スポーツ新聞ならいざ知らず、一般新聞でこれだけ紙面を割いてこの話題を掲載すると言うのは、彼が大阪府出身だからなのか、それとも一般の人もそれだけ注目していた、と言う事なんでしょうか。

1月8日の読売新聞大阪版夕刊では、1面、10面(スポーツ面)13面(社会面)と、3か所に渡って前田健太の話題が掲載されていました。まぁそれだけすごい人なんではありますが。

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(読売新聞大阪版1面)

正直な話、もう誰も文句の付けられない成績を残しています。現役選手で、通算防御率が2点台前半、と言う選手はおらんでしょう。これが27菜の選手だから、ってんで驚きとしか言いようがない。

数回の「先発飛ばし」こそありましたが、試合数も増え、一年を通じて安定した成績を残す、体調を維持する、と言うのが難しくなっている昨今、これだけの数字を残していたら、ポスティングでなくても、フリーエージェント宣言をしても、勝手にあちらの方からお声がかかってたようにも思います。

ただ、前田健太にとってはそれこそ「今でしょ」と言う思いがあったんでしょうね。

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(読売新聞大阪版10面)

結果、辿り着いたのは8年と言う長期契約での移籍。肘の状態云々言われていましたが、それも含めて面倒を見よう、と言うドジャース側のそれこそ「男気」ではなかったでしょうか。

「行ってみないとわからない。だからこそ行きたい」ってのは本音でしょう。基本的に中6日で投げる事の多いNPB。対するMLBは基本中4日。一部チームでは「中6日にすべき」と言う声も上がっていますが、どちらかと言えば試験的なものもある。2016年シーズンはどうなるか分からない。

大きなお世話かも知れませんが、あとは前田健太自身が、ドジャースの方針、チームの要求にドレだけ応える事が出来るか、だと思いますが、野球に関しては頭のいい彼の事(絵心は全くないように感じますが)、試行錯誤あろうかと思いますが、いずれは馴染むかと思います。

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(読売新聞大阪版13面)

ただ、個人的に一つだけ気になる事。マウンド上での一挙手一投足。

打たれたら天を仰ぎ、抑えたら吠える。人として表情豊かなのは決して悪い事ではないと思いますが、その姿が敵味方問わずあちらの選手、ファンん、そして各メディアにどう映るか。これに尽きると思います。あまり度が過ぎると挑発行為と取られる事もある、ような気もするんですよね。

もっとも、それを捩じ伏せるだけの成績を残せば、誰も何も言わなくなると思いますが。

期待しています、とは言いません。自分の目標の入口にたどり着いたんだから思う存分、燃焼して欲しいです。プロ野球選手として、一番脂の乗った時期を、自分が目指していた場所で過ごそうとしているんだから、骨の髄まで「メジャーリーガー」として名を馳せて欲しい、ただそれだけです。


――――――お達者で。


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2016.01.09 / Top↑
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