今年2度目の、姫路市営姫路球場での野球観戦となりました。そしてこれも、毎年恒例になりそうな、阪神タイガース主催のウエスタンリーグ公式戦、そして今年も、対広島東洋カープ戦です。
25年ぶりの、セントラルリーグ優勝へのマジックナンバー点灯で大騒ぎになっているカープの周辺ですが、正直な話、ウエスタンリーグでのカープは、リーグ成績の面から見ると「さっぱり」の状態。昨年まで主力だった下水流昂や鈴木誠也、磯村嘉孝らが一軍に定着し、戦力になっています。
おそらくこのまま一軍はリーグ優勝に向かって突っ走るでしょうし、走ってもらわないと困るんですが、現在の一軍選手でこの先、何年も戦えるとはとても思えませんし、この先「カープの黄金期」を築き上げる為には、足りぬ部分は山のようにあります。まだまだ足りない箇所はあります。
この辺り、言い出したらキリがないですが、ひとまずそれは横に置いといて、残り少ないウエスタンリーグ公式戦、対タイガース戦です。今年に入ってプロアマ込み通算70試合目の現地観戦です。


シーズンも終盤になった「2016年夏の青春18きっぷ」で、そして山陽電車でやって来ました姫路市営姫路球場。まさか2回も来る事になろうとは思いもしませんでした。この日も朝から暑かったです。

昨年の入場列は、ズラッと一列でしたが、今回は折れて折れての列。あまり意味がないような。

09:55、予定より少し早く開門、そして定位置確保。最近は試合中、ビデオカメラをほっぽり出して、三塁側や一塁側に行ったりする事もありますが、さすがに今回は混雑しそうなのでやめました。
え、とりあえずは試合前に(業務に支障が無い程度に)何か食っておかといかん、と言う事で、スタンド下のいわゆる「コンコース」をウロウロしていました。まぁこういう地方球場での試合はある種の「お祭り」みたいなもんなので、ビールやらソフトクリームヤラを売っていたんです。私も「焼きそばくらいないのんか?」と思っていたんですが、そんな時に目に飛び込んできたのが、この屋台でした。

姫路名物 えきそば!
そう、JR姫路駅構内や在来線ホーム上で立ち食いそばの店を展開している「まねき食品」がついに、姫路球場に進出してきたんです(笑)。その瞬間、他の選択肢は頭の中から全て消去されました。

一杯400円。姫路駅で食べるよりも若干お高くなっていましたが、んなこたー関係ありません。カープの練習を見学しながら食べる「えきそば」は本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。

で、昨年、この場所このカードで、ちょっと痛ましい事故が起きましたが、その教訓もあってか、バックネットぎわはカラーコーンとコーンバーでガードされていました。それでもネット直付けで撮影に興じている人もいましたが、ある程度効果はあったようです。場内整理も比較的スムーズでした。

それでもやっぱり、タイガースの選手が動き出すと「これ」でしたけどね。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(三)小窪
2(中)野間
3(左)下水流
4(指)ルナ
5(一)岩本
6(右)土生
7(二)桒原
8(遊)上本
9(捕)中村亘
P:塹江

△試合前から「小窪がいる、誰がいないんだ?」と言う話で球場内はもちきり。何と梵英心が出場選手登録。実戦感覚を取り戻す意味での小窪哲也の抹消か、それとも梵英心の状態よし、と見たのかは不明。そして通常では桒原樹がショートのところを、上本崇司。これもまたちょっと驚き。試合前の円陣での声出しは岩本貴裕が担当。さすがに「脱ぎ」はしなかったようで。
後攻:阪神タイガース
1(右)伊藤隼
2(二)荒木
3(三)陽川
4(中)横田
5(一)良太
6(指)梅野
7(左)俊介
8(捕)岡崎
9(遊)植田
P:歳内

△タイガース試合前の円陣。声出し担当は横田慎太郎。
審判と公式記録員


球審:水口拓哉 一塁:坂井遼太郎 三塁:今岡諒平
打撃成績
1回表
小窪 0-2から3球目を空振り三振
野間 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
下水流 1-2から4球目を打ってサードゴロ
1回裏
伊藤隼 初球を打ってレフト前ヒット
荒木 1-2から5球目を打ってライトフライ
陽川 2-2から6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
2回表
ルナ 2-1から4球目を打ってサードゴロ
岩本 1-2から5球目を打ってライトフライ
土生 3-0から4球目を打ってライトフライ
2回裏
横田 フルカウントから6球目を空振り三振
新井 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
梅野 初球を打ってライトフライ
俊介 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
岡崎 初球を打ってセンターフライ
△打たれる分には構わない塹江敦哉。ストレートのスポードガン表示はだいたい144km/h前後。若干姫路球場のスピードガン表示が辛い部分もあるのかな。この日のMaxは最終的には147km/h。
△で、藤川俊介のセンター前ヒット。桒原樹が絶妙のタイミングでセカンドベース後方で捕球体制、そのままキャッチしてセカンドでフォースアウトを取れそうなところを、上本崇司が「邪魔」をした形。失点には繋がらなかったものの、若干もったいない守備。桒原樹の動きが見えてなかったのかな。
3回表
桒原 0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ
上本 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 1-0から2球目を打ってセンター前ツーベースヒット
小窪 1-2から4球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
タイガース0-1カープ
野間 初球を打ってセンターフライ
△よく分からない横田慎太郎の守備。前後の動き左右の動き、の差はあるとは思いますが、前進前進して結局捕れずにスーベース(中村亘佑の打席)にしたかと思えば、レフト寄りに猛ダッシュをかましてスライディングキャッチ(野間峻祥の打席)。ごくたまにライトを守ってたりしますが、相変わらずヒヤヒヤもの。一軍に定着するにはやはり守備からかなぁ。
3回裏
植田 3-1から5球目を打ってレフト前ヒット
次打者伊藤隼の4球目に植田セカンド盗塁成功
伊藤隼 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット
荒木 初球を打ってショートフライ
陽川 初球を打って右中間スタンドへ第10号スリーランホームラン
タイガース3-1カープ
横田 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
新井 1-2から4球目を空振り三振
4回表
下水流 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
ルナ 2-1から4球目を打ってセンターフライ
次打者岩本の4球目に下水流セカンド盗塁成功
岩本 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
タイガース選手交代
ピッチャー歳内に代えて山本
土生 初球を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース3-2カープ
桒原 2-2から5球目を空振り三振
上本 2-2から5球目を空振り三振
4回裏
梅野 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
俊介 初球を打ってレフト前ヒット
次打者岡崎の4球目に梅野サード盗塁成功
岡崎 2-2から5球目を打って浅いライトフライ
植田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
伊藤隼 初球を打ってショートゴロ サードランナーホームイン
タイガース4-2カープ
荒木 2-2から5球目を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース5-2カープ
陽川 2-2から6球目を空振り三振
梅野龍太郎の「盗塁」なんですが・・・・。中村亘佑が、飛び出した梅野龍太郎を見てセカンドへ送球、カバーに入った桒原樹がキャッチしたはいいものの、ファーストランナーの動きが気になったのか、何故かサードに送球せず。結局そのまんま2失点につながってしまった。記録的には盗塁かと思いますが、若干ながらエラーっぽい、と言うか桒原樹の判断ミス。か。自責点1。
5回表
タイガース選手交代
ピッチャー山本に代えて伊藤和
中村亘 2-2から8球目を打ってセカンドゴロ
小窪 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
野間 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
下水流 1-2から4球目を空振り三振
ルナ 2-1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース5-3カープ
タイガース選手交代
ピッチャー伊藤和に代えて小嶋
岩本 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者代打バティスタの初球にワイルドピッチでサードランナーホームイン
タイガース5-4カープ
土生の代打バティスタ フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
5回裏
カープ選手交代
代打バティスタがそのまま入りライト
横田 1-2から4球目を空振り三振
新井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
梅野 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
俊介 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者岡崎の3球目にワイルドピッチでサードランナーホームイン
タイガース6-4カープ
岡崎 1-2から4球目を打ってサードゴロ
植田 初球を打ってセンターフライ
△試合序盤はテンポが良かったものの、点の取り合いになりつつある試合中盤になって、やたらと「間延び」する場面が目立ち、5回を終わって2時間と言うどうしようもない試合展開。さらにグラウンド整備に約15分かかり、6回表開始は14:45。先が思いやられるどころの話ではない。
6回表
タイガース選手交代
ピッチャー小嶋に代えて桑原
桒原 0-2から3球目を空振り三振
上本 初球を打ってセカンドゴロ
中村亘 0-1から2球目を打ってセンターフライ
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー塹江に代えて小野
伊藤隼 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
荒木 2-2から5球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
陽川 2-1から4球目を打ってセンタフライ
横田 0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
タイガース7-4カープ
新井 0-2から3球目を空振り三振
7回表
小窪 2-2から5球目を見逃し三振
野間 1-2から4球目を打ってショートゴロ
下水流 2-2から5球目を空振り三振
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー小野に変えてデラパー
梅野 ストレートのフォアボール
俊介 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
岡崎の代打板山 フルカウントから9球目を選んでフォアボール
植田 1-2から4球目を空振り三振
伊藤隼 1-2から5球目を打ってサードゴロ
△正直、見たくないピッチャーが出てきた、としか言いようがない。中村亘佑の構えたところにまともにボールが行かない。先頭バッター梅野龍太郎はストレートのフォアボール。たかが3人、されど3人、とは言うが、のっけからストレートのフォアボールでは正直、興醒めする。一軍ではブレイディン・ヘーゲンズの配置転換はあったけど、おそらくスティーヴ・デラバーの出番はこの先もなかろう。
8回表
タイガース選手交代
ピッチャー桑原に代えて鶴
代打板山がそのまま入りセカンド
セカンド荒木がファースト
ファースト新井に代えてキャッチャー小宮山
ルナ 3-1から5球目を選んでフォアボール
岩本 フルカウントから11球目を選んでフォアボール
バティスタ 0-1から2球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
タイガース7-6カープ
打ったバティスタはサードタッチアウト
桑原 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
上本 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
中村亘の代打廣瀬 ストレートのフォアボール
小窪 初球を打ってライトフライ
△岩本貴裕と鶴直人の「対決」。個人的印象として、鶴直人に「これ」と言った決め球がない。故にファウルでさんざん逃げられた挙げ句にフォアボール。ちなみに、エクトル・ルナと岩本貴裕の打席だけで約15分。どうせまともにl決まらないボールしかないのなら、よく言われる「ど真ん中に投げろ」ではいかんのかな、とも思いました。それだけ試合中盤に出てくるピッチャーはみな酷かった。
8回裏
カープ選手交代
ピッチャーデラパーに代えてオスカル
代打廣瀬に代えてキャッチャー白濱
荒木 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
陽川 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
横田 2-0から3球目をピッチャーゴロ
小宮山 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
梅野 2-1から4球目を打ってサードゴロ
9回表
タイガース選手交代
ピッチャー鶴に代えて高宮
野間 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
次打者下水流の2球目に野間セカンド盗塁成功 さらにキャッチャーの悪送球でサードへ
下水流 1-1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース7-7カープ
代走に中東
ルナ 3-1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット
岩本の代打メヒア 0-2から3球目を空振り三振
バティスタ 0-2から3球目を空振り三振
桒原 2-2から5球目を空振り三振
9回裏
カープ選手交代
ピッチャーオスカルに代えて飯田
代走中東がそのまま入りレフト
代打メヒアがそのまま入りファースト
俊介 3-1から5球目を選んでフォアボール
板山 初球をピッチャー前送りバント
植田 2-2から5球目を空振り三振
次打者伊藤隼の3球目にワイルドピッチで俊介はサードへ
伊藤隼 フルカウントから6球目を見逃し三振
姫路球場 第22回戦 阪神12勝7敗3分
広島 001 120 021 7
阪神 003 211 000 7
本塁打:[阪神]陽川10号(3回裏 スリーラン 塹江から)
試合時間:4時間2分くらい
投手成績
広島東洋カープ
塹江 5 回 27打者 96球 10被安打 3与四死球 4奪三振 6失点 6自責点
小野 1 回 5打者 18球 2被安打 0与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
デラバ 1 回 5打者 24球 0被安打 2与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
オスカル 1 回 5打者 18球 1被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
飯田 1 回 4打者 17球 0被安打 1与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
阪神タイガース
歳内 3.1回 14打者 47球 4被安打 0与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
山本 0.2回 3打者 11球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
伊藤和 0.2回 5打者 20球 3被安打 0与四死球 1奪三振 2失点 1自責点
小嶋 0.1回 2打者 11球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
桑原 2 回 6打者 20球 0被安打 0与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
鶴 1 回 7打者 27球 2被安打 3与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
高宮 1 回 7打者 21球 3被安打 0与四死球 3奪三振 1失点 1自責点

両チーム計26安打、11与四球、3暴投となれば、グダグダな展開になるのは当たり前。その結果が9イニングにも関わらず4時間ゲーム。ぶっちゃけ、これだけ締まりのない試合ってのもそうそう観る事は出来ません。それはそれで良かったのかな、などと。そう思うしかない試合でした。
で、この試合を、まずは勝手にタイガース視点から見ます。
相変わらずタイガースのリリーフでは安藤優也が一軍で投げておるようですが、その他は正直「誰がおるん?」みたいな印象を受けます。打者の方では、金本知憲監督が頭を捻っていろんな選手を起用していますが、ピッチャーの方ではなかなかコレ、と言うリリーバーが出てきてない。未だに安藤優也がえっちらおっちら投げているようではいかんと思うんですは如何でしょう。
カープはと言うと

今シーズンを見る限りすっかり、セットアッパーは外国人助っ人、と言うのが定着してしまってます。実際それでチームに結果をもたらしてくれておるので、それはそれで良いんでしょうけど、それに続く日本人選手がもう一つどころか二つ三つ、になりつつあります。あまり好ましくない傾向。

ただ、イニングを消化するだけでもいいんですが、3つのアウトを取るのに四苦八苦しているようではこの先はあまり望めない。この試合の両チームのピッチャーに言える事なんですが、まずはボールで様子見、になってしまってる。これでは残念ながらピッチャー主導でイニングが進む筈がない。
それどころかコントロールがままなってないのは如何なものか、とも。これではキャッチャーも組み立てもへったくれもなかろうし、リード云々以前の問題になる。遠征に帯同する人数は「登板予定」を綿密に練って決まっているはずなんだから、もう少し、調整方法は考えた方が良いのでは、とも。
こうやって色々思い返せば、両チームとも夏休みの宿題どころか、永遠の宿題がありそうです。
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広島東洋カープ 阪神タイガース ウエスタン・リーグ
25年ぶりの、セントラルリーグ優勝へのマジックナンバー点灯で大騒ぎになっているカープの周辺ですが、正直な話、ウエスタンリーグでのカープは、リーグ成績の面から見ると「さっぱり」の状態。昨年まで主力だった下水流昂や鈴木誠也、磯村嘉孝らが一軍に定着し、戦力になっています。
おそらくこのまま一軍はリーグ優勝に向かって突っ走るでしょうし、走ってもらわないと困るんですが、現在の一軍選手でこの先、何年も戦えるとはとても思えませんし、この先「カープの黄金期」を築き上げる為には、足りぬ部分は山のようにあります。まだまだ足りない箇所はあります。
この辺り、言い出したらキリがないですが、ひとまずそれは横に置いといて、残り少ないウエスタンリーグ公式戦、対タイガース戦です。今年に入ってプロアマ込み通算70試合目の現地観戦です。




シーズンも終盤になった「2016年夏の青春18きっぷ」で、そして山陽電車でやって来ました姫路市営姫路球場。まさか2回も来る事になろうとは思いもしませんでした。この日も朝から暑かったです。


昨年の入場列は、ズラッと一列でしたが、今回は折れて折れての列。あまり意味がないような。

09:55、予定より少し早く開門、そして定位置確保。最近は試合中、ビデオカメラをほっぽり出して、三塁側や一塁側に行ったりする事もありますが、さすがに今回は混雑しそうなのでやめました。
え、とりあえずは試合前に(業務に支障が無い程度に)何か食っておかといかん、と言う事で、スタンド下のいわゆる「コンコース」をウロウロしていました。まぁこういう地方球場での試合はある種の「お祭り」みたいなもんなので、ビールやらソフトクリームヤラを売っていたんです。私も「焼きそばくらいないのんか?」と思っていたんですが、そんな時に目に飛び込んできたのが、この屋台でした。

姫路名物 えきそば!
そう、JR姫路駅構内や在来線ホーム上で立ち食いそばの店を展開している「まねき食品」がついに、姫路球場に進出してきたんです(笑)。その瞬間、他の選択肢は頭の中から全て消去されました。

一杯400円。姫路駅で食べるよりも若干お高くなっていましたが、んなこたー関係ありません。カープの練習を見学しながら食べる「えきそば」は本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。


で、昨年、この場所このカードで、ちょっと痛ましい事故が起きましたが、その教訓もあってか、バックネットぎわはカラーコーンとコーンバーでガードされていました。それでもネット直付けで撮影に興じている人もいましたが、ある程度効果はあったようです。場内整理も比較的スムーズでした。

それでもやっぱり、タイガースの選手が動き出すと「これ」でしたけどね。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(三)小窪
2(中)野間
3(左)下水流
4(指)ルナ
5(一)岩本
6(右)土生
7(二)桒原
8(遊)上本
9(捕)中村亘
P:塹江


△試合前から「小窪がいる、誰がいないんだ?」と言う話で球場内はもちきり。何と梵英心が出場選手登録。実戦感覚を取り戻す意味での小窪哲也の抹消か、それとも梵英心の状態よし、と見たのかは不明。そして通常では桒原樹がショートのところを、上本崇司。これもまたちょっと驚き。試合前の円陣での声出しは岩本貴裕が担当。さすがに「脱ぎ」はしなかったようで。
後攻:阪神タイガース
1(右)伊藤隼
2(二)荒木
3(三)陽川
4(中)横田
5(一)良太
6(指)梅野
7(左)俊介
8(捕)岡崎
9(遊)植田
P:歳内


△タイガース試合前の円陣。声出し担当は横田慎太郎。
審判と公式記録員




球審:水口拓哉 一塁:坂井遼太郎 三塁:今岡諒平
打撃成績
1回表
小窪 0-2から3球目を空振り三振
野間 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
下水流 1-2から4球目を打ってサードゴロ
1回裏
伊藤隼 初球を打ってレフト前ヒット
荒木 1-2から5球目を打ってライトフライ
陽川 2-2から6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
2回表
ルナ 2-1から4球目を打ってサードゴロ
岩本 1-2から5球目を打ってライトフライ
土生 3-0から4球目を打ってライトフライ
2回裏
横田 フルカウントから6球目を空振り三振
新井 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
梅野 初球を打ってライトフライ
俊介 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
岡崎 初球を打ってセンターフライ
△打たれる分には構わない塹江敦哉。ストレートのスポードガン表示はだいたい144km/h前後。若干姫路球場のスピードガン表示が辛い部分もあるのかな。この日のMaxは最終的には147km/h。
△で、藤川俊介のセンター前ヒット。桒原樹が絶妙のタイミングでセカンドベース後方で捕球体制、そのままキャッチしてセカンドでフォースアウトを取れそうなところを、上本崇司が「邪魔」をした形。失点には繋がらなかったものの、若干もったいない守備。桒原樹の動きが見えてなかったのかな。
3回表
桒原 0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ
上本 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 1-0から2球目を打ってセンター前ツーベースヒット
小窪 1-2から4球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
タイガース0-1カープ
野間 初球を打ってセンターフライ
△よく分からない横田慎太郎の守備。前後の動き左右の動き、の差はあるとは思いますが、前進前進して結局捕れずにスーベース(中村亘佑の打席)にしたかと思えば、レフト寄りに猛ダッシュをかましてスライディングキャッチ(野間峻祥の打席)。ごくたまにライトを守ってたりしますが、相変わらずヒヤヒヤもの。一軍に定着するにはやはり守備からかなぁ。
3回裏
植田 3-1から5球目を打ってレフト前ヒット
次打者伊藤隼の4球目に植田セカンド盗塁成功
伊藤隼 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット
荒木 初球を打ってショートフライ
陽川 初球を打って右中間スタンドへ第10号スリーランホームラン
タイガース3-1カープ
横田 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
新井 1-2から4球目を空振り三振
4回表
下水流 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
ルナ 2-1から4球目を打ってセンターフライ
次打者岩本の4球目に下水流セカンド盗塁成功
岩本 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
タイガース選手交代
ピッチャー歳内に代えて山本
土生 初球を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース3-2カープ
桒原 2-2から5球目を空振り三振
上本 2-2から5球目を空振り三振
4回裏
梅野 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
俊介 初球を打ってレフト前ヒット
次打者岡崎の4球目に梅野サード盗塁成功
岡崎 2-2から5球目を打って浅いライトフライ
植田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
伊藤隼 初球を打ってショートゴロ サードランナーホームイン
タイガース4-2カープ
荒木 2-2から5球目を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース5-2カープ
陽川 2-2から6球目を空振り三振
梅野龍太郎の「盗塁」なんですが・・・・。中村亘佑が、飛び出した梅野龍太郎を見てセカンドへ送球、カバーに入った桒原樹がキャッチしたはいいものの、ファーストランナーの動きが気になったのか、何故かサードに送球せず。結局そのまんま2失点につながってしまった。記録的には盗塁かと思いますが、若干ながらエラーっぽい、と言うか桒原樹の判断ミス。か。自責点1。
5回表
タイガース選手交代
ピッチャー山本に代えて伊藤和
中村亘 2-2から8球目を打ってセカンドゴロ
小窪 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
野間 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
下水流 1-2から4球目を空振り三振
ルナ 2-1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース5-3カープ
タイガース選手交代
ピッチャー伊藤和に代えて小嶋
岩本 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者代打バティスタの初球にワイルドピッチでサードランナーホームイン
タイガース5-4カープ
土生の代打バティスタ フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
5回裏
カープ選手交代
代打バティスタがそのまま入りライト
横田 1-2から4球目を空振り三振
新井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
梅野 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
俊介 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者岡崎の3球目にワイルドピッチでサードランナーホームイン
タイガース6-4カープ
岡崎 1-2から4球目を打ってサードゴロ
植田 初球を打ってセンターフライ
△試合序盤はテンポが良かったものの、点の取り合いになりつつある試合中盤になって、やたらと「間延び」する場面が目立ち、5回を終わって2時間と言うどうしようもない試合展開。さらにグラウンド整備に約15分かかり、6回表開始は14:45。先が思いやられるどころの話ではない。
6回表
タイガース選手交代
ピッチャー小嶋に代えて桑原
桒原 0-2から3球目を空振り三振
上本 初球を打ってセカンドゴロ
中村亘 0-1から2球目を打ってセンターフライ
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー塹江に代えて小野
伊藤隼 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
荒木 2-2から5球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
陽川 2-1から4球目を打ってセンタフライ
横田 0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
タイガース7-4カープ
新井 0-2から3球目を空振り三振
7回表
小窪 2-2から5球目を見逃し三振
野間 1-2から4球目を打ってショートゴロ
下水流 2-2から5球目を空振り三振
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー小野に変えてデラパー
梅野 ストレートのフォアボール
俊介 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
岡崎の代打板山 フルカウントから9球目を選んでフォアボール
植田 1-2から4球目を空振り三振
伊藤隼 1-2から5球目を打ってサードゴロ
△正直、見たくないピッチャーが出てきた、としか言いようがない。中村亘佑の構えたところにまともにボールが行かない。先頭バッター梅野龍太郎はストレートのフォアボール。たかが3人、されど3人、とは言うが、のっけからストレートのフォアボールでは正直、興醒めする。一軍ではブレイディン・ヘーゲンズの配置転換はあったけど、おそらくスティーヴ・デラバーの出番はこの先もなかろう。
8回表
タイガース選手交代
ピッチャー桑原に代えて鶴
代打板山がそのまま入りセカンド
セカンド荒木がファースト
ファースト新井に代えてキャッチャー小宮山
ルナ 3-1から5球目を選んでフォアボール
岩本 フルカウントから11球目を選んでフォアボール
バティスタ 0-1から2球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
タイガース7-6カープ
打ったバティスタはサードタッチアウト
桑原 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
上本 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
中村亘の代打廣瀬 ストレートのフォアボール
小窪 初球を打ってライトフライ
△岩本貴裕と鶴直人の「対決」。個人的印象として、鶴直人に「これ」と言った決め球がない。故にファウルでさんざん逃げられた挙げ句にフォアボール。ちなみに、エクトル・ルナと岩本貴裕の打席だけで約15分。どうせまともにl決まらないボールしかないのなら、よく言われる「ど真ん中に投げろ」ではいかんのかな、とも思いました。それだけ試合中盤に出てくるピッチャーはみな酷かった。
8回裏
カープ選手交代
ピッチャーデラパーに代えてオスカル
代打廣瀬に代えてキャッチャー白濱
荒木 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
陽川 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
横田 2-0から3球目をピッチャーゴロ
小宮山 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
梅野 2-1から4球目を打ってサードゴロ
9回表
タイガース選手交代
ピッチャー鶴に代えて高宮
野間 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
次打者下水流の2球目に野間セカンド盗塁成功 さらにキャッチャーの悪送球でサードへ
下水流 1-1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース7-7カープ
代走に中東
ルナ 3-1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット
岩本の代打メヒア 0-2から3球目を空振り三振
バティスタ 0-2から3球目を空振り三振
桒原 2-2から5球目を空振り三振
9回裏
カープ選手交代
ピッチャーオスカルに代えて飯田
代走中東がそのまま入りレフト
代打メヒアがそのまま入りファースト
俊介 3-1から5球目を選んでフォアボール
板山 初球をピッチャー前送りバント
植田 2-2から5球目を空振り三振
次打者伊藤隼の3球目にワイルドピッチで俊介はサードへ
伊藤隼 フルカウントから6球目を見逃し三振
姫路球場 第22回戦 阪神12勝7敗3分
広島 001 120 021 7
阪神 003 211 000 7
本塁打:[阪神]陽川10号(3回裏 スリーラン 塹江から)
試合時間:4時間2分くらい
投手成績
広島東洋カープ
塹江 5 回 27打者 96球 10被安打 3与四死球 4奪三振 6失点 6自責点
小野 1 回 5打者 18球 2被安打 0与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
デラバ 1 回 5打者 24球 0被安打 2与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
オスカル 1 回 5打者 18球 1被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
飯田 1 回 4打者 17球 0被安打 1与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
阪神タイガース
歳内 3.1回 14打者 47球 4被安打 0与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
山本 0.2回 3打者 11球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
伊藤和 0.2回 5打者 20球 3被安打 0与四死球 1奪三振 2失点 1自責点
小嶋 0.1回 2打者 11球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
桑原 2 回 6打者 20球 0被安打 0与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
鶴 1 回 7打者 27球 2被安打 3与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
高宮 1 回 7打者 21球 3被安打 0与四死球 3奪三振 1失点 1自責点

両チーム計26安打、11与四球、3暴投となれば、グダグダな展開になるのは当たり前。その結果が9イニングにも関わらず4時間ゲーム。ぶっちゃけ、これだけ締まりのない試合ってのもそうそう観る事は出来ません。それはそれで良かったのかな、などと。そう思うしかない試合でした。
で、この試合を、まずは勝手にタイガース視点から見ます。
相変わらずタイガースのリリーフでは安藤優也が一軍で投げておるようですが、その他は正直「誰がおるん?」みたいな印象を受けます。打者の方では、金本知憲監督が頭を捻っていろんな選手を起用していますが、ピッチャーの方ではなかなかコレ、と言うリリーバーが出てきてない。未だに安藤優也がえっちらおっちら投げているようではいかんと思うんですは如何でしょう。
カープはと言うと

今シーズンを見る限りすっかり、セットアッパーは外国人助っ人、と言うのが定着してしまってます。実際それでチームに結果をもたらしてくれておるので、それはそれで良いんでしょうけど、それに続く日本人選手がもう一つどころか二つ三つ、になりつつあります。あまり好ましくない傾向。

ただ、イニングを消化するだけでもいいんですが、3つのアウトを取るのに四苦八苦しているようではこの先はあまり望めない。この試合の両チームのピッチャーに言える事なんですが、まずはボールで様子見、になってしまってる。これでは残念ながらピッチャー主導でイニングが進む筈がない。
それどころかコントロールがままなってないのは如何なものか、とも。これではキャッチャーも組み立てもへったくれもなかろうし、リード云々以前の問題になる。遠征に帯同する人数は「登板予定」を綿密に練って決まっているはずなんだから、もう少し、調整方法は考えた方が良いのでは、とも。
こうやって色々思い返せば、両チームとも夏休みの宿題どころか、永遠の宿題がありそうです。
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広島東洋カープ 阪神タイガース ウエスタン・リーグ
2016.08.30 / Top↑
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