9月17日に、広島東洋カープ・丸佳浩が「初めて」ホームラン20本に到達しました。

そこでひと悶着。

【広島】丸、観客キャッチで初の20号
スポーツ報知 2016年9月17日
広島・丸 ビデオ判定のち初20号「一つの壁を越えられた」
スポニチ
広島・丸、観客が守備妨害?ビデオ判定で無事20号
デイリースポーツ
丸の飛球を中日工藤が捕球か…観客が捕って20号に
日刊スポーツ
広島・丸、3度目正直20号はリプレー検証弾
サンスポ

正直見事ですね。ネット上の記事とは言え、スポニチ以外は丸佳浩の画像がない。目立っているのはこの時、レフトに入っていたドラゴンズ・工藤隆人と、その後ろの「もう一人の外野手」ってんだから。


もう、と言うかそのシーンもアップロードされてます。

各記事の画像を見てもわかりますが、まぁモノの見事に「フェンスの向こう側」に手ぇ伸ばしてますわな。さすがプロカメラマン。こういう画像をいずれは撮りたいと思ってはいますが・・・・。

マツダスタジアムのフェンスの高さって、どうやって決められた、と言うか決まったか、ってのかカープファンの方ならある程度ご存知のはず。現役時代の緒方孝市「外野手」が「選手がボールをキャッチ出来るか出来ないか、くらいの高さががいいね」ってんでこの高さに設定されたんですよ。

言わば現役のプロ野球選手が、自身の見せ場を作りたいがために決めた高さなんですよ。何年か前には、赤松真人や天谷宗一郎が、そこを駆け上がってホームランボールをキャッチしたんですよ。スーパープレイを作る場なんですよ。そこでど素人が邪魔をしてどないする、っちゅうに。

2010年8月でしたか、岩本貴裕のホームラン(これもレフトスタンド)を、ジャイアンツファンがうちわで弾き返した(?)と言う場面がありました。これもまたビデオ判定になりました。

やってる事は全く逆とは言え、試合に水を差したことには間違いない。しかもこのプレイのおかげで、試合が約10分間中断した。もっと極端に言えば、やらんでいい事をわざわざやる羽目になってしまった。ただでさえ長い一軍の試合がさらに長くなった。情けない話ですよ。

カープ草創期の頃、。外野フェンスがない球場で試合をやってて、カープファンが仕切りのロープをグラウンド側に押しやって外野飛球をホームランにした、みたいな嘘のような本当のような話を聞いたことがありますが、やってる事はそれと一緒。むしろそれ以下、としか思えない。


その周りで拍手喝采しようる人らも何だかねぇ。どう見てもホームランボールをキャッチしたわけじゃない、レフトフライを強奪しただけやのに。まぁこの時は、事の重大さには気付いてないんでしょうけど。


よくプロ野球ファンが、本拠地の事を指して「聖地」と言いますが、その聖地で何し腐っとんねん、て。

もっと言えば、グラウンドってのは聖域なんですよ。プロ野球選手が、生活を賭けてプレイしている場なんですよ。「一投一打が勝負の全て」なんですよ。そおnヒット一本、アウト一つで人生が変わる選手すらいるんですよ。そこまで理解せぇとは言わんけど、グラウンドは素人が手伸ばしていい場じゃない。

この時、レフトに入ってたドラゴンズの工藤隆人は、千葉ロッテマリーンズから戦力外通告の後、トライアウトを受験して、ようやくここまで帰ってきた選手ですよ。彼にとっては生き残りの場なんですよ。


まぁそれはいいとしても、外野手最大の見せ場を「強奪」したこの御仁の罪は限りなくでかいです。

もし工藤隆人がこのボールをキャッチしたら、素直に「ナイスプレイ!」と拍手を送る、そんな野球ファンでありたいです。相手チームがあって初めて試合は成立する。それを邪魔する輩はスタジアムにはいらない。最近、カープファンの暴走が目に付きますが、これもそのひとつに数えられそうですな。


先の岩本貴裕のホームランの件もそうですが。、こうやって「明らかにプレイの妨害をする人」に対して、NPBはどう考えてるんだろうなぁ、といつも思います。ここまでアップで取り上げられてるんだし、特定さrてるし、いつまでも「お客さんの自覚」に頼っててはイカンとは思いますがどうでしょう。


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2016.09.19 / Top↑
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