
(2015年5月17日 淡路佐野運動公園野球場にて)
一軍通算成績:11試合登板 0勝1敗 防御率5.47
二軍通算成績:121試合登板 11勝17敗23セーブ
広島篠田純平、武内久士、鈴木将光らに戦力外通告
日刊スポーツ2015年10月26日




(2015年6月27日 ファイターズスタジアムにて)
今年、広島東洋カープ二軍はついに「交流戦」に打って出ました。相手は北海道日本ハムファイターズ。場所は鎌ヶ谷ファイターズスタジアム。その「開幕投手」の栄誉を担ったのが彼でした。しかしながら、ローテーション通りの登板とは言うものの、ぶっちゃけ結果は散々。「たかが二軍じゃん」と言うカープファンの声は、もしかしたら彼に向けられたモノだったのかも知れません。


(2015年6月20日 阪神鳴尾浜球場にて)
今シーズン、週末は彼の先発でした。もしかしたら一番たくさん見たピッチャーかも知れません。それだけ二軍首脳陣から期待もされていたろうし、先発ピッチャーとしての光明も見えました。


(2015年6月20日 阪神鳴尾浜球場にて)
けど、残念ながら一軍で結果は残らなかった。と言うよりも、あまりにも明確な結果を残す機会をもらえなかったし、肝心なところで怪我などがあって、たびたび三軍送致にもなっていた。不運と言ってしまえばそれまでなんでしょうけど、チカラを存分に発揮する機会を、ことごとく自ら手放してしまっていたようにも思います。もったいないっちゅうたらもったいない。


(2015年6月20日 阪神鳴尾浜球場にて)
永川勝浩に続くクローザー候補だったのはルーキーイヤーの事。ただ、それが遺憾なく発揮されたのはそれこそルーキーイヤーのウエスタンリーグだけ。ここでそれこそ「強化選手」にでも指定されていたら、何らかの方向性は見えていたかも、と思うのは私だけではないはず。


(2015年6月20日 阪神鳴尾浜球場にて)
これはもう、カープの指導方針の問題かも知れませんが、ドラフト1位指名入団以下の選手を、どう育てたいのかと言うのが明確になってない、どころか良いものを持って入団してるはずなのに、様々な理由で方向転換を余儀なくされている。これがなくならない限り、いつまでも選手は育たない。


(2015年7月5日 高槻市萩谷総合運動公園野球場にて)
毎年10名前後の選手が入団してきます。その分、退団を余儀なくされる選手が出て来るのは、実力至上主義の世界ゆえ、致し方ない所もあるかも知れませんが、野球選手として培ってきたチカラを、全て出し切った上でユニフォームを「脱がざるを得ない選手」が果たしてどれくらいいるか。辞めさせる、ユニフォームを脱がすのは簡単かも知れません。しかしながら、アレコレ試行錯誤の中で、如何に戦力になるか、を考えてやるのも球団なりチーム首脳陣の仕事のはず。先の鈴木将光同様、武内久士にそう言う機会が目に見えてたくさんあったか、と言えば甚だ疑問です。
幸いにも今シーズンの彼の練習中の表情を見る限りは、悲愴感みたいなのは見られませんでした。数字こそ上がりませんでしたが、投手コーチに佐々岡真司氏が入り何らかの手応えはあったはず。


(2015年9月18日 広島東洋カープ由宇練習場にて)
カープで花が咲いた、とは言えませんが「人間到る処青山あり」とも申します。もしかしたら「青山」はもう、NPBにはないかも知れませんが、まだ今年で28歳。野球選手としてはこれからの年齢。
出来る事なら、どこかで野球を続けて欲しい、とも思います。
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広島東洋カープ
2015.10.29 / Top↑
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