さて、決勝トーナメントの朝を迎えました。

ここまで勝ち上がったのは、AグループからJR西日本、Bグループからシティライト岡山、Cグループから伯和ビクトリーズ、DグループからはJFE西日本と相成りました。

で、予選リーグの勝ち抜けの方法。Bグループの勝敗は、最終的には3チームとも1勝1敗となりましたが、勝敗には実は「ポイント」が採用されており、延長タイブレーク勝利(+3)と敗戦(-4)のMSH医療専門学校が3位、普通に1勝(+4)1敗(ー4)だった四国銀行が2位、延長タイブレーク敗戦(-3)と勝利(+4)のシティライト岡山は1位、となったようです。

戦友と前日に話をしていたんですが、おそらくオリンピック競技への復帰を模索してのポイント制導入だったかとは思いますが、5チーム6チームある予選リーグならまだしも、3ちーむしかない予選リーグで、このような試験的とは言えこのようなポイント制を導入する理由は何だったのか。しかもそれを大会プログラム等に明記しなかった理由は何なのか。ちょっと今大会の「闇」の部分でした。

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朝8時ちょっと過ぎのマツダスタジアム。スタンドにいる人よりも、グラウンドにいる人のほうが多いような状況。これが、カープ絡みの試合だったら、などと考えてはいけません。カープは予選で負けたんです。カープのいないマツダスタジアムで。こんな席で野球観戦が出来るってのはそうそうない事。

通常、マツダスタジアムで観戦の場合は三塁側に陣取るのを常としていますが、今回は第一試合のJR西日本が一塁側、と言う事で、このポジションになりました。しかしながら昨年の都市対抗野球で頂いたマフラータオルを持ってきてないと言う大失態。これは至極宜しくない(笑)。

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試合前練習の様子。

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朝早くからの試合。曇り空ではありますが、やはり熱中症対策は必要です。基本的にマツダスタジアムは缶・ビン・ペットボトルの持ち込みは禁止ですが、この大会ではペットボトルの持ち込みはOKとなっています。ご参考まで。ちなみに写っているのは審判団用の飲料。トップバリューの一番安いやつ。私もこの日は、凍らせたペットボトル4本を持ち込んで臨戦態勢を整えました。



スターティングオーダー
先攻:シティライト岡山
1(二)中島
2(中)桐山
3(右)谷
4(指)岩重
5(左)近藤
6(一)小竹
7(三)馬淵
8(捕)七瀬
9(遊)平松
P:星

後攻:JR西日本
1(二)田中
2(指)亀井
3(右)春原
4(中)杉本
5(一)辻
6(左)今井
7(三)林
8(捕)原田
9(遊)石嵜
P:湧川

審判と公式記録員
球審:桜井、一塁:西名、二塁:野間、三塁:磐田
公式記録員:天野


試合前挨拶。さぁ試合開始。リスト入りしているので、この後延々とイニング動画が続きます。

打撃成績
1回表
中島     1-1から3球目を打ってショートゴロ
桐山     フルカウントから7球目を打ってセカンドフライ
谷       1-1から3球目を打ってセンターフライ

1回裏
田中     フルカウントから7球目を打ってレフト線ツーベースヒット
亀井     2-0から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
春原     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
杉本     1-1から3球目を打ってショートフライ
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辻      1-0から2球目を打ってライトスタンドへ3ランホームラン
JR西日本3-0シティライト岡山
今井     初球を打ってセンター前ヒット
次打者林の2球目に今井セカンド盗塁成功
林       ストレートのフォアボール
原田     ストレートのフォアボール
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石嵜     2-2から5球目を打って左中間突破3点タイムリースリーベースヒット
JR西日本6-0シティライト岡山
田中     1-2から6球目を空振り三振

〇初回から、動画の時間にして約19分。打者一巡の猛攻を見せるJR西日本打線。シティライト岡山先発・星投手も頑張って投げてはいるんですが、如何せんストライクがまともに入らない。入ったところで痛打の連続。ちょっと可哀相にも思いましたが、まだ20歳。これからですよ。

2回表
岩重     2-2から6球目を打ってショートゴロ
近藤     初球を打ってレフトオーバーツーベースヒット
小竹     2-1から4球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
JR西日本6-1シティライト岡山
馬淵     初球を打ってライト前ヒット
七瀬     0-1から2球目を打って浅いレフトフライ
平松     2-2から5球目を空振り三振

●初回6失点にも怯まないシティライト岡山。ツーベースヒット2本で1点を返す。

2回裏
亀井     0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
春原     0-1から2球目をピッチャー前送りバント
杉本     2-1から3球目を打ってセカンドライナーダブルプレイ

3回表
中島     1-1から3球目を打ってサードゴロ
桐山     2-2から6球目を打ってライトフライ
谷       0-1から2球目を打ってライト前ヒット
岩重     初球を打ってライトフライ

3回裏
辻      3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者今井の5球目に辻セカンド盗塁成功
今井     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
次打者林の2球目がワイルドピッチ
林       フルカウントから6球目を空振り三振
原田     1-0から2球目を打ってライト線2点タイムリーツーベースヒット
JR西日本8-1シティライト岡山

シティライト岡山選手交代
ピッチャー星に代えて牛嶋

石嵜     2-2から5球目を空振り三振
田中     2-2から5球目を打ってライト前ヒット
亀井     1-2から4球目を打って右中間突破2点タイムリースリーベースヒット
JR西日本10-1シティライト岡山
春原     フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ

〇たった一つのフォアボールから、ビッグイニングにつながる場面ってのはよくありますが、まさにその通りとなったこの回。しかし、打たれ打たれてはいるけども、野手エラーが一切なかったのは立派だったと思います。これが、点差関係なく、締まった試合に見えた理由なのかも知れません。

4回表
近藤     0-2から3球目を打ってレフトフライ
小竹     3-1から5球目を打ってレフト前ヒット
馬淵     0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
七瀬     初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ

4回裏
杉本     フルカウントから7球目を空振り三振
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辻       1-0から2球目がデッドボール
辻の代走に金丸
次打者今井の4球目にパスボール
今井     フルカウントから6球目を打ってサードフライ
林       2-2から5球目を空振り三振

5回表
JR西日本選手交代
代走金丸がそのまま入りファースト

平松     1-1から3球目を打ってサード内野安打
中島     0-1から2球目を打ってファースト強襲内野安打
桐山     初球を打ってサード内野安打
谷      1-0から2球目を打ってファーストゴロ、サードランナーホームイン
JR西日本10-2シティライト岡山
岩重     フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
近藤     0-2から3球目を打ってセカンドゴロ

〇3回裏にシティライト岡山追加点。しかしながら外野に一切打球が飛んでいない、しかも1本のタイムリーヒットも飛んでない。しかしながら満塁と攻め立てる。ここで外野に打球が飛んでいたら、試合の行方は分からなかった。もしかしたらビッグイニングの可能性すらありました。

5回裏
原田     3-1から5球目を打ってセンターフライ
石嵜     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
田中     初球を打ってレフト前ヒット
亀井     1-1から3球目を打ってライト前ヒット
春原     1-2から4球目を打ってセカンドゴロホームフォースアウト
しかしファーストへ悪送球で二者生還
JR西日本12-2シティライト岡山
杉本     0-1から2球目を打ってセンターフライ

6回表
小竹     2-2から5球目を空振り三振
馬淵     0-1から2球目を打ってセカンドフライ
七瀬の代打中津 1-2から4球目を見逃し三振

6回裏
シティライト岡山選手交代
ピッチャー牛嶋に代えて石井
代打中津に代えてキャッチャー白井
ショート平松に代えて田邊

金丸     初球を打ってセンター前ヒット
今井     2-0から3球目を打ってレフトフライ
次打者林の初球前に牽制悪送球
林       2-2から6球目を打ってショートフライ
原田     フルカウントから6球目を打ってセカンドフライ

7回表
田邊     初球を打ってサード三ゴロ
中島     2-0から3球目がデッドボール
桐山     1-0から2球目を打ってセカンドフライ
谷       3-1から5球目を打ってセカンドゴロ

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〇この眼、この表情、そして一球ごとに発せられる「オゥルアァ!」の声。投げっぷりという言葉は湧川雄貴投手の為にある、のかも知れません、しかしながらこの日は9被安打とやや低調。球速は135~137km/hといつも通りながらも、若干ボールのキレがなかったかなぁ、とも。

JABA広島大会決勝トーナメント第一試合
CLO  010 010 0 2
JRW 604 020 X 12




力の差、歴然を改めて知らしめた試合だったと思います。

上位から下位までまんべんなくヒットを放った打線は計11安打。期待する4番の杉本裕太郎選手が「さっぱり」だったのはもうしゃーないですが、それ以上に辻亮太選手の「打って当たって選んで」の大活躍。

これまで3年間、花本輝雄監督が鍛えに鍛え上げた選手たちが、けっして重要なタイトルではないものの、優勝を目指しての巧打快打連発。ピッチャーも、エースの湧川雄貴投手だけで済ませた第一試合、決勝戦に向けて好発進、と言った所でしょうか。対する相手は伯和ビクトリーズかJFE西日本。いずれも強敵です。ここで躓いてはおれません。


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2015.08.21 / Top↑
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