今シーズンを最後にオリックスバファローズ二軍は、寮でもある「青涛館」共々、神戸市須磨区から撤退します。それに連動して、神戸総合運動公園サブ球場も、二軍の本拠地ではなくなります。
長らく親しんだ神戸の街、そして神戸サブ球場から撤退するのは惜しい気もしますが、一軍二軍は極力近い方がいい。阪神甲子園球場と阪神鳴尾浜球場の関係を見てると余計にそう思うわけでして。
これも時代の流れと言えば流れ。特に二軍の本拠地球場ってのはコロコロ変わって当たり前。より良い練習環境を求めるなら尚更。今回の移転で、バファローズ二軍のレベルアップが少しでも成されれば、と考えます。チーム事情もありますが、現在かなり停滞してしまってますしね。
で、神戸サブ球場。
来週末、24日25日には「ファーム感謝まつり」と称して、対広島東洋カープ戦が組まれています。そう言ったイベントはまた別にして、これまで通りの神戸サブ球場を見ておきたい、つまりは落ち着いておかもとカレーを食べておきたい、と言う事で、ノコノコ出掛けました。

おはようございます神戸サブ球場への桜並木。もう「中秋」なんですね。後は全て枯れるだけ。

そして、何度目か既に覚えてない「おはようございます神戸サブ球場」。この左側に建物が完成したので、撮影アングルは変わってしまいましたが、この陸橋でも様々な「ドラマ」がありました。

バファローズ対ドラゴンズ、と言う事で、比較的ひっそり。その前に水曜日、カードを考えたらこんなもんかも知れませんが、来シーズンからは舞洲ベースボールスタジアム。度外視してるかも知れませんが、採算は取れるのか取れないのか。何らかの策は既に打たれているのか。

超ズボラこいたので、球場到着は「非常に珍しく」開門後の11:40。とは言うものの、さすがに天気予報が思わしくなかったせいか、お客さんの出足は至極鈍かったように思います。


定位置を確保して、まずやる事と言えば腹ごしらえ。もちろん「ホテルグリーンヒル神戸 岡本総料理長のカレー」。ケータリング業者も変わるでしょうし、来年はないでしょうね。


バファローズ一軍は、9月3日、4日、11日に「オリックスブレーブス」の復刻ユニフォームで試合を行いました。この日は二軍もブレーブスのユニフォームでの試合。この手の企画って、二軍は放ったらかしになる事もよくあるので、これはナイス。いずれは「サーパス」のユニを。
で、本来はこのあたりで練習の様子を撮って回るんですが、小雨がぱらついている状態。この天気は1回裏終了あたりまで続きました。ある程度予想されたこととは言え、ちょっときつかったです。
スターティングオーダー
先攻:中日ドラゴンズ
1(三)亀澤
2(二)荒木
3(右)古本
4(指)野本
5(一)石岡
6(捕)赤田
7(左)渡辺
8(遊)溝脇
9(中)友永
P:野村
ベンチ入り
投:18 20 24 25 28 32 34 41 42 50 98
捕:38 39 68 207
内:2 9 23 36 37 48 53
外:1 31 46 212 215
●ずらっと並んだ日本人選手。ドラゴンズの外国人選手事情がよう分からんのですが、ここから先どうやって選手を育成していくかが来シーズンのカギ。とは言うものの、選手を一本立ちさせるにはとにかく時間がかかります。そこまで球団が我慢出来るかどうか。この辺りは腹をくくらないと。
後攻:オリックスバファローズ
1(左)宮崎
2(遊)宗
3(一)縞田
4(指)ブランコ
5(中)川端
6(三)奥浪
7(二)原
8(捕)伏見
9(右)吉田雄
P:東明
ベンチ入り
投:26 27 28 35 43 49 58 64
捕:23 62 97 121
内:2 4 6 31 33 42 54 61
外:24 29 46 53 56 63
〇対照的なのが「ブレーブス」。失敗なのか成功なのか、補強したはずの外国人選手が3人もベンチ入り。こんな事を言ったら怒られるかも知れませんが、クライマックスシリーズ進出すら消滅した一軍の事情を考えると、ベンチ入りさせておく意味はあるおんか、と。しかしながら外してしまうと、試合が成り立たなくなる可能性すらある。これもある種、外国人偏重の弊害と言えば弊害、かなぁ。
審判と公式記録員

球審:須山佑多 一塁:水口拓哉 三塁:柳内遼平
公式記録員:中村鉄路
打撃成績
1回表
亀澤 初球を打ってセカンドゴロ
荒木 1-0から2球目を打ってセンターフライ
古本 3-1から5球目を選んでフォアボール
野本 0-1から2球目を打ってレフトフライ
1回裏
宮崎 1-0から2球目を打ってショートフライ
宗 2-2から6球目を打ってピッチャーゴロ
縞田 0-1から2球目を打ってショートライナー
2回表
石岡 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
赤田 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
渡辺 2-1から4球目を打ってレフトフライ
2回裏
ブランコ 3-1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット
川端 初球を打ってライトフライ
奥浪 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
原 フルカウントから6球目を打ってライト前タイムリーヒット
バファローズ1-0ドラゴンズ
伏見 初球を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
バファローズ2-0ドラゴンズ
吉田雄 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ ホーム送球もセーフ 記録は野選
バファローズ3-0ドラゴンズ
宮崎 0-1から2球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
バファローズ4-0ドラゴンズ
宗 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト
縞田 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ5-0ドラゴンズ
ブランコ フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
〇突如として爆発したブルーサンダー打線。とは言うものの、一発長打ではなく、どちらかと言えば打てる範囲のヒットを繋いでつないでの5得点。福良淳一監督にはむしろ、こう言う野球を目指して頂きたいんですがどうでしょう。いわゆる「大物打ち」って、チームに一人くらいでいいんですよね。
〇そして、満塁から前進守備の内野への打球を掻い潜っての原拓也の走塁。赤田龍一郎のタッチも甘かったと言えば甘かったですが、これもまた今シーズン、何かと話題になった「コリジョン」の影響かなとも。荒木雅博のバックホームも、若干ながら軽かったようにも思えました。
3回表
溝脇 初球を打ってピッチャーゴロ
友永 2-2から5球目を打ってショート内野安打
亀澤 1-2から4球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
次打者荒木の初球に亀澤セカンド盗塁成功
荒木 1-2から4球目を打ってセカンドフライ
〇昨年は一軍106試合出場、今年もここまで59試合出場の亀澤恭平。ホークスでの育成選手生活が長かったですが、ホークスから出してもらって(と個人的には思ってます)良かったのかな。
3回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー野村に代えて金子
川端 1-2から5球目を見逃し三振
奥浪 1-0から2球目を打ってセンターフライ
原 2-2から5球目を空振り三振
4回表
バファローズ選手交代
ピッチャー東明に代えて青山
古本 1-1から3球目を打ってライトフライ
野本 ストレートのフォアボール
石岡 1-2から4球目を空振り三振
赤田 初球を打ってレフト線シングルヒット
渡辺 2-1から4球目を打ってライトオーバータイムリースリーベースヒット
バファローズ5-2ドラゴンズ
溝脇 1-0から2球目を打ってライトフライ
〇ちょっと気になったライト吉田雄人の守備。相変わらず打球判断が出来てないと言うか、一歩目の判断が遅いと言うか、ひと呼吸打球を見てしまう。これは治らんもんなんかなぁ。ショートで出場している事もごくたまあります。出場機会を得るためかも知れませんが、外野手で入団させたなら、まず外野手で一本立ちさせて欲しいなぁ。そうしないともったいない。
4回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー金子に代えてハイメ
伏見 1-2から4球目を見逃し三振
吉田雄 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者宮崎の4球目に吉田雄セカンド盗塁失敗
宮崎 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
宗 1-1から3球目を打ってレフトフライ
5回表
友永 1-2から5球目を空振り三振
亀澤 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
荒木 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
古本 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
5回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャーハイメに代えて西川
セカンド荒木に代えてショート三ツ俣
ショート溝脇がセカンドへ
縞田 1-2から6球目を打ってショートゴロ
ブランコ 初球を打ってショートゴロ
川端 フルカウントから8球目を打ってレフト前ヒット
奥浪 1-1から3球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット
バファローズ6-2ドラゴンズ
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー西川に代えてセプティモ
原 3-1から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ7-2ドラゴンズ
伏見 0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ
●続々と出てくる、ドラゴンズの「得体の知れない外国人投手。補強の一環なのか育成のつもりなのかは知り得ませんが、レイソン・セプティモは一軍登板3試合、フアン・ハイメに至ってはゼロ。これも敢えて言うなら「無駄外国人選手」。カープにもいますよね。「まだ見ぬ強豪」。
6回表
野本 初球を打ってサードフライ
石岡 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
赤田 2-1から4球目を打って右中間突破ツーベースヒット
渡辺 0-1から2球目を打ってファーストゴロ
6回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャーセプティモに代えて鈴木
吉田雄 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
宮崎 2-2から7球目を打ってライト前ヒット
宗 1-2から4球目を空振り三振
縞田 フルカウントから10球目を選んでフォアボール
ブランコ 0-1から2球目を打ってセカンドフライ
川端 2-1から4球目を打ってライトライナー
7回表
溝脇 1-2から5球目を打ってレフト前ヒット
友永 1-1から3球目を打ってレフトフライ
亀澤 初球を打ってレフトフライ
次打者三ツ俣の2球目に溝脇にセカンド盗塁失敗
7回裏
奥浪 1-0から球2目を打ってレフトフライ
原 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
伏見 0-1から2球目がデッドボール
吉田雄 フルカウントから6球目を空振り三振
8回表
バファローズ選手交代
レフト宮崎に代えてセンター武田
センター川端がレフト
三ツ俣 2-1から4球目を打ってライトフライ 吉田雄ランニングキャッチ
古本 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
野本 1-2から4球目を打ってセンターフライ
8回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー鈴木に代えて武藤
武田 1-0から2球目を打ってセンターフライ
宗 初球を打ってライト前ヒット
縞田 2-2から7球目を空振り三振
ブランコ 初球を打ってライトフライ
9回表
バファローズ選手交代
ピッチャー青山に代えて比嘉
石岡 0-2から3球目を空振り三振
赤田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
渡辺 0-2から球目を打ってライト前ヒット
溝脇 2-2から6球目を空振り三振
友永 1-1から3球目を打ってショートゴロ
神戸サブ球場 29回戦 オリックス9勝20敗
中日 000 200 000 2
神戸 050 020 00X 7
勝投手:青山大紀(18試合3勝8敗)
敗投手:野村亮介(12試合3勝2敗)
試合時間:
観衆:
投手成績
中日ドラゴンズ
野村 2 回 13打者 41球 6被安打 0与四死球 0奪三振 5失点 5自責点
金子 1 回 3打者 12球 0被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
ハイメ 1 回 4打者 20球 0被安打 2与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
西川 0.2回 4打者 18球 2被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
セプテ 0.1回 2打者 7球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
鈴木 2 回 10打者 45球 2被安打 2与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
武藤 1 回 4打者 11球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
オリックスバファローズ
東明 3 回 11打者 34球 1被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
青山 5 回 20打者 70球 5被安打 1与四死球 2奪三振 2失点 2自責点
比嘉 1 回 5打者 22球 1被安打 1与四死球 2奪三振 0失点 0自責点

結果はブレーブス圧勝。トニ・ブランコがあまり役に立ちませんでしたが(でもないなぁ)、打てる範囲のヒットだけで12本。積極的なん走塁もあって、久し振りに見る?快勝だったと思います。
で、勝ったとは言えやっぱり気になる伏見寅威。
ここまで言うのも何ですが、どうして彼はキャッチングが上手にならないのか、と言うか疎かにしてる風にも見える。この試合でも1度、パスボールにはならなかったものの、ミットからボールが溢れる、と言う事象がありました。自分の思った所に来なかったのかも知れません。サイン違いかも知れませんが、せめてミットに当てれるくらいならしっかり捕りに行こうよ、と思うわけでして。
それと、ランナーがいない所でも、しっかり脚を使ってキャッチに行ったほうがいい。普段から癖をつけておかないと、いざという時にとんでもないミスにつながる可能性もある。バッターボックスからバックネットまで異常な距離のある由宇練習場とか。あそこは球場の造り自体がおかしいので致し方ないにしても、もう少し体を使ってキャッチに行かないと、ピッチャーの信頼は得られないと思います。
もうひとつ、毎度毎度気になる事なんですが・・・・・。

とにかく両チーム元気がない。バックネット裏の上の方に座っていたせいもあるかも知れませんが、ベンチからの選手の声が聞こえてこないんですよね。だから、何となく淡々と試合が進行している感じ。お客さんも少ないから、盛り上げようもないのかも知れませんが、逆にベンチが盛り上げんと。もっと言えば「熱」が伝わってこない。野次でやりあえ、とは言いませんが、どうにかならんかな。

だからいざ、グラウンドに立った時に声が出ない。それが守備の連携ミスにもつながる。アマチュア野球、社会人野球の見すぎ、と言われるかも知れませんが、プロ野球選手も必ず通ってきた道なんだし、プロ入りして急に出来なくなってしまう、ってのもおかしな話。チームを本気で変えたいのであれば、練習方法その他よりも、また違う所から変えていくのも手ではないでしょうか。
そして

選手の育成は時間がかかります、本当に時間がかかります。心底「即戦力」と言う選手は毎年ほんのひとつまみ。あとはひたすら練習と我慢の日々のはず。その我慢が仕切れんようになって、外国人補強に走ってしまう。そしてその調整出場の為に、育成すべき選手の出譲機会が奪われてしまう。

セントラルリーグ優勝で湧いているカープがいい例です。取っ替え引っ替え、外国人選手が活躍してくれるのはありがたいことですが、そればっかりにかまけてしまい、次に一軍に送り出すはずの選手の出譲機会が奪われている。もったいない話ではないか、と思うんです。

けっして外国人選手が嫌いなわけではありません。ただ「助っ人」として補強するのであれば、現状どこがどう足りないのか、ここはこの選手で何とかなりそうだ、とか、それこそ編成部で精査して欲しいでんすよ。そうでないと、日本人選手にも、外国人選手にも良くない環境になってしまう。
勝手な考えかも知れません「育てながら勝つ」ってのはほんとに難しい。どちらか一方は必ず犠牲になる。そして「勝つ」を捨ててペナントレースに挑んだのがタイガースだと思うんです。あらゆる選手をいろんな場面で起用して、一軍に軍関係なく、しあいで篩にかける。やれそうでやれなかった事を、金本知憲監督はやろうとしてる。負ける事への不安をあえて表に出しているようにも。
全部のチームに当てはまることでもないだろうし、各チームにはそのチームのやり方、と言うのはあると思いますが、バファローズはまだまだその辺、足りてない。ドラゴンズは一軍監督が代わってようやく、チーム全体の底上げにかかろうとしてる。よそファンの勝手な見方ですけどね。
そんなウエスタンリーグも、あと10日ほどでシーズンが終わります。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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中日ドラゴンズ オリックスバファローズ ウエスタン・リーグ
長らく親しんだ神戸の街、そして神戸サブ球場から撤退するのは惜しい気もしますが、一軍二軍は極力近い方がいい。阪神甲子園球場と阪神鳴尾浜球場の関係を見てると余計にそう思うわけでして。
これも時代の流れと言えば流れ。特に二軍の本拠地球場ってのはコロコロ変わって当たり前。より良い練習環境を求めるなら尚更。今回の移転で、バファローズ二軍のレベルアップが少しでも成されれば、と考えます。チーム事情もありますが、現在かなり停滞してしまってますしね。
で、神戸サブ球場。
来週末、24日25日には「ファーム感謝まつり」と称して、対広島東洋カープ戦が組まれています。そう言ったイベントはまた別にして、これまで通りの神戸サブ球場を見ておきたい、つまりは落ち着いておかもとカレーを食べておきたい、と言う事で、ノコノコ出掛けました。


おはようございます神戸サブ球場への桜並木。もう「中秋」なんですね。後は全て枯れるだけ。


そして、何度目か既に覚えてない「おはようございます神戸サブ球場」。この左側に建物が完成したので、撮影アングルは変わってしまいましたが、この陸橋でも様々な「ドラマ」がありました。


バファローズ対ドラゴンズ、と言う事で、比較的ひっそり。その前に水曜日、カードを考えたらこんなもんかも知れませんが、来シーズンからは舞洲ベースボールスタジアム。度外視してるかも知れませんが、採算は取れるのか取れないのか。何らかの策は既に打たれているのか。

超ズボラこいたので、球場到着は「非常に珍しく」開門後の11:40。とは言うものの、さすがに天気予報が思わしくなかったせいか、お客さんの出足は至極鈍かったように思います。



定位置を確保して、まずやる事と言えば腹ごしらえ。もちろん「ホテルグリーンヒル神戸 岡本総料理長のカレー」。ケータリング業者も変わるでしょうし、来年はないでしょうね。




バファローズ一軍は、9月3日、4日、11日に「オリックスブレーブス」の復刻ユニフォームで試合を行いました。この日は二軍もブレーブスのユニフォームでの試合。この手の企画って、二軍は放ったらかしになる事もよくあるので、これはナイス。いずれは「サーパス」のユニを。
で、本来はこのあたりで練習の様子を撮って回るんですが、小雨がぱらついている状態。この天気は1回裏終了あたりまで続きました。ある程度予想されたこととは言え、ちょっときつかったです。
スターティングオーダー
先攻:中日ドラゴンズ
1(三)亀澤
2(二)荒木
3(右)古本
4(指)野本
5(一)石岡
6(捕)赤田
7(左)渡辺
8(遊)溝脇
9(中)友永
P:野村
ベンチ入り
投:18 20 24 25 28 32 34 41 42 50 98
捕:38 39 68 207
内:2 9 23 36 37 48 53
外:1 31 46 212 215
●ずらっと並んだ日本人選手。ドラゴンズの外国人選手事情がよう分からんのですが、ここから先どうやって選手を育成していくかが来シーズンのカギ。とは言うものの、選手を一本立ちさせるにはとにかく時間がかかります。そこまで球団が我慢出来るかどうか。この辺りは腹をくくらないと。
後攻:オリックスバファローズ
1(左)宮崎
2(遊)宗
3(一)縞田
4(指)ブランコ
5(中)川端
6(三)奥浪
7(二)原
8(捕)伏見
9(右)吉田雄
P:東明
ベンチ入り
投:26 27 28 35 43 49 58 64
捕:23 62 97 121
内:2 4 6 31 33 42 54 61
外:24 29 46 53 56 63
〇対照的なのが「ブレーブス」。失敗なのか成功なのか、補強したはずの外国人選手が3人もベンチ入り。こんな事を言ったら怒られるかも知れませんが、クライマックスシリーズ進出すら消滅した一軍の事情を考えると、ベンチ入りさせておく意味はあるおんか、と。しかしながら外してしまうと、試合が成り立たなくなる可能性すらある。これもある種、外国人偏重の弊害と言えば弊害、かなぁ。
審判と公式記録員


球審:須山佑多 一塁:水口拓哉 三塁:柳内遼平
公式記録員:中村鉄路
打撃成績
1回表
亀澤 初球を打ってセカンドゴロ
荒木 1-0から2球目を打ってセンターフライ
古本 3-1から5球目を選んでフォアボール
野本 0-1から2球目を打ってレフトフライ
1回裏
宮崎 1-0から2球目を打ってショートフライ
宗 2-2から6球目を打ってピッチャーゴロ
縞田 0-1から2球目を打ってショートライナー
2回表
石岡 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
赤田 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
渡辺 2-1から4球目を打ってレフトフライ
2回裏
ブランコ 3-1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット
川端 初球を打ってライトフライ
奥浪 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
原 フルカウントから6球目を打ってライト前タイムリーヒット
バファローズ1-0ドラゴンズ
伏見 初球を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
バファローズ2-0ドラゴンズ
吉田雄 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ ホーム送球もセーフ 記録は野選
バファローズ3-0ドラゴンズ
宮崎 0-1から2球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
バファローズ4-0ドラゴンズ
宗 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト
縞田 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ5-0ドラゴンズ
ブランコ フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
〇突如として爆発したブルーサンダー打線。とは言うものの、一発長打ではなく、どちらかと言えば打てる範囲のヒットを繋いでつないでの5得点。福良淳一監督にはむしろ、こう言う野球を目指して頂きたいんですがどうでしょう。いわゆる「大物打ち」って、チームに一人くらいでいいんですよね。
〇そして、満塁から前進守備の内野への打球を掻い潜っての原拓也の走塁。赤田龍一郎のタッチも甘かったと言えば甘かったですが、これもまた今シーズン、何かと話題になった「コリジョン」の影響かなとも。荒木雅博のバックホームも、若干ながら軽かったようにも思えました。
3回表
溝脇 初球を打ってピッチャーゴロ
友永 2-2から5球目を打ってショート内野安打
亀澤 1-2から4球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
次打者荒木の初球に亀澤セカンド盗塁成功
荒木 1-2から4球目を打ってセカンドフライ
〇昨年は一軍106試合出場、今年もここまで59試合出場の亀澤恭平。ホークスでの育成選手生活が長かったですが、ホークスから出してもらって(と個人的には思ってます)良かったのかな。
3回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー野村に代えて金子
川端 1-2から5球目を見逃し三振
奥浪 1-0から2球目を打ってセンターフライ
原 2-2から5球目を空振り三振
4回表
バファローズ選手交代
ピッチャー東明に代えて青山
古本 1-1から3球目を打ってライトフライ
野本 ストレートのフォアボール
石岡 1-2から4球目を空振り三振
赤田 初球を打ってレフト線シングルヒット
渡辺 2-1から4球目を打ってライトオーバータイムリースリーベースヒット
バファローズ5-2ドラゴンズ
溝脇 1-0から2球目を打ってライトフライ
〇ちょっと気になったライト吉田雄人の守備。相変わらず打球判断が出来てないと言うか、一歩目の判断が遅いと言うか、ひと呼吸打球を見てしまう。これは治らんもんなんかなぁ。ショートで出場している事もごくたまあります。出場機会を得るためかも知れませんが、外野手で入団させたなら、まず外野手で一本立ちさせて欲しいなぁ。そうしないともったいない。
4回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー金子に代えてハイメ
伏見 1-2から4球目を見逃し三振
吉田雄 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者宮崎の4球目に吉田雄セカンド盗塁失敗
宮崎 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
宗 1-1から3球目を打ってレフトフライ
5回表
友永 1-2から5球目を空振り三振
亀澤 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
荒木 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
古本 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
5回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャーハイメに代えて西川
セカンド荒木に代えてショート三ツ俣
ショート溝脇がセカンドへ
縞田 1-2から6球目を打ってショートゴロ
ブランコ 初球を打ってショートゴロ
川端 フルカウントから8球目を打ってレフト前ヒット
奥浪 1-1から3球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット
バファローズ6-2ドラゴンズ
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー西川に代えてセプティモ
原 3-1から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ7-2ドラゴンズ
伏見 0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ
●続々と出てくる、ドラゴンズの「得体の知れない外国人投手。補強の一環なのか育成のつもりなのかは知り得ませんが、レイソン・セプティモは一軍登板3試合、フアン・ハイメに至ってはゼロ。これも敢えて言うなら「無駄外国人選手」。カープにもいますよね。「まだ見ぬ強豪」。
6回表
野本 初球を打ってサードフライ
石岡 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
赤田 2-1から4球目を打って右中間突破ツーベースヒット
渡辺 0-1から2球目を打ってファーストゴロ
6回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャーセプティモに代えて鈴木
吉田雄 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
宮崎 2-2から7球目を打ってライト前ヒット
宗 1-2から4球目を空振り三振
縞田 フルカウントから10球目を選んでフォアボール
ブランコ 0-1から2球目を打ってセカンドフライ
川端 2-1から4球目を打ってライトライナー
7回表
溝脇 1-2から5球目を打ってレフト前ヒット
友永 1-1から3球目を打ってレフトフライ
亀澤 初球を打ってレフトフライ
次打者三ツ俣の2球目に溝脇にセカンド盗塁失敗
7回裏
奥浪 1-0から球2目を打ってレフトフライ
原 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
伏見 0-1から2球目がデッドボール
吉田雄 フルカウントから6球目を空振り三振
8回表
バファローズ選手交代
レフト宮崎に代えてセンター武田
センター川端がレフト
三ツ俣 2-1から4球目を打ってライトフライ 吉田雄ランニングキャッチ
古本 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
野本 1-2から4球目を打ってセンターフライ
8回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー鈴木に代えて武藤
武田 1-0から2球目を打ってセンターフライ
宗 初球を打ってライト前ヒット
縞田 2-2から7球目を空振り三振
ブランコ 初球を打ってライトフライ
9回表
バファローズ選手交代
ピッチャー青山に代えて比嘉
石岡 0-2から3球目を空振り三振
赤田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
渡辺 0-2から球目を打ってライト前ヒット
溝脇 2-2から6球目を空振り三振
友永 1-1から3球目を打ってショートゴロ
神戸サブ球場 29回戦 オリックス9勝20敗
中日 000 200 000 2
神戸 050 020 00X 7
勝投手:青山大紀(18試合3勝8敗)
敗投手:野村亮介(12試合3勝2敗)
試合時間:
観衆:
投手成績
中日ドラゴンズ
野村 2 回 13打者 41球 6被安打 0与四死球 0奪三振 5失点 5自責点
金子 1 回 3打者 12球 0被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
ハイメ 1 回 4打者 20球 0被安打 2与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
西川 0.2回 4打者 18球 2被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
セプテ 0.1回 2打者 7球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
鈴木 2 回 10打者 45球 2被安打 2与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
武藤 1 回 4打者 11球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
オリックスバファローズ
東明 3 回 11打者 34球 1被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
青山 5 回 20打者 70球 5被安打 1与四死球 2奪三振 2失点 2自責点
比嘉 1 回 5打者 22球 1被安打 1与四死球 2奪三振 0失点 0自責点

結果はブレーブス圧勝。トニ・ブランコがあまり役に立ちませんでしたが(でもないなぁ)、打てる範囲のヒットだけで12本。積極的なん走塁もあって、久し振りに見る?快勝だったと思います。
で、勝ったとは言えやっぱり気になる伏見寅威。
ここまで言うのも何ですが、どうして彼はキャッチングが上手にならないのか、と言うか疎かにしてる風にも見える。この試合でも1度、パスボールにはならなかったものの、ミットからボールが溢れる、と言う事象がありました。自分の思った所に来なかったのかも知れません。サイン違いかも知れませんが、せめてミットに当てれるくらいならしっかり捕りに行こうよ、と思うわけでして。
それと、ランナーがいない所でも、しっかり脚を使ってキャッチに行ったほうがいい。普段から癖をつけておかないと、いざという時にとんでもないミスにつながる可能性もある。バッターボックスからバックネットまで異常な距離のある由宇練習場とか。あそこは球場の造り自体がおかしいので致し方ないにしても、もう少し体を使ってキャッチに行かないと、ピッチャーの信頼は得られないと思います。
もうひとつ、毎度毎度気になる事なんですが・・・・・。


とにかく両チーム元気がない。バックネット裏の上の方に座っていたせいもあるかも知れませんが、ベンチからの選手の声が聞こえてこないんですよね。だから、何となく淡々と試合が進行している感じ。お客さんも少ないから、盛り上げようもないのかも知れませんが、逆にベンチが盛り上げんと。もっと言えば「熱」が伝わってこない。野次でやりあえ、とは言いませんが、どうにかならんかな。


だからいざ、グラウンドに立った時に声が出ない。それが守備の連携ミスにもつながる。アマチュア野球、社会人野球の見すぎ、と言われるかも知れませんが、プロ野球選手も必ず通ってきた道なんだし、プロ入りして急に出来なくなってしまう、ってのもおかしな話。チームを本気で変えたいのであれば、練習方法その他よりも、また違う所から変えていくのも手ではないでしょうか。
そして


選手の育成は時間がかかります、本当に時間がかかります。心底「即戦力」と言う選手は毎年ほんのひとつまみ。あとはひたすら練習と我慢の日々のはず。その我慢が仕切れんようになって、外国人補強に走ってしまう。そしてその調整出場の為に、育成すべき選手の出譲機会が奪われてしまう。


セントラルリーグ優勝で湧いているカープがいい例です。取っ替え引っ替え、外国人選手が活躍してくれるのはありがたいことですが、そればっかりにかまけてしまい、次に一軍に送り出すはずの選手の出譲機会が奪われている。もったいない話ではないか、と思うんです。


けっして外国人選手が嫌いなわけではありません。ただ「助っ人」として補強するのであれば、現状どこがどう足りないのか、ここはこの選手で何とかなりそうだ、とか、それこそ編成部で精査して欲しいでんすよ。そうでないと、日本人選手にも、外国人選手にも良くない環境になってしまう。
勝手な考えかも知れません「育てながら勝つ」ってのはほんとに難しい。どちらか一方は必ず犠牲になる。そして「勝つ」を捨ててペナントレースに挑んだのがタイガースだと思うんです。あらゆる選手をいろんな場面で起用して、一軍に軍関係なく、しあいで篩にかける。やれそうでやれなかった事を、金本知憲監督はやろうとしてる。負ける事への不安をあえて表に出しているようにも。
全部のチームに当てはまることでもないだろうし、各チームにはそのチームのやり方、と言うのはあると思いますが、バファローズはまだまだその辺、足りてない。ドラゴンズは一軍監督が代わってようやく、チーム全体の底上げにかかろうとしてる。よそファンの勝手な見方ですけどね。
そんなウエスタンリーグも、あと10日ほどでシーズンが終わります。
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2016.09.15 / Top↑
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