月の下旬になると、ほぼ毎日のようにやっている事がひとつあります。
社会人野球部の公式サイト巡り。
と言うのも、都市対抗野球予選など、公式戦ならともかく、いわゆるオープン戦ともなるとごく一部のチームを除いて「随時予定追加」となる事が多く、数ヶ月前から決定している試合と言うのはほとんどありません。そんな中、ある日JR西日本野球部公式サイトで見つけたのがこの試合です。
通常、三菱重工神戸・高砂のホームオープン戦は、三菱二見グラウンドで行われますが、グラウンド自体が事業所の敷地内の為、通常は非公開です。それがなぜわざわざ姫路球場なのか。
とは言うもののこの時期、やはり都市対抗野球二次予選などを見据えてか、大きな球場で行われるオープン戦が行われています。先週水曜日には京セラドーム大阪で、NTT西日本対沖縄電力、またその翌日には、舞洲ベースボールスタジアムで、NTT西日本とJR九州の試合がありました。
そして23日と言えば月曜日。個人的には仕事は終日休暇。これは是非観に行っておかんと、てんで、長駆阪神・山陽直通特急で出掛けてきました。しかし、新日鐵住金広畑球場と言い姫路球場と言い、今月は何かとこの付近に縁があります。しかもいずれもJR。東海さんはなかなか来ませんが。
そしてJR西日本野球部。都市対抗野球広島県予選で、広島県第3代表に決定、6月4日から倉敷マスカットスタジアムで行われる、中国地区二次予選で、本大会出場を争う事になりました。
それに向けてのオープン戦も20日から始まっています。昨年とは大きく変化したチーム事情、そしてハイレベルな争いが続くであろう中国地区で、如何なる戦いを繰り広げるが楽しみです。
かたや新日鐵住金広畑。兵庫県一次予選は免除となり、近畿地区二次予選の初戦は28日、舞洲ベースボールスタジアムで行われる、対大阪ガス戦。勝ち進めば3試合で本選出場を勝ち取れますが、敗ければ最悪10日間、ただひたすらトーナメント戦の繰り返し。気の抜けない日々が続きます。
そんな狭間でのオープン戦。如何なる戦いになるか。

おはようございます姫路球場。JR西日本野球部、重工神戸高砂野球部ともにバス移動。JR西日本野球部なんぞは当然のように中国ジェイアールバス。いったい何時に広島を発たれたのか。

到着は11:20。この時点で観衆2。それもそのはず、最後まで三菱重工神戸・高砂野球部の公式サイトにて、この試合があると言う事は公表されぬまま。もっとも、月曜日ですからね。


11:30、JR西日本の野手陣が全員グラウンドへ。


ほぼ同時刻、重工神戸高砂の選手も勢揃い。ベンチ前でウォーミングアップ開始。
<写真7679 7695>

JR西日本の選手は、外野でダッシュを数本行ったあと、レフト定位置付近でキャッチボール。


11:50、重工神戸高砂の守備練習開始。興味深かったのが、誰に向かって打ち上げているか分からないフライ。互いに声を出し合って、時には周りを制してキャッチ。バファローズ二軍にオススメ。




11:57からはJR西日本の守備練習。ベンチ前付近ではこの日の先発ピッチャー、加賀美希昇がキャッチボールの真っ最中。エース湧川投手は登板の気配すらなし。12:05守備練習終了。


よく晴れ、乾いていたので、グラウンド整備には時間を割いていました。準備が整ったら試合開始すら繰り上げる事もありますが、とにかくグラウンド整備、特に水撒きは入念に行われました。
スターティングオーダー
※都市対抗野球予選も始まっている事ですし、チーム名もそれっぽく。
先攻:広島市代表・JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高~関東学院大)
2(一)林 誉之 (清峰高~福岡大)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高~大阪体育大)
5(指)蔵枡孝宏 (広陵高~法政大)
6(右)松野 光 (南陽工高~日本文理大)
7(中)吉澤翔吾 (日本大学第三高~早稲田大)
8(捕)石畑桂佑 (広陵高校~明治大学)
9(二)石嵜健人 (如水館高~近代工学部)
P:加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAベイスターズ)


JR西日本先発の加賀美投手。
後攻:神戸市/高砂市代表・三菱重工神戸高砂
1(三)渡邉祥平 (作陽高校~専修大学)
2(中)石上輝幸 (京都成章高校)
3(左)黒川栄次 (広島広陵高校~関西学院大学)
4(二)津野祐貴 (東福岡高校~日本体育大学)
5(右)那賀裕司 (大阪桐蔭高校~立教大学)
6(指)福田和弘 (明徳義塾高~道都大)
7(一)西岡武蔵 (三重高校)
8(捕)森山 誠 (金沢高校~専修大学)
9(遊)宮崎雅史 (柳川高校~城西大学)
P:守安玲緒 (菊華高校~富士大学)


神高先発の守安投手。
打撃成績
1回表
春原 1-1から3球目を打ってショートゴロ


林 1-2から4球目を打ってセンターフライ
藤澤 0-2から3球目を打ってセカンドゴロ
1回裏
渡邉 1-2から5球目を空振り三振
石上 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ
黒川 1-2から4球目を空振り三振
2回表
田村 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
蔵枡 初球をピッチャー前送りバント
松野 3-1から5球目を打ってサードゴロ


吉澤 初球を打ってセンターフライ
2回裏
津野 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
那賀 0-2から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト


福田 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回表


石畑 2-1から4球目を打ってショート内野安打


石嵜 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
春原 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット


林 初球をスクイズ失敗ピッチャーフライダブルプレイ
3回裏
西岡 1-0から2球目を打ってライトフライ
森山 2-2から6球目を空振り三振
宮崎 1-1から3球目を打ってライトフライ
4回表


藤澤 2-2から5球目を打ってセンターフライ
田村 2-2から6球目を打ってライトフライ


蔵枡 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
松野 初球を打ってレフト前ヒット


吉澤 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工神戸高砂0-1JR西日本
しかしファーストランナー松野サードタッチアウト
4回裏
渡邉 初球を打ってショートゴロ
石上 1-0から2球目を打ってレフトフライ
黒川 3-1から5球目を選んでフォアボール


津野 0-2から3球目を打ってライトフライ
5回表
神高選手交代


ピッチャー守安に代えて尾松義生(明徳義塾高校~拓殖大学)
石畑 0-2から5球目を打ってサードゴロ


石嵜 フルカウントから6球目を空振り三振


春原 2-1から5球目を打ってセンター前ヒット
次打者林の初球にワイルドピッチ


林 3-1から5球目を打ってセンターフライ
5回裏
那賀 2-0から3球目を打ってファーストファウルフライ
福田 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット


西岡 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
森山 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

宮崎 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工神戸高砂1-1JR西日本
渡邉 2-2から6球目を空振り三振


石上 1-0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
三菱重工神戸高砂2-1JR西日本
黒川 フルカウントから6球目を選んで押し出しフォアボール
三菱重工神戸高砂3-1JR西日本
JR西日本選手交代


ピッチャー加賀美に代えて西川昇吾(愛知大成高校~日本福祉大学)
津野 2-2から5球目を空振り三振
△ここまでこっそり、ノーヒットノーランで来ていた加賀美投手。ヒットを打たれたのは致し方ないとしても、フォアボールの積み重ねは痛かった。低めによくコントロールされていただけに、どれか一つストライクを取れていたら、大崩はしなかったかも。それと、あまり大きな変化球を使ってなかったのは、何らかの意図があるんでしょうか。まぁここはとりあえずはオープン戦、と言う事で。
6回表
神高選手交代
キャッチャー森山に代えて渡将太(福岡第一高校~亜細亜大学)
藤澤 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
田村 1-0から2球目を打ってライトフライ
蔵枡 2-2から6球目を打ってセンターフライ
6回裏
JR西日本選手交代


ピッチャー西川に代えて橋本涼(熊毛南高校~九州国際大学)


那賀 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ


福田 2-1から4球目を打ってショートフライ
西岡 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者渡の初球に西岡セカンド盗塁成功



渡 0-1から2球目を打ってショート強襲タイムリー内野安打
三菱重工神戸高砂4-1JR西日本
次打者宮崎の3球目に渡セカンド盗塁成功


宮崎 2-2から5球目を打ってショートゴロ
7回表
松野 初球を打ってレフトフライ
吉澤 初球を打ってセカンドゴロ
石畑 3-1から5球目を選んでフォアボール
石嵜の代打安田直人(明徳義塾高校~拓殖大学) 0-2から3球目を空振り三振
7回裏
JR西日本選手交代


ピッチャー橋本に代えて齋藤祐太(智辯学園和歌山高)
代打安田がそのまま入りセカンド
渡邉 1-2から6球目を空振り三振
石上 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
代走に根来祥汰(滝川第二高校)
次打者黒川の初球に根来セカンド盗塁失敗
黒川 3-1から5球目を打ってショートゴロ
8回表
神高選手交代
代走根来がそのまま入りセンター
ピッチャー尾松に代えて山田和也(長野県諏訪清陵高校~筑波大学)
キャッチャー渡に代えて木村侑輝(敦賀気比高~大阪体育大)
春原 1-2から4球目を見逃し三振
林の代打亀井優輝(東洋大姫路高~関西国際大) フルカウントから6球目を選んでフォアボール
藤澤 2-2から5球目を打ってセンターフライ
田村 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット


蔵枡 1-2から4球目を打ってショートフライ
8回裏
JR西日本選手交代
代打亀井がそのまま入りファースト


ピッチャー斎藤に代えて納富修平(九州国際大学付属高~法政大)


津野 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
那賀 初球を打ってライト前ヒット


福田 0-1から2球目をピッチャー前送りバント失敗サードフォースアウト
西岡 1-2から4球目をピッチャーゴロダブルプレイ
9回表
神高選手交代
ピッチャー山田に代えて若竹竜士(育英高校~阪神タイガース)
ファースト福田に代えてセカンド國久智義(高知中央高~明星大)
セカンド津野がファーストへ
松野 3-1から5球目を選んでフォアボール
吉澤の代打今井雄大(鎮西高校~東京国際大学) 1-2から4球目を空振り三振


石畑の代打山本大貴(神港学園神港高校) 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
代走に井上直也(倉敷工業高校)
安田 1-0から2球目を打ってショートゴロ
春原 3-1から5球目を選んでフォアボール
亀井の代打高木 3-1から5球目を選んで押し出しフォアボール
三菱重工神戸高砂4-2JR西日本


藤澤 フルカウントから7球目を打ってショート強襲2点タイムリー内野安打
三菱重工神戸高砂4-4JR西日本
神高選手交代


ピッチャー若竹に代えて高橋涼平(藤井学園寒川高校~駒沢大学)
田村 0-1から2球目を打ってレフトフライ
△何となくですが、3月末の松本旗三浦旗大会で首位打者賞を獲得した藤澤拓斗。これで幾ばくかの自信をつけたのか、打席に入るまでの所作にも「貫禄」を感じるようになりました、。この日のスターティングメンバーでは、4番5番に新入社員を据えていましたが、同じ新入社員でありながらも、NPBと言う経験を積んできた彼の存在は、これからも大きくなるものと思われます。
9回裏
JR西日本選手交代
代打高木がそのまま入りファースト
代打山本に代えてキャッチャー原田廣大(東大阪大柏原高~近畿大)
木村 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ
宮崎 初球を打ってサードゴロ
渡邉 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット


根来の代打徳田真優(広陵高校~関西学院大学) 0-2から3球目を打ってピッチャーゴロ

暑さを感じさせない、なかなかの熱戦でございました。
姫路市立姫路球場 オープン戦
広島市
000 100 003 4 H10 E0
000 310 000 4 H9 E0
神戸市・高砂市
試合時間:2時間55分くらい
観衆:20
投手成績
JR西日本
加賀美 4.2回 18打者 79球 4被安打 4与四死球 4奪三振 3失点 3自責点
西川 0.1回 1打者 5球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
橋本 1 回 5打者 21球 1被安打 1与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
斎藤 1 回 3打者 14球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
納富 2 回 8打者 28球 3被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
三菱重工神戸・高砂
守安 4 回 16打者 49球 6被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
尾松 3 回 11打者 40球 1被安打 1与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
山田 1 回 5打者 23球 1被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
若竹 0.2回 7打者 31球 2被安打 3与四死球 0奪三振 3失点 3自責点
高橋 0.1回 1打者 2球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

両チーム合計19安打。こう言う試合って報道では「ノーガードのど突きあい」などと表現されることも多いですが、ご覧のように19あんだ全てが「シングルヒット」。こんな試合もなかなかお目にかかれません。で、これだけシングルヒットばっかりでも点が入った原因ってのはやはりフォアボール。

両チーム5四球ずつってのは、あまり締りの良いもんじゃありません。ランナーが詰まってしまえば、ヒット1本で簡単に2点が入ってしまう。それならまだ、打たせた方がダブルプレイも取れる可能性もあろうけど、フォアボールは完全にピッチャーの自滅。コレだけは如何ともしがたい。
神高には守安玲緒投手がいますが、神高の投手起用を見ると「まず守安」の感は否めません。多少なりとも、尾松投手が次に入り込んできそうな気配もしますが、新入社員でどこまで投げられるか。
そしてJR西日本。納富投手に佃投手、加賀美投手と、スターターを任せられるピッチャーはいますが、ここしばらく湧川投手が投げた気配がない。聞く所によると、広島県予選も「登板予定なし」だったそうで。この日も結局、試合前に軽くキャッチボールを行っただけで、あとはスタンドでビデオ係。
もっとも、どこのチームもそうですが、オープン戦の詳細までそうそう伝わってこないので、どこかの試合で投げているとは思います。また、今回は早朝から移動の遠征なので、と言うこともあるかも知れませんが、ちょっと気にはなります。遠征に胎動しているだけでもオッケー、かな。
「本番」が近いだけに、思う所はいろいろあります。

姫路球場、多分また来ます。
何でや!カープ関係ないやろ!と思われるかも知れませんが、クリック頂ければ幸い。これからの励みになります。

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社会人野球部の公式サイト巡り。
と言うのも、都市対抗野球予選など、公式戦ならともかく、いわゆるオープン戦ともなるとごく一部のチームを除いて「随時予定追加」となる事が多く、数ヶ月前から決定している試合と言うのはほとんどありません。そんな中、ある日JR西日本野球部公式サイトで見つけたのがこの試合です。
通常、三菱重工神戸・高砂のホームオープン戦は、三菱二見グラウンドで行われますが、グラウンド自体が事業所の敷地内の為、通常は非公開です。それがなぜわざわざ姫路球場なのか。
とは言うもののこの時期、やはり都市対抗野球二次予選などを見据えてか、大きな球場で行われるオープン戦が行われています。先週水曜日には京セラドーム大阪で、NTT西日本対沖縄電力、またその翌日には、舞洲ベースボールスタジアムで、NTT西日本とJR九州の試合がありました。
そして23日と言えば月曜日。個人的には仕事は終日休暇。これは是非観に行っておかんと、てんで、長駆阪神・山陽直通特急で出掛けてきました。しかし、新日鐵住金広畑球場と言い姫路球場と言い、今月は何かとこの付近に縁があります。しかもいずれもJR。東海さんはなかなか来ませんが。
そしてJR西日本野球部。都市対抗野球広島県予選で、広島県第3代表に決定、6月4日から倉敷マスカットスタジアムで行われる、中国地区二次予選で、本大会出場を争う事になりました。
それに向けてのオープン戦も20日から始まっています。昨年とは大きく変化したチーム事情、そしてハイレベルな争いが続くであろう中国地区で、如何なる戦いを繰り広げるが楽しみです。
かたや新日鐵住金広畑。兵庫県一次予選は免除となり、近畿地区二次予選の初戦は28日、舞洲ベースボールスタジアムで行われる、対大阪ガス戦。勝ち進めば3試合で本選出場を勝ち取れますが、敗ければ最悪10日間、ただひたすらトーナメント戦の繰り返し。気の抜けない日々が続きます。
そんな狭間でのオープン戦。如何なる戦いになるか。


おはようございます姫路球場。JR西日本野球部、重工神戸高砂野球部ともにバス移動。JR西日本野球部なんぞは当然のように中国ジェイアールバス。いったい何時に広島を発たれたのか。


到着は11:20。この時点で観衆2。それもそのはず、最後まで三菱重工神戸・高砂野球部の公式サイトにて、この試合があると言う事は公表されぬまま。もっとも、月曜日ですからね。




11:30、JR西日本の野手陣が全員グラウンドへ。




ほぼ同時刻、重工神戸高砂の選手も勢揃い。ベンチ前でウォーミングアップ開始。
<写真7679 7695>


JR西日本の選手は、外野でダッシュを数本行ったあと、レフト定位置付近でキャッチボール。




11:50、重工神戸高砂の守備練習開始。興味深かったのが、誰に向かって打ち上げているか分からないフライ。互いに声を出し合って、時には周りを制してキャッチ。バファローズ二軍にオススメ。








11:57からはJR西日本の守備練習。ベンチ前付近ではこの日の先発ピッチャー、加賀美希昇がキャッチボールの真っ最中。エース湧川投手は登板の気配すらなし。12:05守備練習終了。




よく晴れ、乾いていたので、グラウンド整備には時間を割いていました。準備が整ったら試合開始すら繰り上げる事もありますが、とにかくグラウンド整備、特に水撒きは入念に行われました。
スターティングオーダー
※都市対抗野球予選も始まっている事ですし、チーム名もそれっぽく。
先攻:広島市代表・JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高~関東学院大)
2(一)林 誉之 (清峰高~福岡大)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高~大阪体育大)
5(指)蔵枡孝宏 (広陵高~法政大)
6(右)松野 光 (南陽工高~日本文理大)
7(中)吉澤翔吾 (日本大学第三高~早稲田大)
8(捕)石畑桂佑 (広陵高校~明治大学)
9(二)石嵜健人 (如水館高~近代工学部)
P:加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAベイスターズ)




JR西日本先発の加賀美投手。
後攻:神戸市/高砂市代表・三菱重工神戸高砂
1(三)渡邉祥平 (作陽高校~専修大学)
2(中)石上輝幸 (京都成章高校)
3(左)黒川栄次 (広島広陵高校~関西学院大学)
4(二)津野祐貴 (東福岡高校~日本体育大学)
5(右)那賀裕司 (大阪桐蔭高校~立教大学)
6(指)福田和弘 (明徳義塾高~道都大)
7(一)西岡武蔵 (三重高校)
8(捕)森山 誠 (金沢高校~専修大学)
9(遊)宮崎雅史 (柳川高校~城西大学)
P:守安玲緒 (菊華高校~富士大学)




神高先発の守安投手。
打撃成績
1回表
春原 1-1から3球目を打ってショートゴロ




林 1-2から4球目を打ってセンターフライ
藤澤 0-2から3球目を打ってセカンドゴロ
1回裏
渡邉 1-2から5球目を空振り三振
石上 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ
黒川 1-2から4球目を空振り三振
2回表
田村 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
蔵枡 初球をピッチャー前送りバント
松野 3-1から5球目を打ってサードゴロ




吉澤 初球を打ってセンターフライ
2回裏
津野 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
那賀 0-2から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト




福田 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回表




石畑 2-1から4球目を打ってショート内野安打




石嵜 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
春原 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット




林 初球をスクイズ失敗ピッチャーフライダブルプレイ
3回裏
西岡 1-0から2球目を打ってライトフライ
森山 2-2から6球目を空振り三振
宮崎 1-1から3球目を打ってライトフライ
4回表




藤澤 2-2から5球目を打ってセンターフライ
田村 2-2から6球目を打ってライトフライ




蔵枡 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
松野 初球を打ってレフト前ヒット




吉澤 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工神戸高砂0-1JR西日本
しかしファーストランナー松野サードタッチアウト
4回裏
渡邉 初球を打ってショートゴロ
石上 1-0から2球目を打ってレフトフライ
黒川 3-1から5球目を選んでフォアボール




津野 0-2から3球目を打ってライトフライ
5回表
神高選手交代




ピッチャー守安に代えて尾松義生(明徳義塾高校~拓殖大学)
石畑 0-2から5球目を打ってサードゴロ




石嵜 フルカウントから6球目を空振り三振




春原 2-1から5球目を打ってセンター前ヒット
次打者林の初球にワイルドピッチ




林 3-1から5球目を打ってセンターフライ
5回裏
那賀 2-0から3球目を打ってファーストファウルフライ
福田 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット




西岡 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
森山 フルカウントから7球目を選んでフォアボール


宮崎 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工神戸高砂1-1JR西日本
渡邉 2-2から6球目を空振り三振




石上 1-0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
三菱重工神戸高砂2-1JR西日本
黒川 フルカウントから6球目を選んで押し出しフォアボール
三菱重工神戸高砂3-1JR西日本
JR西日本選手交代




ピッチャー加賀美に代えて西川昇吾(愛知大成高校~日本福祉大学)
津野 2-2から5球目を空振り三振
△ここまでこっそり、ノーヒットノーランで来ていた加賀美投手。ヒットを打たれたのは致し方ないとしても、フォアボールの積み重ねは痛かった。低めによくコントロールされていただけに、どれか一つストライクを取れていたら、大崩はしなかったかも。それと、あまり大きな変化球を使ってなかったのは、何らかの意図があるんでしょうか。まぁここはとりあえずはオープン戦、と言う事で。
6回表
神高選手交代
キャッチャー森山に代えて渡将太(福岡第一高校~亜細亜大学)
藤澤 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
田村 1-0から2球目を打ってライトフライ
蔵枡 2-2から6球目を打ってセンターフライ
6回裏
JR西日本選手交代




ピッチャー西川に代えて橋本涼(熊毛南高校~九州国際大学)




那賀 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ




福田 2-1から4球目を打ってショートフライ
西岡 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者渡の初球に西岡セカンド盗塁成功






渡 0-1から2球目を打ってショート強襲タイムリー内野安打
三菱重工神戸高砂4-1JR西日本
次打者宮崎の3球目に渡セカンド盗塁成功




宮崎 2-2から5球目を打ってショートゴロ
7回表
松野 初球を打ってレフトフライ
吉澤 初球を打ってセカンドゴロ
石畑 3-1から5球目を選んでフォアボール
石嵜の代打安田直人(明徳義塾高校~拓殖大学) 0-2から3球目を空振り三振
7回裏
JR西日本選手交代




ピッチャー橋本に代えて齋藤祐太(智辯学園和歌山高)
代打安田がそのまま入りセカンド
渡邉 1-2から6球目を空振り三振
石上 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
代走に根来祥汰(滝川第二高校)
次打者黒川の初球に根来セカンド盗塁失敗
黒川 3-1から5球目を打ってショートゴロ
8回表
神高選手交代
代走根来がそのまま入りセンター
ピッチャー尾松に代えて山田和也(長野県諏訪清陵高校~筑波大学)
キャッチャー渡に代えて木村侑輝(敦賀気比高~大阪体育大)
春原 1-2から4球目を見逃し三振
林の代打亀井優輝(東洋大姫路高~関西国際大) フルカウントから6球目を選んでフォアボール
藤澤 2-2から5球目を打ってセンターフライ
田村 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット




蔵枡 1-2から4球目を打ってショートフライ
8回裏
JR西日本選手交代
代打亀井がそのまま入りファースト




ピッチャー斎藤に代えて納富修平(九州国際大学付属高~法政大)




津野 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
那賀 初球を打ってライト前ヒット




福田 0-1から2球目をピッチャー前送りバント失敗サードフォースアウト
西岡 1-2から4球目をピッチャーゴロダブルプレイ
9回表
神高選手交代
ピッチャー山田に代えて若竹竜士(育英高校~阪神タイガース)
ファースト福田に代えてセカンド國久智義(高知中央高~明星大)
セカンド津野がファーストへ
松野 3-1から5球目を選んでフォアボール
吉澤の代打今井雄大(鎮西高校~東京国際大学) 1-2から4球目を空振り三振




石畑の代打山本大貴(神港学園神港高校) 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
代走に井上直也(倉敷工業高校)
安田 1-0から2球目を打ってショートゴロ
春原 3-1から5球目を選んでフォアボール
亀井の代打高木 3-1から5球目を選んで押し出しフォアボール
三菱重工神戸高砂4-2JR西日本




藤澤 フルカウントから7球目を打ってショート強襲2点タイムリー内野安打
三菱重工神戸高砂4-4JR西日本
神高選手交代




ピッチャー若竹に代えて高橋涼平(藤井学園寒川高校~駒沢大学)
田村 0-1から2球目を打ってレフトフライ
△何となくですが、3月末の松本旗三浦旗大会で首位打者賞を獲得した藤澤拓斗。これで幾ばくかの自信をつけたのか、打席に入るまでの所作にも「貫禄」を感じるようになりました、。この日のスターティングメンバーでは、4番5番に新入社員を据えていましたが、同じ新入社員でありながらも、NPBと言う経験を積んできた彼の存在は、これからも大きくなるものと思われます。
9回裏
JR西日本選手交代
代打高木がそのまま入りファースト
代打山本に代えてキャッチャー原田廣大(東大阪大柏原高~近畿大)
木村 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ
宮崎 初球を打ってサードゴロ
渡邉 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット




根来の代打徳田真優(広陵高校~関西学院大学) 0-2から3球目を打ってピッチャーゴロ


暑さを感じさせない、なかなかの熱戦でございました。
姫路市立姫路球場 オープン戦
広島市
000 100 003 4 H10 E0
000 310 000 4 H9 E0
神戸市・高砂市
試合時間:2時間55分くらい
観衆:20
投手成績
JR西日本
加賀美 4.2回 18打者 79球 4被安打 4与四死球 4奪三振 3失点 3自責点
西川 0.1回 1打者 5球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
橋本 1 回 5打者 21球 1被安打 1与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
斎藤 1 回 3打者 14球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
納富 2 回 8打者 28球 3被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
三菱重工神戸・高砂
守安 4 回 16打者 49球 6被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
尾松 3 回 11打者 40球 1被安打 1与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
山田 1 回 5打者 23球 1被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
若竹 0.2回 7打者 31球 2被安打 3与四死球 0奪三振 3失点 3自責点
高橋 0.1回 1打者 2球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

両チーム合計19安打。こう言う試合って報道では「ノーガードのど突きあい」などと表現されることも多いですが、ご覧のように19あんだ全てが「シングルヒット」。こんな試合もなかなかお目にかかれません。で、これだけシングルヒットばっかりでも点が入った原因ってのはやはりフォアボール。


両チーム5四球ずつってのは、あまり締りの良いもんじゃありません。ランナーが詰まってしまえば、ヒット1本で簡単に2点が入ってしまう。それならまだ、打たせた方がダブルプレイも取れる可能性もあろうけど、フォアボールは完全にピッチャーの自滅。コレだけは如何ともしがたい。
神高には守安玲緒投手がいますが、神高の投手起用を見ると「まず守安」の感は否めません。多少なりとも、尾松投手が次に入り込んできそうな気配もしますが、新入社員でどこまで投げられるか。
そしてJR西日本。納富投手に佃投手、加賀美投手と、スターターを任せられるピッチャーはいますが、ここしばらく湧川投手が投げた気配がない。聞く所によると、広島県予選も「登板予定なし」だったそうで。この日も結局、試合前に軽くキャッチボールを行っただけで、あとはスタンドでビデオ係。
もっとも、どこのチームもそうですが、オープン戦の詳細までそうそう伝わってこないので、どこかの試合で投げているとは思います。また、今回は早朝から移動の遠征なので、と言うこともあるかも知れませんが、ちょっと気にはなります。遠征に胎動しているだけでもオッケー、かな。
「本番」が近いだけに、思う所はいろいろあります。


姫路球場、多分また来ます。
何でや!カープ関係ないやろ!と思われるかも知れませんが、クリック頂ければ幸い。これからの励みになります。

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2016.05.25 / Top↑
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