カープは「セントラルリーグ優勝」と言う結果を残し、今冬はかなり野球とは距離を置いてます。

その分、あまり大っぴらにはしてませんが、青春18きっぷを利用して、あちらこちらに出掛けたりしてます。もっとも、野球オフだろうが、ただじっとしとれんだけなんかも知れませんが。

で、ここ数年気になってる事がひとつ。

特急列車から「顔」がなくなった

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特にJR西日本管内の特急列車から、ことごとく「ヘッドマーク」が消えてます。今残っているのは、伯備線の特急「やくも」のみ。そして、ヘッドマークのすぐ上には「T」の文字を意匠化したエンブレム。

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つい最近までは、国鉄型車両を使用した特急「くろしお」や「こうのとり」「きのさき」やらにも残ってましたが、新型車両への置き換えで残念ながら見られなくなってしまいました。

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先月、とある案件で東京まで出掛けました。途中の熱海駅で見た特急「踊り子」は、アイボリーホワイトにグリーンのストライプの復活塗装の185系電車。妙にほっとしたものです。

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旧国鉄がJRに移行後、各社こぞって個性的なオリジナル車両を特急列車に投入して来ましたが、どの列車にも「顔」であるはずのヘッドマークがない。JR四国でも、徐々になくなりつつある。

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車両で列車が判別出来るくらいに、そして列車毎と思えるくらいに車両形式が増えましたが、どの列車にもヘッドマーク、と言うか「看板」がないせいか、自己主張が感じられないんですよね。せいぜい、判別基準といえば、車両のサイドに引かれているラインくらいのもの。昨年からようやく「サンダーバード」に使用されている681・683系電車にリニューアル工事がなされるようになりましたが。

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旧国鉄時代は、それこそどこに行っても全国共通、似たような車両ばかりで、ヘッドマークが重要視されていたように思いますが、JR化移行はそれが失われているように思いますが如何でしょう。

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つい最近まで臨時運行されていた「トワイライトエクスプレス」にも、目指す終着駅関係なく、立派なヘッドマークが、機関車の先頭を飾っていました。それだけで「旅情」を感じたもんです。

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乗車したことはないですが、被写体としてはやはり「特別な存在」だったように思います。現に、ヘッドマーク付きの機関車が走る、と言うだけで話題になるご時世ですからね。


JR九州で走っているクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」、来年から走り出すJR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」にもヘッドマークがありません。

車内設備やサービス、そして外観など、見るものはあるとは思います。そして、それなりに「存在感」はあるとは思いますが、どこか腑抜けたように感じるのは、「国鉄」を知っているおっさんのお戯れだけではない、ように思いますがいかがでしょう。


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2016.12.27 / Top↑
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