カープの全日程終了後、外国人選手の去就について「新外国人選手次第」と言うのを見た覚えがありますが、前アスレチックスのジェイソン・プライディー獲得に伴い、4年契約を解除されました。

ジェイソン・プライディーにどの程度の期待をしてるのかは分かりませんが、個人的に思うに「3Aでどーたらこーたら」とは言っても、まだ日本で何の数字も残してない選手を獲得して、練習生からじっくり仕上げるはずだった選手を「切る」ってのもよく分からない。もっとも、外国人選手をどのように育成していいのか、カープ球団自体が分かってないような気も。ドミニカアカデミーが泣いてますよ。
それはそれとして、ライネル・ロサリオ。

カープの二軍を見るようになってもうかなりの期間になりますが、試合でこれだけたくさん見た外国人選手はいませんでした。立場的には常に、第三第四、またはそれ以下だったのかも知れませんが。

一介の練習生だった24歳の青年が、まさかここまで大活躍をすることになろうとは思いませんでした。練習生から育成選手をすっ飛ばしての「二階級特進」と言えばいいのかな。よくぞこんな選手を連れてきたもんだ、と思いましたよ。正直、守備に関しては何かと絶望的な部分もありましたけどね。ただ、なぜカープ球団がアソコまで「外野」に拘ったのかは理解できませんでしたが。

とかく「真面目」を基本に(しているであろうとは思いますが)獲得してくるカープの外国人選手。しかしながらライネル・ロサリオは明らかに、これまでの外国人選手とは「異質」なものを感じました。支配下登録されて試合に出場出来るようになって、本人は前途洋々だったとは思います。

試合と関係あるところないところの所作等を見ても「常に見られている」事を意識していたんじゃないか、とすら思える数々の行動。そう言えば自身のサイクルヒット記念のTシャツを着て広島・本通り商店街に現れた、みたいな話もありました。それがプロ意識の表れなのかどうかはさておき。

人の目を意識し過ぎてこそこそするどころか、彼はその輪の中に入ろうとしていた。野球選手として以前に、ライネル・ロサリオと言う人となりを知ってもらおうと必死だったのかな、とも思いますよ。
それはファンだけでなく、チームメイト相手でもそうだったように思います。こうやって弄られる事は多々ありましたよ。ただ、それすらもライネル・ロサリオには「楽しみ」だったのかも。

ただひとつ、上記の記事中「モチベーションの低下」に関して思い当たるフシがありまして。9月18日の由宇練習場での試合後。試合後練習をせずに帰ろうとしたライネル・ロサリオを、田村彰啓二軍マネージャーが咎めてました。本人は完全にはぶててましたが、これがその一面だったのかな、とも。

「外国人選手も競争」ってんで、今シーズンのカープには都合7人も外国人選手がいました。カープには「外国人選手(枠)も競争」と言うワケの分からない風潮が蔓延しつつありますが、もしかしたらその最大の被害者がライネル・ロサリオだたのかも、とすら思います。4年契約でじっくり育てればいいものを、やれ誰かが帰国したから、怪我したから昇格、成績をいくら残しても、誰かが再来日したから、怪我が治ったからハイ抹消、じゃあモチベーションなんか保てませんよ。

ただ思うに、久しぶりに出て来たカープアカデミーからの「野手」だけに、カープ球団もどうしたらいいのか分からなかったんではないかな。カープアカデミー出身者をチームの戦力としてどう育てたいのか、があまりにも曖昧すぎた。退団して、プレミア12に出場していたダニーロ・デヘスス然り。今一度、ドミニカ・カープアカデミーを根本から見直す時期に来ているんではないかな、と思いますよ。

多分今シーズンは、ファンの知らない所で辛い思いをしてたかも知れません。してないわけがないでしょう。それでも、声をかけるとこんなポーズもとってくれました。精一杯明るく振舞ってくれました。

「そんな奴いたな」で語られる事の多い最近のカープの外国人選手ですが、個人的には一番印象に残った選手。「契約解除」は正直、至極残念です。守備はアレでしたが、もう少し見たかったな。
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ジェイソン・プライディーにどの程度の期待をしてるのかは分かりませんが、個人的に思うに「3Aでどーたらこーたら」とは言っても、まだ日本で何の数字も残してない選手を獲得して、練習生からじっくり仕上げるはずだった選手を「切る」ってのもよく分からない。もっとも、外国人選手をどのように育成していいのか、カープ球団自体が分かってないような気も。ドミニカアカデミーが泣いてますよ。
それはそれとして、ライネル・ロサリオ。




カープの二軍を見るようになってもうかなりの期間になりますが、試合でこれだけたくさん見た外国人選手はいませんでした。立場的には常に、第三第四、またはそれ以下だったのかも知れませんが。


一介の練習生だった24歳の青年が、まさかここまで大活躍をすることになろうとは思いませんでした。練習生から育成選手をすっ飛ばしての「二階級特進」と言えばいいのかな。よくぞこんな選手を連れてきたもんだ、と思いましたよ。正直、守備に関しては何かと絶望的な部分もありましたけどね。ただ、なぜカープ球団がアソコまで「外野」に拘ったのかは理解できませんでしたが。


とかく「真面目」を基本に(しているであろうとは思いますが)獲得してくるカープの外国人選手。しかしながらライネル・ロサリオは明らかに、これまでの外国人選手とは「異質」なものを感じました。支配下登録されて試合に出場出来るようになって、本人は前途洋々だったとは思います。


試合と関係あるところないところの所作等を見ても「常に見られている」事を意識していたんじゃないか、とすら思える数々の行動。そう言えば自身のサイクルヒット記念のTシャツを着て広島・本通り商店街に現れた、みたいな話もありました。それがプロ意識の表れなのかどうかはさておき。


人の目を意識し過ぎてこそこそするどころか、彼はその輪の中に入ろうとしていた。野球選手として以前に、ライネル・ロサリオと言う人となりを知ってもらおうと必死だったのかな、とも思いますよ。
それはファンだけでなく、チームメイト相手でもそうだったように思います。こうやって弄られる事は多々ありましたよ。ただ、それすらもライネル・ロサリオには「楽しみ」だったのかも。


ただひとつ、上記の記事中「モチベーションの低下」に関して思い当たるフシがありまして。9月18日の由宇練習場での試合後。試合後練習をせずに帰ろうとしたライネル・ロサリオを、田村彰啓二軍マネージャーが咎めてました。本人は完全にはぶててましたが、これがその一面だったのかな、とも。


「外国人選手も競争」ってんで、今シーズンのカープには都合7人も外国人選手がいました。カープには「外国人選手(枠)も競争」と言うワケの分からない風潮が蔓延しつつありますが、もしかしたらその最大の被害者がライネル・ロサリオだたのかも、とすら思います。4年契約でじっくり育てればいいものを、やれ誰かが帰国したから、怪我したから昇格、成績をいくら残しても、誰かが再来日したから、怪我が治ったからハイ抹消、じゃあモチベーションなんか保てませんよ。


ただ思うに、久しぶりに出て来たカープアカデミーからの「野手」だけに、カープ球団もどうしたらいいのか分からなかったんではないかな。カープアカデミー出身者をチームの戦力としてどう育てたいのか、があまりにも曖昧すぎた。退団して、プレミア12に出場していたダニーロ・デヘスス然り。今一度、ドミニカ・カープアカデミーを根本から見直す時期に来ているんではないかな、と思いますよ。


多分今シーズンは、ファンの知らない所で辛い思いをしてたかも知れません。してないわけがないでしょう。それでも、声をかけるとこんなポーズもとってくれました。精一杯明るく振舞ってくれました。

「そんな奴いたな」で語られる事の多い最近のカープの外国人選手ですが、個人的には一番印象に残った選手。「契約解除」は正直、至極残念です。守備はアレでしたが、もう少し見たかったな。
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2015.11.22 / Top↑
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