さて、決勝トーナメント第二試合です。

相対するのはようやく目覚めつつある伯和ビクトリーズと、4年連続え都市対抗野球大会出場のJFE西日本。ぶっちゃけ決勝戦でもおかしくない試合でもあり、広島県の社会人野球をリードしてきた両チームの戦い。JR西日本の待つ、決勝戦で対するのは果たしてどちらか。

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第一試合終了は11:13。おおよそこう行ったトーナメントのインターバルは30分ほど取られますが、それでも準備が出来たら即試合開始。ゆえにウォーミングアップも迅速に。

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席は引き続き一塁側、ベンチは伯和ビクトリーズ。目の前にいる主将の小原礼史選手。何でもないトスバッティングやキャッチボールでもよく声が出てます。これは正直プロ野球も見習って頂きたい。



スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(二)三木
2(三)籾山
3(中)友滝
4(一)法本
5(指)高岡
6(右)松浦
7(左)橋本拓
8(捕)浦
9(遊)宮本
P:藤井

後攻:伯和ビクトリーズ
1(一)國島
2(二)河野
3(指)横山
4(三)小原
5(遊)内山
6(中)上田
7(右)吉田
8(捕)眞謝
9(左)梶原
P:入江

審判と公式記録員
球審:橘、一塁:丸山、二塁:南場、三塁:竹田
公式記録員:黒川



打撃成績
※イニング動画のリンクを張っていますが、隣の人が喧しいです。音量は控えめに。
1回表
伯和ビクトリーズ選手交代
レフト梶原に代えて伊藤

三木     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
籾山     フルカウントから9球目を打ってライト前ヒット
友滝     1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
法本     1-2から4球目を空振り三振
高岡     1-0から2球目を打ってショートフライ

●いきなり「見せた」伯和ビクトリーズ。内野手登録の梶原翔斗選手はなんと「偵察メンバー」。JFE先発の左右の都合なのか、それとも本当に先発ピッチャーが読めなかっただけなのか。

1回裏
國島     初球を打ってセンターフライ
河野     1-0から2球目を打ってレフト線ツーベースヒット
横山     0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者小原の2球目前に横山牽制タッチアウト
小原     フルカウントから6球目を打ってショートフライ

〇ワンアウトながらランナーを2人溜めた伯和ビクトリーズ。しかし牽制タッチアウトで勢いを食い止められる。やぱりもったいないなぁ。

2回表
松浦      1-1から3球目を打ってセンターフライ
橋本拓    0-1から2球目を打ってサードゴロ
浦       2-2から6球目を打ってショートライナー

2回裏
内山     0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
上田     初球をピッチャー前送りバント、しかしセカンドフォースアウト
吉田     1-2から4球目がデッドボール
眞謝     0-1から2球目を打ってライト前ヒット
伊藤     1-0から2球目を打ってショートフライ
國島     2-2から球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
伯和ビクトリーズ2-0JFE西日本
河野     1-0から2球目を打ってライトフライ

〇先の都市対抗野球で、三菱重工広島の補強選手にも選ばれた、内山孝起選手のヒットから一気に幸先よく先制点。JFE先発が陶山投手じゃなかっただけに、その陶山投手が登板する前に「決着」は付けておかないと。陶山投手だけでなく、森川投手も控えていますからね。

3回表
宮本     1-0から2球目を打ってショートゴロ
三木     1-0から2球目を打ってライトスタンドへソロホームラン
伯和ビクトリーズ2-1JFE西日本
籾山     0-2から4球目を打ってファーストゴロ
友滝     フルカウントから8球目を打ってセンターフライ

●2手を追いかけるJFEは3回表、三木大知選手のソロホームランで追撃開始。

3回裏
横山     1-0から2球目を打ってショートゴロ
小原     フルカウントから8球目を打ってレフト前ヒット
内山     0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者上田の初球にワイルドピッチ
上田     フルカウントから6球目を打ってライト前2点タイムリースリーベースヒット
伯和ビクトリーズ4-1JFE西日本
上田の代走に藤原巧
吉田     2-2から5球目を打ってレフトフライ

JFE西日本選手交代
ピッチャー藤井に代えて森川

眞謝     フルカウントから14球目を空振り三振

●ここでJFE西日本は、伯和ビクトリーズの勢いを止めるべく、森川達哉投手が登板。この後8回裏途中までのロングリリーフ。この投入がもう少し早ければ、と今になって思います。

〇その森川達哉投手に向かって、真正面から勝負を挑んだ伯和ビクトリーズ・眞謝(まじゃ)博哉選手。最後は空振り三振に終わりましたが、試合内容とは一切関係なく、好勝負だったと思います。

4回表
伯和ビクトリーズ選手交代
代走藤原巧がそのまま入りセンター

法本      2-1から4球目を打ってレフトフライ
高岡      1-2から4球目を打ってショートゴロ
松浦      3-1から5球目を選んでフォアボール
橋本拓    1-2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ

4回裏
伊藤     2-2から6球目を打ってサードファウルフライ
國島     2-1から4球目を打ってレフトフライ
河野     1-0から2球目を打ってライトフライ

5回表
浦       2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
宮本     初球をキャッチャー前送りバント
三木     2-1から4球目を打ってセンターフライ
籾山     2-2から6球目を打ってピッチャーのグラブを弾くもファーストゴロ

5回裏
横山      1-2から4球目を空振り三振
小原      0-2から3球目を見逃し三振
内山      0-2から5球目を打ってセカンド内野安打
藤原巧    1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
吉田     1-2から4球目を空振り三振

6回表
伯和ビクトリーズ選手交代

ピッチャー入江に代えて佐原

友滝     初球を打ってキャッチャーファウルフライ
法本     1-0から2球目を打ってファーストゴロ
高岡     初球を打ってセンターフライ

6回裏
眞謝     初球を打ってセカンドファウルフライ
伊藤の代打後藤 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
國島     2-1から4球目を打ってレフトフライ

7回表
伯和ビクトリーズ選手交代

代打後藤がそのまま入りレフト

松浦      初球を打ってファーストファウルフライ
橋本拓    2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
浦       2-2から5球目を空振り三振
宮本      0-2から3球目を空振り三振

7回裏
河野     1-2から7球目を打ってセカンドゴロ
横山     1-1から3球目を打ってファーストゴロ
小原     初球を打ってレフト前ヒット
内山     初球を打ってレフト線ツーベースヒット

JFE西日本選手交代
ピッチャー森川に代えて太田

藤原巧    2-1から4球目を打ってライト前タイムリーヒット
伯和ビクトリーズ5-1JFE西日本
しかしセカンドランナーホームタッチアウト

8回表
三木     0-1から2球目を打ってショートゴロ
籾山の代打岡 1-1から3球目を打ってセンターフライ
友滝     1-2から4球目を打ってセンターフライ

8回裏
JFE西日本選手交代

代打岡がそのまま入りサード

吉田     2-2から5球目を打ってセカンドゴロ

JFE西日本選手交代
ピッチャー太田に代えて陶山

眞謝     1-0から2球目を打ってショートフライ
後藤     1-2から4球目を打ってショートゴロ

●前日の対大和高田クラブ戦でもそうだったように、この試合でもリリーフ登板だった陶山投手。9回裏まで試合があったなら、もちろん引き続きマウンドに上がってたとは思いますが、もう少し長いイニングを見たかったなと。JFE入りしてもう12年年目の30歳。そろそろ森川投手らの後進に道を譲る時期なのかな。プロ入りするにはもう遅いかも知れませんし、即結果を求められる年齢でもあるし。

9回表
法本     2-2から5球目を打ってセカンド内野安打
高岡     2-1から4球目を打ってセンターフライ
松浦の代打森 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

伯和ビクトリーズ選手交代
ピッチャー佐原に代えて川野

橋本拓    初球を打ってセカンド内野安打
浦      フルカウントから7球目を選んで押し出しフォアボール
伯和ビクトリーズ5-2JFE西日本

伯和ビクトリーズ選手交代
ピッチャー川野に代えて山本

宮本の代打山本 フルカウントから6球目を選んで押し出しフォアボール
伯和ビクトリーズ5-3JFE西日本

伯和ビクトリーズ選手交代
ピッチャー山本に代えて藤原雄

三木の代打皿木 2-2から球目を空振り三振
岡      0-2から3球目を空振り三振

●投打とも、伯和ビクトリーズの圧勝で終わるかと思ったこの試合ですがどうしてどうして。高いバウンドの内野安打をきっかけに、ジワジワ攻め込むJFE西日本。それに対して、次々とワンポイントリリーフを注ぎ込む伯和ビクトリーズ。2点差でどうにか試合は終わりましたが、両チームがっぷり四つのイニングだったかと思います。両チームの執念が垣間見えた試合でした。

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試合終了!

JABA広島大会決勝トーナメント第二試合
JFE 001 000 002 3
伯和 022 000 10X 5




最後の最後に、ものすごい盛り上がりを見せました。折に触れてピンチヒッターを投入してくるJFE西日本、それにあ呼応するようにリリーフピッチャーをつぎ込んでくる伯和ビクトリーズ。社会人野球の全国大会ではあまり見たことはありませんが、そこはやはりローカル大会。投げる場面が来たのなら、動ける選手は皆起用していこう、と言う算段なんでしょうか。ただ、間延びした感は否めません。

しかし、ここまで来ると両チームの力量差ってのは感じられないし、ランナー一人で「どうにでもなる」試合が本当に多いです。その結果が9回表おnワンポイントリリーフ大量投入につながったのかな。

いずれにしろ、これからも事ある毎に対戦していくだろう両チーム。JR西日本や三菱重工広島との4チーム先頭で中国地区の「野球」を盛り上げて言って欲しいです。「社業」もありますし難しいとは思いますが。

そしてこの結果、伯和ビクトリーズが決勝戦に進むこととなりました。伯和ビクトリーズの決勝戦進出は2011年の第50回大会以来。ただこの時は、予選リーグ1位だった広島東洋カープが、ウエスタンリーグ日程の都合で決勝トーナメントを辞退しての「副産物」。最初から勝ち上がっての決勝進出は、優勝した2007年第46回以来となります。4年ぶり4度目の優勝なるか?


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2015.08.22 / Top↑
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