社会人野球部の本拠地球場ってのは、わりとありふれた名前が本当に多いです。
大阪ガス野球部の本拠地は「大阪ガス今津総合グラウンド」、NTT西日本野球部は「NTT淀総合運動場野球場」。らしい名前と言えば、ツネイシ野球部の本拠地「ツネイシスタジアム」くらい。
故に「パナソニックベースボールスタジアム」と言う、全部横文字の球場名には、何かしら憧れを感じていました。もっとも、改称前は「松下球場」と言う、何の捻りもない名前だったそうですが。
そんな「パナソニックベースボールスタジアム」に初めて行ってきました。


毎度お馴染み南海高野線初芝駅、といきたい所ですが、今回は自宅からチャリンコ飛ばして地下鉄なかもず駅スタート。初芝駅発上り電車には、朝9時台に約20分近く「ブランク」があるんです。ダイヤ改正のたびに扱いの悪くなる南海高野線中百舌鳥駅以南。どうにかならぬもんでしょうか。

地下鉄淀屋橋駅。朝ラッシュを過ぎた時間帯ではありますが、さすがにビジネス街。混んでます。

淀屋橋駅からは京阪特急。わたしが子供の頃の京阪特急ってのは、京橋駅を出ると次は七条駅。それが今では枚方市駅に停まるわ樟葉、丹波橋、中書島に停まるわ、の「惨状」。現在は期日限定で、かつての京阪特急そのままの停車駅の「快速特急」があるそうですが、乗る機会は果たしてあるか。


京阪電車枚方市駅到着。ここで京阪本線から交野線に乗り換える手もあるんですが、最寄りの星ヶ丘駅から15分程歩く必要がある事、また本数が圧倒的に多い事を考慮して、京阪バスに乗り換え。
なお、地図上ではスタジアム周辺には、供食店舗らしきものは何もなさげなので、事前に用意していくのがよいでしょう。枚方市駅改札内には、コンビニエンスストア「アンスリー」東口改札外には「京阪ザ・ストア(パン屋さん等が入居しています)」があるので、たいして困らないと思います。

改札口を出て「南口」に進みます。歩道橋を渡った先の「2番乗り場」に向かいます。

目指すは2つ先の「変電所前」バス停。2番乗り場から発車するバスは全て停車するので、アレコレ考える必要はありません。行き先はバラバラですが、おおよそ5分待てば次の便が来ます。

変電所前バス停到着。果たしてどこに「変電所」があるのかは分かりませんが、目的地が強いて言えば「電気屋さん」の持ち物ゆえ、これもありかと。


バスが来た道を少しだけ戻ると、「山ノ上北町」交差点に着きます。そこを左に曲がる、高架道路(国道1号線京阪国道)に向かう道がありますので、そこを上がります。

バス停から徒歩約5分。でかでかと掲げられたラーメン屋さんの看板のある付近の左手に、「パナソニックベースボールスタジアム」と書いた表札があります。

門を入ってすぐ奥の植え込みには「松下球場」の碑があります。開設は昭和52年。

入場門の裏側には、これまた結構な年代物の案内看板、京都方面に出るにはかなり面倒くさそうです。そして、球場の表記は「松下電器野球場」となっています。

入ればもうそこはすぐ球場。造りとしては大阪ガス今津総合グラウンド野球場、そして日本生命千里山グラウンドに酷似しています。もしかしたらその当時の野球場の「基本」みたいなもんだったんでしょうか。








そのまま左に回ってみますと、過去にパナソニック野球部、そして松下電器野球部に在籍した主な選手の「名簿」があります。そこには数々の野球選手の名前が掲載されています。もちろん、広島東洋カープ・水本勝己二軍監督の名前もあります。正直、これをまずは確認したかった(笑)。

そのまま左回りに進行。バックネット裏付近は「本部席」。ここにといれがあります。用を足しに入りましたが、とにかく綺麗でした。さらにその奥、ちょうど三塁側ベンチの裏になりますが、ブルペンがあります。ちなみにここで試合を行う場合、パナソニックは三塁側に陣取ります。

ご覧のように球場周囲は一周できます。それに沿うように「ランニングコース」が設定されています。そして、事あるごとにこのように古ぼけたベンチが置かれていますが、頑丈な金網に阻まれ、「観る」と言う面に関してはあまりよろしくないです。とは言うものの、こうやって入れるだけでもよし。

こうやってぐるり一周をしていますが、実は「どこで撮影をするか」を模索しながら歩いています。ベンチサイドには、倉庫がないのか、練習用のネットがそのまま置かれているのえ、ちょっと厳しいかなぁ。

フィールド部分。内野は全面土、外野は天然芝です。

両翼ファウルグラウンドに設けられているブルペン。「鳥かご」で防護されています。

バックスクリーン。スコアボードはフルカラーLED。ランニングスコアとボールカウント(当然BSO)しかありません。センターは120メートル、両翼は93メートル。ほぼ甲子園球場と同サイズ。

ライト後方には屋内練習場もあります。そして「ライト外野席」。

一塁側に戻ってきました、結局落ち着いたのはここ。腰掛け程度しかないので、のんびり観戦向き。さらにその奥、一塁ダッグアウト横にも、ベンチが置かれていますが、一般観覧用とも、選手の荷物置き場とも判別のつかないような状態。これもまた「よくある事」ではあります。

結局、その隅っこの方で観させていただきました。邪魔になってはいかんのでほぼ立ちっぱなしになりましたが「撮る」分にはなかなか良い場所かと思われます。

本部席の上、バックネット裏は一般人は入れません。ここに各チームの「ビデオ係」がいます。

我が家から、頑張れば約1時間半。校風は至極便利ですし、門さえ開いておれば入れるようではあります。面倒な手続きもない、また、公式サイトのスケジュールには、練習見学の可否も明示されているので、行きやすい球場かと思われます。グラウンドレベルで画像も撮れますしね。
―――――また来年、寄せていただきます。ありがとうございました。
何でや!カープ関係ないやろ!と思われるかも知れませんが、クリック頂ければ幸い。これからの励みになります。

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大阪ガス野球部の本拠地は「大阪ガス今津総合グラウンド」、NTT西日本野球部は「NTT淀総合運動場野球場」。らしい名前と言えば、ツネイシ野球部の本拠地「ツネイシスタジアム」くらい。
故に「パナソニックベースボールスタジアム」と言う、全部横文字の球場名には、何かしら憧れを感じていました。もっとも、改称前は「松下球場」と言う、何の捻りもない名前だったそうですが。
そんな「パナソニックベースボールスタジアム」に初めて行ってきました。




毎度お馴染み南海高野線初芝駅、といきたい所ですが、今回は自宅からチャリンコ飛ばして地下鉄なかもず駅スタート。初芝駅発上り電車には、朝9時台に約20分近く「ブランク」があるんです。ダイヤ改正のたびに扱いの悪くなる南海高野線中百舌鳥駅以南。どうにかならぬもんでしょうか。


地下鉄淀屋橋駅。朝ラッシュを過ぎた時間帯ではありますが、さすがにビジネス街。混んでます。


淀屋橋駅からは京阪特急。わたしが子供の頃の京阪特急ってのは、京橋駅を出ると次は七条駅。それが今では枚方市駅に停まるわ樟葉、丹波橋、中書島に停まるわ、の「惨状」。現在は期日限定で、かつての京阪特急そのままの停車駅の「快速特急」があるそうですが、乗る機会は果たしてあるか。




京阪電車枚方市駅到着。ここで京阪本線から交野線に乗り換える手もあるんですが、最寄りの星ヶ丘駅から15分程歩く必要がある事、また本数が圧倒的に多い事を考慮して、京阪バスに乗り換え。
なお、地図上ではスタジアム周辺には、供食店舗らしきものは何もなさげなので、事前に用意していくのがよいでしょう。枚方市駅改札内には、コンビニエンスストア「アンスリー」東口改札外には「京阪ザ・ストア(パン屋さん等が入居しています)」があるので、たいして困らないと思います。


改札口を出て「南口」に進みます。歩道橋を渡った先の「2番乗り場」に向かいます。


目指すは2つ先の「変電所前」バス停。2番乗り場から発車するバスは全て停車するので、アレコレ考える必要はありません。行き先はバラバラですが、おおよそ5分待てば次の便が来ます。


変電所前バス停到着。果たしてどこに「変電所」があるのかは分かりませんが、目的地が強いて言えば「電気屋さん」の持ち物ゆえ、これもありかと。




バスが来た道を少しだけ戻ると、「山ノ上北町」交差点に着きます。そこを左に曲がる、高架道路(国道1号線京阪国道)に向かう道がありますので、そこを上がります。


バス停から徒歩約5分。でかでかと掲げられたラーメン屋さんの看板のある付近の左手に、「パナソニックベースボールスタジアム」と書いた表札があります。


門を入ってすぐ奥の植え込みには「松下球場」の碑があります。開設は昭和52年。


入場門の裏側には、これまた結構な年代物の案内看板、京都方面に出るにはかなり面倒くさそうです。そして、球場の表記は「松下電器野球場」となっています。

入ればもうそこはすぐ球場。造りとしては大阪ガス今津総合グラウンド野球場、そして日本生命千里山グラウンドに酷似しています。もしかしたらその当時の野球場の「基本」みたいなもんだったんでしょうか。

















そのまま左に回ってみますと、過去にパナソニック野球部、そして松下電器野球部に在籍した主な選手の「名簿」があります。そこには数々の野球選手の名前が掲載されています。もちろん、広島東洋カープ・水本勝己二軍監督の名前もあります。正直、これをまずは確認したかった(笑)。


そのまま左回りに進行。バックネット裏付近は「本部席」。ここにといれがあります。用を足しに入りましたが、とにかく綺麗でした。さらにその奥、ちょうど三塁側ベンチの裏になりますが、ブルペンがあります。ちなみにここで試合を行う場合、パナソニックは三塁側に陣取ります。


ご覧のように球場周囲は一周できます。それに沿うように「ランニングコース」が設定されています。そして、事あるごとにこのように古ぼけたベンチが置かれていますが、頑丈な金網に阻まれ、「観る」と言う面に関してはあまりよろしくないです。とは言うものの、こうやって入れるだけでもよし。


こうやってぐるり一周をしていますが、実は「どこで撮影をするか」を模索しながら歩いています。ベンチサイドには、倉庫がないのか、練習用のネットがそのまま置かれているのえ、ちょっと厳しいかなぁ。


フィールド部分。内野は全面土、外野は天然芝です。


両翼ファウルグラウンドに設けられているブルペン。「鳥かご」で防護されています。


バックスクリーン。スコアボードはフルカラーLED。ランニングスコアとボールカウント(当然BSO)しかありません。センターは120メートル、両翼は93メートル。ほぼ甲子園球場と同サイズ。


ライト後方には屋内練習場もあります。そして「ライト外野席」。


一塁側に戻ってきました、結局落ち着いたのはここ。腰掛け程度しかないので、のんびり観戦向き。さらにその奥、一塁ダッグアウト横にも、ベンチが置かれていますが、一般観覧用とも、選手の荷物置き場とも判別のつかないような状態。これもまた「よくある事」ではあります。


結局、その隅っこの方で観させていただきました。邪魔になってはいかんのでほぼ立ちっぱなしになりましたが「撮る」分にはなかなか良い場所かと思われます。


本部席の上、バックネット裏は一般人は入れません。ここに各チームの「ビデオ係」がいます。

我が家から、頑張れば約1時間半。校風は至極便利ですし、門さえ開いておれば入れるようではあります。面倒な手続きもない、また、公式サイトのスケジュールには、練習見学の可否も明示されているので、行きやすい球場かと思われます。グラウンドレベルで画像も撮れますしね。
―――――また来年、寄せていただきます。ありがとうございました。
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2016.10.28 / Top↑
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