事実。

それはバファローズとて同じ事。まだまだうまくいってないような感じもありますが、確実に「新しい芽」は出てきつつあります。昨年、とことんまで苦汁を舐めてきたチーム。今年は結果がついてくれば。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(三)ラミロ・ペーニャ
2(二)庄司隼人
3(中)丸 佳浩
4(右)松山竜平
5(一)新井貴浩
6(遊)安部友裕
7(左)ブラッド・エルドレッド
8(捕)石原慶幸
9(投)床田寛樹


●未だ、カープの新人選手がろくすっぽ頭に入っていませんが、床田寛貴。第一印象は、クセのない素直なフォームやなぁ、と。若干細身なのが気になります。この後どうやって「肉」を付けていくか。
●そして、個人的に観たかった、安部・庄司の二遊間。菊池涼介・田中広輔の日本代表選出、と言う事もありますが、長らく二軍でコンビを組んでいたこの二遊間を、オープン戦とは言え一軍で見られようとは。

カープ試合前の円陣。中心にいるのは上本崇司。小さいので見えません。
後攻:オリックスバファローズ
1(中)宮崎祐樹
2(二)西野真弘
3(一)小谷野栄一
4(右)ステフェン・ロメロ
5(指)中島裕之
6(左)岡田貴弘
7(三)伊藤 光
8(捕)若月健矢
9(遊)鈴木昂平
投:ブランドン・ディクソン


○バファローズ先発のブランドン・ディクソン。

試合前の円陣。中心は吉田雄人。けっして声が小さかったわけではないんですが、何故かナインは「無反応」と言うひどい仕打ち。
審判員
球審:吉本文宏 一塁:杉本大成 二塁:芦原英智 三塁:白井一行
打撃成績
1回表

ペーニャ フルカウントから6球目を空振り三振

庄司 1-2から5球目を見逃し三振

丸 2-2から6球目を空振り三振
1回裏
宮崎 1-0から2球目を打ってライトフライ

西野 3-0から4球目を打ってセンター前ヒット

小谷野 2-2から6球目を打ってライトフライ

ロメロ 1-1から3球目を打ってショートライナー


●カープ・床田寛樹はが、西野真弘に投じた3球目は、石原慶幸のミットをスルーして球審吉本の胸元にドスン。悶絶する吉本球審。新聞記事によると「サインが見えなかった」との事ですが、そう言う場合はタイムをかけた方がいい。見えないまま投げてしまうとこんな事態になります。
2回表

松山 0-2から3球目を空振り三振

新井 1-0から2球目を打ってショートゴロ

安部 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
2回裏

中島 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ

岡田 2-2から6球目を打ってレフト線ツーベースヒット

伊藤 0-2から3球目がデッドボール

若月 初球を打ってレフト前タイムリーヒット

バファローズ1-0カープ

鈴木昂 1-1から3球目を打ってサードゴロサードフォースアウト

宮崎 初球を打ってライト前タイムリーヒット

バファローズ2-0カープ

西野 1-2から4球目を空振り三振

〇守備に就いた後、スタンドからのコールに応える若月健矢と宮崎祐樹。
3回表

エルドレッド 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

石原 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット

ファーストランナーエルドレッドはサードへ 送球の間に石原はセカンドへ

床田 初球を打って浅いライトフライ

ペーニャ 0-1から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット

バファローズ2-2カープ

庄司 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナーペーニャはセカンドへ

丸 フルカウントから8球目を打ってセンターフライ

●丸佳浩に促され、レフトスタンドのコールに応えるペーニャ。
●カーブらしい攻撃の見れたこのイニング。ブラッド・エルドレッドの激走、石原慶幸の激走。相手に気を抜く隙を与えない走塁。これが出来れば、決して一発に頼らずに得点は出来るはず。
3回裏

小谷野 1-2から6球目を打ってレフト前ヒット

ロメロ 1-0から2球目を打ってショート内野安打

中島 2-2から7球目を打ってセンター前ヒット

岡田 2-1から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
サードランナー小谷野ホームイン
バファローズ3-2カープ

伊藤 初球を打ってショートゴロ
4回表

松山 1-1から3球目を打ってショートゴロ

新井 2-1から4球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット

安部 初球を打ってファーストゴロ

エルドレッド 0-2から3球目を打ってライトフライ
4回裏

若月 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット

鈴木昂 初球をピッチャー前送りバント

宮崎 1-2から4球目を空振り三振

西野 2-2から5球目を打ってレフト前タイムリーヒット

バファローズ4-2カープ

小谷野 1-2から4球目を打ってサードゴロ
5回表

石原 2-0から3球目を打ってセンター前ヒット

床田 2-2から5球目を見逃し三振

ペーニャ フルカウントから6球目を打ってライトフライ

庄司 初球を打ってショートゴロ
●第一打席では、アウトにはなったものの見事なバッティングを見せた床田寛樹。ここはしっかり送りバントを決めたいところではありますが、初球・2球目は失敗。その後はよくボールを見極めたものの、結局見逃し三振。自身の送りバントで試合を楽に展開できる場合も多々あるので、ここはしっかり初球で決めて欲しかった。投げるだけではない、セ・リーグのピッチャーに課せられた宿命。
5回裏

ロメロ 1-2から4球目を空振り三振

中島 3-1から5球目を打ってレフトスタンドへソロホームラン

バファローズ5-2カープ

岡田 フルカウントから12球目を空振り三振

伊藤 1-2から4球目を空振り三振
●さんざん、T岡田に粘られた床田寛樹。縦のカーブがあると聞いていますが、早いカウントでビシッと決められる、いわゆる「ウイニングショット」がもうひとつあればなぁ、と思う次第。
6回表

丸 2-1から4球目を打ってサードゴロ

松山 2-2から5球目を打ってファーストゴロ


バファローズ選手交代


ピッチャーディクソンに代えて佐藤達也

新井 ストレートのフォアボール
新井の代走に天谷宗一郎

安部 0-2から3球目を見逃し三振
6回裏
カープ選手交代
代走天谷がそのまま入りライト
ライト松山がファースト


ピッチャー床田に代えて薮田和樹
若月 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ 庄司ナイスプレイ

鈴木昂 2-2から5球目を打ってサードゴロ ペーニャナイスプレイ

宮崎の代打駿太 0-1から2球目を打ってレフトフライ
7回表
バファローズ選手交代
代打駿太がそのまま入りセンター


ピッチャー佐藤達也に代えて黒木優太

エルドレッド フルカウントから7球目を空振り三振

石原 1-2から4球目を空振り三振

薮田の代打堂林 2-1から4球目を打ってショートゴロ
7回裏
カープ選手交代
代打堂林がそのまま入りレフト

レフトエルドレッドに代えてピッチャー飯田哲矢
キャッチャー石原に代えて船越

西野 2-1から4球目が頭部へのデッドボール


飯田は危険球退場・・・。
カープ選手交代


ピッチャー飯田に代えて中田廉
バファローズ選手交代
ファーストランナー西野に代えて縞田拓哉
次打者小谷野の球目に縞田セカンド盗塁成功

小谷野 フルカウントから11球目を打ってピッチャーゴロ

セカンドランナー縞田挟殺 その間に小谷野はセカンドへ
小谷野の代走に吉田雄人

ロメロ 初球を打ってキャッチャーファウルフライ

中島 1-1から3球目を打ってセンターフライ
8回表
バファローズ選手交代
代走吉田雄がそのまま入りライト
ライトロメロに代えてレフト小島
レフト岡田がファーストへ
代走縞田がそのまま入りショート
ショート鈴木昂がセカンドへ
ピッチャー黒木に代えて吉田一将

ペーニャ 0-2から3球目を空振り三振

庄司 初球を打ってレフトフライ

丸 1-0から2球目を打ってライトオーバーツーベースヒット

松山 1-0から2球目を打ってレフトフライ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー中田に代えてセンター下水流
センター丸に代えてサード美間


サードペーニャに代えてピッチャー中崎

岡田 1-2から5球目を打ってファーストゴロ送球エラー
岡田の代走に岩崎恭平

伊藤 初球をファースト前送りバント

若月 初球を打ってセンターフライ

セカンドランナー岩崎恭平はサードへ

鈴木昂 2-2から5球目を見逃し三振
9回表
バファローズ選手交代
代走岩崎恭平がそのまま入りファースト

ピッチャー吉田一将に代えてゴンザレス・ヘルマン

天谷 初球を打ってセンター前ヒット

安部 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナー天谷はセカンドへ

下水流 フルカウントから7球目を三振

船越 3-1から5球目を選んでフォアボール

堂林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

中崎の代打小窪 1-2から4球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット


バファローズ5-4カープ
小窪の代走に上本崇司


庄司の代打バティスタ フルカウントから6球目を空振り三振
鯉さんチーム 002 000 002 4
牛さんチーム 021 110 00X 5
勝投手:ディクソン
S投手:へルマン
敗投手:床田
本塁打:[牛]中島
試合時間:3時間6分
投手成績
広島東洋カープ
床田 5 回 25人 103球 10被安打 1与四死球 3奪三振 5失点 5自責点
薮田 1 回 3人 12球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
飯田 0 回 1人 4球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
中田 1 回 3人 15球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
中崎 1 回 4人 12球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
オリックスバファローズ
ディク 5.2回 22人 85球 5被安打 0与四死球 5奪三振 2失点 2自責点
達也 0.1回 2人 7球 0被安打 1与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
黒木 1 回 3人 15球 0被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
一将 1 回 4人 8球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
ヘルマ 1 回 7人 31球 2被安打 2与四死球 2奪三振 2失点 2自責点

試合結果としては、カープからしたら、最後の追い上げ虚しく惜敗、と言った所かとは思いますが、逆転勝利と言うのはなかなか成せる業でもない。一番良いのは先行逃げ切り、だとは思いますが。

その為には先発ピッチャーの安定感が不可欠。任されたイニングをしっかり投げてもらわない事には有利に試合は運べない。床田寛樹に期待する向きは多かろうとは思いますが、現状ではとてもぢゃないけど、年間を通じての先発ローテーションはかなり難しかろうと考えますが如何でしょう。

ドラフト指名順位がどうであれ、大学卒の選手、特にピッチャーに過大な期待をかける傾向、と言うのは、昔からカープは変わりません。しかしながらルーキーイヤーの活躍後、長期に渡って、固定されたポジションで成績を残し続けたピッチャーってのは、永川勝浩くらいしか見当たらない。

みな、プロ野球のピッチャーとしての素地が形成されぬまま、無理に投げ続けて、成績が尻すぼみになっていってる。掘り出し物だの即戦力だの、期待をかけるのは好きずきとは思いますが、高卒ルーキー同様、一定期間二軍で、それこそ心身ともに「熟成」させるのも悪くはないはず。

そして気になるのは堂林翔太の動向。サードに新外国人選手を呼んだ、と言う事は、今後は外野手として再育成するのかな、と。それ以上に気がかりなのは、一向に体躯に目立った成長がない事。

一時期、指の骨折から復帰した際、目立って下半身が大きくなりましたが、それ以降、上半身等が大きくなった様子が伺えない。鈴木誠也がここ2年くらいで見違えるように大きくなったのとはあまりにも対照的でもあり、全ての面に於いても、大きく遅れをとっているように感じます。

一軍に帯同させながらアレコレ指導するのも悪くはないと思いますが、今一度二軍で、じっくり鍛え直すのも悪くはない。守備もこのままでは中途半端になってしまう。徹底的に何もかも鍛える時間があっていいはずなのに、そして野球選手としての成長期のはずなのに、このままでは勿体無い。

時間こそかかりましたが、この日の試合に出場した安部友裕や松山竜平、丸佳浩などは、カープ二軍首脳陣が手間隙かけて育成して、現在の地位を確立した。この先5年10年を考えるなら、もう一度泥まみれ汗まみれになって練習する時間があってもいいはず。まだ手遅れになる年齢じゃない。
たまにしか観に行かない一軍でも、二軍目線でしか観れんのはナンですが、在籍する選手には長く選手生活を送ってもらいたい。10年15年の為には、1年くらい、ただただ練習に没頭させる期間があってもいい。せっかく野手としと獲得したんだから、一瞬の輝きだけで終わらせてはいけない。
そう思います。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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何日も前からマツダスタジアム前でテントを張ってキャンプを決め込む人、発売初日の窓口で2時間半粘るバカタレ。でもってレギュラーシーズンのチケットは3日ほどでほぼ完売。ぶっちゃけこんなんじゃあ「ちょっと観に行ってみるか」と言う訳にはいかない。まだまだ手段はありますが、もうこれですっかり萎えてしまいました。とは言うものの、とある日、1試合だけ観戦はしに行きますけどね。
どこのチームも、時期を区切ってチケットを販売していると言うのに、カープだけは未だに3月一斉発売。シーズン終盤に失速して、入場者数激減、てのが怖いのかも知れませんが、もう正直、このチームのチケット販売方法には付き合いきれません。と言う訳で、ビジターとは言えせめてオープン戦だけでも、と言う事で。、この試合のチケットも、先の対タイガース戦同様、3月10日深夜に予約。
そしてもちろん、席番指定は出来なかったんですが、チケット予約画面を見てまぁびっくりの「エクセレントシート最前列」。最前列は昨年のバファローズ対マリーンズ戦がそうでしたが、まさか対カープ戦で最前列を確保できるとは思いも寄りませんでした。みな外野に行きたがるのかなぁ。かく言う私は、もうスクワット応援をする気もありませんし、応援歌を覚える気もありません。
そんなこんなで、2013年3月22日、福岡ドーム(当時は福岡ヤフオク!ドーム)で行われた対福岡ソフトバンクホークス戦以来、丸々4年ぶりの広島東洋カープオープン戦観戦です。


2017年に入って二度目の、16:15の京セラドーム大阪。開門時間を16:00と間違えたのはここだけの話。既にこの入場列。内野でこれだから、外野はどれだけ並んでたのか。

バックネット裏からの眺め。




オープン戦とは言え5000円(バファローズファン倶楽部割引)の席、ではありますが、多少値は張ろうとも、やはり好きなものは近くで観たい。もっとも、公式戦で今シーズン、ここの席に座れる可能性は1試合だけありますが、残念ながら観戦する予定はありません。




そして、何が嬉しいかって、目の前をウロウロしている選手は、皆二軍でずっと見てきた選手ばかり。一部ワールドベースボールクラシックで離脱している選手の都合、もあるかと思いますが、カープの選手層の底上げは現状、なし得たとも思えます。ただし「次」がイマイチ出てきてないのも事実。


それはバファローズとて同じ事。まだまだうまくいってないような感じもありますが、確実に「新しい芽」は出てきつつあります。昨年、とことんまで苦汁を舐めてきたチーム。今年は結果がついてくれば。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(三)ラミロ・ペーニャ
2(二)庄司隼人
3(中)丸 佳浩
4(右)松山竜平
5(一)新井貴浩
6(遊)安部友裕
7(左)ブラッド・エルドレッド
8(捕)石原慶幸
9(投)床田寛樹




●未だ、カープの新人選手がろくすっぽ頭に入っていませんが、床田寛貴。第一印象は、クセのない素直なフォームやなぁ、と。若干細身なのが気になります。この後どうやって「肉」を付けていくか。
●そして、個人的に観たかった、安部・庄司の二遊間。菊池涼介・田中広輔の日本代表選出、と言う事もありますが、長らく二軍でコンビを組んでいたこの二遊間を、オープン戦とは言え一軍で見られようとは。


カープ試合前の円陣。中心にいるのは上本崇司。小さいので見えません。
後攻:オリックスバファローズ
1(中)宮崎祐樹
2(二)西野真弘
3(一)小谷野栄一
4(右)ステフェン・ロメロ
5(指)中島裕之
6(左)岡田貴弘
7(三)伊藤 光
8(捕)若月健矢
9(遊)鈴木昂平
投:ブランドン・ディクソン




○バファローズ先発のブランドン・ディクソン。


試合前の円陣。中心は吉田雄人。けっして声が小さかったわけではないんですが、何故かナインは「無反応」と言うひどい仕打ち。
審判員
球審:吉本文宏 一塁:杉本大成 二塁:芦原英智 三塁:白井一行
打撃成績
1回表




ペーニャ フルカウントから6球目を空振り三振




庄司 1-2から5球目を見逃し三振




丸 2-2から6球目を空振り三振
1回裏
宮崎 1-0から2球目を打ってライトフライ




西野 3-0から4球目を打ってセンター前ヒット




小谷野 2-2から6球目を打ってライトフライ




ロメロ 1-1から3球目を打ってショートライナー




●カープ・床田寛樹はが、西野真弘に投じた3球目は、石原慶幸のミットをスルーして球審吉本の胸元にドスン。悶絶する吉本球審。新聞記事によると「サインが見えなかった」との事ですが、そう言う場合はタイムをかけた方がいい。見えないまま投げてしまうとこんな事態になります。
2回表




松山 0-2から3球目を空振り三振




新井 1-0から2球目を打ってショートゴロ




安部 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
2回裏




中島 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ




岡田 2-2から6球目を打ってレフト線ツーベースヒット




伊藤 0-2から3球目がデッドボール




若月 初球を打ってレフト前タイムリーヒット




バファローズ1-0カープ




鈴木昂 1-1から3球目を打ってサードゴロサードフォースアウト




宮崎 初球を打ってライト前タイムリーヒット




バファローズ2-0カープ




西野 1-2から4球目を空振り三振


〇守備に就いた後、スタンドからのコールに応える若月健矢と宮崎祐樹。
3回表




エルドレッド 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




石原 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット




ファーストランナーエルドレッドはサードへ 送球の間に石原はセカンドへ




床田 初球を打って浅いライトフライ




ペーニャ 0-1から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット




バファローズ2-2カープ




庄司 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナーペーニャはセカンドへ




丸 フルカウントから8球目を打ってセンターフライ


●丸佳浩に促され、レフトスタンドのコールに応えるペーニャ。
●カーブらしい攻撃の見れたこのイニング。ブラッド・エルドレッドの激走、石原慶幸の激走。相手に気を抜く隙を与えない走塁。これが出来れば、決して一発に頼らずに得点は出来るはず。
3回裏




小谷野 1-2から6球目を打ってレフト前ヒット




ロメロ 1-0から2球目を打ってショート内野安打




中島 2-2から7球目を打ってセンター前ヒット




岡田 2-1から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
サードランナー小谷野ホームイン
バファローズ3-2カープ




伊藤 初球を打ってショートゴロ
4回表




松山 1-1から3球目を打ってショートゴロ




新井 2-1から4球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット




安部 初球を打ってファーストゴロ




エルドレッド 0-2から3球目を打ってライトフライ
4回裏




若月 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット




鈴木昂 初球をピッチャー前送りバント




宮崎 1-2から4球目を空振り三振




西野 2-2から5球目を打ってレフト前タイムリーヒット




バファローズ4-2カープ




小谷野 1-2から4球目を打ってサードゴロ
5回表




石原 2-0から3球目を打ってセンター前ヒット




床田 2-2から5球目を見逃し三振




ペーニャ フルカウントから6球目を打ってライトフライ




庄司 初球を打ってショートゴロ
●第一打席では、アウトにはなったものの見事なバッティングを見せた床田寛樹。ここはしっかり送りバントを決めたいところではありますが、初球・2球目は失敗。その後はよくボールを見極めたものの、結局見逃し三振。自身の送りバントで試合を楽に展開できる場合も多々あるので、ここはしっかり初球で決めて欲しかった。投げるだけではない、セ・リーグのピッチャーに課せられた宿命。
5回裏




ロメロ 1-2から4球目を空振り三振




中島 3-1から5球目を打ってレフトスタンドへソロホームラン




バファローズ5-2カープ




岡田 フルカウントから12球目を空振り三振




伊藤 1-2から4球目を空振り三振
●さんざん、T岡田に粘られた床田寛樹。縦のカーブがあると聞いていますが、早いカウントでビシッと決められる、いわゆる「ウイニングショット」がもうひとつあればなぁ、と思う次第。
6回表




丸 2-1から4球目を打ってサードゴロ




松山 2-2から5球目を打ってファーストゴロ




バファローズ選手交代




ピッチャーディクソンに代えて佐藤達也




新井 ストレートのフォアボール
新井の代走に天谷宗一郎




安部 0-2から3球目を見逃し三振
6回裏
カープ選手交代
代走天谷がそのまま入りライト
ライト松山がファースト




ピッチャー床田に代えて薮田和樹
若月 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ 庄司ナイスプレイ




鈴木昂 2-2から5球目を打ってサードゴロ ペーニャナイスプレイ




宮崎の代打駿太 0-1から2球目を打ってレフトフライ
7回表
バファローズ選手交代
代打駿太がそのまま入りセンター




ピッチャー佐藤達也に代えて黒木優太




エルドレッド フルカウントから7球目を空振り三振




石原 1-2から4球目を空振り三振




薮田の代打堂林 2-1から4球目を打ってショートゴロ
7回裏
カープ選手交代
代打堂林がそのまま入りレフト




レフトエルドレッドに代えてピッチャー飯田哲矢
キャッチャー石原に代えて船越




西野 2-1から4球目が頭部へのデッドボール




飯田は危険球退場・・・。
カープ選手交代




ピッチャー飯田に代えて中田廉
バファローズ選手交代
ファーストランナー西野に代えて縞田拓哉
次打者小谷野の球目に縞田セカンド盗塁成功




小谷野 フルカウントから11球目を打ってピッチャーゴロ




セカンドランナー縞田挟殺 その間に小谷野はセカンドへ
小谷野の代走に吉田雄人




ロメロ 初球を打ってキャッチャーファウルフライ




中島 1-1から3球目を打ってセンターフライ
8回表
バファローズ選手交代
代走吉田雄がそのまま入りライト
ライトロメロに代えてレフト小島
レフト岡田がファーストへ
代走縞田がそのまま入りショート
ショート鈴木昂がセカンドへ
ピッチャー黒木に代えて吉田一将




ペーニャ 0-2から3球目を空振り三振




庄司 初球を打ってレフトフライ




丸 1-0から2球目を打ってライトオーバーツーベースヒット




松山 1-0から2球目を打ってレフトフライ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー中田に代えてセンター下水流
センター丸に代えてサード美間




サードペーニャに代えてピッチャー中崎




岡田 1-2から5球目を打ってファーストゴロ送球エラー
岡田の代走に岩崎恭平




伊藤 初球をファースト前送りバント




若月 初球を打ってセンターフライ



セカンドランナー岩崎恭平はサードへ




鈴木昂 2-2から5球目を見逃し三振
9回表
バファローズ選手交代
代走岩崎恭平がそのまま入りファースト




ピッチャー吉田一将に代えてゴンザレス・ヘルマン




天谷 初球を打ってセンター前ヒット




安部 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナー天谷はセカンドへ




下水流 フルカウントから7球目を三振




船越 3-1から5球目を選んでフォアボール




堂林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




中崎の代打小窪 1-2から4球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット








バファローズ5-4カープ
小窪の代走に上本崇司




庄司の代打バティスタ フルカウントから6球目を空振り三振
鯉さんチーム 002 000 002 4
牛さんチーム 021 110 00X 5
勝投手:ディクソン
S投手:へルマン
敗投手:床田
本塁打:[牛]中島
試合時間:3時間6分
投手成績
広島東洋カープ
床田 5 回 25人 103球 10被安打 1与四死球 3奪三振 5失点 5自責点
薮田 1 回 3人 12球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
飯田 0 回 1人 4球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
中田 1 回 3人 15球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
中崎 1 回 4人 12球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
オリックスバファローズ
ディク 5.2回 22人 85球 5被安打 0与四死球 5奪三振 2失点 2自責点
達也 0.1回 2人 7球 0被安打 1与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
黒木 1 回 3人 15球 0被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
一将 1 回 4人 8球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
ヘルマ 1 回 7人 31球 2被安打 2与四死球 2奪三振 2失点 2自責点

試合結果としては、カープからしたら、最後の追い上げ虚しく惜敗、と言った所かとは思いますが、逆転勝利と言うのはなかなか成せる業でもない。一番良いのは先行逃げ切り、だとは思いますが。


その為には先発ピッチャーの安定感が不可欠。任されたイニングをしっかり投げてもらわない事には有利に試合は運べない。床田寛樹に期待する向きは多かろうとは思いますが、現状ではとてもぢゃないけど、年間を通じての先発ローテーションはかなり難しかろうと考えますが如何でしょう。


ドラフト指名順位がどうであれ、大学卒の選手、特にピッチャーに過大な期待をかける傾向、と言うのは、昔からカープは変わりません。しかしながらルーキーイヤーの活躍後、長期に渡って、固定されたポジションで成績を残し続けたピッチャーってのは、永川勝浩くらいしか見当たらない。


みな、プロ野球のピッチャーとしての素地が形成されぬまま、無理に投げ続けて、成績が尻すぼみになっていってる。掘り出し物だの即戦力だの、期待をかけるのは好きずきとは思いますが、高卒ルーキー同様、一定期間二軍で、それこそ心身ともに「熟成」させるのも悪くはないはず。


そして気になるのは堂林翔太の動向。サードに新外国人選手を呼んだ、と言う事は、今後は外野手として再育成するのかな、と。それ以上に気がかりなのは、一向に体躯に目立った成長がない事。


一時期、指の骨折から復帰した際、目立って下半身が大きくなりましたが、それ以降、上半身等が大きくなった様子が伺えない。鈴木誠也がここ2年くらいで見違えるように大きくなったのとはあまりにも対照的でもあり、全ての面に於いても、大きく遅れをとっているように感じます。


一軍に帯同させながらアレコレ指導するのも悪くはないと思いますが、今一度二軍で、じっくり鍛え直すのも悪くはない。守備もこのままでは中途半端になってしまう。徹底的に何もかも鍛える時間があっていいはずなのに、そして野球選手としての成長期のはずなのに、このままでは勿体無い。


時間こそかかりましたが、この日の試合に出場した安部友裕や松山竜平、丸佳浩などは、カープ二軍首脳陣が手間隙かけて育成して、現在の地位を確立した。この先5年10年を考えるなら、もう一度泥まみれ汗まみれになって練習する時間があってもいいはず。まだ手遅れになる年齢じゃない。
たまにしか観に行かない一軍でも、二軍目線でしか観れんのはナンですが、在籍する選手には長く選手生活を送ってもらいたい。10年15年の為には、1年くらい、ただただ練習に没頭させる期間があってもいい。せっかく野手としと獲得したんだから、一瞬の輝きだけで終わらせてはいけない。
そう思います。
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2017.03.23 / Top↑
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