先日9月18日、対ドラゴンズ戦を今年最初で最後の由宇練習場で観戦したのは、ひとつ前の記事で試合詳細だけは記しました。しかしながらウエスタンリーグ優勝争いの真っ只中、と言う事で、ほぼ試合内容だけの記事にしました。はっきり言って「追い詰められています、が。
19日のウエスタンリーグ結果
福岡 000 010 020 3
阪神 010 003 01X 5
中日 001 000 002 3
広島 000 400 00X 4
福岡 残り7試合 広島 残り4試合
1勝6敗 0.617
0勝7敗 0.607 4勝0敗 0.615
となりました。昨日ホークスの優勝が決まった場合は、また別の内容の記事にしようか、と思ったんですが、以上の通りとなり、首の皮一枚で繋がりました。なのでここで、18日の由宇練習場の様子その他を画像だけで綴ってみました。これまでにないくらい、無駄に長いだけの記事です。

広島電鉄「1号線」1番電車は、八丁堀電停05;45発。少しでも早く、由宇練習場に到着したいのと、宿泊した?漫画喫茶の都合により、こんな時間の出立と相成りました。ただ気が早ってるだけ。

JR広島駅前南口。20数年の間に、広島百貨店は福屋広島駅前店「エールエール」になり、長ラム見慣れた「ホテル川島」も大きく変わろうとしています。愛友市場もなくなってしまい、近代的な建物に生まれ変わろうとしています。後は広島駅自体がどう変わるのか、楽しみと言えば楽しみ。

ます乗車したのは、06:25発岩国行普通電車。今となっては数少なくなった「リニューアル色」の115系。通勤ラッシュと逆方向なので、勤め人よりも学生さんの方が目立ちました。岩国駅07:17着。

岩国駅からは即乗り換え、07:18発新山口行普通電車。由宇駅到着は07:34。由宇駅で乗り込んでくる大量の学生さん。柳井市、光市、下松市あたりに通われるんでしょうか。

由宇駅。、駅舎を出る前にはこんな歓迎メッセージがあります。由宇バスの便数が少ないのでなかなか難しいですが、球場へは公共交通機関を利用しましょう。駐車場にも限りはありますから。つーか、試合のある日くらいはもう1~2本、多く出してくれでもいいとは思うですけどね。

駅前に立てられている幟だけでテンションは上がります。

同じく、駅前にあるイラストの周辺案内。当然の事ながら「広島東洋カープ由宇練習場」も描かれています。「町内主要観光地」の2番目に書いてあるんだから、絶対に外せません。

普段は、電車で来て即バスに乗り換えるだけなので、駅前周辺をゆっくり見て回る様な事はしませんでしたが、今回は「由宇駅からタクシー」と決めてかかったので、ちょっとのんびり。駅前の県道に向いて日程表が書かれたこんな看板があるのを初めて知りました。

いつも乗る防長バスは08:18発。もう少し待っても良かったんですが、当初の計画通り08:00にタクシーに乗車。利用したのは、由宇練習場に通っているカープファンにはお馴染みの「富士タクシー」。「由宇練習場まで行ってください」と言えば、片道1500円で行ってもらえます。ちなみにバスは片道450円。3人寄れば、所要時間を考えればタクシーのほうがいいかな、とも。時は金なり。

08:15。広島東洋カープ由宇練習場到着。数々の球場の「開門前」に来ていますが、由宇練習場の開門前到着は初。もっとも、平日なのでそんなに早く来んでもいいんですが、選手の入りを見たかったもんで。ちなみに開門直前の駐車場への入り待ちの車は8台ほどでした。

08:33。定位置確保。ここを「取る」ために朝早く来たようなもの。


そのすぐ後に、栗原健太は永川勝浩、廣瀬純など一部ベテラン選手とコーチ陣などが球場入り。その後を追うように、カープトラックと東出輝裕が球場入り。ここからにわかに騒がしくなります。


選手を乗せたカープバスが到着するのは08:45頃。由宇駅を出た防長バスが「笠塚カープ練習場前」に到着するのとほぼ同時刻。さて、バスをとるか選手入りをとるか。あわてて降りていったので、バスの到着には間に合わず。選手の入りの様子だけを粛々と撮影。


この時間の何がいいかって、見慣れた選手の他にも、普段の遠征にはまず帯同することのない、ドミニカカープアカデミーからやってきた練習生を見れるのも一興。ウエスタンリーグ公式戦には出場しませんが、いつ、育成選手になったり、支配下登録選手になるか分かりませんからね。

選手がクラブハウスに入った後に一枚。青い空、緑の森、そして赤いバス。

それと同時に若手選手は、カープトラックに乗せたままになっている荷物を降ろしにかかります。画像が桒原樹と塹江敦哉。このあたりは当然、入団1年目の選手の仕事。


他の選手はウォーミングアップのために外野に向かいます。だいたいこれが08:50くらい。

三々五々左中間付近に向かって、伸びをしながら集合。

キャッチャー陣と一部若手選手(強化指定か)選手は、一足先にストレッチ開始。

そして09:00。コーチ陣の見守る中、コンディショニング担当の森下拓実トレーナーを先頭に、本当に体ほぐし程度のランニングを少し。ぶっちゃけ「カープの選手ってこんなにいたんだ」。

その頃、ブルペンでは澤崎俊和投手コーチが、入念にマウンドの整備。


同じ頃、サブグラウンドでは岸本秀樹スコアラーが、ライン引きに没頭中。しかし未だに不慣れなのか、手つきが覚束無い。ライン引きを進める足取りが遅いのなんの。動画撮ればよかった、と後悔。


メイングラウンドに戻ると、ランニング終了後のストレッチに入っていました。

引き続き、森下拓実トレーナーの号令で軽いトレーニング。時間にして09:15。


その頃、ライン引きを終えた岸本秀樹スコアラーは、サブグラウンドの外野でひとりストレッチに励んでいました。スタッフが少ないとも言われるカープ、スコアラーと言えども何かと体は使います。


09:20頃。メイングラウンドでのウォーミングアップ終了。一旦解散。野手陣はバッティング練習、ピッチャー陣はサブグラウンドでフィールディング練習に移ります。ここでスパイクの紐を締め直し。

その頃、ドラゴンズの選手の荷物を積んだ「ブルースカイロジスティック」のトラックが到着。


短い距離からだんだん長くしていくキャッチボール。誰と誰が組んでいる、までは全部チェック出来ませんでしたが、マイク・ザガースキと九里亜連が組んでいるのは確認しました。


入念なる?準備運動を終えた岸本秀樹スコアラーもキャッチボールに参加、。相手は野村祐輔。

何があったのかまでは分かりませんが、今シーズン1試合も公式戦に登板していない岩見優樹。一部では「太った」と言う話や動画もありましたが、確かに左腕のプニプニ感は否定出来ません。試合後のバッティング練習で打撃投手はしていたそうですが、大怪我をしていた、としか。

あとは投の左右関係なく、ピッチャーとセカンドに分かれてのフォールディング練習。ここが一番賑やかなんですが、画像を全部アレするととんでもない事になる(もうなっている)ので省略します。

ここではもう、支配下登録選手も育成選手も、練習生も外国人も一切関係ありません。

拝啓久本祐一どの。お元気そうで何よりです。左肘の黒いサポーターが気になりますが。


九里亜連のフィールディング。やっぱりピッチャーってポジションは、野球が一番上手な子がやるポジションなんだなぁ、と思える瞬間。もちろん守備だけで語れるもんじゃあございませんが。



09:50。サブグラウンド横のブルペンに移動してみました。普段なら2人かそこらがいいところなんですが、この日は5人がピッチング中。奥から佐藤祥万、中村祐太、河内貴哉、辻空、池ノ内亮介。

途中から河内貴哉に代わって、練習生のジェロニモ・フランスアが投げていました。こう言う選手が実際に動いているところ、投げているところを間近で見学出来るのも由宇練習場の魅力。


10:00。再びサブグラウンドに戻ります。フィールディング練習は終了し、体幹トレーニングに入ります。とは言うものの、選手ごとにメニューは決まっておるようで、メディシンボールを使ってトレーニングをしたり、サブグラウンドの端から端までダッシュしたり、ではありますが比較的リラックスムード。


10:15。メイングラウンドに戻りました。ティーバッティングやトスバッティングは、バックネット裏付近でやっているので近くでは見られません。ゆえに、どうしても見てしまうのがキャッチャー練習。


バッティング練習のマウンドに上がった東出輝裕「コーチ」。


10:40。再びサブグラウンド。今度はセカンドとショートに分かれての連携プレイの練習。息の合わないプレイの連続。しかしドミニカン同士の連携は「さすが」というものが垣間見えました。


もちろんお約束でもある「ポロリ」もあります。試合中にやってもらっては困りますが。

11:10。サブグラウンドでの練習終了。ここでも他用具の片付けは若手のお仕事。


11:40。ドラゴンズのバッティング練習終了。ネット等の撤収は、ベテラン若手の分け隔てなく、カープの選手全員で。たまに後輩に「負荷」をかける選手もいたり。


11:50。ベンチ前で再度ウォーミングアップ。軽いダッシュ中心にメニューをこなし、キャッチボールとトスバッティングに移行。このあたりで見てる方、つまり私も昼食に入り、試合開始に備えます。


試合前のカープの守備練習が終わる頃、この日の先発ピッチャーでもある中村恭平が、ブルペン捕手のウチェスとともに、外野で肩慣らしを始めます。

前の記事に入れ忘れた、試合前の円陣の様子。声出しは森下宗。

3回表、ナイスキャッチをして上本崇司と美間優槻に迎えられる土生翔平。

5回裏「決死の」送りバントを決めて戻ってきた鈴木将光。足の状態を心配してか、東出輝裕が様子を伺いに行ってました。そして鈴木将光はこの表情。

5回終了後、クラブハウスからベンチに戻る際に「ロサ!」と声をかけるとこのポーズ。

東出輝裕は試合に入ると「選手も」になります。

3時間13分の奮闘むなしく、2-4で試合終了。全員での反省会。

試合が終わって帰る選手もいれば、居残り練習の選手もいます。森下拓実トレーナー見守る中、中村亘佑とのスタートダッシュの練習で負け、罰ゲームの「デコピン」をお見舞いされる松浦耕大。


この頃、ちょっとした「事件」。試合後、先に帰ろうとしてるのを田村彰啓マネージャーに止められ、カバンを投げ出して「はぶてる」ロサリオ。それが気になったのか「ドシタノ(もちろん日本語ではないと思いますが)」と声をかけるマイク・ザガースキー。結局先に帰っちゃいましたが。


二軍の正捕手の位置をほぼ確定したとも思える磯村嘉孝も、水本勝己コーチとの「基礎練習」は欠かせません。スローイングの矯正かなにかでしょうか。かなり時間をかけてました。


「由宇暮れ」迫る中、美間優槻も、サングラスを吹っ飛ばしてノックを受けていました。


サードでスターティングメンバーだった庄司隼人もまた土まみれになってノックを受けてました。ここは「由宇球場」でもありますが、また「広島東洋カープ由宇練習場」と言う鍛錬の場、なのです。


終わったあとは、ふたり揃ってトンボがけ、そしてボールの片付けをするのは山田和利コーチ。後ろポケットにトンボを入れると言う斬新な運搬方法を披露。

廣瀬純は、レフトポール際付近で時間をかけてサインに応じていました。しかしながら、心中思うところ山のようにあるのか、「頑張ってください」の声には応えすじまいでした。

岩本貴裕はレフト後方の通路のところでサインに応じていました。もうよほどの事がない限り、選手がバスに乗る直前にサインを貰う事は出来なくなってしまっています。いろいろと残念ですが。

とは言うものの、バス乗車直前でサインに応じていた選手が一人だけいました。画像にはありませんが栗原健太でした。本人のみならずファンの方も思うところがいろいろあるんでしょう。

そして、最後までグラウンドでの練習を見守っていた高信二監督。毎度の事ながら、自分からアレコレ言う場面ってのはほとんど見られませんでした。監督としての資質、てのはよく分かりませんが、こうやってあえて前面に出る事なく、静かに見守るのもまた監督、ではないでしょうか。

16:48。居残り練習も終わり、ようやく帰路。一枚目画像。磯村嘉孝とダニーロ・デヘスス(多分)は何を話してたんでしょうか。ちなみに日本語でした。


16:52。選手全員を乗せたカープバスが出発。長い一日の終わりです。


都合8時間30分、由宇練習場にいました。野球の鍛錬の場としては本当にいい場所だと思います。勿論この先もここから、未来のカープを背負って立つ選手を輩出してくれるものと思っていますし、そうでないとあきません。その為に、カープがプロ野球チームとして、しなければいけない事はまだまだ、それこそ「山」のようにあると思います。由宇練習場は、それを見つける場、だとも思います。

今シーズンも、今日の対ドラゴンズ最終戦が、由宇練習場での公式戦最後になります。最後まで全力を尽くして戦ってください。また、無心でボールを追いかけるカープ選手の姿を見に、ここを訪れようと思います。もしかしたら秋季練習を見学に来る「かも」知れませんが。

最後になりましたが、やっぱり電光掲示のスコアボードって、いいですね。
また来年、お会いしましょう。
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ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ
19日のウエスタンリーグ結果
福岡 000 010 020 3
阪神 010 003 01X 5
中日 001 000 002 3
広島 000 400 00X 4
福岡 残り7試合 広島 残り4試合
1勝6敗 0.617
0勝7敗 0.607 4勝0敗 0.615
となりました。昨日ホークスの優勝が決まった場合は、また別の内容の記事にしようか、と思ったんですが、以上の通りとなり、首の皮一枚で繋がりました。なのでここで、18日の由宇練習場の様子その他を画像だけで綴ってみました。これまでにないくらい、無駄に長いだけの記事です。


広島電鉄「1号線」1番電車は、八丁堀電停05;45発。少しでも早く、由宇練習場に到着したいのと、宿泊した?漫画喫茶の都合により、こんな時間の出立と相成りました。ただ気が早ってるだけ。


JR広島駅前南口。20数年の間に、広島百貨店は福屋広島駅前店「エールエール」になり、長ラム見慣れた「ホテル川島」も大きく変わろうとしています。愛友市場もなくなってしまい、近代的な建物に生まれ変わろうとしています。後は広島駅自体がどう変わるのか、楽しみと言えば楽しみ。


ます乗車したのは、06:25発岩国行普通電車。今となっては数少なくなった「リニューアル色」の115系。通勤ラッシュと逆方向なので、勤め人よりも学生さんの方が目立ちました。岩国駅07:17着。


岩国駅からは即乗り換え、07:18発新山口行普通電車。由宇駅到着は07:34。由宇駅で乗り込んでくる大量の学生さん。柳井市、光市、下松市あたりに通われるんでしょうか。


由宇駅。、駅舎を出る前にはこんな歓迎メッセージがあります。由宇バスの便数が少ないのでなかなか難しいですが、球場へは公共交通機関を利用しましょう。駐車場にも限りはありますから。つーか、試合のある日くらいはもう1~2本、多く出してくれでもいいとは思うですけどね。


駅前に立てられている幟だけでテンションは上がります。


同じく、駅前にあるイラストの周辺案内。当然の事ながら「広島東洋カープ由宇練習場」も描かれています。「町内主要観光地」の2番目に書いてあるんだから、絶対に外せません。


普段は、電車で来て即バスに乗り換えるだけなので、駅前周辺をゆっくり見て回る様な事はしませんでしたが、今回は「由宇駅からタクシー」と決めてかかったので、ちょっとのんびり。駅前の県道に向いて日程表が書かれたこんな看板があるのを初めて知りました。


いつも乗る防長バスは08:18発。もう少し待っても良かったんですが、当初の計画通り08:00にタクシーに乗車。利用したのは、由宇練習場に通っているカープファンにはお馴染みの「富士タクシー」。「由宇練習場まで行ってください」と言えば、片道1500円で行ってもらえます。ちなみにバスは片道450円。3人寄れば、所要時間を考えればタクシーのほうがいいかな、とも。時は金なり。


08:15。広島東洋カープ由宇練習場到着。数々の球場の「開門前」に来ていますが、由宇練習場の開門前到着は初。もっとも、平日なのでそんなに早く来んでもいいんですが、選手の入りを見たかったもんで。ちなみに開門直前の駐車場への入り待ちの車は8台ほどでした。

08:33。定位置確保。ここを「取る」ために朝早く来たようなもの。




そのすぐ後に、栗原健太は永川勝浩、廣瀬純など一部ベテラン選手とコーチ陣などが球場入り。その後を追うように、カープトラックと東出輝裕が球場入り。ここからにわかに騒がしくなります。




選手を乗せたカープバスが到着するのは08:45頃。由宇駅を出た防長バスが「笠塚カープ練習場前」に到着するのとほぼ同時刻。さて、バスをとるか選手入りをとるか。あわてて降りていったので、バスの到着には間に合わず。選手の入りの様子だけを粛々と撮影。




この時間の何がいいかって、見慣れた選手の他にも、普段の遠征にはまず帯同することのない、ドミニカカープアカデミーからやってきた練習生を見れるのも一興。ウエスタンリーグ公式戦には出場しませんが、いつ、育成選手になったり、支配下登録選手になるか分かりませんからね。

選手がクラブハウスに入った後に一枚。青い空、緑の森、そして赤いバス。


それと同時に若手選手は、カープトラックに乗せたままになっている荷物を降ろしにかかります。画像が桒原樹と塹江敦哉。このあたりは当然、入団1年目の選手の仕事。




他の選手はウォーミングアップのために外野に向かいます。だいたいこれが08:50くらい。


三々五々左中間付近に向かって、伸びをしながら集合。


キャッチャー陣と一部若手選手(強化指定か)選手は、一足先にストレッチ開始。


そして09:00。コーチ陣の見守る中、コンディショニング担当の森下拓実トレーナーを先頭に、本当に体ほぐし程度のランニングを少し。ぶっちゃけ「カープの選手ってこんなにいたんだ」。


その頃、ブルペンでは澤崎俊和投手コーチが、入念にマウンドの整備。




同じ頃、サブグラウンドでは岸本秀樹スコアラーが、ライン引きに没頭中。しかし未だに不慣れなのか、手つきが覚束無い。ライン引きを進める足取りが遅いのなんの。動画撮ればよかった、と後悔。




メイングラウンドに戻ると、ランニング終了後のストレッチに入っていました。


引き続き、森下拓実トレーナーの号令で軽いトレーニング。時間にして09:15。




その頃、ライン引きを終えた岸本秀樹スコアラーは、サブグラウンドの外野でひとりストレッチに励んでいました。スタッフが少ないとも言われるカープ、スコアラーと言えども何かと体は使います。




09:20頃。メイングラウンドでのウォーミングアップ終了。一旦解散。野手陣はバッティング練習、ピッチャー陣はサブグラウンドでフィールディング練習に移ります。ここでスパイクの紐を締め直し。


その頃、ドラゴンズの選手の荷物を積んだ「ブルースカイロジスティック」のトラックが到着。




短い距離からだんだん長くしていくキャッチボール。誰と誰が組んでいる、までは全部チェック出来ませんでしたが、マイク・ザガースキと九里亜連が組んでいるのは確認しました。




入念なる?準備運動を終えた岸本秀樹スコアラーもキャッチボールに参加、。相手は野村祐輔。


何があったのかまでは分かりませんが、今シーズン1試合も公式戦に登板していない岩見優樹。一部では「太った」と言う話や動画もありましたが、確かに左腕のプニプニ感は否定出来ません。試合後のバッティング練習で打撃投手はしていたそうですが、大怪我をしていた、としか。


あとは投の左右関係なく、ピッチャーとセカンドに分かれてのフォールディング練習。ここが一番賑やかなんですが、画像を全部アレするととんでもない事になる(もうなっている)ので省略します。


ここではもう、支配下登録選手も育成選手も、練習生も外国人も一切関係ありません。


拝啓久本祐一どの。お元気そうで何よりです。左肘の黒いサポーターが気になりますが。




九里亜連のフィールディング。やっぱりピッチャーってポジションは、野球が一番上手な子がやるポジションなんだなぁ、と思える瞬間。もちろん守備だけで語れるもんじゃあございませんが。






09:50。サブグラウンド横のブルペンに移動してみました。普段なら2人かそこらがいいところなんですが、この日は5人がピッチング中。奥から佐藤祥万、中村祐太、河内貴哉、辻空、池ノ内亮介。


途中から河内貴哉に代わって、練習生のジェロニモ・フランスアが投げていました。こう言う選手が実際に動いているところ、投げているところを間近で見学出来るのも由宇練習場の魅力。




10:00。再びサブグラウンドに戻ります。フィールディング練習は終了し、体幹トレーニングに入ります。とは言うものの、選手ごとにメニューは決まっておるようで、メディシンボールを使ってトレーニングをしたり、サブグラウンドの端から端までダッシュしたり、ではありますが比較的リラックスムード。




10:15。メイングラウンドに戻りました。ティーバッティングやトスバッティングは、バックネット裏付近でやっているので近くでは見られません。ゆえに、どうしても見てしまうのがキャッチャー練習。




バッティング練習のマウンドに上がった東出輝裕「コーチ」。




10:40。再びサブグラウンド。今度はセカンドとショートに分かれての連携プレイの練習。息の合わないプレイの連続。しかしドミニカン同士の連携は「さすが」というものが垣間見えました。




もちろんお約束でもある「ポロリ」もあります。試合中にやってもらっては困りますが。


11:10。サブグラウンドでの練習終了。ここでも他用具の片付けは若手のお仕事。




11:40。ドラゴンズのバッティング練習終了。ネット等の撤収は、ベテラン若手の分け隔てなく、カープの選手全員で。たまに後輩に「負荷」をかける選手もいたり。




11:50。ベンチ前で再度ウォーミングアップ。軽いダッシュ中心にメニューをこなし、キャッチボールとトスバッティングに移行。このあたりで見てる方、つまり私も昼食に入り、試合開始に備えます。




試合前のカープの守備練習が終わる頃、この日の先発ピッチャーでもある中村恭平が、ブルペン捕手のウチェスとともに、外野で肩慣らしを始めます。


前の記事に入れ忘れた、試合前の円陣の様子。声出しは森下宗。


3回表、ナイスキャッチをして上本崇司と美間優槻に迎えられる土生翔平。


5回裏「決死の」送りバントを決めて戻ってきた鈴木将光。足の状態を心配してか、東出輝裕が様子を伺いに行ってました。そして鈴木将光はこの表情。


5回終了後、クラブハウスからベンチに戻る際に「ロサ!」と声をかけるとこのポーズ。


東出輝裕は試合に入ると「選手も」になります。


3時間13分の奮闘むなしく、2-4で試合終了。全員での反省会。


試合が終わって帰る選手もいれば、居残り練習の選手もいます。森下拓実トレーナー見守る中、中村亘佑とのスタートダッシュの練習で負け、罰ゲームの「デコピン」をお見舞いされる松浦耕大。




この頃、ちょっとした「事件」。試合後、先に帰ろうとしてるのを田村彰啓マネージャーに止められ、カバンを投げ出して「はぶてる」ロサリオ。それが気になったのか「ドシタノ(もちろん日本語ではないと思いますが)」と声をかけるマイク・ザガースキー。結局先に帰っちゃいましたが。




二軍の正捕手の位置をほぼ確定したとも思える磯村嘉孝も、水本勝己コーチとの「基礎練習」は欠かせません。スローイングの矯正かなにかでしょうか。かなり時間をかけてました。




「由宇暮れ」迫る中、美間優槻も、サングラスを吹っ飛ばしてノックを受けていました。




サードでスターティングメンバーだった庄司隼人もまた土まみれになってノックを受けてました。ここは「由宇球場」でもありますが、また「広島東洋カープ由宇練習場」と言う鍛錬の場、なのです。




終わったあとは、ふたり揃ってトンボがけ、そしてボールの片付けをするのは山田和利コーチ。後ろポケットにトンボを入れると言う斬新な運搬方法を披露。


廣瀬純は、レフトポール際付近で時間をかけてサインに応じていました。しかしながら、心中思うところ山のようにあるのか、「頑張ってください」の声には応えすじまいでした。


岩本貴裕はレフト後方の通路のところでサインに応じていました。もうよほどの事がない限り、選手がバスに乗る直前にサインを貰う事は出来なくなってしまっています。いろいろと残念ですが。


とは言うものの、バス乗車直前でサインに応じていた選手が一人だけいました。画像にはありませんが栗原健太でした。本人のみならずファンの方も思うところがいろいろあるんでしょう。

そして、最後までグラウンドでの練習を見守っていた高信二監督。毎度の事ながら、自分からアレコレ言う場面ってのはほとんど見られませんでした。監督としての資質、てのはよく分かりませんが、こうやってあえて前面に出る事なく、静かに見守るのもまた監督、ではないでしょうか。


16:48。居残り練習も終わり、ようやく帰路。一枚目画像。磯村嘉孝とダニーロ・デヘスス(多分)は何を話してたんでしょうか。ちなみに日本語でした。




16:52。選手全員を乗せたカープバスが出発。長い一日の終わりです。




都合8時間30分、由宇練習場にいました。野球の鍛錬の場としては本当にいい場所だと思います。勿論この先もここから、未来のカープを背負って立つ選手を輩出してくれるものと思っていますし、そうでないとあきません。その為に、カープがプロ野球チームとして、しなければいけない事はまだまだ、それこそ「山」のようにあると思います。由宇練習場は、それを見つける場、だとも思います。


今シーズンも、今日の対ドラゴンズ最終戦が、由宇練習場での公式戦最後になります。最後まで全力を尽くして戦ってください。また、無心でボールを追いかけるカープ選手の姿を見に、ここを訪れようと思います。もしかしたら秋季練習を見学に来る「かも」知れませんが。


最後になりましたが、やっぱり電光掲示のスコアボードって、いいですね。
また来年、お会いしましょう。
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ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ
2015.09.20 / Top↑
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