何やら珍しいタイトルにしてみましたが、何の事はない、この日は阪神鳴尾浜球場のウエスタンリーグから京セラドーム大阪のセ・パ交流戦と続く「阪神なんば線最高や!」ダブルヘッダー観戦。

いっぺんやって見たかったんですよねぇ。「ひとり阪神なんば線シリーズ」。

社会人野球では幾度となくやってはおりますが、プロ野球では2012年5月25日の、阪神鳴尾浜球場からほっともっとフィールド神戸でのナイトゲーム以来、ちょうど4年ぶりとなります。

だからと言って「業務」は手を抜く事なく「虎テレ」に負けぬよう、通常通りの営業です。

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おはようございます水本監督はじめ、カープの皆さん。

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こちらに向かって歩いてくる選手を撮影するのはまだまだ下手です。

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そしてあらためて、おはようございます阪神鳴尾浜球場。

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ここからしばらく、両チームの練習が続きますが、異常に長くなるので省略します。

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ただ最近は、こんな早い時間からでも混雑することが多い鳴尾浜球場。掛布雅之監督の「来てください」の言葉に呼応するよういお客さんも増え、球場の雰囲気も大幅に変わりましたが、それに関して多少なりとも難儀な事が発生しています。この件はまた機会があれば。



スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)庄司
3(三)堂林
4(指)プライディ
5(一)バティスタ
6(右)岩本
7(左)下水流
8(遊)桒原
9(捕)中村亘
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DSC_4025.jpg DSC_4027_20160602061138546.jpg
P:福井

後攻:阪神タイガース
1(指)西岡
2(遊)森越
3(中)江越
4(右)横田
5(三)陽川
6(左)柴田
7(二)坂
8(捕)梅野
9(一)荒木
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DSC_3992.jpg DSC_3993_20160602061315186.jpg
P:守屋

審判員
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球審:柳内遼平、一塁:水口拓弥、二塁:須山佑多、三塁:芦原英智

打撃成績 ※イニング動画は後日追加します。
1回表
野間     2-2から5球目を空振り三振
庄司     0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
堂林     1-2から4球目を打ってライト前ヒット
プライディ  1-0から2球目を打ってライトフライ

1回裏
西岡     2-2から5球目を打ってレフトフライ
森越     ストレートのフォアボール
江越     1-0から2球目を打ってショートゴロセカンド送球もセーフ
記録はフィルダースチョイス
横田     0-1から2球目を打ってファーストゴロ
陽川    初球を打って左中間突破2点タイムリーツーベースヒット
タイガース2-0カープ
柴田     1-0から2球目を打ってセンターフライ

〇立ち上がり、制球の定まらない、と言うか低めにコントロール出来ない福井優也。何かピッチングフォームにも、グイッと来るモノが感じられない。案の定陽川尚将にひっぱたかれてしまった。

2回表
バティスタ  0-2から3球目を見逃し三振

岩本    0-1から2球目を打ってレフトオーバーソロホームラン
タイガース2-1カープ
下水流    1-2から4球目を打ってライト前ヒット
桒原     1-0から2球目を打ってショート内野安打
中村亘    初球を打ってショートフライ
野間     フルカウントから6球目を打ってライトフライ

●岩本貴裕のホームラン。時折吹く、ライトからレフトへの強めの風に乗ったか、以外に伸びました。これで2試合連発。後輩の羽生翔平が満を持しての一軍昇格。そろそろ危機感を持たないと、背番号10の剥奪もなきにしも非ず。外国人天国になりつつあるカープの中軸打線。今一度奮起を。

2回裏
坂      フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
梅野     1-0から2球目を打ってレフトフライ
荒木     2-1から4球目を打ってライト線ツーベースヒット
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西岡     2-2から5球目を打ってセカンドゴロ

3回表
庄司     0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
堂林     1-2から4球目を打ってライト前ヒット
プライディ  1-1から3球目を打ってレフト寄りのセンターフライ
セカンドランナー庄司はサードへ
バティスタ 1-0から2球目を打ってショートゴロ サードランナー庄司ホームイン
タイガース2-2カープ
岩本     2-2から6球目を空振り三振

●やや危なっかしかったものの、庄司隼人のセカンドからサードへの走塁はお見事。しかも打球が左中間だっただけに、江越大賀のひと呼吸がなければ、サードタッチアウトだったかも。次の塁への意識、これは何も盗塁だけに限った事ではない。周囲を見る眼もしっかり養われている証拠。

●しかしながら、続くバッターはここしばらく成績の低迷著しいジェイソン・プライディ。ここでヒットでも出れば打線に勢いが出たかとは思いますが、外野フライが精一杯。同点にはなったものの、主軸で打 線 が切れてしまうのは如何なもんでしょうか。ここが現在のカープ二軍の穴かと思います。

3回裏
森越     2-2から7球目を見逃し三振
江越     初球を打って左中間突破ツーベースヒット
横田     フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット
陽川     1-2から5球目を打ってショートゴロダブルプレイ

4回表
下水流    1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
桒原     1-1から3球目を打ってライトフライ
中村亘    0-1から2球目を打ってサードゴロ

4回裏
柴田     1-1から3球目を打ってファーストゴロ
坂      1-2から5球目を空振り三振
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梅野     2-0から3球目を打ってレフト前ヒット
荒木     2-1から4球目を打ってレフト前ヒット 梅野はサードへ
西岡     1-2から5球目を打ってショートゴロ

5回表
野間     1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
庄司     1-1から3球目を打ってライトフライ
堂林     2-1から4球目を打ってサードファウルフライ

5回裏
森越     1-1から3球目を打ってショートゴロ
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江越     0-1から2球目、左脇腹にデッドボール

横田    2-0から3球目を打ってレフトオーバーツーランホームラン
タイガース4-2カープ

陽川    初球を打ってレフトオーバーソロホームラン
タイガース5-2カープ
柴田     初球を打ってセンターフライ
坂      1-2から4球目を空振り三振

●不用意に投げたつもりはなかろうけど、高めに浮いたボールを、2人続けて完璧に運ばれてしまった福井優也。一軍での不調をそのまんま引き摺っている様子。体調なのかメンタル面なのか。しかし、2者連続ホームランってのはよくある話ですが「2球」ともなると記憶にありませんん。

6回表
プライディ  1-1から3球目を打ってセンターフライ
バティスタ  0-2から3球目を空振り三振
岩本     初球を打ってセカンドフライ

6回裏
梅野     2-2から5球目を打ってライトフライ
荒木     1-1から3球目を打ってショートゴロ
西岡     3-1から5球目を打ってレフトフライ

〇鳴尾浜の不良中年の皆さんから、何かと不評を買いまくってる西岡剛。ここまで言ったらアレですが、現状を考えると「不良債権」。打席の一挙手一投足を見てても、切迫感が感じられない。もっともその分、北條史也らが立派に戦力になってるので、チームには影響は無さそうですが。

7回表
下水流    1-0から2球目を打ってショートゴロ
桒原     2-0から3球目を打って右中間突破ツーベースヒット
中村亘    0-1から2球目を打ってサードゴロ
野間     3-1から5球目を選んでフォアボール
庄司     2-0から3球目を打ってセカンドフライ

7回裏
森越     2-1から4球目を打ってライトフライ
江越     2-1から4球目を打ってサードゴロ
横田     0-1から2球目を打って左中間突破スリーベースヒット
陽川     1-2から4球目を空振り三振

●福井優也はここまで。何とかかんとか長いイニングは投げたけど、内容に得るものなし。試合中盤からは立ち直りかけていただけに、横田慎太郎と陽川尚将の「連発」が余計に痛い。これでは当分、「上」に良い方向もできないような気もします。

8回表
堂林     2-2から7球目を打ってレフトフライ
プライディ  フルカウントから8球目を見逃し三振
バティスタ  1-2から4球目を見逃し三振

8回裏
カープ選手交代

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ピッチャー福井に代えて飯田

柴田の代打中谷 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
坂の代打小宮山 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
代走植田
梅野     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
荒木     1-2から4球目を空振り三振
西岡の代打鶴岡 0-1から2球目を打ってレフトへ犠牲フライ
タイガース6-2カープ
森越    0-2から3球目を打ってレフト前タイムリーヒットと処理ミス(記録エラー)
タイガース8-2カープ
江越     初球を打ってファーストファウルフライ

9回表
タイガース選手交代

代打中谷がそのまま入りレフト
代走植田がそのまま入りショート
ショート森越がセカンドへ

岩本     1-2から4球目を打ってショートライナー
下水流    フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット
桒原     1-0から2球目を打ってライトフライ
中村亘の代打メヒア 初球を打ってレフト前ヒット
野間     1-1から3球目を打ってセンターフライ

阪神鳴尾浜球場 12回戦 阪神7勝3敗2分
広島 011 000 000 2
阪神 200 030 03X 8
勝投手:守屋功輝 (10試合4勝2敗)
敗投手:福井優也 (4試合2勝2敗)
本塁打:[阪神]横田慎太郎2号(5回裏 2ラン 福井から)  陽川尚将6号(5回裏 ソロ 福井から)
     [広島]岩本貴裕2号(3回表 ソロ 守屋から)
観衆:入場規制発動

投手成績
広島東洋カープ
福井  7回 32打者 115球 9被安打 2与四死球 4奪三振 5失点 5自責点
飯田  1回  7打者  27球 2被安打 2与四死球 1奪三振 3失点 2自責点

阪神タイガース
守屋  9回 37打者 126球 9被安打 1与四死球 6奪三振 2失点 2自責点



カープからしたら、ここしばらくギクシャクした打線のおかげで勝ててないような気もします。

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現在カープの二軍には、ジェイソン・プライディ、エクトル・ルナ、アレハンドロ・メヒア、サビエル・バティスタと、4名の外国人「野手」が遠征に帯同しています。はっきり言って異様です。

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実践調整、負傷からの復帰、育成契約など、形こそ違いますが、よそのチームではなかなか見られない光景のはず。さらに最近になって、堂林翔太が出場選手登録を抹消、その煽りを食ったせいか、一番試合に出さなければいかん時期にある美間優槻が、残念ながら今回の遠征に帯同してません。

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対するタイガース。一軍で足跡を残した江越大賀、横田慎太郎、陽川尚将が、この試合でもしっかり結果を残し、いつ一軍に呼ばれてもいいように、しっかり準備出来ているように感じました。

土生翔平がついに出場選手登録を勝ち取り、安部友裕がエクトル・ルナの抜けた穴を埋めて余りある成績を一軍で残しています。外国人選手を「補強」してきたはずなのに、ぶっちゃけて言えば「役立たず」のおかげで出場機会を奪われている選手が出ているのはそれこそ本末転倒。

確かにカープの一軍は、キャリアの浅い選手の「勢い」で勝ち進んでいます。これは誰にも予想出来なかったでしょう。しかしながらその煽りを食って、本来育成の場であるはずのウエスタンリーグが、ただの外国人選手の実践素振りの場になりつつある。これでは正直、試合の中での細かい作戦など組めるはずもないし、つなぐ野球などできるはずもない。チームの順位は上がりません。

事実2-2の同点に追いついた場面などは、ヒットであればもう少しつながりも出たかとは思いますが、1点入って「やれやれ」で途切れ、終わってしまった。正直もったいない。

育成目的のウエスタンリーグですから、チームの順位が全てではないですが、チーム全体の底上げを図ろうと思ったら、選手個々のレベルアップが必要なはず。それ疎かにしているようではこの先、一軍が下降線をたどり出した時の「起爆剤」が見つからないままになってしまう。

特にジェイソン・プライディ。シーズン序盤こそ、ウエスタンリーグで好調を維持し、3割半ばの打率を残していたはずでしたが、いつの間にか1割も下がってしまっている。もしかしたらモチベーションがかなり低下しているのかな、とも。一体幾ら出して獲得したのか、これじゃあ意味がない。

この辺、編成からもう一度練り直さぬ限り、チームの底上げはなせないような気もします。タイガース・金本知憲監督が、一軍で様々な選手を起用しようとしている一軍の戦い方と、カープは真逆の方に向いているような気もします。まだまだ思う所はありますが、次のカープの試合の時にでも。


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2016.06.02 / Top↑
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