9月20日、福岡ソフトバンクホークス二軍のウエスタンリーグ優勝が決定しました。
暑い暑い夏を13連勝と言う圧倒的な強さで乗り切り、モタモタするカープをあっと言う間に抜き去り、その勢いとチカラ全く衰えぬまま、とうとうウエスタンリーグ4連覇を達成しました。
そして9月22日、読売ジャイアンツ二軍のイースタンリーグ優勝が決定しました。
こちらは以外にも6年ぶりの優勝とか。それでも24回目、てのはチーム力かなぁ。今シーズンはギリギリまでライオンズと優勝争いを演じておったようです。イースタンリーグの実情はほとんど知らんのでアレですが、こちらもやはり球団の育成能力と資金力なのかな、とも思います。
ファームに求めるモノは人それぞれ違います。徹底的に選手育成一辺倒になるもよし。一軍から漏れた選手の調整の場にするもよし。いずれにしろ、二軍は鍛える場です。ホークスでも森福允彦が登板するし、ジャイアンツでも村田修一が打席に立ちます。同じユニフォームを着ている以上、ベテラン、若手は関係ない。全員が戦力になるべく、常日頃から鍛え続けなければいけないはずです。
そんなファームの、日本一決定戦、観戦に行ってきました。

これまでは、日南・油津行きのバスの車内からしか見ることのなかった「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」。とうとうここでプロ野球を見ることになりました。カープの試合だったら、はとりあえず。

球状のすぐ外に移動バスが停まっていました。今後はフェニックスリーグでも使用するのか、ジャイアンツは自前のバス。ホークスはなぜか宮崎交通バス。しかしナンバーは「11-11」。

うわさどおりのいい球状です。ただ、座席の色褪せがちょっとなー。

開門直後に入場。一息ついたころに、ホークスのウォーミングアップがj始まりました。


守備練習やバッティング練習はちょっと遠いので、ピッチャーのノックを見学。よそのチームの練習って、結構興味深いんですが、ホークスのピッチャーノックはこれまた独特。捕球を一旦こぼしてからの送球。正直これは見たことがない。もっとも、分かってやっているもんではありますが、やって損はないはず。

この試合はJスポーツで生中継があったせいか、OBの橋本清氏が来場。老けたなぁ。

球場外、駐車場横の空き地では、釜元豪が黙々とランニングをしてました。


キャッチャーのサードノック、と言うのもよく見ますが、ホークスの場合はレガースを装着したまま。それだけでも十分負荷になりますから、いいトレーニングになるかも知れません。いっその事、内野手ノックにも取り入れてみてはどうでしょう。ポロリもやってますがこれは「ガチポロリ」です。

一番落ち着きがなかったのは甲斐琢也だったようにも思います。

終わった後は自分で地ならし。いくら日本一を決める試合とはいえ、ここは二軍。


左上から山下斐紹、栗原陵矢、甲斐拓也、張本優大。四者四様のいわゆる「イケメン」。

開幕セレモニーの様子。あまりこの手のセレモニーは好まないので省略します。
スターティングオーダー
先攻:福岡ソフトバンクホークス
1(左)上林誠知 (打率0.334 10本塁打 46打点 16盗塁)
2(遊)牧原大成 (打率0.321 0本塁打 19打点)
3(右)江川智晃 (打率0.277 16本塁打 47打点)
4(一)ハーバロ・カニザレス (打率0.324 18本塁打 56打点)
5(三)塚田正義 (打率0.281 7本塁打 45打点)
6(指)猪本健太郎 (打率0.292 16本塁打 53打点)
7(捕)山下斐紹 (打率0.255 1本塁打 12打点)
8(中)真砂伸介 (打率0.232 3本塁打 20打点)
9(二)金子圭輔 (打率0.196 0本塁打 16打点)
P:岩嵜翔 (10勝2敗 防御率1.66)
○今シーズン、嫌と言うほどその破壊力を見せ付けられたホークス打線。その強さに敬意を表し、今回はフルネーム表記と、今シーズンの成績付で。
ベンチ入り選手の紹介こそありませんでしたが、監督からスターティんb具メンバーの選手、そしてベンチ入り選手が全員、こうやってグラウンドに登場しました。
後攻:読売ジャイアンツ
1(右)松本哲也 (打率0.175 0本塁打 8打点)
2(中)大田泰示 (打率0.296 11本塁打 35打点)
3(三)中井大介 (打率0.263 2本塁打 20打点)
4(一)和田 恋 (打率0.214 8本塁打 45打点)
5(遊)辻 東倫 (打率0.269 2本塁打 33打点)
6(指)隠善智也 (打率0.296 3本塁打 36打点)
7(左)金城龍彦 (打率0.219 1本塁打 5打点)
8(捕)實松一成 (打率0.182 0本塁打 1打点)
9(二)吉川大幾 (打率0.217 1本塁打 5打点)
P:平良拳太郎 (4勝3敗 防御率5.12)
●ジャイアンツの二軍ベストメンバーと言うのが良く分からないんですが、大田泰示って2番を打ってたりするもんなんでしょうか。そして下位打線はみな「よそから」。個人的に不気味なのは金城龍彦。際立った成績のいないスターティングメンバーだけに、ベテランの一打で、てな事も良くあります。
審判と公式記録員


球審:須山佑多、一塁:山村裕也、二塁:長川 真也、三塁:柳内遼平
公式記録員:貞比良弘
打撃成績
1回表
上林 初球を打ってファーストファウルフライ
牧原 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
江川 2-2から5球目を打ってショートゴロ
1回裏
松本哲 1-2から4球目を空振り三振
大田 0-2から3球目を空振り三振
中井 初球を打ってレフト前ヒット
和田恋 0-1から2球目を打ってライトフライ
2回表
カニザレス ストレートのフォアボール
塚田 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンド封殺
猪本 フルカウントから10球目を空振り三振 塚田セカンド盗塁失敗
2回裏
辻 初球を打ってセカンドゴロ
隠善 1-1から3球目を打ってレフトフライ
金城 初球を打ってファースト強襲内野安打
實松 初球を打ってセンターフライ
○思い切りセカンド方向に弾いてしまったカニザレスのファースト守備。思えば通常はファースト猪本、指名打者カニザレスのはずなのに、ホークスベンチに思うところはあるのか。
3回表
斐紹 2-2から7球目を打ってライト線ツーベースヒット
真砂 0-2から3球目をスリーバント失敗 記録三振
金子圭 0-1から2球目を打って右中間突破タイムリーツーベースヒット
ジャイアンツ0-1ホークス
しかし金子圭はサードタッチアウト
上林 1-2から6球目を打ってサードファウルフライ 中井ナイスキャッチ
3回裏
吉川 2-2から6球目を打ってピッチャーゴロ
松本哲 1-2から5球目を打ってレフトフライ
大田 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者中井の4球目に大田セカンド盗塁成功
中井 フルカウントから7球目を見逃し三振
4回表
牧原 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
江川 フルカウントから7球目を打ってキャッチャーファウルフライ
カニザレス 1-0から2球目を打って左中間突破ツーベースヒット
塚田 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
4回裏
和田恋 2-0から3球目を打ってセンターフライ
辻 1-1から3球目を打ってファーストゴロ カニザレスナイスプレイ
隠善 1-2から4球目を空振り三振
5回表
猪本 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
斐紹 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
真砂 1-2から4球目を見逃し三振


あんまり関係ないですが、真砂勇介を見逃し三振に斬って捨てる須山佑多球審のアクション。まさか南国宮崎で見慣れた「これ」を見ることになるとは思いもよりませんでした。
5回裏
金城 2-2から6球目を打ってセンター前ヒット
實松 1-1から3球目を打ってライトフライ
吉川 0-1から2球目を打ってサードゴロセカンド封殺
次打者松本哲の初球に吉川セカンド盗塁成功
松本哲 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
6回表
金子圭 2-2から8球目を空振り三振
上林 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
牧原 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
江川 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
カニザレス フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
6回裏
大田 1-1から3球目を打ってセンターフライ
中井 初球を打ってサードゴロ
和田恋 1-0から2球目を打ってライトフェンス直撃ヒット
辻 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
7回表
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー平良に代えて久保
キャッチャー實松に代えて河野
塚田 1-2から5球目を打ってサードゴロ
猪本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
斐紹 1-0から2球目を打ってレフトフライ 金城ナイスランニングキャッチ
真砂 2-1から4球目を打ってサードゴロ
●すでにジャイアンツ球団から戦力外通告を受けている久保裕也、ジャイアンツのユニフォームを着ての最後の登板。減益z即効希望だそうですが、獲得するところはあるのかな。それともトライアウトか。そして金城龍彦のものすごいランニングキャッチ。39歳を迎えても守備力は落ちてないなぁ。
7回裏
隠善 初球を打ってサードファウルフライ
金城 2-2から5球目を空振り三振
河野 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
8回表
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー久保に代えて松本竜
金子圭 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
上林 3-1から5球目を選んでフォアボール
牧原 初球をピッチャー前送りバント
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー松本竜に代えて野間口
江川 2-1から4球目を打ってサードゴロ
8回裏
吉川 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
松本哲 3-1から5球目を選んでフォアボール
ホークス選手交代
ピッチャー岩嵜に代えて東浜
大田 1-2から5球目を空振り三振
中井 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット
和田恋 1-2から4球目を空振り三振
辻 0-1から2球目を打ってショートゴロ
●ここまで、まったくチャンスらしいチャンスのなかったジャイアンツ。ホークスはよくここまで岩嵜を引っ張ったとは思いますが、さすがに限界。そしてリリーフのマウンドに上がったのが何と東浜巨。満塁まで攻め立てたものの決定打が出ず。大田泰示あたりが決めんといかんと思うんですけどね。そしてこのイニングに思ったことが「金城に回らんで良かった」。ある種この打線の中で一番怖い存在。
9回表
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー野間口に代えて香月
カニザレス 1-2から4球目を打ってレフトファウルフライ
塚田 フルカウントから7球目を打ってライト前ヒット
次打者猪本の3球目に塚田セカンド盗塁成功
猪本 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット 代走河野
斐紹 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット
ジャイアンツ0-2ホークス
真砂 2-2から5球目を打ってセンターフライ
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー香月に代えて公文
金子圭 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
9回裏
隠善 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
金城 1-2から5球目を打ってライト前ヒット 代打高橋洸
河野の代打藤村 1-2から5球目を空振り三振
吉川 1-2から4球目を空振り三振
ツーアウトくらいになってから、初めて手持ちのデジタル一眼レフで動画を撮影してみました。何もかもぶっつけ本番なので、ろくでもない映像になっていますが、雰囲気だけでも感じていただければこれ幸いです。


幾度となく宙に舞う水上善雄監督。一軍も二軍も新人監督でリーグ優勝、そして二軍は日本一にまで昇りつめました。戦力が分厚いからとか何とか言われますが、やはり球団フロントとチーム(現場)が蜜になり、全体を強くしていこう、と言う意欲の結果がこれなんだと思います。
しっかり根付いている三軍制など、見習うべきところは山積です。すべての面で日本一を目指さないと、日本一は取れない。この胴上げを見てそう思いました。 とにかくホークスは強かった。それだけで済まされる問題ではないと思います。頂点に立ったチームには、それなりのノウハウがあるんです。
KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎 ファーム日本選手権
福岡 001 000 001 2
読売 000 000 000 0
勝投手:岩嵜翔
S投手:東浜巨
敗投手:平良拳太郎
投手成績
福岡ソフトバンクホークス
岩嵜 7.0回 28打者 86球 6被安打 0与四死球 4奪三振 0失点 0自責点
東浜 2.0回 8打者 34球 2被安打 0与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
読売ジャイアンツ
平良 6 回 26打者 96球 4被安打 2与四死球 4奪三振 1失点 1自責点
久保 1 回 4打者 17球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
松本竜 0.2回 3打者 9球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
野間口 0.1回 1打者 4球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
香月 0.2回 4打者 17球 3被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
公文 0.1回 1打者 4球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点


勝利監督インタビュー。壇上に上がる前に、脱帽して四方にきちんと頭を下げる水上善雄監督。そしてインタビューを受けている間でも身振り手振りが出るあたり、性格なんでしょうかね。そう言えば水上監督も、カープ高信二監督のように、とくに大声を張りあげるっような事もなかったな。


期せずして、二週連続で「ホークスへのペナント授与」を見ることになりました。


優秀選手賞は2名。ホークスは先制点をたたき出した金子圭輔、ジャイアンツはベテランながら3安打猛打賞の金城龍彦。そして最優秀選手はもう文句のつけようがありません。ホークス岩嵜翔。

ウエスタンリーグに続き、ファーム最高峰の証は、またもやホークスの手に渡りました。スターティングメンバーの横に数字を並べましたが、これだけの成績を残している選手が下にいて「いつでも行けまっせ」みたいな顔をして試合に出てるんだから、そらぁホークス全体のレベルも高いはずです。
強いてはパシフィックリーグのレベルも高くなるはず。さらにはこんなに強いチームと相対しているんだから、ウエスタンリーグのレベルももっともっと上げなければいけない。勝手ですがそう思いました。

この試合をもって、2015年度のウエスタンリーグ、ならびにイースタンリーグの全公式戦は終了。まだまだ個人的に勝手に纏め上げなならん事は山のようにありますが、ひとまずここでひと段落です。

5日からは、今度は宮崎県下各球場において秋季教育リーグ「フェニックスリーグ」が、イースタン・リーグ7球団、ウエスタン・リーグ5球団に、韓国プロ野球3球団、四国アイランドリーグ選抜を交えて始まります。若手選手、また今年悔しい思いをした選手にとっては、2016年シーズンの始まりです。
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ウエスタン・リーグ イースタンリーグ
暑い暑い夏を13連勝と言う圧倒的な強さで乗り切り、モタモタするカープをあっと言う間に抜き去り、その勢いとチカラ全く衰えぬまま、とうとうウエスタンリーグ4連覇を達成しました。
そして9月22日、読売ジャイアンツ二軍のイースタンリーグ優勝が決定しました。
こちらは以外にも6年ぶりの優勝とか。それでも24回目、てのはチーム力かなぁ。今シーズンはギリギリまでライオンズと優勝争いを演じておったようです。イースタンリーグの実情はほとんど知らんのでアレですが、こちらもやはり球団の育成能力と資金力なのかな、とも思います。
ファームに求めるモノは人それぞれ違います。徹底的に選手育成一辺倒になるもよし。一軍から漏れた選手の調整の場にするもよし。いずれにしろ、二軍は鍛える場です。ホークスでも森福允彦が登板するし、ジャイアンツでも村田修一が打席に立ちます。同じユニフォームを着ている以上、ベテラン、若手は関係ない。全員が戦力になるべく、常日頃から鍛え続けなければいけないはずです。
そんなファームの、日本一決定戦、観戦に行ってきました。


これまでは、日南・油津行きのバスの車内からしか見ることのなかった「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」。とうとうここでプロ野球を見ることになりました。カープの試合だったら、はとりあえず。


球状のすぐ外に移動バスが停まっていました。今後はフェニックスリーグでも使用するのか、ジャイアンツは自前のバス。ホークスはなぜか宮崎交通バス。しかしナンバーは「11-11」。


うわさどおりのいい球状です。ただ、座席の色褪せがちょっとなー。

開門直後に入場。一息ついたころに、ホークスのウォーミングアップがj始まりました。




守備練習やバッティング練習はちょっと遠いので、ピッチャーのノックを見学。よそのチームの練習って、結構興味深いんですが、ホークスのピッチャーノックはこれまた独特。捕球を一旦こぼしてからの送球。正直これは見たことがない。もっとも、分かってやっているもんではありますが、やって損はないはず。


この試合はJスポーツで生中継があったせいか、OBの橋本清氏が来場。老けたなぁ。


球場外、駐車場横の空き地では、釜元豪が黙々とランニングをしてました。




キャッチャーのサードノック、と言うのもよく見ますが、ホークスの場合はレガースを装着したまま。それだけでも十分負荷になりますから、いいトレーニングになるかも知れません。いっその事、内野手ノックにも取り入れてみてはどうでしょう。ポロリもやってますがこれは「ガチポロリ」です。


一番落ち着きがなかったのは甲斐琢也だったようにも思います。


終わった後は自分で地ならし。いくら日本一を決める試合とはいえ、ここは二軍。




左上から山下斐紹、栗原陵矢、甲斐拓也、張本優大。四者四様のいわゆる「イケメン」。



開幕セレモニーの様子。あまりこの手のセレモニーは好まないので省略します。
スターティングオーダー
先攻:福岡ソフトバンクホークス
1(左)上林誠知 (打率0.334 10本塁打 46打点 16盗塁)
2(遊)牧原大成 (打率0.321 0本塁打 19打点)
3(右)江川智晃 (打率0.277 16本塁打 47打点)
4(一)ハーバロ・カニザレス (打率0.324 18本塁打 56打点)
5(三)塚田正義 (打率0.281 7本塁打 45打点)
6(指)猪本健太郎 (打率0.292 16本塁打 53打点)
7(捕)山下斐紹 (打率0.255 1本塁打 12打点)
8(中)真砂伸介 (打率0.232 3本塁打 20打点)
9(二)金子圭輔 (打率0.196 0本塁打 16打点)
P:岩嵜翔 (10勝2敗 防御率1.66)
○今シーズン、嫌と言うほどその破壊力を見せ付けられたホークス打線。その強さに敬意を表し、今回はフルネーム表記と、今シーズンの成績付で。
ベンチ入り選手の紹介こそありませんでしたが、監督からスターティんb具メンバーの選手、そしてベンチ入り選手が全員、こうやってグラウンドに登場しました。
後攻:読売ジャイアンツ
1(右)松本哲也 (打率0.175 0本塁打 8打点)
2(中)大田泰示 (打率0.296 11本塁打 35打点)
3(三)中井大介 (打率0.263 2本塁打 20打点)
4(一)和田 恋 (打率0.214 8本塁打 45打点)
5(遊)辻 東倫 (打率0.269 2本塁打 33打点)
6(指)隠善智也 (打率0.296 3本塁打 36打点)
7(左)金城龍彦 (打率0.219 1本塁打 5打点)
8(捕)實松一成 (打率0.182 0本塁打 1打点)
9(二)吉川大幾 (打率0.217 1本塁打 5打点)
P:平良拳太郎 (4勝3敗 防御率5.12)
●ジャイアンツの二軍ベストメンバーと言うのが良く分からないんですが、大田泰示って2番を打ってたりするもんなんでしょうか。そして下位打線はみな「よそから」。個人的に不気味なのは金城龍彦。際立った成績のいないスターティングメンバーだけに、ベテランの一打で、てな事も良くあります。
審判と公式記録員




球審:須山佑多、一塁:山村裕也、二塁:長川 真也、三塁:柳内遼平
公式記録員:貞比良弘
打撃成績
1回表
上林 初球を打ってファーストファウルフライ
牧原 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
江川 2-2から5球目を打ってショートゴロ
1回裏
松本哲 1-2から4球目を空振り三振
大田 0-2から3球目を空振り三振
中井 初球を打ってレフト前ヒット
和田恋 0-1から2球目を打ってライトフライ
2回表
カニザレス ストレートのフォアボール
塚田 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンド封殺
猪本 フルカウントから10球目を空振り三振 塚田セカンド盗塁失敗
2回裏
辻 初球を打ってセカンドゴロ
隠善 1-1から3球目を打ってレフトフライ
金城 初球を打ってファースト強襲内野安打
實松 初球を打ってセンターフライ
○思い切りセカンド方向に弾いてしまったカニザレスのファースト守備。思えば通常はファースト猪本、指名打者カニザレスのはずなのに、ホークスベンチに思うところはあるのか。
3回表
斐紹 2-2から7球目を打ってライト線ツーベースヒット
真砂 0-2から3球目をスリーバント失敗 記録三振
金子圭 0-1から2球目を打って右中間突破タイムリーツーベースヒット
ジャイアンツ0-1ホークス
しかし金子圭はサードタッチアウト
上林 1-2から6球目を打ってサードファウルフライ 中井ナイスキャッチ
3回裏
吉川 2-2から6球目を打ってピッチャーゴロ
松本哲 1-2から5球目を打ってレフトフライ
大田 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者中井の4球目に大田セカンド盗塁成功
中井 フルカウントから7球目を見逃し三振
4回表
牧原 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
江川 フルカウントから7球目を打ってキャッチャーファウルフライ
カニザレス 1-0から2球目を打って左中間突破ツーベースヒット
塚田 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
4回裏
和田恋 2-0から3球目を打ってセンターフライ
辻 1-1から3球目を打ってファーストゴロ カニザレスナイスプレイ
隠善 1-2から4球目を空振り三振
5回表
猪本 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
斐紹 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
真砂 1-2から4球目を見逃し三振




あんまり関係ないですが、真砂勇介を見逃し三振に斬って捨てる須山佑多球審のアクション。まさか南国宮崎で見慣れた「これ」を見ることになるとは思いもよりませんでした。
5回裏
金城 2-2から6球目を打ってセンター前ヒット
實松 1-1から3球目を打ってライトフライ
吉川 0-1から2球目を打ってサードゴロセカンド封殺
次打者松本哲の初球に吉川セカンド盗塁成功
松本哲 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
6回表
金子圭 2-2から8球目を空振り三振
上林 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
牧原 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
江川 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
カニザレス フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
6回裏
大田 1-1から3球目を打ってセンターフライ
中井 初球を打ってサードゴロ
和田恋 1-0から2球目を打ってライトフェンス直撃ヒット
辻 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
7回表
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー平良に代えて久保
キャッチャー實松に代えて河野
塚田 1-2から5球目を打ってサードゴロ
猪本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
斐紹 1-0から2球目を打ってレフトフライ 金城ナイスランニングキャッチ
真砂 2-1から4球目を打ってサードゴロ
●すでにジャイアンツ球団から戦力外通告を受けている久保裕也、ジャイアンツのユニフォームを着ての最後の登板。減益z即効希望だそうですが、獲得するところはあるのかな。それともトライアウトか。そして金城龍彦のものすごいランニングキャッチ。39歳を迎えても守備力は落ちてないなぁ。
7回裏
隠善 初球を打ってサードファウルフライ
金城 2-2から5球目を空振り三振
河野 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
8回表
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー久保に代えて松本竜
金子圭 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
上林 3-1から5球目を選んでフォアボール
牧原 初球をピッチャー前送りバント
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー松本竜に代えて野間口
江川 2-1から4球目を打ってサードゴロ
8回裏
吉川 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
松本哲 3-1から5球目を選んでフォアボール
ホークス選手交代
ピッチャー岩嵜に代えて東浜
大田 1-2から5球目を空振り三振
中井 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット
和田恋 1-2から4球目を空振り三振
辻 0-1から2球目を打ってショートゴロ
●ここまで、まったくチャンスらしいチャンスのなかったジャイアンツ。ホークスはよくここまで岩嵜を引っ張ったとは思いますが、さすがに限界。そしてリリーフのマウンドに上がったのが何と東浜巨。満塁まで攻め立てたものの決定打が出ず。大田泰示あたりが決めんといかんと思うんですけどね。そしてこのイニングに思ったことが「金城に回らんで良かった」。ある種この打線の中で一番怖い存在。
9回表
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー野間口に代えて香月
カニザレス 1-2から4球目を打ってレフトファウルフライ
塚田 フルカウントから7球目を打ってライト前ヒット
次打者猪本の3球目に塚田セカンド盗塁成功
猪本 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット 代走河野
斐紹 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット
ジャイアンツ0-2ホークス
真砂 2-2から5球目を打ってセンターフライ
ジャイアンツ選手交代
ピッチャー香月に代えて公文
金子圭 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
9回裏
隠善 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
金城 1-2から5球目を打ってライト前ヒット 代打高橋洸
河野の代打藤村 1-2から5球目を空振り三振
吉川 1-2から4球目を空振り三振
ツーアウトくらいになってから、初めて手持ちのデジタル一眼レフで動画を撮影してみました。何もかもぶっつけ本番なので、ろくでもない映像になっていますが、雰囲気だけでも感じていただければこれ幸いです。




幾度となく宙に舞う水上善雄監督。一軍も二軍も新人監督でリーグ優勝、そして二軍は日本一にまで昇りつめました。戦力が分厚いからとか何とか言われますが、やはり球団フロントとチーム(現場)が蜜になり、全体を強くしていこう、と言う意欲の結果がこれなんだと思います。
しっかり根付いている三軍制など、見習うべきところは山積です。すべての面で日本一を目指さないと、日本一は取れない。この胴上げを見てそう思いました。 とにかくホークスは強かった。それだけで済まされる問題ではないと思います。頂点に立ったチームには、それなりのノウハウがあるんです。
KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎 ファーム日本選手権
福岡 001 000 001 2
読売 000 000 000 0
勝投手:岩嵜翔
S投手:東浜巨
敗投手:平良拳太郎
投手成績
福岡ソフトバンクホークス
岩嵜 7.0回 28打者 86球 6被安打 0与四死球 4奪三振 0失点 0自責点
東浜 2.0回 8打者 34球 2被安打 0与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
読売ジャイアンツ
平良 6 回 26打者 96球 4被安打 2与四死球 4奪三振 1失点 1自責点
久保 1 回 4打者 17球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
松本竜 0.2回 3打者 9球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
野間口 0.1回 1打者 4球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
香月 0.2回 4打者 17球 3被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
公文 0.1回 1打者 4球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点




勝利監督インタビュー。壇上に上がる前に、脱帽して四方にきちんと頭を下げる水上善雄監督。そしてインタビューを受けている間でも身振り手振りが出るあたり、性格なんでしょうかね。そう言えば水上監督も、カープ高信二監督のように、とくに大声を張りあげるっような事もなかったな。




期せずして、二週連続で「ホークスへのペナント授与」を見ることになりました。




優秀選手賞は2名。ホークスは先制点をたたき出した金子圭輔、ジャイアンツはベテランながら3安打猛打賞の金城龍彦。そして最優秀選手はもう文句のつけようがありません。ホークス岩嵜翔。


ウエスタンリーグに続き、ファーム最高峰の証は、またもやホークスの手に渡りました。スターティングメンバーの横に数字を並べましたが、これだけの成績を残している選手が下にいて「いつでも行けまっせ」みたいな顔をして試合に出てるんだから、そらぁホークス全体のレベルも高いはずです。
強いてはパシフィックリーグのレベルも高くなるはず。さらにはこんなに強いチームと相対しているんだから、ウエスタンリーグのレベルももっともっと上げなければいけない。勝手ですがそう思いました。


この試合をもって、2015年度のウエスタンリーグ、ならびにイースタンリーグの全公式戦は終了。まだまだ個人的に勝手に纏め上げなならん事は山のようにありますが、ひとまずここでひと段落です。


5日からは、今度は宮崎県下各球場において秋季教育リーグ「フェニックスリーグ」が、イースタン・リーグ7球団、ウエスタン・リーグ5球団に、韓国プロ野球3球団、四国アイランドリーグ選抜を交えて始まります。若手選手、また今年悔しい思いをした選手にとっては、2016年シーズンの始まりです。
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2015.10.04 / Top↑
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