晩年には、水本二軍監督ですら「さん付け」だった「倉さん」にも、現役引退の波がきました。

一軍通算成績:719試合 1564打数339安打126打点23本塁打 打率0.217 6盗塁
二軍通算成績:390試合 938打数206安打115打点21本塁打 打率0.220 13盗塁
昨年オフより「二軍バッテリーコーチ」と言う肩書きが付きましたが、その時から一軍公式戦出場の更なる減少、そして、近いうちの引退が示唆されてたようなもんですが、以外に早く来てしまった、と言う印象は拭えません。それよりも「将来の幹部候補生」と喜んだ方が良かったんかな。
広島倉と広瀬が引退 低迷期支えたベテラン今季限り
日刊スポーツ 2016年9月21日
ぶっちゃけ、その肩書きのせいで、おいそれと二軍から外せなかったのも事実。出場選手登録をなされたのは、引退セレモニーを行う「はず」だった9月25日のみ。しかも試合は結果ノーゲーム。
倉、ファンに惜別のヘッドスライディング
スポーツ報知 2016年9月25日
しかしながら、一時期は「黄金バッテリー」だった黒田博樹とのバッテリーも実現し、こんな事を言ったら起こられるかも知れませんが、思い残す事はもうないかな。実現不可能とも思ったし。

今シーズンはウエスタンリーグの試合前に、打撃投手を勤める姿もしばしば見られました。これはキャリア関係なく、カープの二軍スタッフが必ず通る道。その姿もいつの間にか板についてました。

ひと昔前までは「倉・石原戦争」と称して(?)正捕手争いが繰り広げられてましたが、カープの過去の歴史を紐解くと、必ずと言って良いほど、時期の被るキャッチャーの名前が挙がります。

倉義和には石原慶幸、西山秀一には瀬戸輝信、古くは水沼四郎に道原裕幸、などなど。両雄並び立たず、とは申しますが、常にカープでは両雄が並び立ってその歴史を築いてきた。「レギュラーキャッチャーは固定すべき」とはよく言いますが、そしてどのポジションでもそうだと思うんですが、タイプが違うキャッチャーは何人いてもいい。ぶっちゃけ両極端でいい、とすらも思いますよ。

ピッチャーからのボールを受けて、それがどんなボールであれ、割に間を開けずにテンポよく返球する。その短い間にひと呼吸、ピッチャーを鼓舞するジェスチャーをする。あまり石原慶幸には見られないアクション。特にキャリアの浅い、若いピッチャーには良かったんではないかな。

そう言えば入団して間なしの頃、何の番組か忘れましたが、当時解説者の達川光男氏に「(背番号)40てのはな、『シマル』て言うてのお」とか声を掛けられてたのを覚えてます。大きい番号ながらも、解釈のしようによっては幾らでも良く取れるわけでして。その通りのキャッチャーでした。

そしてこれも、どれくらいの人が覚えてらっしゃるか分かりませんが、一時期バッティングを生かすべく、外野手へ転向の話がありましたが、もしその時、外野手に転向していたら、もしかしたら今の倉さんの姿はなかったかも、とすら。ポジション変更は大成するのに時間はかかりますからね。
先にも記しましたが、監督にすら「さん」を付けられるのは、それだけの人柄を持っていると言う事だと思います。人柄だけでコーチングは出来ないとは思いますが、倉さんの場合は確かなる実績が伴っている。一軍出場719試合で培った経験がある。それを後輩達に伝授して頂ければ、と思います。
―――――お疲れ様でした。おそらくこのまま、二軍バッテリーコーチ「専任」かと思います。中村亘佑、多田大輔、船越涼太、松浦耕大の事をよろしくお願いいたします。誰か忘れてるけどまぁいいや。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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一軍通算成績:719試合 1564打数339安打126打点23本塁打 打率0.217 6盗塁
二軍通算成績:390試合 938打数206安打115打点21本塁打 打率0.220 13盗塁
昨年オフより「二軍バッテリーコーチ」と言う肩書きが付きましたが、その時から一軍公式戦出場の更なる減少、そして、近いうちの引退が示唆されてたようなもんですが、以外に早く来てしまった、と言う印象は拭えません。それよりも「将来の幹部候補生」と喜んだ方が良かったんかな。
広島倉と広瀬が引退 低迷期支えたベテラン今季限り
日刊スポーツ 2016年9月21日
ぶっちゃけ、その肩書きのせいで、おいそれと二軍から外せなかったのも事実。出場選手登録をなされたのは、引退セレモニーを行う「はず」だった9月25日のみ。しかも試合は結果ノーゲーム。
倉、ファンに惜別のヘッドスライディング
スポーツ報知 2016年9月25日
しかしながら、一時期は「黄金バッテリー」だった黒田博樹とのバッテリーも実現し、こんな事を言ったら起こられるかも知れませんが、思い残す事はもうないかな。実現不可能とも思ったし。


今シーズンはウエスタンリーグの試合前に、打撃投手を勤める姿もしばしば見られました。これはキャリア関係なく、カープの二軍スタッフが必ず通る道。その姿もいつの間にか板についてました。


ひと昔前までは「倉・石原戦争」と称して(?)正捕手争いが繰り広げられてましたが、カープの過去の歴史を紐解くと、必ずと言って良いほど、時期の被るキャッチャーの名前が挙がります。


倉義和には石原慶幸、西山秀一には瀬戸輝信、古くは水沼四郎に道原裕幸、などなど。両雄並び立たず、とは申しますが、常にカープでは両雄が並び立ってその歴史を築いてきた。「レギュラーキャッチャーは固定すべき」とはよく言いますが、そしてどのポジションでもそうだと思うんですが、タイプが違うキャッチャーは何人いてもいい。ぶっちゃけ両極端でいい、とすらも思いますよ。


ピッチャーからのボールを受けて、それがどんなボールであれ、割に間を開けずにテンポよく返球する。その短い間にひと呼吸、ピッチャーを鼓舞するジェスチャーをする。あまり石原慶幸には見られないアクション。特にキャリアの浅い、若いピッチャーには良かったんではないかな。


そう言えば入団して間なしの頃、何の番組か忘れましたが、当時解説者の達川光男氏に「(背番号)40てのはな、『シマル』て言うてのお」とか声を掛けられてたのを覚えてます。大きい番号ながらも、解釈のしようによっては幾らでも良く取れるわけでして。その通りのキャッチャーでした。


そしてこれも、どれくらいの人が覚えてらっしゃるか分かりませんが、一時期バッティングを生かすべく、外野手へ転向の話がありましたが、もしその時、外野手に転向していたら、もしかしたら今の倉さんの姿はなかったかも、とすら。ポジション変更は大成するのに時間はかかりますからね。
先にも記しましたが、監督にすら「さん」を付けられるのは、それだけの人柄を持っていると言う事だと思います。人柄だけでコーチングは出来ないとは思いますが、倉さんの場合は確かなる実績が伴っている。一軍出場719試合で培った経験がある。それを後輩達に伝授して頂ければ、と思います。
―――――お疲れ様でした。おそらくこのまま、二軍バッテリーコーチ「専任」かと思います。中村亘佑、多田大輔、船越涼太、松浦耕大の事をよろしくお願いいたします。誰か忘れてるけどまぁいいや。
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2016.09.30 / Top↑
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