さてこの日の第3試合、です。

パナソニック (22大会連続37回目/近畿地区第一代表)

JFE西日本 (8大会連続11回目/中国地区第一代表)

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半ば無理やりっぽいですが、中国地区からの代表3チーム目の観戦、と言うよりも応援。もちろん何処が出てきても応援するつもりではいましたが、3チームとも広島県下から、と言うのは、やはり中国地区でもチームの多さ、またそのチーム同士の切磋琢磨の結果ではないでしょうか。

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今年に入って6試合目の観戦。遠征最後の対大阪ガス戦は、これまで見たことのないようなオーダーでしたが、相手が相手なだけに、手の内を徹底的に隠した結果だったのか、それとも普段あまり試合に出ない選手の調整の場に充てたのか。そして、その真価が問われる1回戦。重要です。

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今年に入って4試合目観戦のパナソニック。オリックスバファローズを倒しての「大阪プロアマ交流戦」優勝が記憶に新しいところです。阪神タイガースからドラフト指名された藤谷投手が見もの。もしかしたら温存して、藤井聖太投手で来るか。いずれにしろ強豪であることに変わりはありません。


試合開始前、JFE西日本・陶山大介投手の「10回出場表彰」がありました。



スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
2(右)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
3(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)
4(左)松浦大則 (金光学園高~関西学院大)
5(三)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
6(指)高岡一郎 (近畿大学付属高校~近畿大学)
7(遊)岡  将吾 (西日本短期大学附属高校~駒澤大学)
8(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高校~拓殖大学))
9(二)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
投:藤井主文 (PL学園高校~東京農業大学)

後攻:パナソニック
1(指)深瀬愛斗 (武相高校~東京農業大学北海道オホーツク)
2(遊)横田拓也 (沖学園高校~福岡大学)
3(二)泉  裕斗 (宇治山田商業高校~東北福祉大学)
4(一)柳田一喜 (神港学園高校~立命館大学)
5(中)田中宗一郎(佐賀西高校~立教大学)
6(左)福原健太 (北谷高校~東濃大オホーツク)
7(捕)三上恭平 (桐生第一高校~上武大学)
6(右)井上貴晴 (報徳学園高校~青山学院大学)
9(三)阪口哲也 (市立和歌山高校~阪神タイガース)
投:藤谷洸介 (周防大島高校)

審判員
球審:宅間寛 一塁:飯田昌幸 二塁:大滝達也 三塁:西貝雅裕


さぁ、試合開始です。

打撃成績
1回表
橋本拓    フルカウントから7球目を打ってライトフライ
本郷     0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者友滝の初球前のボークでファーストランナー本郷はセカンドへ
友滝     1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
松浦     1-2から4球目を打ってサードゴロ

1回裏
深瀬     1-2から4球目を打ってセカンドフライ
横田     0-1から2球目を打ってサードゴロ
泉       2-1から4球目を打ってライトフライ

2回表
三木     2-2から7球目を空振り三振
高岡     1-1から3球目を打ってセカンドフライ
岡       フルカウントから7球目を打ってサードライナー

2回裏
柳田      0-1から2球目を打ってレフトへツーベースヒット
田中      1-2から4球目を打ってライト前ヒット
福原      1-1から3球目を打ってサードファウルフライ
次打者三上の4球目にワイルドピッチでファーストランナー田中はセカンドへ
三上      3-1から5球目を選んでフォアボール
井上貴    フルカウントから7球目を空振り三振
阪口      2-2から6球目を見逃し三振

3回表
浦        2-2から9球目を打ってセカンドゴロ
宮本      初球を打ってレフトライナー
橋本拓    2-1から4球目を打って右中間へツーベースヒット
本郷      2-2から5球目がデッドボール
友滝      3-1から5球目を打ってサードライナー

3回裏
深瀬     初球を打ってセカンドフライ
横田     0-2から3球目を空振り三振
泉       0-2から3球目を打ってファーストフライ

4回表
松浦     1-2から4球目を打ってレフトフライ
三木     2-2から9球目を打ってレフト線ツーベースヒット
高岡     フルカウントから7球目を見逃し三振
岡       2-2から6球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
柳田     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
田中     0-1から2球目をピッチャー前送りバント
福原     初球を打ってライト前ヒット

JFE西日本選手交代
ピッチャー藤井に代えて陶山大介(倉敷工業高校)

次打者三上の2球目に福原セカンド盗塁成功
三上      フルカウントから6球目を選んでフォアボール
井上貴    1-2から6球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
パナソニック2-0JFE西日本
阪口      初球を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
深瀬      2-0から3球目を打ってサード強襲タイムリー内野安打
パナソニック3-0JFE西日本
次打者横田の4球目にワイルドピッチ
横田      2-2から5球目を打ってショートフライ

5回表
浦       1-2から5球目を空振り三振
宮本      1-1から3球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
橋本拓    フルカウントから9球目を空振り三振
本郷      1-2から4球目を打ってファーストゴロ

5回裏
泉       1-2から4球目を空振り三振
柳田      初球を打ってライト前ヒット
田中      2-1から5球目を打ってライトフライ
福原      1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
三上      初球を打ってセンター前タイムリーヒット
パナソニック4-0JFE西日本
井上貴    2-2から5球目を打ってファーストゴロ

6回表
友滝     1-1から3球目を打ってライトフライ
松浦     0-1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
三木     初球デッドボール
高岡     2-0から3球目を打ってサードゴロ

6回裏
阪口     初球を打ってサードゴロ
深瀬     3-1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ
横田     1-0から2球目を打ってサードゴロ

7回表
岡       初球を打ってセカンドフライ
浦       0-1から2球目を見逃し三振
宮本     1-2から5球目を打ってライトフライ


6回裏から7回表にかけては、意図せず「ノンストップ」になってしまいました。

7回裏
泉       1-0から2球目を打ってショート内野安打
柳田     3-1から5球目を打ってライトフライ

JFE西日本選手交代
ピッチャー陶山に代えて三好大倫(香川県立三本松高校)

田中     初球を打ってピッチャーゴロ
福原     1-0から2球目を打ってショートゴロ

8回表
橋本拓    初球を打ってセンター前ヒット
本郷     2-2から6球目を空振り三振
友滝     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
松浦     2-2から5球目を空振り三振

8回裏
三上     ストレートのフォアボール
井上貴    1-1から3球目を打ってセンター前ヒット バッターランナーは送球間に二塁へ
さらにサードへの送球がベンチに入りファーストランナーが生還
パナソニック5-0JFE西日本
阪口の代打藤井健(智辯和歌山高校~奈良学園大学) フルカウントから6球目を選んでフォアボール

JFE西日本選手交代
ピッチャー三好に代えて藤谷修平(玉野光南高校~天理大学)

深瀬の代打岩本大祐(智辯学園高校~東北福祉大学) 初球を打ってライト前タイムリーヒット
パナソニック6-0JFE西日本
横田     初球をキャッチャー前送りバント失敗ダブルプレイ
泉      フルカウントから6球目を打ってショートフライ

9回表
三木     1-1から3球目を打ってショートゴロ
高岡の代打有村 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
岡       フルカウントから6球目を打って左中間へツーベースヒット
浦の代打法本 フルカウントから6球目を打ってショートフライ

京セラドーム大阪 第42回社会人野球日本選手権1回戦
鋼管福山 000 000 000 0
松下電器 000 310 02X 6

試合時間:2時間49分

投手成績
JFE西日本
藤井  3.1回 15打者  53球 3被安打 2与四死球 3奪三振 2失点 2自責点
陶山  3  回 16打者  60球 6被安打 1与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
三好  0.2回  5打者  16球 1被安打 2与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
藤谷  1  回  3打者   8球 1被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 0自責点
 
パナソニック>
藤谷  9  回 35打者 152球 6被安打 2与四死球 7奪三振 0失点 0自責点



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じわりじわりと突き放しにかかるパナソニック打線に、強さと底力を感じました。大会前最後のオープン戦、対三菱重工長崎戦では一発攻勢でしたが、本来の力ってのはこれなのかなぁ、とも。

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9イニング152球(手許集計です。アテになりませんが)の完封勝利の藤谷投手。人伝に聞きましたが、若干メンタル面に引っ掛かりがあるとか。実際立ち上がりから5回あたりまではとにかく不安定だったものの、徐々に立て直せたのか、中盤以降は「らしい」ピッチング。やはり194cmの長身から投げ下ろすボールは威力あり。タイガースさん、慌てず騒がず育ててやってくださいな。

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かたやJFE西日本。藤谷投手の身長に翻弄されたか、いまいちタイミングが撮りづらかったか、決定打が出なかった。橋本拓選手や浦選手ファウルで粘っては見たものの、さすがに崩れなかった。

個人的に痛かったなぁ、と思うのは3回表の攻撃。ツーアウトながらランナー1・2塁で、友滝選手の放った打球は、サード阪口哲也選手のグラブにダイレクトに(動画では全く追えていません)。これが抜けておればもしかしたら2点先制。主導権は握れたかも知れないなぁ。5回まで103球を費やしていたパナソニック・藤谷投手。一発勝負のトーナメントゆえ、序盤で崩せなかったのが残念・・・・。

広島県勢3チーム揃っての一回戦突破はなりませんでしたが、この大会はこれで終わり、ではありません。また来年もあります。もちろん来年は「新入社員」の方も入って来られます。もうそろそろ「内定者」の名前も聞こえてきそうな季節にもなりましたが、来年はまた新しい「JFE西日本野球部」を見せてくれるものと思います。来年もまた、。事あるごとに観に行こうと思っています。

―――――ありがとうございました!


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2016.11.05 / Top↑
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