感動と興奮のファーム日本選手権から一夜明けて、再び宮崎県下での野球観戦です。
前の記事にも記しましたが、10月3日をもって、ウエスタンリーグならびにイースタンリーグの、2015年度の公式予定は全て終了しました。そして10月はフェニックスリーグの季節。
早くに公式戦を終えたチームは既に2016年度に向けて動き出しています。タイガースとバファローズは、先週だけでも神戸サブ球場と阪神鳴尾浜球場で練習試合を行っています。
本来10月4日と言うのは、ファーム日本選手権の予備日ではありましたが、結局予定通り開催。2日間休暇を取って宮崎入りしてみたのはいいんですが、期せずして何もない日になりました。
そこへ吹き込まれたのが、プロアマ交流試合の日程。毎年この時期恒例となっております。
宮崎梅田学園 対 広島東洋カープ
毎年秋のフェニックスリーグ開幕直前に行われているこの試合。しかしながら昨年一昨年は台風の影響で、いずれも中止となってしまいましたが、今年は幸いにも好天に恵まれ、観戦出来ました。
で、宮崎梅田学園硬式野球部。そもそも「梅田学園」て何ぢゃいなと言う事ですが。宮崎県宮崎市・小林市で、自動車学校を経営している「梅田学園グループ」が所有する硬式野球部。どう言う繋がりでこうなったのかまでは知りませんが、この時期のカープとの交流試合は恒例となりました。
正直、チームの予備知識はゼロ。ただ漠然と「カープの試合がある」てんで行くだけなので、先入観もへったくれもないですが、面白い選手がいて、面白い試合になれば、と思って観に行きました。

さて、目的地でもある「宮崎市清武総合運動公園第一野球場」。愛称として、地元出身の儒学者・安井息軒の功績を称え「SOKKENスタジアム」と言う名前が付いています。来シーズンから、ここでオリックスバファローズが春季キャンプを開催するので、それに向けての整備が続いています。

グラウンドの向こうに山が見える球場。標高的には由宇練習場よりは低いとは思うんですが。
で、今回のこの試合。フェニックスリーグ序盤に向けてのメンバーだとは思いますが、異常なまでに人数が少ないんです。カープ公式サイトにもありましたが、外野手3人、内野手4人と言うぎりぎり。当然一軍公式戦が終了したら合流するメンバーもいると思いますが、とりあえず今回の出席確認。


まずは投手陣。九里亜連、中村恭平、薮田和樹、塹江敦哉。


小野淳平、西原圭大、藤井皓哉、飯田哲矢。

中村祐太、佐藤祥万。辻空も帯同してるはずなんですが、最後まで捕まらず。


捕手陣。磯村嘉孝、中村亘佑、多田大輔。3人だとバランスが悪いので水本勝己オジキ。


内野手。上本崇司、桒原樹、庄司隼人、美間優槻。


外野手高橋大樹、下水流昂、土生翔平。そして野手勢ぞろい。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(遊)桒原
2(二)上本
3(指)磯村
4(中)下水流
5(右)土生
6(一)美間
7(三)庄司
8(左)高橋
9(捕)中村亘
P:中村祐太
外野手はギリギリ3人。内野手も4人しかいない状態でのスターティングメンバー。どっちかと言うと、この試合に臨む為だけのメンバー、と考えればまだ納得出来ますが、やはり野手は少なすぎまるように思います。ならば今のメンバーをもっと鍛え上げないといけないと考えます。

カープ試合前の円陣。声出しは高橋大樹。
後攻:宮崎梅田学園
1(一)古山
2(中)鶴
3(二)福野
4(三)堤
5(左)中武
6(指)地主
7(右)齋藤
8(捕)濱元
9(遊)上地
P:信楽
先発の信楽晃史投手。今年の都市対抗野球大会で、JR九州の補強選手として出場した経歴があります。だからかどうか分かりませんが、カープの末永真史両スカウトも、スピードガンとビデオカメラを持って視察に来られてました。田村恵スカウトも来られてましたがスタンドには姿を見せず。

宮崎梅田学園、試合前の挨拶。地元のチームがカープと試合、ってんで、続々と人が集まってます。応援団もチアガールも投入。最終的には内野スタンドがいっぱいになりました。
打撃成績
1回表
桒原 2-1から4球目を打ってライトフライ
上本 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
磯村 1-2から4球目を打ってショートゴロ
1回裏
古山 2-2から5球目を空振り三振
鶴 初球を打ってサードゴロ
福野 2-2から5球目を打ってサードフライ
●信楽投手の荒れ球に手こずってる印象のカープ打線。まずは手を出してみないとわからない、と言ったところでしょうか。ちなみに信楽投手の組み立てはストレートとフォークボール、たまにスライダーとカーブ。
2回表
下水流 1-2から4球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
土生 0-2から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
美間 2-2から5球目を打ってショートゴロ
庄司 ストレートのフォアボール
高橋 2-1から4球目を打ってサードゴロ
○先頭の下水流昂のスリーベースヒット、さらには庄司隼人のフォアボールもあって、ランナーを2人ためるも無得点。ウエスタンリーグ公式戦ならここでスクイズなりで点を取りにかかる所かも知れませんが、ここではしっかりボールを見極めて、打って点を取りたかったのかな、とも。しかしながらシーズン終盤以降のタイムリーヒット欠乏症がいまだに尾を引いているのか、結局は無得点。この秋はしっかり振り込んで鍛え上げてましょう。でないとホークスは越えられない、かと思います。山は高いです。
2回裏
堤 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
中武 初球をピッチャー前送りバント
地主 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
齋藤 0-1から2球目を打ってサードゴロ
3回表
中村亘 初球を打ってセカンドフライ
桒原 2-2から6球目を打ってセンターフライ
上本 1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
3回裏
濱元 初球を打ってピッチャーゴロ
上地 1-2から5球目がデッドボール
古山 2-1から4球目を打ってライトフライ
鶴 1-2から6球目を打ってセカンドゴロ
○立ち上がりからテンポよく投げ込んではいるものの、変化球がなかなか決まらない中村祐太。もっとも、その辺の課題をクリアするのもフェニックスリーグの目的。この試合はその為の試運転。
4回表
磯村 1-0から2球目を打ってショートゴロ
下水流 1-2から4球目を打ってサードゴロ
土生 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
美間 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット 土生はサードへ
庄司 初球を打ってショートフライ
4回裏
福野 1-2から4球目を打って見逃し三振
堤 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
中武 1-2から7球目を打ってセンターフライ
5回表
宮崎梅田学園選手交代
ピッチャー信楽に代えて林
高橋 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
中村亘 1-2から5球目を打ってショートゴロダブルプレイ
桒原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者土生の2球目に桒原セカンド盗塁成功
上本 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
次打者磯村の4球目に上本セカンド盗塁成功
磯村 2-2から5球目を打ってサードゴロ
●この回から宮崎梅田学園のマウンドには、左のサイドハンドの林健太投手。かなり横から出て来るにも関わらず、ただの変則フォームではなく、右バッターの内角にも食い込んで来るストレート。こう言うピッチャーがカープにも居たはずなんですけど、どうして起用しなかったのか。
○シーズン最終盤からバッティング好調の高橋大樹。この前見たライト前ヒットは、意識はレフト打球はライトだったんですが、今回のヒットは、意識はセンター打球はライト、のように思えました。長距離砲として期待された3年目。この秋は飛躍と実りの秋にしていただきたいものです。
5回裏
地主 2-2から5球目を空振り三振
齋藤 1-2から5球目を打ってサードゴロ
濱元 2-0から3球目を打ってレフトフライ
6回表
下水流 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
土生 2-2から5球目を打ってサードゴロエラー
美間 2-2から6球目を空振り三振
庄司 フルカウントから8球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
○美間優槻には常時、水本勝巳コーチから「コンパクトに!」の声が飛んでいました。元ピッチャーとは思えないそのガタイのよさゆえ、誰しもが一発長打を期待してしまいますが、ガタイが良いゆえ、大振りしなくとも当たれば飛ぶはず。あとはゆるい変化球の見極めかな。
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー中村祐太に代えて西原
上地 初球を打ってセカンドフライ
古山 2-0から3球目を打ってセカンドフライ
鶴 1-2から4球目を空振り三振
7回表
高橋 2-1から4球目を打ってレフトスタンドへソロホームラン
宮崎梅田学園0-1広島東洋カープ
中村亘 2-1から4球目を打ってセンターフライ
桒原 1-0から2球目を打ってショートゴロ
上本 0-1から2球目を打ってサードゴロ
○好調を維持出来ている高橋大樹、今度はレフトスタンドへフェンスギリギリとは言いながらソロホームラン。最近は守備が覚束ないようなシーンも目立たなくなって来てるので、来シーズンに期待。
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー西原に代えて藤井
ショート桑原がセカンド
セカンド上本がショート
キャッチャー中村亘に代えて多田
ファースト美間がサードへ
サード庄司がファーストへ
センター下水流がレフトへ
レフト高橋がライトへ
ライト土生がセンターへ
福野 2-2から7球目を空振り三振
堤 1-2から4球目を空振り三振
中武 1-2から4球目を空振り三振


○いったい何があったのかと言う位のポジションシャッフル。外野手のシャッフルはよくありますが、内野は左右まるまる入れ替え。その結果生まれた「ファースト・庄司隼人」。ウエスタンリーグ公式戦その他では絶対にないと思います。これも遠征人数の少なさゆえの副産物。
8回表
磯村 初球を打ってサードゴロ
下水流 0-1から2球目を打ってセンターフライ
土生 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ
8回裏
地主 1-1から3球目を打ってショートゴロ
齋藤の代打黒原 3-1から5球目を選んでフォアボール
濱元 2-1から4球目をファースト前送りバント
カープ選手交代
ピッチャー藤井に代えて飯田
上地の代打武 1-2から4球目を打ってショートゴロ
○イニング途中での交代となった藤井皓哉。この辺りは試合展開云々よりも、予定投球数(結果27球。目処は30か)との兼ね合いもあろうかと思います。1か月にわたるフェニックスリーグ。カープはこの高卒ルーキーをどう言う位置付けにしたいのか。観戦には行けませんが、答は来シーズン。
9回表
宮崎梅田学園選手交代
代打黒原がそのまま入りライト
代打武がそのまま入りショート
ピッチャー林に代えて吉木
美間 初球を打ってライト前ヒット
庄司 初球を送りバント失敗キャッチャーフライ
次打者高橋の6球目前に牽制悪送球
高橋 2-2から6球目をファーストフライ
多田 1-1から3球目を打ってレフトフライ
9回裏
古山 0-1から2球目を打ってサードゴロ
鶴 0-2から4球目を見逃し三振
福野 1-0から2球目をファーストゴロ
宮崎市清武総合運動公園野球場 プロアマ交流試合
広島 000 000 100 1
宮崎 000 000 000 0
勝投手:中村祐太
S投手:飯田哲矢
敗投手:林健太
本塁打:[広島]高橋大樹(7回表 ソロ 林から)
投手成績
広島東洋カープ
中村祐 5 回 17打者 70球 1被安打 1与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
西原 1 回 3打者 8球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
藤井 1.2回 6打者 27球 0被安打 1与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
飯田 1.1回 4打者 12球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
宮崎梅田学園
信楽 4 回 16打者 57球 3被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
林 4 回 16打者 65球 4被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
吉木 1 回 4打者 11球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

10月5日月曜日から本格的に「フェニックスリーグ」が始まります。今シーズンもNPB12球団を始めとして、内外からたくさんのプロ野球チームが集まり、22日間の切磋琢磨と鍛錬の時間。

繰り返しになりますが、今シーズン思うような成績を残せなかった選手、さらなる高みを目指す選手、たくさん集まります。もちろんクライマックスシリーズ、日本シリーズにむけての調整の期間になるかも知れませんが、それはそれで若い選手にとっては、シーズンとは違う経験の場になると思います。

よそのチームもそうですが、カープにもまだまだ、鍛えるべき選手がたくさんいます、特に一軍など、24年間優勝から遠ざかっているだから「一年間剛郎さん」などと言ってる場合ではないはず。

二日間宮崎に滞在しましたが、まだまだ暑い日々が続いているようです。からだを動かすと汗だくになるでしょう。けどその汗が必ず、自分の血となり肉となるはず。動かせば動かした分、帰ってくる。

ここで(とは言ってもカープは天福球場が本拠地になるんですが)もう一回りもふた回りも大きくなって、由宇練習場に、そしてマツダスタジアムに帰って来てくれる事を切に願います。
そして、この試合で今シーズンのカープの試合観戦は終わり(のはず)です。
しかしながら、カープの2016年シーズンはもう始まっています。
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ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ
前の記事にも記しましたが、10月3日をもって、ウエスタンリーグならびにイースタンリーグの、2015年度の公式予定は全て終了しました。そして10月はフェニックスリーグの季節。
早くに公式戦を終えたチームは既に2016年度に向けて動き出しています。タイガースとバファローズは、先週だけでも神戸サブ球場と阪神鳴尾浜球場で練習試合を行っています。
本来10月4日と言うのは、ファーム日本選手権の予備日ではありましたが、結局予定通り開催。2日間休暇を取って宮崎入りしてみたのはいいんですが、期せずして何もない日になりました。
そこへ吹き込まれたのが、プロアマ交流試合の日程。毎年この時期恒例となっております。
宮崎梅田学園 対 広島東洋カープ
毎年秋のフェニックスリーグ開幕直前に行われているこの試合。しかしながら昨年一昨年は台風の影響で、いずれも中止となってしまいましたが、今年は幸いにも好天に恵まれ、観戦出来ました。
で、宮崎梅田学園硬式野球部。そもそも「梅田学園」て何ぢゃいなと言う事ですが。宮崎県宮崎市・小林市で、自動車学校を経営している「梅田学園グループ」が所有する硬式野球部。どう言う繋がりでこうなったのかまでは知りませんが、この時期のカープとの交流試合は恒例となりました。
正直、チームの予備知識はゼロ。ただ漠然と「カープの試合がある」てんで行くだけなので、先入観もへったくれもないですが、面白い選手がいて、面白い試合になれば、と思って観に行きました。


さて、目的地でもある「宮崎市清武総合運動公園第一野球場」。愛称として、地元出身の儒学者・安井息軒の功績を称え「SOKKENスタジアム」と言う名前が付いています。来シーズンから、ここでオリックスバファローズが春季キャンプを開催するので、それに向けての整備が続いています。

グラウンドの向こうに山が見える球場。標高的には由宇練習場よりは低いとは思うんですが。
で、今回のこの試合。フェニックスリーグ序盤に向けてのメンバーだとは思いますが、異常なまでに人数が少ないんです。カープ公式サイトにもありましたが、外野手3人、内野手4人と言うぎりぎり。当然一軍公式戦が終了したら合流するメンバーもいると思いますが、とりあえず今回の出席確認。




まずは投手陣。九里亜連、中村恭平、薮田和樹、塹江敦哉。




小野淳平、西原圭大、藤井皓哉、飯田哲矢。


中村祐太、佐藤祥万。辻空も帯同してるはずなんですが、最後まで捕まらず。




捕手陣。磯村嘉孝、中村亘佑、多田大輔。3人だとバランスが悪いので水本勝己オジキ。




内野手。上本崇司、桒原樹、庄司隼人、美間優槻。




外野手高橋大樹、下水流昂、土生翔平。そして野手勢ぞろい。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(遊)桒原
2(二)上本
3(指)磯村
4(中)下水流
5(右)土生
6(一)美間
7(三)庄司
8(左)高橋
9(捕)中村亘
P:中村祐太
外野手はギリギリ3人。内野手も4人しかいない状態でのスターティングメンバー。どっちかと言うと、この試合に臨む為だけのメンバー、と考えればまだ納得出来ますが、やはり野手は少なすぎまるように思います。ならば今のメンバーをもっと鍛え上げないといけないと考えます。


カープ試合前の円陣。声出しは高橋大樹。
後攻:宮崎梅田学園
1(一)古山
2(中)鶴
3(二)福野
4(三)堤
5(左)中武
6(指)地主
7(右)齋藤
8(捕)濱元
9(遊)上地
P:信楽
先発の信楽晃史投手。今年の都市対抗野球大会で、JR九州の補強選手として出場した経歴があります。だからかどうか分かりませんが、カープの末永真史両スカウトも、スピードガンとビデオカメラを持って視察に来られてました。田村恵スカウトも来られてましたがスタンドには姿を見せず。


宮崎梅田学園、試合前の挨拶。地元のチームがカープと試合、ってんで、続々と人が集まってます。応援団もチアガールも投入。最終的には内野スタンドがいっぱいになりました。
打撃成績
1回表
桒原 2-1から4球目を打ってライトフライ
上本 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
磯村 1-2から4球目を打ってショートゴロ
1回裏
古山 2-2から5球目を空振り三振
鶴 初球を打ってサードゴロ
福野 2-2から5球目を打ってサードフライ
●信楽投手の荒れ球に手こずってる印象のカープ打線。まずは手を出してみないとわからない、と言ったところでしょうか。ちなみに信楽投手の組み立てはストレートとフォークボール、たまにスライダーとカーブ。
2回表
下水流 1-2から4球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
土生 0-2から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
美間 2-2から5球目を打ってショートゴロ
庄司 ストレートのフォアボール
高橋 2-1から4球目を打ってサードゴロ
○先頭の下水流昂のスリーベースヒット、さらには庄司隼人のフォアボールもあって、ランナーを2人ためるも無得点。ウエスタンリーグ公式戦ならここでスクイズなりで点を取りにかかる所かも知れませんが、ここではしっかりボールを見極めて、打って点を取りたかったのかな、とも。しかしながらシーズン終盤以降のタイムリーヒット欠乏症がいまだに尾を引いているのか、結局は無得点。この秋はしっかり振り込んで鍛え上げてましょう。でないとホークスは越えられない、かと思います。山は高いです。
2回裏
堤 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
中武 初球をピッチャー前送りバント
地主 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
齋藤 0-1から2球目を打ってサードゴロ
3回表
中村亘 初球を打ってセカンドフライ
桒原 2-2から6球目を打ってセンターフライ
上本 1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
3回裏
濱元 初球を打ってピッチャーゴロ
上地 1-2から5球目がデッドボール
古山 2-1から4球目を打ってライトフライ
鶴 1-2から6球目を打ってセカンドゴロ
○立ち上がりからテンポよく投げ込んではいるものの、変化球がなかなか決まらない中村祐太。もっとも、その辺の課題をクリアするのもフェニックスリーグの目的。この試合はその為の試運転。
4回表
磯村 1-0から2球目を打ってショートゴロ
下水流 1-2から4球目を打ってサードゴロ
土生 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
美間 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット 土生はサードへ
庄司 初球を打ってショートフライ
4回裏
福野 1-2から4球目を打って見逃し三振
堤 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
中武 1-2から7球目を打ってセンターフライ
5回表
宮崎梅田学園選手交代
ピッチャー信楽に代えて林
高橋 0-2から3球目を打ってライト前ヒット
中村亘 1-2から5球目を打ってショートゴロダブルプレイ
桒原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者土生の2球目に桒原セカンド盗塁成功
上本 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
次打者磯村の4球目に上本セカンド盗塁成功
磯村 2-2から5球目を打ってサードゴロ
●この回から宮崎梅田学園のマウンドには、左のサイドハンドの林健太投手。かなり横から出て来るにも関わらず、ただの変則フォームではなく、右バッターの内角にも食い込んで来るストレート。こう言うピッチャーがカープにも居たはずなんですけど、どうして起用しなかったのか。
○シーズン最終盤からバッティング好調の高橋大樹。この前見たライト前ヒットは、意識はレフト打球はライトだったんですが、今回のヒットは、意識はセンター打球はライト、のように思えました。長距離砲として期待された3年目。この秋は飛躍と実りの秋にしていただきたいものです。
5回裏
地主 2-2から5球目を空振り三振
齋藤 1-2から5球目を打ってサードゴロ
濱元 2-0から3球目を打ってレフトフライ
6回表
下水流 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
土生 2-2から5球目を打ってサードゴロエラー
美間 2-2から6球目を空振り三振
庄司 フルカウントから8球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
○美間優槻には常時、水本勝巳コーチから「コンパクトに!」の声が飛んでいました。元ピッチャーとは思えないそのガタイのよさゆえ、誰しもが一発長打を期待してしまいますが、ガタイが良いゆえ、大振りしなくとも当たれば飛ぶはず。あとはゆるい変化球の見極めかな。
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー中村祐太に代えて西原
上地 初球を打ってセカンドフライ
古山 2-0から3球目を打ってセカンドフライ
鶴 1-2から4球目を空振り三振
7回表
高橋 2-1から4球目を打ってレフトスタンドへソロホームラン
宮崎梅田学園0-1広島東洋カープ
中村亘 2-1から4球目を打ってセンターフライ
桒原 1-0から2球目を打ってショートゴロ
上本 0-1から2球目を打ってサードゴロ
○好調を維持出来ている高橋大樹、今度はレフトスタンドへフェンスギリギリとは言いながらソロホームラン。最近は守備が覚束ないようなシーンも目立たなくなって来てるので、来シーズンに期待。
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー西原に代えて藤井
ショート桑原がセカンド
セカンド上本がショート
キャッチャー中村亘に代えて多田
ファースト美間がサードへ
サード庄司がファーストへ
センター下水流がレフトへ
レフト高橋がライトへ
ライト土生がセンターへ
福野 2-2から7球目を空振り三振
堤 1-2から4球目を空振り三振
中武 1-2から4球目を空振り三振




○いったい何があったのかと言う位のポジションシャッフル。外野手のシャッフルはよくありますが、内野は左右まるまる入れ替え。その結果生まれた「ファースト・庄司隼人」。ウエスタンリーグ公式戦その他では絶対にないと思います。これも遠征人数の少なさゆえの副産物。
8回表
磯村 初球を打ってサードゴロ
下水流 0-1から2球目を打ってセンターフライ
土生 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ
8回裏
地主 1-1から3球目を打ってショートゴロ
齋藤の代打黒原 3-1から5球目を選んでフォアボール
濱元 2-1から4球目をファースト前送りバント
カープ選手交代
ピッチャー藤井に代えて飯田
上地の代打武 1-2から4球目を打ってショートゴロ
○イニング途中での交代となった藤井皓哉。この辺りは試合展開云々よりも、予定投球数(結果27球。目処は30か)との兼ね合いもあろうかと思います。1か月にわたるフェニックスリーグ。カープはこの高卒ルーキーをどう言う位置付けにしたいのか。観戦には行けませんが、答は来シーズン。
9回表
宮崎梅田学園選手交代
代打黒原がそのまま入りライト
代打武がそのまま入りショート
ピッチャー林に代えて吉木
美間 初球を打ってライト前ヒット
庄司 初球を送りバント失敗キャッチャーフライ
次打者高橋の6球目前に牽制悪送球
高橋 2-2から6球目をファーストフライ
多田 1-1から3球目を打ってレフトフライ
9回裏
古山 0-1から2球目を打ってサードゴロ
鶴 0-2から4球目を見逃し三振
福野 1-0から2球目をファーストゴロ
宮崎市清武総合運動公園野球場 プロアマ交流試合
広島 000 000 100 1
宮崎 000 000 000 0
勝投手:中村祐太
S投手:飯田哲矢
敗投手:林健太
本塁打:[広島]高橋大樹(7回表 ソロ 林から)
投手成績
広島東洋カープ
中村祐 5 回 17打者 70球 1被安打 1与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
西原 1 回 3打者 8球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
藤井 1.2回 6打者 27球 0被安打 1与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
飯田 1.1回 4打者 12球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
宮崎梅田学園
信楽 4 回 16打者 57球 3被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
林 4 回 16打者 65球 4被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
吉木 1 回 4打者 11球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点


10月5日月曜日から本格的に「フェニックスリーグ」が始まります。今シーズンもNPB12球団を始めとして、内外からたくさんのプロ野球チームが集まり、22日間の切磋琢磨と鍛錬の時間。


繰り返しになりますが、今シーズン思うような成績を残せなかった選手、さらなる高みを目指す選手、たくさん集まります。もちろんクライマックスシリーズ、日本シリーズにむけての調整の期間になるかも知れませんが、それはそれで若い選手にとっては、シーズンとは違う経験の場になると思います。


よそのチームもそうですが、カープにもまだまだ、鍛えるべき選手がたくさんいます、特に一軍など、24年間優勝から遠ざかっているだから「一年間剛郎さん」などと言ってる場合ではないはず。


二日間宮崎に滞在しましたが、まだまだ暑い日々が続いているようです。からだを動かすと汗だくになるでしょう。けどその汗が必ず、自分の血となり肉となるはず。動かせば動かした分、帰ってくる。


ここで(とは言ってもカープは天福球場が本拠地になるんですが)もう一回りもふた回りも大きくなって、由宇練習場に、そしてマツダスタジアムに帰って来てくれる事を切に願います。
そして、この試合で今シーズンのカープの試合観戦は終わり(のはず)です。
しかしながら、カープの2016年シーズンはもう始まっています。
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