さて、途中経過が一番ややこしい、広島東洋カープがいるDグループです。
広島東洋カープは既に予選リーグ2試合を終え、JFE西日本に負けて大和高田クラブに勝っての1勝1敗。JFEは1勝0敗。大和高田クラブは0勝1敗となっていますが、もしこの試合で大和高田クラブが勝つとなると、全チームが1勝1敗で並んでしまうと言う大混戦も大混戦。
カープが連勝しとればこんな事にならなかったんですが、全チームが並んだ場合、順位決定の条件として、ポイント差、総失点が少ない、得失点率が大きい、等の条件が付加されるそうですが、この「ポイント差」ってのがよく分かりません。いっそJFE西日本がスパッと勝てばいいんですが。
もちろん、全日本クラブ選手権で3度の優勝経験のある大和高田クラブもそうはさせないでしょう。3チームどこにも決勝トーナメント進出の可能性が残されているDグループ。さて結果は如何に。

第一試合が終わってのグラウンド整備。グラウンド整備だけでなく、受付やファウルボール回収、パンフレット販売などの周辺業務をこなしているのは、MSH医療専門学校野球部の皆さん。お疲れ様です。

試合前の挨拶。JFE西日本は(人は少ないながらも)応援スタンドと大和高田クラブベンチに向かって、大和高田クラブは応援スタンドとバックネット裏スタンドに向けて。
スターティングオーダー
先攻:大和高田クラブ
1(右)福山
2(二)内山
3(遊)杉本
4(一)廣井
5(指)内野
6(左)金井
7(三)谷口
8(捕)大谷
9(中)後藤
P:仁平
後攻:JFE西日本
1(二)三木
2(三)山本
3(中)友滝
4(一)法本
5(指)高岡
6(右)松浦
7(左)橋本拓
8(捕)浦
9(遊)宮本
P:藤谷
打撃成績
1回表
福山 初球を打ってキャッチャーファウルフライ
内山 フルカウントから11球目を選んでフォアボール
杉本 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
1回裏
三木 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
山本 0-1から2球目を打って右中間シングルヒット
友滝 0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
JFE西日本1-0大和高田クラブ
法本 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
高岡 2-2から5球目を打ってサードゴロ
2回表
廣井 初球を打ってサードゴロ
内野 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ
金井 0-1から2球目を打ってショートフライ
2回裏
松浦 1-2から4球目を空振り三振
橋本拓 1-2から5球目を打ってサードゴロ
浦 2-2から5球目を打ってライト前ヒット
宮本 1-0から2球目を打ってライトフライ
3回表
谷口 2-1から4球目を打ってレフトフライ
大谷 1-2から5球目を空振り三振
後藤 0-1から2球目を打って初球を打ってショートゴロ
3回裏
三木 初球を打ってサード後方ポテンヒット
山本 初球をキャッチャー捕送りバント
友滝 0-1から2球目を打ってショートゴロ、セカンドランナー三木はサードへ
法本 1-2から4球目を打ってライトフライ
4回表
福山 1-1から3球目を打ってサードフライ
内山 初球を打ってセカンドゴロ
杉本 ストレートのフォアボール
廣井 2-1から4球目を打ってセンターフライ
4回裏
高岡 初球を打ってレフトへソロホームラン
JFE西日本2-0大和高田クラブ
松浦 2-2から5球目を打ってサードゴロ
橋本拓 2-1から4球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
浦 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
宮本 1-0から2球目を打ってショートゴロ
5回表
内野 初球デッドボール
金井 2-2から6球目を空振り三振
谷口 0-1から2球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
5回裏
三木 0-1から2球目がデッドボール
山本 0-1から2球目を打ってサード内野安打
友滝 0-1から2球目を打ってセンターフライ
次打者法本の2球目に山本セカンド盗塁成功
法本 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
6回表
大和高田クラブ、二死一塁も無得点
6回裏
高岡 初球を打ってレフト前ヒット
松浦 初球をキャッチャー前送りバント
橋本拓 初球を打ってライトフライ
浦 1-0から2球目を打ってサードファウルフライ
7回表
杉本 フルカウントから6球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット
廣井 2-2から6球目を打ってセンターフライ
JFE西日本選手交代
ピッチャー藤谷に代えて太田
内野 1-2から4球目を打ってファーストゴロ、セカンドランナーはサードへ
金井 3-1から5球目を選んでフォアボール
谷口 1-0から2球目を打ってサード強襲タイムリーヒット
JFE西日本2-1大和高田クラブ
大谷 初球を打ってショートゴロ
7回裏
大和高田クラブ選手交代
ピッチャー仁平に代えて萬
宮本 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者三木の2球目に宮本セカンド盗塁失敗
三木 0-2から3球目を打ってファーストゴロ
山本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
友滝 1-0から2球目を打ってサードゴロ
8回表
JFE西日本選手交代
ピッチャー太田に代えて陶山
後藤 1-2から4球目を空振り三振
福山 初球を打ってセンターフライ
内山 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
8回裏
法本 1-2から4球目を見逃し三振
高岡 0-2から3球目を空振り三振
松浦 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
松浦の代走に皿木
次打者橋本拓の4球目前に皿木牽制タッチアウト
9回表
JFE西日本選手交代
代走皿木がそのまま入りライト
杉本 0-2から5球目を空振り三振
廣井 1-2から4球目を打ってレフト線ツーベースヒット
廣井の代走に高久
内野 1-0から2球目を打ってファーストゴロ
金井 3-1から5球目を打ってサードライナー
YTC 000 000 100 1
JFE 100 100 00X 2
ほぼ順当に、JFE西日本が、Dグループを連勝で飾り、予選を突破しました。個人的には「まさかこの試合で陶山投手を出すとは思わなかった」んです。決勝トーナメントでの先発登板かと思ってたんですが。
それでも大和高田クラブは、終盤になって「もしかしたら」と言う期待をしました。3チームとも1勝1敗になったら、辛うじてカープにも予選突破の可能性はありましたからね。実際、社会人野球、しいてはアマチュア野球ってのは、プロ野球以上に1球1プレイが重要になってくる。あっという間に大量得点、って事はよくある話。予選リーグとは言うものの、本気で突破しようと思ったら連勝しかないわけだし。
そして、この結果を受けて、広島東洋カープは2007年大会以来の予選敗退となりました。
ウエスタンリーグ同様の打線を組み、いつも通りに試合に臨んだわけですが、今年だけは勝手が違いました。初戦の対JFE西日本戦に勝てば、あっさり決まるだろうなと思っていましたが、安部友裕とブラッド・エルドレッドのホームランの2点だけに終わってしまい、2-3で敗戦。
ガンガン打ちまくって点を取れればいいんですが、社会人野球の大会ってのは、出たランナーは本当に大事にする。犠牲バント、と言う表現が嫌いな方もおられますが、とにかくアウト一つ賭してでも、ランナーを次の塁に進めようとする。もうそれは下手したら「執念」に近いものもある。何点差開こうがその執念に変わりはない。これはプロがアマチュア野球に学ぶところかとも考えます。
カープの一軍も、そして最近は二軍も、1点への執着心が薄れてきたように思います。
アマチュア野球はアマチュア野球かも知れません。けど、プロ野球ってのはその上を行かなければいけない。もちろんそれはピッチャーのコントロールかも知れないしキャッチングかも知れないしフィールディングかも知れない。しかしながらここ暫らくのカープに足りないのは、選手・監督・コーチにかかわらず、「1点をもぎ取ろうとする執着心」ではないでしょうか。これがないと絶対に勝てない。
カープは対JFE西日本戦、負けました。大和高田クラブ相手には勝ちましたが、一時逆転すら許しました。そして予選敗退となりました。ウエスタンリーグではホークスが一気追い上げを見せています。シーズン終盤の「気付け薬」としては最高の「敗退」だったんではないでしょうか。
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広島東洋カープは既に予選リーグ2試合を終え、JFE西日本に負けて大和高田クラブに勝っての1勝1敗。JFEは1勝0敗。大和高田クラブは0勝1敗となっていますが、もしこの試合で大和高田クラブが勝つとなると、全チームが1勝1敗で並んでしまうと言う大混戦も大混戦。
カープが連勝しとればこんな事にならなかったんですが、全チームが並んだ場合、順位決定の条件として、ポイント差、総失点が少ない、得失点率が大きい、等の条件が付加されるそうですが、この「ポイント差」ってのがよく分かりません。いっそJFE西日本がスパッと勝てばいいんですが。
もちろん、全日本クラブ選手権で3度の優勝経験のある大和高田クラブもそうはさせないでしょう。3チームどこにも決勝トーナメント進出の可能性が残されているDグループ。さて結果は如何に。


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試合前の挨拶。JFE西日本は(人は少ないながらも)応援スタンドと大和高田クラブベンチに向かって、大和高田クラブは応援スタンドとバックネット裏スタンドに向けて。
スターティングオーダー
先攻:大和高田クラブ
1(右)福山
2(二)内山
3(遊)杉本
4(一)廣井
5(指)内野
6(左)金井
7(三)谷口
8(捕)大谷
9(中)後藤
P:仁平
後攻:JFE西日本
1(二)三木
2(三)山本
3(中)友滝
4(一)法本
5(指)高岡
6(右)松浦
7(左)橋本拓
8(捕)浦
9(遊)宮本
P:藤谷
打撃成績
1回表
福山 初球を打ってキャッチャーファウルフライ
内山 フルカウントから11球目を選んでフォアボール
杉本 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
1回裏
三木 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
山本 0-1から2球目を打って右中間シングルヒット
友滝 0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
JFE西日本1-0大和高田クラブ
法本 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
高岡 2-2から5球目を打ってサードゴロ
2回表
廣井 初球を打ってサードゴロ
内野 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ
金井 0-1から2球目を打ってショートフライ
2回裏
松浦 1-2から4球目を空振り三振
橋本拓 1-2から5球目を打ってサードゴロ
浦 2-2から5球目を打ってライト前ヒット
宮本 1-0から2球目を打ってライトフライ
3回表
谷口 2-1から4球目を打ってレフトフライ
大谷 1-2から5球目を空振り三振
後藤 0-1から2球目を打って初球を打ってショートゴロ
3回裏
三木 初球を打ってサード後方ポテンヒット
山本 初球をキャッチャー捕送りバント
友滝 0-1から2球目を打ってショートゴロ、セカンドランナー三木はサードへ
法本 1-2から4球目を打ってライトフライ
4回表
福山 1-1から3球目を打ってサードフライ
内山 初球を打ってセカンドゴロ
杉本 ストレートのフォアボール
廣井 2-1から4球目を打ってセンターフライ
4回裏
高岡 初球を打ってレフトへソロホームラン
JFE西日本2-0大和高田クラブ
松浦 2-2から5球目を打ってサードゴロ
橋本拓 2-1から4球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
浦 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
宮本 1-0から2球目を打ってショートゴロ
5回表
内野 初球デッドボール
金井 2-2から6球目を空振り三振
谷口 0-1から2球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
5回裏
三木 0-1から2球目がデッドボール
山本 0-1から2球目を打ってサード内野安打
友滝 0-1から2球目を打ってセンターフライ
次打者法本の2球目に山本セカンド盗塁成功
法本 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
6回表
大和高田クラブ、二死一塁も無得点
6回裏
高岡 初球を打ってレフト前ヒット
松浦 初球をキャッチャー前送りバント
橋本拓 初球を打ってライトフライ
浦 1-0から2球目を打ってサードファウルフライ
7回表
杉本 フルカウントから6球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット
廣井 2-2から6球目を打ってセンターフライ
JFE西日本選手交代
ピッチャー藤谷に代えて太田
内野 1-2から4球目を打ってファーストゴロ、セカンドランナーはサードへ
金井 3-1から5球目を選んでフォアボール
谷口 1-0から2球目を打ってサード強襲タイムリーヒット
JFE西日本2-1大和高田クラブ
大谷 初球を打ってショートゴロ
7回裏
大和高田クラブ選手交代
ピッチャー仁平に代えて萬
宮本 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者三木の2球目に宮本セカンド盗塁失敗
三木 0-2から3球目を打ってファーストゴロ
山本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
友滝 1-0から2球目を打ってサードゴロ
8回表
JFE西日本選手交代
ピッチャー太田に代えて陶山
後藤 1-2から4球目を空振り三振
福山 初球を打ってセンターフライ
内山 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
8回裏
法本 1-2から4球目を見逃し三振
高岡 0-2から3球目を空振り三振
松浦 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
松浦の代走に皿木
次打者橋本拓の4球目前に皿木牽制タッチアウト
9回表
JFE西日本選手交代
代走皿木がそのまま入りライト
杉本 0-2から5球目を空振り三振
廣井 1-2から4球目を打ってレフト線ツーベースヒット
廣井の代走に高久
内野 1-0から2球目を打ってファーストゴロ
金井 3-1から5球目を打ってサードライナー
YTC 000 000 100 1
JFE 100 100 00X 2
ほぼ順当に、JFE西日本が、Dグループを連勝で飾り、予選を突破しました。個人的には「まさかこの試合で陶山投手を出すとは思わなかった」んです。決勝トーナメントでの先発登板かと思ってたんですが。
それでも大和高田クラブは、終盤になって「もしかしたら」と言う期待をしました。3チームとも1勝1敗になったら、辛うじてカープにも予選突破の可能性はありましたからね。実際、社会人野球、しいてはアマチュア野球ってのは、プロ野球以上に1球1プレイが重要になってくる。あっという間に大量得点、って事はよくある話。予選リーグとは言うものの、本気で突破しようと思ったら連勝しかないわけだし。
そして、この結果を受けて、広島東洋カープは2007年大会以来の予選敗退となりました。
ウエスタンリーグ同様の打線を組み、いつも通りに試合に臨んだわけですが、今年だけは勝手が違いました。初戦の対JFE西日本戦に勝てば、あっさり決まるだろうなと思っていましたが、安部友裕とブラッド・エルドレッドのホームランの2点だけに終わってしまい、2-3で敗戦。
ガンガン打ちまくって点を取れればいいんですが、社会人野球の大会ってのは、出たランナーは本当に大事にする。犠牲バント、と言う表現が嫌いな方もおられますが、とにかくアウト一つ賭してでも、ランナーを次の塁に進めようとする。もうそれは下手したら「執念」に近いものもある。何点差開こうがその執念に変わりはない。これはプロがアマチュア野球に学ぶところかとも考えます。
カープの一軍も、そして最近は二軍も、1点への執着心が薄れてきたように思います。
アマチュア野球はアマチュア野球かも知れません。けど、プロ野球ってのはその上を行かなければいけない。もちろんそれはピッチャーのコントロールかも知れないしキャッチングかも知れないしフィールディングかも知れない。しかしながらここ暫らくのカープに足りないのは、選手・監督・コーチにかかわらず、「1点をもぎ取ろうとする執着心」ではないでしょうか。これがないと絶対に勝てない。
カープは対JFE西日本戦、負けました。大和高田クラブ相手には勝ちましたが、一時逆転すら許しました。そして予選敗退となりました。ウエスタンリーグではホークスが一気追い上げを見せています。シーズン終盤の「気付け薬」としては最高の「敗退」だったんではないでしょうか。
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2015.08.19 / Top↑
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