南大阪地域に「スタジアムがない」と言うお話は、事ある毎に触れてきました。
堺市では、2019年度オープン予定で(仮称)原池公園野球場の整備計画が進み、また貝塚市では、日本生命野球部の新「日本生命球場」が、年度内の移転を目指して整備されておるようです。
そもそも大阪府下、特に大和川以南の南大阪地域には、プロ野球を開催出来るようなスタジアムが一切ありません。高校野球夏の甲子園大会の予選すらろくすっぽない状態が長らく続きました。かつてはPL学園高校のグラウンドを使用した事もあったとか。
南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)が所有してた中モズ球場も、私が物心ついた頃には既に、ただの練習グラウンドと化し、プロ野球に接するには、大阪球場まで出掛けるのが常でした。
そんな中、1997年にオープンした、富田林総合スポーツ公園野球場を、2013年からオリックスバファローズがウエスタンリーグ公式戦を、毎年開催するようになり、そして3年経過してようやく、対広島東洋カープ戦が行われる事になりました。ここまで、色々とありましたけどね。

漸く南大阪にも、野球が根付くであろう環境が整いつつありますが、その先駆となるであろう、富田林総合スポーツ公園野球場、またの名を「富田林バファローズスタジアム」でのプロ野球観戦です。

今回は、南海高野線初芝駅近くから、クルマで送ってもらったので、残念ながら「道」の記事はありません。サイトー君、遠路はるば(?)ありがとうございました。故に、まともにスタジアムの画像がありません。スタジアムに到着したのは10:00過ぎ。もう並んでる人がいました。

やはり、プロ野球とは言うものの、本拠地球場以外で開催となればある程度「お祭り」になるものでして、スタジアム前には 売店のテントがズラリ。

10:17。そんな入場列の真横に、見慣れた神姫バスが出現。何と、カープ選手が目の前に到着。


田村彰宏マネージャーを先頭に、続々と下車してくるカープナイン。
シャッターを切ってては間に合わない?ので思い切って動画を撮影してみました。

10:40。当日券発売開始。いわゆる「オープンカウンター」。


11:10、開門。週末のバファローズ公式戦には「選手ウェルカムハイタッチ」がつきもの。この日のお出迎えは吉田凌(RYO)と佐藤世那(SENA)の、両高卒ルーキー。

空の青さに生き生きと。この日の大阪府の最高気温は33度。やる方も観る方も大変です。ここで「道」の記事を作れる状態ではないので、さらっと「富田林総合スポーツ公園野球場」のご紹介。
上の画像ではバックネットが銀色に塗装されているのでちょっと見にくいですが、スコアボードは地方球場にありがちな磁気反転式。フィールド部分は土、外野は全面天然芝になっています。照明灯は内外野合計4基ありますが、プロ野球のナイトゲームには不向きかと思われます。

客席は、バックネット裏から両ベンチ上付近までは、通常の座席(背もたれなし)、そこから外野に向かっては芝生席になっています。収容は約2500人とか。
で、バックネット裏からの練習風景は、バックネットが銀色で日光が反射、なかなかええのが撮れなかったので、ちょっとだけネットが切れたところやブルペンの様子を撮影するにとどまりました。


三塁側ブルペンでピッチング練習をする塹江敦哉。何げに上半身が大きくなったなぁ、と。

試合前に「球場メシ」を買いに行きました。富田林市からいくらか補助が出ていたのかも知れませんが、とにかく何もかもが安かったです。サイトー君に進められるがまま「カレーとナン」を買いに行きましたが、これが500円。この他にも500mlペットボトルが100円とか。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)上本
3(三)堂林
4(一)エルドレッド
5(左)廣瀬
6(指)バティスタ
7(右)高橋大
8(遊)桑原
9(捕)中村亘
P:久本
後攻:オリックスバファローズ
1(中)武田
2(左)中村
3(遊)中島
4(三)小谷野
5(一)園部
6(捕)田中
7(二)縞田
8(指)赤松
9(右)吉田雄
P:齋藤鋼
審判と公式記録員


球審:水口拓哉 一塁:芦原英智 三塁:坂井遼太郎
公式記録員:伊藤亮
打撃成績
1回表
野間 2-0から3球目を打ってライト前ヒット
上本 0-1から2球目を打ってセンターフライ
次打者堂林の初球に野間セカンド盗塁失敗
堂林 フルカウントから9球目を選んでフォアボール
エルドレッド 2-2から5球目を空振り三振
1回裏
武田 0-2から3球目を見逃し三振
中村 1-1から3球目を打ってショートゴロ
中島 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
小谷野 0-1から2球目を打ってセカンドフライ
2回表
廣瀬 3-1から5球目を打ってサードゴロ
バティスタ 3-1から5球目を選んでフォアボール
高橋大 初球を打ってセンターフライ
桒原 2-0から3球目を打ってライトフライ
2回裏
園部 1-2から4球目を見逃し三振
田中 0-2から3球目を打ってレフトフライ
縞田 2-0から3球目を打ってサードフライ
3回表
中村亘 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
野間 2-1から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
上本 初球を打ってショートゴロ 野間はセカンドへ
堂林 0-1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
3回裏
赤松 3-1から5球目を選んでフォアボール
吉田雄 フルカウントから6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
武田 1-1から3球目を打ってレフトスタンドへ第3号ソロホームラン
※動画では06分00秒付近から、武田健吾の打席です。
バファローズ1-0カープ
中村 3-1から5球目を打ってショートゴロ
●先発ピッチャーが久本祐一、と言う事である程度まったりした展開になる、と予想はつきましたが、それ以上の酷暑。ただ観てるだけの48歳よりも、実際にプレイしている38歳の方がきつい。3回裏に入ったあたりからボールが上ずり始め、そこを武田健吾に完璧に捉えられてしまいました。
4回表
エルドレッド 1-2から4球目を空振り三振
廣瀬 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
バティスタ 0-1から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
4回裏
中島 0-1から2球目を打ってライトフライ
小谷野 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
園部 初球を打ってレフト前ヒット
田中 3-1から5球目を選んでフォアボール
縞田 2-1から4球目を打ってレフトスタンドへ第1号満塁ホームラン
※動画では06分12秒付近から、縞田拓哉の打席です。
バファローズ5-0カープ
赤松 初球を打ってレフト前ヒット
吉田雄 初球を打ってレフト前ヒット
武田 1-2から4球目を打ってショートフライ
中村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中島 2-0から3球目を打ってライトファウルフライ
●何とかかんとか武田健吾の一発だけでしのいでいた久本祐一ですが、もう4回裏に入ると全くボールをコントロール出来てない。そこを今度は縞田拓哉に完璧に打たれてしまった。ある程度は「ブルペンデー」を覚悟しましたが、やはりあの暑さの中での4イニング目はきつかったか。
●これは言っちゃいかん事かも知れませんが、前日は神戸サブ球場での試合、と言う事で宿舎は明石。そこから富田林市の山奥まで、バスでの大移動。これも多少なりともベテランには堪えたか。二軍では先発・リリーフともに「登板計画・予定」がありますが、ちょっと無理があったかな、とも。
●そもそも今後、久本祐一をどう言うポジションで登板させたいのか、先発で短いイニングを投げている間はそれが見えない。体調管理の難しい盛夏。調整登板とは言え、結果を残せる環境を。
5回表
高橋大 1-0から2球目を打ってショートゴロ
桒原 初球を打ってセンターフライ
中村亘 0-1から2球目を打ってライトファウルフライ
5回裏
カープ選手交代
ピッチャー久本に代えて藤井
小谷野 0-1から2球目を打ってショートゴロ
園部 1-2から5球目を空振り三振
田中 フルカウントから7球目を打ってサードファウルフライ
6回表
野間 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
上本 0-2から3球目を空振り三振
堂林 2-0から3球目を打ってセンターフライ
エルドレッド 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
代走にメヒア
廣瀬の代打プライディ フルカウントから7球目を空振り三振
●このタイミングで、なぜ3割打者の廣瀬純を交代さすのかよく分かりませんが、代打で出てきたのが打率2割そこそこのジェイソン・プライディってのがさらに謎。そして空振り三振をしてバットとヘルメットを投げてしまう始末。ブラッド・エルドレッドの負傷時に役に立たなかったどころか、も鈴木誠也の急成長と下水流昂の一軍定着で完全に存在価値を失ってる。5700万円の価値やいかに。
●その前に、もう本気で「外国人選手の補填は外国人選手」はやめるべき。外国人選手はあくまで「助っ人」。外国人助っ人枠を争う環境ってのは、絶対に選手を腐らせる。どう言う美辞麗句を並べて来日させているのかは知ったこっちゃないですが、一昨年のザック・フィリップス、昨年のライネル・ロサリオと、「不幸な環境」に陥る可能性のある外国人選手はもういらない。その本人の為にも。
6回裏
カープ選手交代
代走メヒアがそのまま入りファースト
代打プライディがそのまま入りレフト
縞田 0-2から3球目を打ってレフトスタンドへ第2号ソロホームラン
バファローズ6-0カープ
赤松 0-2から4球目を打ってセカンドフライ
吉田雄 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
武田 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者中村の3球目に武田セカンド盗塁成功
中村 1-2から4球目を空振り三振
7回表
バファローズ選手交代
ピッチャー齋藤綱に代えて高木
バティスタ 1-2から4球目を空振り三振
高橋大 初球を打ってキャッチャーファウルフライ
桒原 0-2から3球目を空振り三振
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー藤井に代えて佐藤
中島 1-2から7球目を打ってレフト前ヒット
代走に宗
小谷野 2-2から7球目を打ってレフト前ヒット
園部 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
田中 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
8回表
バファローズ選手交代
代走宗がそのまま入りショート
サード小谷野に代えてキャッチャー山崎
キャッチャー田中がファースト
ファースト園部がサードへ
中村亘の代打天谷 フルカウントから9球目を打ってセカンド内野安打
野間 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
上本 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー佐藤に代えて西原
代打天谷に代えてキャッチャー多田
縞田 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
赤松 0-2から3球目を空振り三振
吉田雄 FBBB 3-1から5球目を選んでフォアボール
武田 初球を打ってピッチャーゴロ
9回表
バファローズ選手交代
ピッチャー高木に代えて白仁田
堂林 3-1から5球目を選んでフォアボール
メヒア フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
プライディ 2-1から4球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
しかしファーストへ悪送球で堂林ホームイン
バファローズ6-1カープ
バティスタ 初球を打ってサードライナー
高橋大 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ6-2カープ
バファローズ選手交代
ピッチャー白仁田に代えて大山
桒原 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
多田 2-0から3球目を打ってセンターフライ
富田林市総合スポーツ公園野球場 第19回戦 オリックス11勝7敗1分
広島 000 000 002 2
神戸 001 401 00X 6
勝投手:齋藤綱記(16試合3勝4敗)
敗投手:久本祐一(18試合1勝3敗)
本塁打:[オリックス]武田健吾3号(3回裏 ソロ 久本から) 縞田1号(4回裏 満塁 久本から)2号(ソロ 6回裏 藤井から)
試合時間:2時間55分くらい
観衆:1231
投手成績
広島東洋カープ
久本 4 回 21打者 74球 5被安打 4与四死球 2奪三振 5失点 5自責点
藤井 2 回 8打者 33球 1被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
佐藤 1 回 4打者 21球 2被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
西原 1 回 4打者 14球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
オリックスバファローズ
齋藤綱 6 回 22打者 84球 3被安打 4与四死球 4奪三振 0失点 0自責点
高木 2 回 6打者 26球 1被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
白仁田 0.2回 5打者 17球 2被安打 1与四死球 0奪三振 2失点 0自責点
大山 0.1回 2打者 5球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

カープは結局2点差まで迫りましたが、バファローズの一発攻勢に屈してしまった形。現状カープ打線でホームランもしくは長打が期待出来るのがブラッド・エルドレッドだけ、と言うのも悲しい。

堂林翔太にも期待する向きは多いと思いますが、もうひと回りふた回り体を大きくせねば難しい、と個人的には考えています。もっともカープ球団が「将来の4番候補」を尽く潰してきた経緯があるだけに、今後も一発長打は外国人選手、の風潮は変わらんかも。
そしてバファローズ。

縞田拓哉の2打席連発には正直驚きました。が、なぜここまで彼が冷遇(?)されているのかよく分かりません。あくまでもこの試合をを終えた時点での数字ですが、ウエスタンリーグでも出場12試合40打席。一軍でも25試合40打席。もっと出場機会があってもいいんじゃないかな、と。
内野ならどこでも、な器用さも持ち合わせてます。この日、バッティングを買われて、しばらくサードを守っていた奥浪鏡が出場選手登録を抹消されました。登録・抹消の「アヤ」もあると思いますが、かつての江藤智→高信二のように、若手のバックアップ要員として十分起用する機会はある筈。
ここまで言っちゃおしまいですが、リーグ優勝なんざ望めない位置にまで落ちました。どうせなら阪神タイガースの如く、起用出来る選手はポジションを熟考の上、どんどん使っていただきたい。代打にしか使えない外国人選手を一軍に置いておく必要はない。来年再来年を見据えるなら余計に。
バファローズとカープ、気になる球団と愛する球団の試合ともなると、思う所は多々あります。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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広島東洋カープ オリックスバファローズ ウエスタン・リーグ
堺市では、2019年度オープン予定で(仮称)原池公園野球場の整備計画が進み、また貝塚市では、日本生命野球部の新「日本生命球場」が、年度内の移転を目指して整備されておるようです。
そもそも大阪府下、特に大和川以南の南大阪地域には、プロ野球を開催出来るようなスタジアムが一切ありません。高校野球夏の甲子園大会の予選すらろくすっぽない状態が長らく続きました。かつてはPL学園高校のグラウンドを使用した事もあったとか。
南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)が所有してた中モズ球場も、私が物心ついた頃には既に、ただの練習グラウンドと化し、プロ野球に接するには、大阪球場まで出掛けるのが常でした。
そんな中、1997年にオープンした、富田林総合スポーツ公園野球場を、2013年からオリックスバファローズがウエスタンリーグ公式戦を、毎年開催するようになり、そして3年経過してようやく、対広島東洋カープ戦が行われる事になりました。ここまで、色々とありましたけどね。

漸く南大阪にも、野球が根付くであろう環境が整いつつありますが、その先駆となるであろう、富田林総合スポーツ公園野球場、またの名を「富田林バファローズスタジアム」でのプロ野球観戦です。


今回は、南海高野線初芝駅近くから、クルマで送ってもらったので、残念ながら「道」の記事はありません。サイトー君、遠路はるば(?)ありがとうございました。故に、まともにスタジアムの画像がありません。スタジアムに到着したのは10:00過ぎ。もう並んでる人がいました。


やはり、プロ野球とは言うものの、本拠地球場以外で開催となればある程度「お祭り」になるものでして、スタジアム前には 売店のテントがズラリ。

10:17。そんな入場列の真横に、見慣れた神姫バスが出現。何と、カープ選手が目の前に到着。




田村彰宏マネージャーを先頭に、続々と下車してくるカープナイン。
シャッターを切ってては間に合わない?ので思い切って動画を撮影してみました。


10:40。当日券発売開始。いわゆる「オープンカウンター」。




11:10、開門。週末のバファローズ公式戦には「選手ウェルカムハイタッチ」がつきもの。この日のお出迎えは吉田凌(RYO)と佐藤世那(SENA)の、両高卒ルーキー。

空の青さに生き生きと。この日の大阪府の最高気温は33度。やる方も観る方も大変です。ここで「道」の記事を作れる状態ではないので、さらっと「富田林総合スポーツ公園野球場」のご紹介。
上の画像ではバックネットが銀色に塗装されているのでちょっと見にくいですが、スコアボードは地方球場にありがちな磁気反転式。フィールド部分は土、外野は全面天然芝になっています。照明灯は内外野合計4基ありますが、プロ野球のナイトゲームには不向きかと思われます。


客席は、バックネット裏から両ベンチ上付近までは、通常の座席(背もたれなし)、そこから外野に向かっては芝生席になっています。収容は約2500人とか。
で、バックネット裏からの練習風景は、バックネットが銀色で日光が反射、なかなかええのが撮れなかったので、ちょっとだけネットが切れたところやブルペンの様子を撮影するにとどまりました。




三塁側ブルペンでピッチング練習をする塹江敦哉。何げに上半身が大きくなったなぁ、と。


試合前に「球場メシ」を買いに行きました。富田林市からいくらか補助が出ていたのかも知れませんが、とにかく何もかもが安かったです。サイトー君に進められるがまま「カレーとナン」を買いに行きましたが、これが500円。この他にも500mlペットボトルが100円とか。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)上本
3(三)堂林
4(一)エルドレッド
5(左)廣瀬
6(指)バティスタ
7(右)高橋大
8(遊)桑原
9(捕)中村亘
P:久本
後攻:オリックスバファローズ
1(中)武田
2(左)中村
3(遊)中島
4(三)小谷野
5(一)園部
6(捕)田中
7(二)縞田
8(指)赤松
9(右)吉田雄
P:齋藤鋼
審判と公式記録員




球審:水口拓哉 一塁:芦原英智 三塁:坂井遼太郎
公式記録員:伊藤亮
打撃成績
1回表
野間 2-0から3球目を打ってライト前ヒット
上本 0-1から2球目を打ってセンターフライ
次打者堂林の初球に野間セカンド盗塁失敗
堂林 フルカウントから9球目を選んでフォアボール
エルドレッド 2-2から5球目を空振り三振
1回裏
武田 0-2から3球目を見逃し三振
中村 1-1から3球目を打ってショートゴロ
中島 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
小谷野 0-1から2球目を打ってセカンドフライ
2回表
廣瀬 3-1から5球目を打ってサードゴロ
バティスタ 3-1から5球目を選んでフォアボール
高橋大 初球を打ってセンターフライ
桒原 2-0から3球目を打ってライトフライ
2回裏
園部 1-2から4球目を見逃し三振
田中 0-2から3球目を打ってレフトフライ
縞田 2-0から3球目を打ってサードフライ
3回表
中村亘 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
野間 2-1から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
上本 初球を打ってショートゴロ 野間はセカンドへ
堂林 0-1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
3回裏
赤松 3-1から5球目を選んでフォアボール
吉田雄 フルカウントから6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
武田 1-1から3球目を打ってレフトスタンドへ第3号ソロホームラン
※動画では06分00秒付近から、武田健吾の打席です。
バファローズ1-0カープ
中村 3-1から5球目を打ってショートゴロ
●先発ピッチャーが久本祐一、と言う事である程度まったりした展開になる、と予想はつきましたが、それ以上の酷暑。ただ観てるだけの48歳よりも、実際にプレイしている38歳の方がきつい。3回裏に入ったあたりからボールが上ずり始め、そこを武田健吾に完璧に捉えられてしまいました。
4回表
エルドレッド 1-2から4球目を空振り三振
廣瀬 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
バティスタ 0-1から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
4回裏
中島 0-1から2球目を打ってライトフライ
小谷野 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
園部 初球を打ってレフト前ヒット
田中 3-1から5球目を選んでフォアボール
縞田 2-1から4球目を打ってレフトスタンドへ第1号満塁ホームラン
※動画では06分12秒付近から、縞田拓哉の打席です。
バファローズ5-0カープ
赤松 初球を打ってレフト前ヒット
吉田雄 初球を打ってレフト前ヒット
武田 1-2から4球目を打ってショートフライ
中村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中島 2-0から3球目を打ってライトファウルフライ
●何とかかんとか武田健吾の一発だけでしのいでいた久本祐一ですが、もう4回裏に入ると全くボールをコントロール出来てない。そこを今度は縞田拓哉に完璧に打たれてしまった。ある程度は「ブルペンデー」を覚悟しましたが、やはりあの暑さの中での4イニング目はきつかったか。
●これは言っちゃいかん事かも知れませんが、前日は神戸サブ球場での試合、と言う事で宿舎は明石。そこから富田林市の山奥まで、バスでの大移動。これも多少なりともベテランには堪えたか。二軍では先発・リリーフともに「登板計画・予定」がありますが、ちょっと無理があったかな、とも。
●そもそも今後、久本祐一をどう言うポジションで登板させたいのか、先発で短いイニングを投げている間はそれが見えない。体調管理の難しい盛夏。調整登板とは言え、結果を残せる環境を。
5回表
高橋大 1-0から2球目を打ってショートゴロ
桒原 初球を打ってセンターフライ
中村亘 0-1から2球目を打ってライトファウルフライ
5回裏
カープ選手交代
ピッチャー久本に代えて藤井
小谷野 0-1から2球目を打ってショートゴロ
園部 1-2から5球目を空振り三振
田中 フルカウントから7球目を打ってサードファウルフライ
6回表
野間 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
上本 0-2から3球目を空振り三振
堂林 2-0から3球目を打ってセンターフライ
エルドレッド 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
代走にメヒア
廣瀬の代打プライディ フルカウントから7球目を空振り三振
●このタイミングで、なぜ3割打者の廣瀬純を交代さすのかよく分かりませんが、代打で出てきたのが打率2割そこそこのジェイソン・プライディってのがさらに謎。そして空振り三振をしてバットとヘルメットを投げてしまう始末。ブラッド・エルドレッドの負傷時に役に立たなかったどころか、も鈴木誠也の急成長と下水流昂の一軍定着で完全に存在価値を失ってる。5700万円の価値やいかに。
●その前に、もう本気で「外国人選手の補填は外国人選手」はやめるべき。外国人選手はあくまで「助っ人」。外国人助っ人枠を争う環境ってのは、絶対に選手を腐らせる。どう言う美辞麗句を並べて来日させているのかは知ったこっちゃないですが、一昨年のザック・フィリップス、昨年のライネル・ロサリオと、「不幸な環境」に陥る可能性のある外国人選手はもういらない。その本人の為にも。
6回裏
カープ選手交代
代走メヒアがそのまま入りファースト
代打プライディがそのまま入りレフト
縞田 0-2から3球目を打ってレフトスタンドへ第2号ソロホームラン
バファローズ6-0カープ
赤松 0-2から4球目を打ってセカンドフライ
吉田雄 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
武田 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者中村の3球目に武田セカンド盗塁成功
中村 1-2から4球目を空振り三振
7回表
バファローズ選手交代
ピッチャー齋藤綱に代えて高木
バティスタ 1-2から4球目を空振り三振
高橋大 初球を打ってキャッチャーファウルフライ
桒原 0-2から3球目を空振り三振
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー藤井に代えて佐藤
中島 1-2から7球目を打ってレフト前ヒット
代走に宗
小谷野 2-2から7球目を打ってレフト前ヒット
園部 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
田中 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
8回表
バファローズ選手交代
代走宗がそのまま入りショート
サード小谷野に代えてキャッチャー山崎
キャッチャー田中がファースト
ファースト園部がサードへ
中村亘の代打天谷 フルカウントから9球目を打ってセカンド内野安打
野間 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
上本 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー佐藤に代えて西原
代打天谷に代えてキャッチャー多田
縞田 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
赤松 0-2から3球目を空振り三振
吉田雄 FBBB 3-1から5球目を選んでフォアボール
武田 初球を打ってピッチャーゴロ
9回表
バファローズ選手交代
ピッチャー高木に代えて白仁田
堂林 3-1から5球目を選んでフォアボール
メヒア フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
プライディ 2-1から4球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
しかしファーストへ悪送球で堂林ホームイン
バファローズ6-1カープ
バティスタ 初球を打ってサードライナー
高橋大 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ6-2カープ
バファローズ選手交代
ピッチャー白仁田に代えて大山
桒原 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
多田 2-0から3球目を打ってセンターフライ
富田林市総合スポーツ公園野球場 第19回戦 オリックス11勝7敗1分
広島 000 000 002 2
神戸 001 401 00X 6
勝投手:齋藤綱記(16試合3勝4敗)
敗投手:久本祐一(18試合1勝3敗)
本塁打:[オリックス]武田健吾3号(3回裏 ソロ 久本から) 縞田1号(4回裏 満塁 久本から)2号(ソロ 6回裏 藤井から)
試合時間:2時間55分くらい
観衆:1231
投手成績
広島東洋カープ
久本 4 回 21打者 74球 5被安打 4与四死球 2奪三振 5失点 5自責点
藤井 2 回 8打者 33球 1被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
佐藤 1 回 4打者 21球 2被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
西原 1 回 4打者 14球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
オリックスバファローズ
齋藤綱 6 回 22打者 84球 3被安打 4与四死球 4奪三振 0失点 0自責点
高木 2 回 6打者 26球 1被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
白仁田 0.2回 5打者 17球 2被安打 1与四死球 0奪三振 2失点 0自責点
大山 0.1回 2打者 5球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

カープは結局2点差まで迫りましたが、バファローズの一発攻勢に屈してしまった形。現状カープ打線でホームランもしくは長打が期待出来るのがブラッド・エルドレッドだけ、と言うのも悲しい。


堂林翔太にも期待する向きは多いと思いますが、もうひと回りふた回り体を大きくせねば難しい、と個人的には考えています。もっともカープ球団が「将来の4番候補」を尽く潰してきた経緯があるだけに、今後も一発長打は外国人選手、の風潮は変わらんかも。
そしてバファローズ。

縞田拓哉の2打席連発には正直驚きました。が、なぜここまで彼が冷遇(?)されているのかよく分かりません。あくまでもこの試合をを終えた時点での数字ですが、ウエスタンリーグでも出場12試合40打席。一軍でも25試合40打席。もっと出場機会があってもいいんじゃないかな、と。
内野ならどこでも、な器用さも持ち合わせてます。この日、バッティングを買われて、しばらくサードを守っていた奥浪鏡が出場選手登録を抹消されました。登録・抹消の「アヤ」もあると思いますが、かつての江藤智→高信二のように、若手のバックアップ要員として十分起用する機会はある筈。
ここまで言っちゃおしまいですが、リーグ優勝なんざ望めない位置にまで落ちました。どうせなら阪神タイガースの如く、起用出来る選手はポジションを熟考の上、どんどん使っていただきたい。代打にしか使えない外国人選手を一軍に置いておく必要はない。来年再来年を見据えるなら余計に。
バファローズとカープ、気になる球団と愛する球団の試合ともなると、思う所は多々あります。
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2016.07.25 / Top↑
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