さて、先の記事のとおり、先々週の伯和ビクトリーズの練習見学に続いて、今度は三菱重工広島硬式野球部の「強化合宿」の様子を、JAアグリあなんスタジアムに見学に行ってまいりました。
しかしながらとにかく驚いたのは、キャンプ初日に「現地入りした」事。これは完全に予想外。私自身、11:00前後にスタジアムに到着するべく、朝早く出立しただけに、若干出鼻をくじかれた形となりました。完全に「前日入り、練習は最初から見れんだろうな」と思ってたもんでして・・・。

三菱重工広島ナインが宿泊地でもある「ビジネス旅館 えもと」に到着したのは10:49。当然「広交観光バス」での現地入り。広島市西区観音新町から、徳島県阿南市桑野町までは距離にして約300km。岡山県下~徳島県北部までは高速道路があるものの、徳島市内北部からは一般道経由。過酷な長旅に耐えねばならんのもまた、社会人野球部の宿命、でしょうか。

ナインがスタジアム入りする前のグラウンドでは、グラウンド整備が粛々と行われていました。

そして、まだ選手が食事を行っているであろう、12:10頃、町田公二郎監督以下コーチ陣が「先乗り」でスタジアムの最終チェック。スタジアム関係者の方と最後の打ち合わせに来られました。

12:27。悠然と広交観光バス到着。初めてのスタジアム故、そろりそろりとスタジアム前へ。この辺は遠征遠征で手馴れたドライバーの方なのかな、とも。そして到着後、個々の荷物下ろし。

これから暫く腰を据えるとあって、通常の遠征よりもかなり荷物は多め。



スタジアム入りした選手は、まず一塁側を三塁側に分かれて荷物を置いてました。

続いて12:38。ボールなどの練習用具を満載したトラックが、これまた長駆広島から到着。当然のことながら、全員で荷物降ろし。裏方さんが多くいるわけでもないので、当然といえば当然。


ボールやティーだけでなく、バッティングゲージから防球ネット、練習に必要なもの全て持ち込み。

その頃、一塁側ベンチ上では、今年のスローガンが大きく書かれた横断幕を設置中。今年の三菱重工広島のスローガンは「結集 ~すべては勝利のために~」。変な当て字や造語に走りたがる、同じ広島県下のプロ野球チームには見習っていただきたいと思うんですが如何でしょう。

そして、選手の輪の中に、前オリックスバファローズの堤裕貴内野手の姿がありました。昨年のNPB合同トライアウトに参加も、獲得する球団は現れず、そのまま引退とも言われていましたが、2月上旬に夫婦ともども広島に引越し。そして広製で、野球人生を継続することになったようです。

約40分の搬入作業を終え、まずはここでストレッチ。

13:22。全員集合。JAアグリあなんスタジアムのお偉いさん(?)の話に耳を傾ける。

続いて、横松裕樹コーチを中心にして、この後のスケジュール発表(多分)。


13:30。途中、柔軟体操を交えながら外野でランニング開始。


三菱重工広島硬式野球部でも採り入れられている「マエケン体操」。


外野でのランニングその他が終わったあとは着替え。その輪の中に、MSH医療専門学校硬式野球部・松田敬之捕手の姿がありました。とは言え、彼はまだ2年生のはず、ですが・・・。この時点で投手陣は、スタジアム外の「コンコース」で、縄跳びやランニング等の別メニューに入っています。


14:20。ここから、本格的にボールを使った練習に入ります。まずは中腰の大政でボールの受け渡し。


そして、試合前によく見られる、徐々に距離を伸ばしながらのキャッチボール。

お次は、二人一組で、軽くボールを投げて軽く打ち返すアレ。正式名称はなんと呼ぶんですかね。


14:42。内外野に分かれていよいよノック開始。


で、この内外野ノックで興味深かったのは、序盤、コーチが打った打球を、延々内外野関係なく回し続けたこと。ポジション関係なく、センターからセカンド、ファーストからレフト、サードからライト、組み合わせは多種多様、いつどこにボールが行くかわからない。もちろんその中にはバックホームも含まれています。なかなかプロ野球の練習では見れない、緊張感のあるノックでした。


スタジアムにはコンコースがあるので、珍しく外野にも回ってみました。


ノックは延々約30分続きました。最後はいつものようにバックホーム。

そして、この日最後の練習メニューでもある、ロングトスバッティングの準備。続々と運び出されるボールが満載されたカゴ。まぁ初日なので、メニューは全体的に軽め、だったんだと思います。



もうこれは当然のように、思い思いのフルスイング。市原一樹選手(背番号24)が初球、バットコントロールをミスって、隣の組にボールを打ち込んでしまったのはここだけの話にとどめておきます。

その頃、スタジアム外では投手陣の最後のメニュー、ランニング(タイムトライアルだったんでしょうか)行われていました。川本哲也投手が、周回遅れで最下位ゴールだったのも、内緒にしておきます。一枚目右に写っているのは、MSH医療専門学校での大先輩・鮫島優樹投手。
16:00。ロングトスバッティング終了。外野に散ったボールを集めるのも選手の仕事。

ロングトスバッティングが終わった後の堤裕貴内野手。いい笑顔をしてます。

16:10。最後は、ライトとレフトのポール間のランニング。いつ終わるかわからないので、6往復目を見届けたところで「離脱」と相成りました。通常でもだいたいこれくらいの時間に練習は終わる、そうです。

帰宅の途の都合により、16:30にスタジアムを後にしました。
この先、三菱重工広島硬式野球部は、JAアグリあなんスタジアムで3月2日まで合宿を行います。途中2月26日には、アークバリア硬式野球部と、そして3月2日には、徳島インディゴソックスとのオープン戦が組まれています。これから、都市対抗野球大会、そして社会人野球日本選手権を含め、長い長いシーズンが始まります。まずは3月下旬の松本旗三浦旗大会。
とにかく、怪我のないように、選手のみなさんのご多幸と健康をお祈りいたします!
何でや!カープ関係ないやろ!と思われるかも知れませんが、クリック頂ければ幸い。これからの励みになります。

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しかしながらとにかく驚いたのは、キャンプ初日に「現地入りした」事。これは完全に予想外。私自身、11:00前後にスタジアムに到着するべく、朝早く出立しただけに、若干出鼻をくじかれた形となりました。完全に「前日入り、練習は最初から見れんだろうな」と思ってたもんでして・・・。


三菱重工広島ナインが宿泊地でもある「ビジネス旅館 えもと」に到着したのは10:49。当然「広交観光バス」での現地入り。広島市西区観音新町から、徳島県阿南市桑野町までは距離にして約300km。岡山県下~徳島県北部までは高速道路があるものの、徳島市内北部からは一般道経由。過酷な長旅に耐えねばならんのもまた、社会人野球部の宿命、でしょうか。


ナインがスタジアム入りする前のグラウンドでは、グラウンド整備が粛々と行われていました。


そして、まだ選手が食事を行っているであろう、12:10頃、町田公二郎監督以下コーチ陣が「先乗り」でスタジアムの最終チェック。スタジアム関係者の方と最後の打ち合わせに来られました。


12:27。悠然と広交観光バス到着。初めてのスタジアム故、そろりそろりとスタジアム前へ。この辺は遠征遠征で手馴れたドライバーの方なのかな、とも。そして到着後、個々の荷物下ろし。


これから暫く腰を据えるとあって、通常の遠征よりもかなり荷物は多め。






スタジアム入りした選手は、まず一塁側を三塁側に分かれて荷物を置いてました。


続いて12:38。ボールなどの練習用具を満載したトラックが、これまた長駆広島から到着。当然のことながら、全員で荷物降ろし。裏方さんが多くいるわけでもないので、当然といえば当然。




ボールやティーだけでなく、バッティングゲージから防球ネット、練習に必要なもの全て持ち込み。


その頃、一塁側ベンチ上では、今年のスローガンが大きく書かれた横断幕を設置中。今年の三菱重工広島のスローガンは「結集 ~すべては勝利のために~」。変な当て字や造語に走りたがる、同じ広島県下のプロ野球チームには見習っていただきたいと思うんですが如何でしょう。


そして、選手の輪の中に、前オリックスバファローズの堤裕貴内野手の姿がありました。昨年のNPB合同トライアウトに参加も、獲得する球団は現れず、そのまま引退とも言われていましたが、2月上旬に夫婦ともども広島に引越し。そして広製で、野球人生を継続することになったようです。


約40分の搬入作業を終え、まずはここでストレッチ。


13:22。全員集合。JAアグリあなんスタジアムのお偉いさん(?)の話に耳を傾ける。


続いて、横松裕樹コーチを中心にして、この後のスケジュール発表(多分)。




13:30。途中、柔軟体操を交えながら外野でランニング開始。




三菱重工広島硬式野球部でも採り入れられている「マエケン体操」。




外野でのランニングその他が終わったあとは着替え。その輪の中に、MSH医療専門学校硬式野球部・松田敬之捕手の姿がありました。とは言え、彼はまだ2年生のはず、ですが・・・。この時点で投手陣は、スタジアム外の「コンコース」で、縄跳びやランニング等の別メニューに入っています。




14:20。ここから、本格的にボールを使った練習に入ります。まずは中腰の大政でボールの受け渡し。




そして、試合前によく見られる、徐々に距離を伸ばしながらのキャッチボール。


お次は、二人一組で、軽くボールを投げて軽く打ち返すアレ。正式名称はなんと呼ぶんですかね。




14:42。内外野に分かれていよいよノック開始。




で、この内外野ノックで興味深かったのは、序盤、コーチが打った打球を、延々内外野関係なく回し続けたこと。ポジション関係なく、センターからセカンド、ファーストからレフト、サードからライト、組み合わせは多種多様、いつどこにボールが行くかわからない。もちろんその中にはバックホームも含まれています。なかなかプロ野球の練習では見れない、緊張感のあるノックでした。




スタジアムにはコンコースがあるので、珍しく外野にも回ってみました。




ノックは延々約30分続きました。最後はいつものようにバックホーム。


そして、この日最後の練習メニューでもある、ロングトスバッティングの準備。続々と運び出されるボールが満載されたカゴ。まぁ初日なので、メニューは全体的に軽め、だったんだと思います。






もうこれは当然のように、思い思いのフルスイング。市原一樹選手(背番号24)が初球、バットコントロールをミスって、隣の組にボールを打ち込んでしまったのはここだけの話にとどめておきます。


その頃、スタジアム外では投手陣の最後のメニュー、ランニング(タイムトライアルだったんでしょうか)行われていました。川本哲也投手が、周回遅れで最下位ゴールだったのも、内緒にしておきます。一枚目右に写っているのは、MSH医療専門学校での大先輩・鮫島優樹投手。
16:00。ロングトスバッティング終了。外野に散ったボールを集めるのも選手の仕事。


ロングトスバッティングが終わった後の堤裕貴内野手。いい笑顔をしてます。


16:10。最後は、ライトとレフトのポール間のランニング。いつ終わるかわからないので、6往復目を見届けたところで「離脱」と相成りました。通常でもだいたいこれくらいの時間に練習は終わる、そうです。

帰宅の途の都合により、16:30にスタジアムを後にしました。
この先、三菱重工広島硬式野球部は、JAアグリあなんスタジアムで3月2日まで合宿を行います。途中2月26日には、アークバリア硬式野球部と、そして3月2日には、徳島インディゴソックスとのオープン戦が組まれています。これから、都市対抗野球大会、そして社会人野球日本選手権を含め、長い長いシーズンが始まります。まずは3月下旬の松本旗三浦旗大会。
とにかく、怪我のないように、選手のみなさんのご多幸と健康をお祈りいたします!
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2017.02.24 / Top↑
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