盛夏です。頼みもしないのに暑いです。
特にナゴヤ球場の暑さは一種独特。日陰と言う逃げ場がないのもありますが、吹く風がこれまた緩い。阪神鳴尾浜球場あたりはいわゆる「浜風」もありますから、比較的快適なんですけどね。

そんな訳で、試合開始30分前を目安にナゴヤ球場到着。早く着いても練習見学が出来るわけでもなし。先着順で何かもらえるわけでもなし。この時期、暑い中並ぶのはやはりキツイです。とは言えこの日は、強烈な日差しもなく、比較的穏やかに過ごせました。記事タイトルには反しますが。

11:40開門。そして定位置確保。


とは言うものの、グラウンドでは選手のバッティング練習ならびに守備練習は一切なし。前日中止になった雨の影響かとは思いますが、人工芝部分に砂が流れたまま、と言うのはいかがなものか。結局、両チーム選手は、試合開始50分位前にグラウンドに出てきて、外野付近で軽く体を動かした程度。尤も、屋内練習場で汗はかいて来たモノと思われますが、試合に影響するかな。

いろんな球場で、内野全体を覆うシートを見るようになりました。しかしながらナゴヤ球場のグラウンドを見る限り、未だにバッテリー間のみのシートの様子。

ここまで言ったら怒られるかも知れませんが、入場料が発生している以上、ここナゴヤ球場で行われるウエスタンリーグ公式戦は、鍛練の場であるとともに「興行」のはず。早朝に試合の可否を決定するのはありがたいですが、そこに至るまでに何らかの策はもう少し講じて欲しい、と思います。

そう言えば開門前、球場の前にある警備員詰所には、ひっきりなしに試合の開催を問い合わせる電話がかかっていたようです。いかにナゴヤ球場園芸の中の人がアテにされてないか、と言う話。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)庄司
3(三)堂林
4(一)エルドレッド
5(指)プライディ
6(右)天谷
7(左)土生
8(遊)桑原
9(捕)白濱
P:横山
〇実績を残しているにも関わらず、負傷え登録抹消のままお呼びのかからないブラッド・エルドレッド、そして同じくお呼びの「かかりそうにない」ジェイソン・プライディ。カープ二軍の試合で外国人選手の名前が並ぶのはもう見慣れましたが、正直これは違和感を感じます。
ベンチ入りメンバー
投:22 23 29 39 48 62 70 98
捕:40 64 68
内:0 6 59
外:26 50
後攻:中日ドラゴンズ
1(二)溝脇
2(中)友永
3(一)谷
4(三)高橋
5(指)野本
6(遊)阿部
7(右)古本
8(捕)木下
9(左)井領
P:小熊
ベンチ入りメンバー
投:16 25 32 34 41 43 50 98
捕:39 52 68 207
内:9 23 37
外:67 69 212
審判と公式記録員


球審:水口 一塁:山村 三塁:梅木
公式記録員:貞比良
打撃成績
1回表
野間 2-2から5球目を打ってサードファウルフライ
庄司 初球を打ってライト前ヒット
堂林 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
エルドレッド 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
プライディ フルカウントから7球目を見逃し三振
1回裏
溝脇 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
友永 0-2から3球目を打ってピッチャーゴロ
谷 1-1から3球目を打って左中間へツーベースヒット
高橋 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
2回表
天谷 初球を打ってセンターフライ
土生 2-2から5球目を打ってセンターフライ
桒原 1-2から6球目を空振り三振
2回裏
野本 初球を打ってライトフライ
阿部 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
古本 フルカウントから6球目を見逃し三振
木下 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
井領 初球を打ってショートフライ
3回表
白濱 初球を打ってショートゴロ
野間 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
庄司 1-2から4球目を見逃し三振
堂林 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ
3回裏
溝脇 初球を打ってセンター前ヒット
友永 3-1から5球目を打ってセカンドゴロ 溝脇はセカンドへ
谷 1-1から3球目を打ってライトフライ 溝脇はサードへ
高橋 フルカウントから6球目を見逃し三振
●あくまでも印象の問題だとは思いますが、こうやって地道に進塁打とタッチアップを繰り返して次の塁へランナーを進める。これが今シーズンのドラゴンズ二軍の強さなんかな、とも思います。
●外国人選手がいるわけでもない、長打力にたけた選手が揃ってるわけでもない。正直小粒な打線出はありますが、谷哲也などは3番打者とは言うものの、いつも通りのバッティング。
4回表
エルドレッド 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
プライディ 2-0から3球目を打ってレフトフライ
天谷 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
野本 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
阿部 1-2から7球目を打ってセカンドライナー
古本 フルカウントから12球目を打ってライトフライ
〇横山弘樹は4回裏までで降板。球数は65球。70球メドだったのか、ボールにキレがなくなって来た、と判断されたのか。いずれにしろこの回で交代はよいタイミングだったんではないかな。
5回表
土生 初球を打ってセカンドゴロ
桒原 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
白濱 初球を打ってセンターフライ
次打者野間の2球目に桑原セカンド盗塁失敗
5回裏
カープ選手交代
ピッチャー横山に代えて薮田
木下 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
井領 0-2から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
溝脇 1-1から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ
6回表
野間 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
庄司 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット
堂林 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
エルドレッド 初球を打ってライトへ犠牲フライ
ドラゴンズ0-1カープ
プライディ 2-1から4球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ0-2カープ
天谷 1-2から6球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
土生 ストレートのフォアボール
桒原 2-2から5球目を空振り三振
〇個人的にはまず最初の見せ場。初球、2球目と送りバントを失敗した庄司隼人。気を取り直して3球目以降はヒッテイング、つか進塁打。飛び付くような打球の後、2つボールを見極めて、レフト線へ執念のヒット。送りバント失敗は頂けませんでしたが、2番打者の仕事はしっかり出来てます。
6回裏
カープ選手交代
ファーストエルドレッドに代えて美間
友永 1-2から4球目を見逃し三振
谷 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
高橋 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
野本 フルカウントから7球目を打って右中間突破タイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ1-2カープ
阿部 2-2から5球目を打ってセカンドライナー
7回表
白濱 初球を打ってサードゴロ
野間 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
庄司 2-2から6球目を打ってレフトフライ
〇たいして大勢に影響はないですが白濱裕太。3打席連続で初球で凡退、は如何なものか。
7回裏
古本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
木下 1-1から3球目をキャッチャー前送りバント
井領の代打遠藤 初球を打ってレフトフライ
溝脇 2-2から5球目を打ってセンター前ヒット
しかしセカンドランナー古本はホームタッチアウト
〇守備ならびに走塁に関しては充分、一軍レベルにある野間峻祥の見事なまでのバックホーム。足りぬモノと言えば、将来的に1番打者として生きていく「覚悟」かな。まだまだ打ち気にはやる部分もあるし、我慢して選球眼その他「何が何でも塁に出る術」を身に付けてもらわないと。
8回表
ドラゴンズ選手交代
代打遠藤に代えてセンター近藤
センター友永がレフト
堂林 1-1から3球目を打ってショートゴロ
美間 1-2から5球目を打ってライトフライ
プラの代打廣瀬 初球を打ってセンター前ヒット
天谷 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー薮田に代えてスティーヴ・デラバー(来日初登板)
友永 3-1から5球目を打ってセンターフライ
谷 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
高橋 1-2から5球目を打ってレフト前ヒット
野本 2-2から6球目を空振り三振
阿部 初球を打ってファーストライナー
〇シーズン途中にカープに入団する新外国人選手の「御披露目」は、比較的ビジターゲームが多いように思います。その慣例に従ったのか(?)スティーヴ・デラバーが来日初登板のマウンドへ。この日のピッチングは九分九厘、Max152km/hのストレート中心の組み立て、ではありましたが、ちょっとコントロールが定まらない。速さはあってもコントロールが出来ねばあかんなぁ。
〇そのストレートも、谷哲也や高橋周平に簡単に反対方向へ弾き返されてる。友永翔太へのピッチングを見ての、ドラゴンズベンチの策だったと思いますが、それ以上に「速いだけ」のような気も。ファーストライナーにはなりましたが、阿部寿樹もきっちり捉えられていた。ブルペンの様子を見てた方から伺いましたが、チェンジアップ等投げていたようですが、コントロールがままならなんだとか。
〇シーズンも折り返しをとうに過ぎ、リリーフ陣にも疲れの見える頃とは思いますが、ここ数年外国人選手枠をいじりまくっているカープ。果たして今後、上からお呼びはかかるか。
9回表
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー小熊に代えて福
土生の代打高橋大 1-2から4球目を空振り三振
桒原 1-2から9球目を打ってライトフライ
白濱 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
野間 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
9回裏
カープ選手交代
代打高橋大がそのまま入りレフト
レフト天谷がライト
ピッチャーデラバーに代えて中村恭平
古本の代打石川 初球を打ってライトフライ
木下 1-2から4球目を打ってセカンドフライ
近藤 初球を打ってセンターフライ
〇先日久しぶりに出場選手登録を抹消された中村恭平がマウンドへ。多分調整の一環だと思われますが、マウンドさばきは貫禄すら感じました。次の昇格まで気を抜く事なく、寝坊などせぬよう。


ナゴヤ球場 17回戦 中日8勝7敗2分
広島 000 002 000 2
中日 000 001 000 1
勝投手:薮田和樹(11試合2勝4敗)
S投手:中村恭平(9試合3勝0敗1セーブ)
敗投手:小熊凌祐(7試合2勝2敗)
試合時間:3時間00分
観衆:789
投手成績
広島東洋カープ
横山 4回 16打者 65球 4被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
薮田 3回 13打者 49球 4被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
デラバ 1回 5打者 19球 2被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
中村恭 1回 3打者 6球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
中日ドラゴンズ
小熊 8回 33打者 119球 9被安打 0与四死球 3奪三振 2失点 2自責点
福 1回 4打者 23球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点

両軍10安打ずつ放ちながらも1-2のロースコア、しかもおおよそ3時間ゲームという、いかにもナゴヤ球場らしい試合でした。幸いなのは比較的快適に過ごせた事、くらいでしょうか。

たびたび申し上げてはおりますが、今シーズンのカープ二軍は、安部友裕、下水流昂、鈴木誠也がしっかりと一軍の戦力となり、明らかに「過渡期」にあります。その過渡期の中で、次に「我こそは」と成績を上げる選手、まずは二軍のレギュラーに定着して欲しい選手はいます。
特に投手陣。スティーヴ・デラバーと言う外国人選手が加わりましたが、これをいい刺激として、来年以降のリリーフ陣を築いていただきたい。外国人選手に頼りっぱなしでは、チームは強くなるかもしれませんが、選手個々は強くなりません。下では先発、上ではリリーフと言うよりも、スターターならスターターで、リリーフならリリーフで、確固たる選手を作り上げて欲しい、と思っています。

ドラゴンズ然り。JX-ENEOSで中軸を担った井領雅貴、その同僚だった石川駿など、地力を持って入団てきた選手はたくさんいます。勝ち星も重要かと思いますが、使える選手はどんどん上で使って欲しい。アンダーソン・エルナンデス、ダヤン・ビシエド、リカルド・ナニータ、いい外国人選手を獲得してくるのはほんと上手ですが、それに甘んじてては長期的に強いチームは作れない。
ウエスタンリーグは調整の場である以上に「選手の鍛錬の場、実践の場」でもあります。そして、5年もあればチームの血が入れ替わることすらあります。その時のために、徐々に選手は入れ替えて欲しい。タイガースみたいに、何もかもを入れ替えすぎるのもどうかと思いますが(とは言うもののそれなりに結果は出てますが)、3年先の主力選手が、ここから出ることを楽しみにしています。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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ウエスタン・リーグ 中日ドラゴンズ 広島東洋カープ
特にナゴヤ球場の暑さは一種独特。日陰と言う逃げ場がないのもありますが、吹く風がこれまた緩い。阪神鳴尾浜球場あたりはいわゆる「浜風」もありますから、比較的快適なんですけどね。


そんな訳で、試合開始30分前を目安にナゴヤ球場到着。早く着いても練習見学が出来るわけでもなし。先着順で何かもらえるわけでもなし。この時期、暑い中並ぶのはやはりキツイです。とは言えこの日は、強烈な日差しもなく、比較的穏やかに過ごせました。記事タイトルには反しますが。

11:40開門。そして定位置確保。




とは言うものの、グラウンドでは選手のバッティング練習ならびに守備練習は一切なし。前日中止になった雨の影響かとは思いますが、人工芝部分に砂が流れたまま、と言うのはいかがなものか。結局、両チーム選手は、試合開始50分位前にグラウンドに出てきて、外野付近で軽く体を動かした程度。尤も、屋内練習場で汗はかいて来たモノと思われますが、試合に影響するかな。

いろんな球場で、内野全体を覆うシートを見るようになりました。しかしながらナゴヤ球場のグラウンドを見る限り、未だにバッテリー間のみのシートの様子。


ここまで言ったら怒られるかも知れませんが、入場料が発生している以上、ここナゴヤ球場で行われるウエスタンリーグ公式戦は、鍛練の場であるとともに「興行」のはず。早朝に試合の可否を決定するのはありがたいですが、そこに至るまでに何らかの策はもう少し講じて欲しい、と思います。


そう言えば開門前、球場の前にある警備員詰所には、ひっきりなしに試合の開催を問い合わせる電話がかかっていたようです。いかにナゴヤ球場園芸の中の人がアテにされてないか、と言う話。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)庄司
3(三)堂林
4(一)エルドレッド
5(指)プライディ
6(右)天谷
7(左)土生
8(遊)桑原
9(捕)白濱
P:横山
〇実績を残しているにも関わらず、負傷え登録抹消のままお呼びのかからないブラッド・エルドレッド、そして同じくお呼びの「かかりそうにない」ジェイソン・プライディ。カープ二軍の試合で外国人選手の名前が並ぶのはもう見慣れましたが、正直これは違和感を感じます。
ベンチ入りメンバー
投:22 23 29 39 48 62 70 98
捕:40 64 68
内:0 6 59
外:26 50
後攻:中日ドラゴンズ
1(二)溝脇
2(中)友永
3(一)谷
4(三)高橋
5(指)野本
6(遊)阿部
7(右)古本
8(捕)木下
9(左)井領
P:小熊
ベンチ入りメンバー
投:16 25 32 34 41 43 50 98
捕:39 52 68 207
内:9 23 37
外:67 69 212
審判と公式記録員




球審:水口 一塁:山村 三塁:梅木
公式記録員:貞比良
打撃成績
1回表
野間 2-2から5球目を打ってサードファウルフライ
庄司 初球を打ってライト前ヒット
堂林 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
エルドレッド 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
プライディ フルカウントから7球目を見逃し三振
1回裏
溝脇 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
友永 0-2から3球目を打ってピッチャーゴロ
谷 1-1から3球目を打って左中間へツーベースヒット
高橋 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
2回表
天谷 初球を打ってセンターフライ
土生 2-2から5球目を打ってセンターフライ
桒原 1-2から6球目を空振り三振
2回裏
野本 初球を打ってライトフライ
阿部 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
古本 フルカウントから6球目を見逃し三振
木下 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
井領 初球を打ってショートフライ
3回表
白濱 初球を打ってショートゴロ
野間 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
庄司 1-2から4球目を見逃し三振
堂林 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ
3回裏
溝脇 初球を打ってセンター前ヒット
友永 3-1から5球目を打ってセカンドゴロ 溝脇はセカンドへ
谷 1-1から3球目を打ってライトフライ 溝脇はサードへ
高橋 フルカウントから6球目を見逃し三振
●あくまでも印象の問題だとは思いますが、こうやって地道に進塁打とタッチアップを繰り返して次の塁へランナーを進める。これが今シーズンのドラゴンズ二軍の強さなんかな、とも思います。
●外国人選手がいるわけでもない、長打力にたけた選手が揃ってるわけでもない。正直小粒な打線出はありますが、谷哲也などは3番打者とは言うものの、いつも通りのバッティング。
4回表
エルドレッド 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
プライディ 2-0から3球目を打ってレフトフライ
天谷 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
野本 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
阿部 1-2から7球目を打ってセカンドライナー
古本 フルカウントから12球目を打ってライトフライ
〇横山弘樹は4回裏までで降板。球数は65球。70球メドだったのか、ボールにキレがなくなって来た、と判断されたのか。いずれにしろこの回で交代はよいタイミングだったんではないかな。
5回表
土生 初球を打ってセカンドゴロ
桒原 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
白濱 初球を打ってセンターフライ
次打者野間の2球目に桑原セカンド盗塁失敗
5回裏
カープ選手交代
ピッチャー横山に代えて薮田
木下 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
井領 0-2から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
溝脇 1-1から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ
6回表
野間 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
庄司 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット
堂林 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
エルドレッド 初球を打ってライトへ犠牲フライ
ドラゴンズ0-1カープ
プライディ 2-1から4球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ0-2カープ
天谷 1-2から6球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
土生 ストレートのフォアボール
桒原 2-2から5球目を空振り三振
〇個人的にはまず最初の見せ場。初球、2球目と送りバントを失敗した庄司隼人。気を取り直して3球目以降はヒッテイング、つか進塁打。飛び付くような打球の後、2つボールを見極めて、レフト線へ執念のヒット。送りバント失敗は頂けませんでしたが、2番打者の仕事はしっかり出来てます。
6回裏
カープ選手交代
ファーストエルドレッドに代えて美間
友永 1-2から4球目を見逃し三振
谷 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
高橋 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
野本 フルカウントから7球目を打って右中間突破タイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ1-2カープ
阿部 2-2から5球目を打ってセカンドライナー
7回表
白濱 初球を打ってサードゴロ
野間 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
庄司 2-2から6球目を打ってレフトフライ
〇たいして大勢に影響はないですが白濱裕太。3打席連続で初球で凡退、は如何なものか。
7回裏
古本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
木下 1-1から3球目をキャッチャー前送りバント
井領の代打遠藤 初球を打ってレフトフライ
溝脇 2-2から5球目を打ってセンター前ヒット
しかしセカンドランナー古本はホームタッチアウト
〇守備ならびに走塁に関しては充分、一軍レベルにある野間峻祥の見事なまでのバックホーム。足りぬモノと言えば、将来的に1番打者として生きていく「覚悟」かな。まだまだ打ち気にはやる部分もあるし、我慢して選球眼その他「何が何でも塁に出る術」を身に付けてもらわないと。
8回表
ドラゴンズ選手交代
代打遠藤に代えてセンター近藤
センター友永がレフト
堂林 1-1から3球目を打ってショートゴロ
美間 1-2から5球目を打ってライトフライ
プラの代打廣瀬 初球を打ってセンター前ヒット
天谷 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー薮田に代えてスティーヴ・デラバー(来日初登板)
友永 3-1から5球目を打ってセンターフライ
谷 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
高橋 1-2から5球目を打ってレフト前ヒット
野本 2-2から6球目を空振り三振
阿部 初球を打ってファーストライナー
〇シーズン途中にカープに入団する新外国人選手の「御披露目」は、比較的ビジターゲームが多いように思います。その慣例に従ったのか(?)スティーヴ・デラバーが来日初登板のマウンドへ。この日のピッチングは九分九厘、Max152km/hのストレート中心の組み立て、ではありましたが、ちょっとコントロールが定まらない。速さはあってもコントロールが出来ねばあかんなぁ。
〇そのストレートも、谷哲也や高橋周平に簡単に反対方向へ弾き返されてる。友永翔太へのピッチングを見ての、ドラゴンズベンチの策だったと思いますが、それ以上に「速いだけ」のような気も。ファーストライナーにはなりましたが、阿部寿樹もきっちり捉えられていた。ブルペンの様子を見てた方から伺いましたが、チェンジアップ等投げていたようですが、コントロールがままならなんだとか。
〇シーズンも折り返しをとうに過ぎ、リリーフ陣にも疲れの見える頃とは思いますが、ここ数年外国人選手枠をいじりまくっているカープ。果たして今後、上からお呼びはかかるか。
9回表
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー小熊に代えて福
土生の代打高橋大 1-2から4球目を空振り三振
桒原 1-2から9球目を打ってライトフライ
白濱 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
野間 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
9回裏
カープ選手交代
代打高橋大がそのまま入りレフト
レフト天谷がライト
ピッチャーデラバーに代えて中村恭平
古本の代打石川 初球を打ってライトフライ
木下 1-2から4球目を打ってセカンドフライ
近藤 初球を打ってセンターフライ
〇先日久しぶりに出場選手登録を抹消された中村恭平がマウンドへ。多分調整の一環だと思われますが、マウンドさばきは貫禄すら感じました。次の昇格まで気を抜く事なく、寝坊などせぬよう。




ナゴヤ球場 17回戦 中日8勝7敗2分
広島 000 002 000 2
中日 000 001 000 1
勝投手:薮田和樹(11試合2勝4敗)
S投手:中村恭平(9試合3勝0敗1セーブ)
敗投手:小熊凌祐(7試合2勝2敗)
試合時間:3時間00分
観衆:789
投手成績
広島東洋カープ
横山 4回 16打者 65球 4被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
薮田 3回 13打者 49球 4被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
デラバ 1回 5打者 19球 2被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
中村恭 1回 3打者 6球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
中日ドラゴンズ
小熊 8回 33打者 119球 9被安打 0与四死球 3奪三振 2失点 2自責点
福 1回 4打者 23球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点

両軍10安打ずつ放ちながらも1-2のロースコア、しかもおおよそ3時間ゲームという、いかにもナゴヤ球場らしい試合でした。幸いなのは比較的快適に過ごせた事、くらいでしょうか。


たびたび申し上げてはおりますが、今シーズンのカープ二軍は、安部友裕、下水流昂、鈴木誠也がしっかりと一軍の戦力となり、明らかに「過渡期」にあります。その過渡期の中で、次に「我こそは」と成績を上げる選手、まずは二軍のレギュラーに定着して欲しい選手はいます。
特に投手陣。スティーヴ・デラバーと言う外国人選手が加わりましたが、これをいい刺激として、来年以降のリリーフ陣を築いていただきたい。外国人選手に頼りっぱなしでは、チームは強くなるかもしれませんが、選手個々は強くなりません。下では先発、上ではリリーフと言うよりも、スターターならスターターで、リリーフならリリーフで、確固たる選手を作り上げて欲しい、と思っています。


ドラゴンズ然り。JX-ENEOSで中軸を担った井領雅貴、その同僚だった石川駿など、地力を持って入団てきた選手はたくさんいます。勝ち星も重要かと思いますが、使える選手はどんどん上で使って欲しい。アンダーソン・エルナンデス、ダヤン・ビシエド、リカルド・ナニータ、いい外国人選手を獲得してくるのはほんと上手ですが、それに甘んじてては長期的に強いチームは作れない。
ウエスタンリーグは調整の場である以上に「選手の鍛錬の場、実践の場」でもあります。そして、5年もあればチームの血が入れ替わることすらあります。その時のために、徐々に選手は入れ替えて欲しい。タイガースみたいに、何もかもを入れ替えすぎるのもどうかと思いますが(とは言うもののそれなりに結果は出てますが)、3年先の主力選手が、ここから出ることを楽しみにしています。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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2016.07.28 / Top↑
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