さる8月14日から、広島県営球場で、第54回JABA広島大会が始まっています。
明日月曜日に広島入りして1試合だけ予選リーグの試合を観戦、翌日の決勝トーナメントまで観戦する予定にしていますが、決勝トーナメントが始まる前に、既に何やらきな臭い香りが予選リーグから漂ってきています。まずは、いろんな情報網を駆使して(笑)得た結果から好き勝手に。
第1日
第一試合 Aグループ
JR西日本 4-1 三菱重工広島
決勝戦で激突してもおかしくないカードが、予選リーグ初日の第一試合に組まれると言う贅沢。今年に入って都市対抗野球出場を逃すなど、やや沈滞気味ではあったJR西日本野球部ではありますが「怨敵」三菱重工広島を相手に堂々の戦い。春先の松本旗・三浦旗優勝以来の吉報となるか。
第二試合 Bグループ
シティライト岡山 9-16 MSH医療専門学校
MSH 300 000 010 147 16
CLO 001 000 120 140 9
試合中、シティライト岡山公式サイトのトップページを延々凝視してました。この大会では延長戦突入即ワンアウト満塁からスタート、のタイブレーク方式を取られているんですが、そこからが壮絶極まりない。満塁なので、内野ゴロならダブルプレイでハイ終了、外野手の間を抜けようもんなら一挙3点。それらが全て詰まった、延長10回から12回だったんじゃないか、と思います。
そしてこの試合を制したMSH医療専門学校がまず一つ。
第三試合 Cグループ
光シーガルズ 0-1 ツネイシ
今年に入ってから、ツネイシが妙に強い。春先の松本旗・三浦旗での決勝進出を始め、オープン戦では伯和ビクトリーズやJR西日本に勝ったりと、着実に強くなっているような気もします。この勢いをもって、予選リーグ一気の突破となるかどうか。
第2日
第一試合 Dグループ
広島東洋カープ 2-3 JFE西日本
東洋工業 001 100 000 2
鋼管福山 000 003 00X 3
広島東洋カープ、とうとう負けました。
カープのこの大会での予選リーグの敗戦は、2009年第48回大会の予選リーグ、対三菱重工三原戦を、延長10回タイブレークで落として以来。この時はグループリーグ全3チームが1勝1敗の大混戦でしたが、辛うじて得失点で予選1位となり「無事」優勝を遂げました。
カープの2点は安部友裕とブラッド・エルドレッドのソロホームラン。ウエスタンリーグ公式戦同様の打線を組んで挑みましたが、結局8安打4四球と攻めながらも、毎回のように出すランナーを誰一人として帰せず、JFE西日本の繰り出す森川達哉、藤井主文、陶山大介(昨年の都市対抗野球、対三菱重工神戸戦で、9回1死までパーフェクトをやった投手です)の主戦3投手を打ち崩せず、ついに敗戦。
個人的には、この試合を勝てない限り、予選リーグ突破はない、と見ていたので「えらいこっちゃ」の印象は拭えません。こうなったら得失点差にかけるしかないのか。そして2007年以来の「カープのいない決勝トーナメント」となるのかどうか、複雑ではありますが、楽しみでもあります。
第二試合 Aグループ
広島鯉城クラブ 0-11 JR西日本
未だ広島鯉城クラブと言うチームがどんなチームなのか把握出来てません、これは正直不勉強としか言いようがないんですが、それを上回るJR西日本の猛攻(よう分からない)。今年入社の吉澤翔吾選手(早稲田大)や、4番杉本裕太郎選手のホームランなので圧倒し、予選リーグイチ抜け。
第三試合 Cグループ
伯和ビクトリーズ 11-1 光シーガルズ
数多くのプロ野球選手を輩出した、新日鉄光野球部の流れを汲む光シーガルズではありますが、ここ20年くらいは低迷期。新日鉄住金東海REXや、新日鉄住金かずさマジックが「広域複合企業チーム」として再出発を図ったのとは対照的に、未だクラブチームのままです。会社の経営状態等もあると思いますが、ここもいっそ支援をして欲しいなぁ、と思う次第であります。
それとは関係なしに、瀬戸際に追い詰められつつある伯和ビクトリーズが一念発起の7回コールドゲーム。カープがリーグ戦で黒星を喫しているだけに、これまでにない決勝トーナメントになる事はほぼ間違いないと思います。ほんと今年は、どこが最終日の決勝トーナメントに進むか分かりません。
結果だけであれこれ書くのはぶっちゃけ失礼な話かとは思います。思い切って5連休でもとってしまえばいいんですが実際のところそうも行きません。ゆえに、決勝トーナメントを楽しみにしていますし、カープが躓いた事で、さらにえらい事になりそうな予感すらあります。
この大会だけはさすがに「カープ、カープ」とはいきません。同じ条件、同じグラウンド、同じボールで勝負しています。そして、同じ野球をやっています。それゆえ、どこが勝ってもおかしくないし、どこが負けでも不思議じゃない。そんな中に、プロチームがひとつ入るだけで、選手の目の色も変わる。
それこそ「マツダスタジアムでカープと試合がしたい」と言う明確な目標を持っている選手もいます。しかもこれは練習試合じゃない。日本選手権出場権には何ら関係ないけども、公益財団法人 日本野球連盟のサイトに掲載されているれっきとした公式戦です。
カープが負けたのは正直プロとして恥ずかしい事ですが、それだけ社会人野球のレベルも高いって事、じゃないですかね。事実、社会人野球出身の「即戦力投手」が活躍することもありますしね。
そう言えば8月末には、オリックスバファローズをはじめ、大阪府下の大学野球部、社会人野球部を集めてトーナメントが開催されます。もちろんその大会の「決勝戦」は観戦に行きます。こうやって、アマチュア野球と交流ぉ持つのはすごくいいことだと思いますよ。明確な目標にもなるし。
何やら話が逸れましたが、今日も含めてあと二日、予選リーグは続きます。
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明日月曜日に広島入りして1試合だけ予選リーグの試合を観戦、翌日の決勝トーナメントまで観戦する予定にしていますが、決勝トーナメントが始まる前に、既に何やらきな臭い香りが予選リーグから漂ってきています。まずは、いろんな情報網を駆使して(笑)得た結果から好き勝手に。
第1日
第一試合 Aグループ
JR西日本 4-1 三菱重工広島
決勝戦で激突してもおかしくないカードが、予選リーグ初日の第一試合に組まれると言う贅沢。今年に入って都市対抗野球出場を逃すなど、やや沈滞気味ではあったJR西日本野球部ではありますが「怨敵」三菱重工広島を相手に堂々の戦い。春先の松本旗・三浦旗優勝以来の吉報となるか。
第二試合 Bグループ
シティライト岡山 9-16 MSH医療専門学校
MSH 300 000 010 147 16
CLO 001 000 120 140 9
試合中、シティライト岡山公式サイトのトップページを延々凝視してました。この大会では延長戦突入即ワンアウト満塁からスタート、のタイブレーク方式を取られているんですが、そこからが壮絶極まりない。満塁なので、内野ゴロならダブルプレイでハイ終了、外野手の間を抜けようもんなら一挙3点。それらが全て詰まった、延長10回から12回だったんじゃないか、と思います。
そしてこの試合を制したMSH医療専門学校がまず一つ。
第三試合 Cグループ
光シーガルズ 0-1 ツネイシ
今年に入ってから、ツネイシが妙に強い。春先の松本旗・三浦旗での決勝進出を始め、オープン戦では伯和ビクトリーズやJR西日本に勝ったりと、着実に強くなっているような気もします。この勢いをもって、予選リーグ一気の突破となるかどうか。
第2日
第一試合 Dグループ
広島東洋カープ 2-3 JFE西日本
東洋工業 001 100 000 2
鋼管福山 000 003 00X 3
広島東洋カープ、とうとう負けました。
カープのこの大会での予選リーグの敗戦は、2009年第48回大会の予選リーグ、対三菱重工三原戦を、延長10回タイブレークで落として以来。この時はグループリーグ全3チームが1勝1敗の大混戦でしたが、辛うじて得失点で予選1位となり「無事」優勝を遂げました。
カープの2点は安部友裕とブラッド・エルドレッドのソロホームラン。ウエスタンリーグ公式戦同様の打線を組んで挑みましたが、結局8安打4四球と攻めながらも、毎回のように出すランナーを誰一人として帰せず、JFE西日本の繰り出す森川達哉、藤井主文、陶山大介(昨年の都市対抗野球、対三菱重工神戸戦で、9回1死までパーフェクトをやった投手です)の主戦3投手を打ち崩せず、ついに敗戦。
個人的には、この試合を勝てない限り、予選リーグ突破はない、と見ていたので「えらいこっちゃ」の印象は拭えません。こうなったら得失点差にかけるしかないのか。そして2007年以来の「カープのいない決勝トーナメント」となるのかどうか、複雑ではありますが、楽しみでもあります。
第二試合 Aグループ
広島鯉城クラブ 0-11 JR西日本
未だ広島鯉城クラブと言うチームがどんなチームなのか把握出来てません、これは正直不勉強としか言いようがないんですが、それを上回るJR西日本の猛攻(よう分からない)。今年入社の吉澤翔吾選手(早稲田大)や、4番杉本裕太郎選手のホームランなので圧倒し、予選リーグイチ抜け。
第三試合 Cグループ
伯和ビクトリーズ 11-1 光シーガルズ
数多くのプロ野球選手を輩出した、新日鉄光野球部の流れを汲む光シーガルズではありますが、ここ20年くらいは低迷期。新日鉄住金東海REXや、新日鉄住金かずさマジックが「広域複合企業チーム」として再出発を図ったのとは対照的に、未だクラブチームのままです。会社の経営状態等もあると思いますが、ここもいっそ支援をして欲しいなぁ、と思う次第であります。
それとは関係なしに、瀬戸際に追い詰められつつある伯和ビクトリーズが一念発起の7回コールドゲーム。カープがリーグ戦で黒星を喫しているだけに、これまでにない決勝トーナメントになる事はほぼ間違いないと思います。ほんと今年は、どこが最終日の決勝トーナメントに進むか分かりません。
結果だけであれこれ書くのはぶっちゃけ失礼な話かとは思います。思い切って5連休でもとってしまえばいいんですが実際のところそうも行きません。ゆえに、決勝トーナメントを楽しみにしていますし、カープが躓いた事で、さらにえらい事になりそうな予感すらあります。
この大会だけはさすがに「カープ、カープ」とはいきません。同じ条件、同じグラウンド、同じボールで勝負しています。そして、同じ野球をやっています。それゆえ、どこが勝ってもおかしくないし、どこが負けでも不思議じゃない。そんな中に、プロチームがひとつ入るだけで、選手の目の色も変わる。
それこそ「マツダスタジアムでカープと試合がしたい」と言う明確な目標を持っている選手もいます。しかもこれは練習試合じゃない。日本選手権出場権には何ら関係ないけども、公益財団法人 日本野球連盟のサイトに掲載されているれっきとした公式戦です。
カープが負けたのは正直プロとして恥ずかしい事ですが、それだけ社会人野球のレベルも高いって事、じゃないですかね。事実、社会人野球出身の「即戦力投手」が活躍することもありますしね。
そう言えば8月末には、オリックスバファローズをはじめ、大阪府下の大学野球部、社会人野球部を集めてトーナメントが開催されます。もちろんその大会の「決勝戦」は観戦に行きます。こうやって、アマチュア野球と交流ぉ持つのはすごくいいことだと思いますよ。明確な目標にもなるし。
何やら話が逸れましたが、今日も含めてあと二日、予選リーグは続きます。
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2015.08.16 / Top↑
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