何が私を駆り立てたのか、ふと思い立って(とは言うものの、全ての手筈を整えたのは4月末のお話)、タマホームスタジアム筑後で行われた、ホークス対カープの試合を観戦に行ってきました。
当初の予定では、神戸サブ球場でバファローズ対ドラゴンズ、だったんですけどねぇ。

タマホームスタジアム筑後。まさか開場初年度に「来る気」になるとは思いませんでしたが。

どうせ新しいスタジアムで観戦するなら、そしてせっかくあるんだから、と言う事で、思い切って(とは言うものの2000円)三塁側フィールドシート最前列。テレビに映るのか映らんのか。
で、私の「観戦のお供」と言えぱビデオカメラなんですが、スタジアム内での動画撮影は禁止条項に盛り込まれており、動画はなし。ローカルルールはちゃんと守らんと。この辺り、FOXスポーツの著作権の問題も絡んでおるものと思われます。ちなみにカメラ撮影における、フラッシュの使用も禁止されています。




とにかく「フィールドシート」と銘打っているだけに、選手が近い。ベンチの様子やブルペンの様子までガッツリ観る事が出来ます。お客さんが少なかったら、あちこち移動してみるのも良いかも。ただしブルペンは、キャッチャーが外野側になるので、投球練習は背中から見ることになります。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)庄司
3(三)梵
4(一)堂林
5(指)廣瀬
6(左)岩本
7(右)高橋大
8(遊)桒原
9(捕)中村亘
P:横山
●ウエスタンリーグは、予告先発こそないものの、ある程度両チームの申し合わせで、事前に先発ピッチャーが判るシステムになっているようです。そんな中でも庄司隼人と桒原樹のスタメン。庄司隼人はもう十分セカンド確約。桒原樹は可能性のレベルか。
●そして見所は、梵英心と廣瀬純、両ベテランがスタメンに名を連ねた所。梵英心のサード守備を見るのもいつ以来か。ジェイソン・プライディの出番はあるのかないのか。来週からは負傷欠場中のブラッド・エルドレッドの戦列復帰もあるとか。果たしてこの先、彼の処遇や如何に。

声出しの様子。こんな光景を真横から見れます。
後攻:福岡ソフトバンクホークス
1(右)福田
2(中)釜元
3(三)塚田
4(一)猪本
5(指)カニザレス
6(左)真砂
7(捕)張本
8(遊)川瀬
9(二)古澤
P:大隣
〇相変わらずウエスタンリーグどころか、このまま一軍のクリーンアップにしてもおかしくない中軸打線。そこにうまく育成選手を混ぜてくるホークス打線。チームの層の厚さが見てとれます。
審判と公式記録員

球審:山村裕也、一塁:須山佑多、三塁:今岡諒平
公式記録員:河内
打撃成績
1回表

野間 2-1から4球目を打ってショートフライ
庄司 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット

梵 2-1から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ
1回裏
福田 2-2から7球目を打ってレフトフライ
釜元 1-0から2球目を打ってライトフライ

塚田 初球を打ってサードゴロ
2回表
堂林 0-2から3球目を打ってショートゴロ

廣瀬 1-1から3球目を打ってセンターフライ
岩本 3-1から5球目を選んでフォアボール

高橋大 2-1から4球目を打ってセンターフライ
2回裏

猪本 1-1から3球目を打ってセンターフライ

カニザレス 0-1から2球目を打ってセンターフライ

真砂 3-1から5球目を打ってファーストファウルフライ
3回表
桒原 0-1から2球目を打ってレフトフライ

中村亘 0-1から2球目を打ってライトフライ

野間 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
庄司 2-2から5球目を見逃し三振
3回裏

張本 1-2から6球目を打ってショートゴロ
川瀬 初球を打ってレフトフライ

古澤 1-0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
4回表
梵 0-1から2球目を打ってセンターフライ

堂林 1-2から5球目を打ってライト前ヒット
次打者廣瀬の2球目に堂林セカンド盗塁成功
廣瀬 ストレートのフォアボール

岩本 初球を打ってレフトフライ
高橋大 1-2から6球目を空振り三振
4回裏
カープ選手交代
サード梵に代えて美間

福田 初球を打ってライトへソロホームラン
Hawks1-0Carp
釜元 初球を打ってセカンドゴロ
塚田 1-2から4球目を見逃し三振

猪本 1-1から3球目を打ってショートゴロ
5回表

桒原 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 2-2から5球目を見逃し三振
野間 1-0から2球目を打ってレフトフライ
5回裏
カニザレス 初球を打って右中間突破ツーベースヒット
真砂 2-2から5球目をキャッチャーゴロ
送りバントにもかかわらずカニザレス走らず

張本 0-2から4球目を打ってセンターフライ
川瀬 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
6回表
庄司 1-2から5球目を打ってセンターフライ
美間 3-1から5球目を選んでフォアボール
堂林 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
廣瀬の代打バティスタ 初球を打ってショートゴロダブルプレイ
6回裏
古澤 0-2から球3目を打ってセカンドフライ
福田 初球を打ってセンター前ヒット
釜元 初球を打ってファースト強襲内野安打
塚田 0-1から2球目を打ってサードゴロダブルプレイ
7回表

岩本 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

高橋大 2-0から3球目を打ってライトフライ 福田ナイスプレイ

桒原 初球を打ってセカンドゴロ
7回裏
猪本 初球を打ってレフトオーバーソロホームラン
Hawks2-0Carp

カニザレス 2-2から5球目を打ってサードゴロ
真砂 1-0から2球目を打ってショートゴロ
張本 初球を打ってライト前ヒット
川瀬 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
8回表

中村亘の代打上本 2-2から5球目を打ってライトフライ
野間 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
庄司 初球を打ってライト前ヒット 野間はサードへ
美間 1-1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ

Hawks2-1Carp
堂林 1-1から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
バティスタ フルカウントから7球目を打ってサードライナー
8回裏
カープ選手交代
代打上本がそのまま入りサード
サードの美間がファースト
ファースト堂林に代えてキャッチャー白濱
古澤の代打江川 3-1から5球目を打ってレフトフライ
福田 1-0から2球目を打ってライトフライ
釜元 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
9回表
ホークス選手交代
代打江川がそのまま入りレフト
レフトの真砂がライト
ライト福田に代えてセカンド曽根

岩本 2-2から5球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット

高橋大 初球をキャッチャー前送りバント
桒原 2-2から5球目を空振り三振
上本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
野間 フルカウントから6球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
Hawks2-3Carp
ホークス選手交代
ピッチャー大隣に代えて嘉弥真
庄司 初球を打ってセカンドゴロ
9回裏
塚田 フルカウントから6球目を打ってサード内野安打

猪本 2-0から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
猪本の代走に斐紹
カニザレス 敬遠のフォアボール
真砂 2-2から5球目を打ってレフトオーバー逆転サヨナラツーベースヒット

Hawks4-3Carp
タマホームスタジアム筑後 17回戦 福岡ソフトバンク8勝8敗1分
広島 000 000 012 3
福岡 000 100 102 4
勝投手:嘉弥真新也(19試合2勝2敗5セーブ)
敗投手:横山弘樹(9試合2勝5敗)
本塁打:[福岡]福田秀平2号(4回裏 ソロ 横山弘樹から) 猪本健太郎9号(7回裏 ソロ 横山弘樹から)
投手成績
広島東洋カープ
横山 8.0回 33打者 99球 9被安打 1与四死球 1奪三振 4失点 4自責点
福岡ソフトバンクホークス
大隣 8.2回 37打者 134球 9被安打 4与四死球 4奪三振 3失点 3自責点
嘉弥真 0.1回 1打者 1球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

ホークス先発大隣憲司、カープ先発横山弘樹、両先発とも、ウエスタンリーグではなかなか見られない、完投しそうな勢いの試合。しかしながらその内容はあまりにも好対称でした。
球数を費やしながらも、じっくりじっくり攻めてくる大隣憲司のピッチング。野間峻祥と堂林翔太が猛打賞を記録はしましたが、打たれながらも締める所は締めるピッチングはさすがとしか。

対する横山弘樹。球数は少なく済んではいますが、ストライク先行でポンポン投げてしまったばっかりに、それがホークス中軸打線のリズムにはまってしまったんではないか。よく、ガンガン振ってくるパ・リーグとは言いますが、猪本健太郎にしろ福田秀平にしろ、初球から躊躇なく全力でスイングしてくる。そこに落とし穴があったか。これでウエスタンリーグ被本塁打部門屈辱の1位(8本)。
ウエスタンリーグってのはリーグ戦ですから、勝敗は重要です。しかし、ただ投げてれば良い、と言うモノでもない。二軍にいるならいるだけの「一軍での反省材料」があるはず。その辺りを中村亘佑がしっかりリードしてやらないと。よく投げたとは思いますが、テンポよく投げ過ぎたかゆえの、投球数とは関係ない所で「ガス欠」してしまったか。まぁ「打たれて反省」と言う所でしょうか。
あと、気になったのが、最終盤になってキャッチャーだけ交代させた事。これはもうただただベンチワーク、としか言いようがありませんが、横山弘樹、中村亘佑を次のステップに進ませようと考えるなら、最後までこの二人に任せてもよかったんではないかと。これもまた経験なんだし。
経験と言えば9回裏。ノーアウト二・三塁になったところで、ハーバロ・カニザレスを敬遠する策に打って出た。結果は「案の定」になってしまいましたが、あの場面は敬遠ではなく、ハーバロ・カニザレスと勝負して欲しかった。横山弘樹を先発ローテーションピッチャーとして考えるなら、今後もこんな場面が幾度となく訪れるはず。もしかしたら1回表もしくは裏にくるやも知れない。
乗り越えなきゃいかんハードル、てのはこの先なんぼでもあります。その度に敬遠やらで回避しててはいつまで経っても「グラウンド上で切り抜ける術」が身に付かない。課題はあっていいんです。それを試すのが「実践の場」でもあるウエスタンリーグ。満塁にしました、打たれました、の前に、出来る事、試しても良い事は山のようにあると思います。まだまだこれから。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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広島東洋カープ 福岡ソフトバンクホークス ウエスタン・リーグ
当初の予定では、神戸サブ球場でバファローズ対ドラゴンズ、だったんですけどねぇ。


タマホームスタジアム筑後。まさか開場初年度に「来る気」になるとは思いませんでしたが。


どうせ新しいスタジアムで観戦するなら、そしてせっかくあるんだから、と言う事で、思い切って(とは言うものの2000円)三塁側フィールドシート最前列。テレビに映るのか映らんのか。
で、私の「観戦のお供」と言えぱビデオカメラなんですが、スタジアム内での動画撮影は禁止条項に盛り込まれており、動画はなし。ローカルルールはちゃんと守らんと。この辺り、FOXスポーツの著作権の問題も絡んでおるものと思われます。ちなみにカメラ撮影における、フラッシュの使用も禁止されています。








とにかく「フィールドシート」と銘打っているだけに、選手が近い。ベンチの様子やブルペンの様子までガッツリ観る事が出来ます。お客さんが少なかったら、あちこち移動してみるのも良いかも。ただしブルペンは、キャッチャーが外野側になるので、投球練習は背中から見ることになります。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)庄司
3(三)梵
4(一)堂林
5(指)廣瀬
6(左)岩本
7(右)高橋大
8(遊)桒原
9(捕)中村亘
P:横山
●ウエスタンリーグは、予告先発こそないものの、ある程度両チームの申し合わせで、事前に先発ピッチャーが判るシステムになっているようです。そんな中でも庄司隼人と桒原樹のスタメン。庄司隼人はもう十分セカンド確約。桒原樹は可能性のレベルか。
●そして見所は、梵英心と廣瀬純、両ベテランがスタメンに名を連ねた所。梵英心のサード守備を見るのもいつ以来か。ジェイソン・プライディの出番はあるのかないのか。来週からは負傷欠場中のブラッド・エルドレッドの戦列復帰もあるとか。果たしてこの先、彼の処遇や如何に。


声出しの様子。こんな光景を真横から見れます。
後攻:福岡ソフトバンクホークス
1(右)福田
2(中)釜元
3(三)塚田
4(一)猪本
5(指)カニザレス
6(左)真砂
7(捕)張本
8(遊)川瀬
9(二)古澤
P:大隣
〇相変わらずウエスタンリーグどころか、このまま一軍のクリーンアップにしてもおかしくない中軸打線。そこにうまく育成選手を混ぜてくるホークス打線。チームの層の厚さが見てとれます。
審判と公式記録員


球審:山村裕也、一塁:須山佑多、三塁:今岡諒平
公式記録員:河内
打撃成績
1回表




野間 2-1から4球目を打ってショートフライ
庄司 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット




梵 2-1から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ
1回裏
福田 2-2から7球目を打ってレフトフライ
釜元 1-0から2球目を打ってライトフライ




塚田 初球を打ってサードゴロ
2回表
堂林 0-2から3球目を打ってショートゴロ




廣瀬 1-1から3球目を打ってセンターフライ
岩本 3-1から5球目を選んでフォアボール




高橋大 2-1から4球目を打ってセンターフライ
2回裏




猪本 1-1から3球目を打ってセンターフライ




カニザレス 0-1から2球目を打ってセンターフライ




真砂 3-1から5球目を打ってファーストファウルフライ
3回表
桒原 0-1から2球目を打ってレフトフライ




中村亘 0-1から2球目を打ってライトフライ




野間 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
庄司 2-2から5球目を見逃し三振
3回裏




張本 1-2から6球目を打ってショートゴロ
川瀬 初球を打ってレフトフライ




古澤 1-0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
4回表
梵 0-1から2球目を打ってセンターフライ




堂林 1-2から5球目を打ってライト前ヒット
次打者廣瀬の2球目に堂林セカンド盗塁成功
廣瀬 ストレートのフォアボール




岩本 初球を打ってレフトフライ
高橋大 1-2から6球目を空振り三振
4回裏
カープ選手交代
サード梵に代えて美間




福田 初球を打ってライトへソロホームラン
Hawks1-0Carp
釜元 初球を打ってセカンドゴロ
塚田 1-2から4球目を見逃し三振


猪本 1-1から3球目を打ってショートゴロ
5回表




桒原 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 2-2から5球目を見逃し三振
野間 1-0から2球目を打ってレフトフライ
5回裏
カニザレス 初球を打って右中間突破ツーベースヒット
真砂 2-2から5球目をキャッチャーゴロ
送りバントにもかかわらずカニザレス走らず




張本 0-2から4球目を打ってセンターフライ
川瀬 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
6回表
庄司 1-2から5球目を打ってセンターフライ
美間 3-1から5球目を選んでフォアボール
堂林 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
廣瀬の代打バティスタ 初球を打ってショートゴロダブルプレイ
6回裏
古澤 0-2から球3目を打ってセカンドフライ
福田 初球を打ってセンター前ヒット
釜元 初球を打ってファースト強襲内野安打
塚田 0-1から2球目を打ってサードゴロダブルプレイ
7回表




岩本 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ




高橋大 2-0から3球目を打ってライトフライ 福田ナイスプレイ



桒原 初球を打ってセカンドゴロ
7回裏
猪本 初球を打ってレフトオーバーソロホームラン
Hawks2-0Carp



カニザレス 2-2から5球目を打ってサードゴロ
真砂 1-0から2球目を打ってショートゴロ
張本 初球を打ってライト前ヒット
川瀬 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
8回表




中村亘の代打上本 2-2から5球目を打ってライトフライ
野間 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
庄司 初球を打ってライト前ヒット 野間はサードへ
美間 1-1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ


Hawks2-1Carp
堂林 1-1から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
バティスタ フルカウントから7球目を打ってサードライナー
8回裏
カープ選手交代
代打上本がそのまま入りサード
サードの美間がファースト
ファースト堂林に代えてキャッチャー白濱
古澤の代打江川 3-1から5球目を打ってレフトフライ
福田 1-0から2球目を打ってライトフライ
釜元 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
9回表
ホークス選手交代
代打江川がそのまま入りレフト
レフトの真砂がライト
ライト福田に代えてセカンド曽根




岩本 2-2から5球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット




高橋大 初球をキャッチャー前送りバント
桒原 2-2から5球目を空振り三振
上本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
野間 フルカウントから6球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
Hawks2-3Carp
ホークス選手交代
ピッチャー大隣に代えて嘉弥真
庄司 初球を打ってセカンドゴロ
9回裏
塚田 フルカウントから6球目を打ってサード内野安打




猪本 2-0から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
猪本の代走に斐紹
カニザレス 敬遠のフォアボール
真砂 2-2から5球目を打ってレフトオーバー逆転サヨナラツーベースヒット




Hawks4-3Carp
タマホームスタジアム筑後 17回戦 福岡ソフトバンク8勝8敗1分
広島 000 000 012 3
福岡 000 100 102 4
勝投手:嘉弥真新也(19試合2勝2敗5セーブ)
敗投手:横山弘樹(9試合2勝5敗)
本塁打:[福岡]福田秀平2号(4回裏 ソロ 横山弘樹から) 猪本健太郎9号(7回裏 ソロ 横山弘樹から)
投手成績
広島東洋カープ
横山 8.0回 33打者 99球 9被安打 1与四死球 1奪三振 4失点 4自責点
福岡ソフトバンクホークス
大隣 8.2回 37打者 134球 9被安打 4与四死球 4奪三振 3失点 3自責点
嘉弥真 0.1回 1打者 1球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

ホークス先発大隣憲司、カープ先発横山弘樹、両先発とも、ウエスタンリーグではなかなか見られない、完投しそうな勢いの試合。しかしながらその内容はあまりにも好対称でした。
球数を費やしながらも、じっくりじっくり攻めてくる大隣憲司のピッチング。野間峻祥と堂林翔太が猛打賞を記録はしましたが、打たれながらも締める所は締めるピッチングはさすがとしか。

対する横山弘樹。球数は少なく済んではいますが、ストライク先行でポンポン投げてしまったばっかりに、それがホークス中軸打線のリズムにはまってしまったんではないか。よく、ガンガン振ってくるパ・リーグとは言いますが、猪本健太郎にしろ福田秀平にしろ、初球から躊躇なく全力でスイングしてくる。そこに落とし穴があったか。これでウエスタンリーグ被本塁打部門屈辱の1位(8本)。
ウエスタンリーグってのはリーグ戦ですから、勝敗は重要です。しかし、ただ投げてれば良い、と言うモノでもない。二軍にいるならいるだけの「一軍での反省材料」があるはず。その辺りを中村亘佑がしっかりリードしてやらないと。よく投げたとは思いますが、テンポよく投げ過ぎたかゆえの、投球数とは関係ない所で「ガス欠」してしまったか。まぁ「打たれて反省」と言う所でしょうか。
あと、気になったのが、最終盤になってキャッチャーだけ交代させた事。これはもうただただベンチワーク、としか言いようがありませんが、横山弘樹、中村亘佑を次のステップに進ませようと考えるなら、最後までこの二人に任せてもよかったんではないかと。これもまた経験なんだし。
経験と言えば9回裏。ノーアウト二・三塁になったところで、ハーバロ・カニザレスを敬遠する策に打って出た。結果は「案の定」になってしまいましたが、あの場面は敬遠ではなく、ハーバロ・カニザレスと勝負して欲しかった。横山弘樹を先発ローテーションピッチャーとして考えるなら、今後もこんな場面が幾度となく訪れるはず。もしかしたら1回表もしくは裏にくるやも知れない。
乗り越えなきゃいかんハードル、てのはこの先なんぼでもあります。その度に敬遠やらで回避しててはいつまで経っても「グラウンド上で切り抜ける術」が身に付かない。課題はあっていいんです。それを試すのが「実践の場」でもあるウエスタンリーグ。満塁にしました、打たれました、の前に、出来る事、試しても良い事は山のようにあると思います。まだまだこれから。
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2016.07.01 / Top↑
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