いつ以来か憶えてないくらいに、一軍の試合を最初から最後まで見ました。
先発ピッチャーは中村恭平。
今シーズン序盤、とは言ってもウエスタンリーグでの話ですが、前述のUstreamでも、現地観戦でも、中村恭平を目にすることが多かったです。今シーズン最初の教育リーグ、対ドラゴンズ戦(3月13日)をはじめ、ことごとく、と言う表現がピッタリ当てはまりました。都合6試合ありましたが。

シーズン序盤から、明らかにこれまでの中村恭平とは「目つき」が違いました。明らかに何かを見据えている、今シーズンはこうあいりたい、と言う目標みたいなのが見えているように思いました。そこには入団当時「パティシエ」とまで言われたスイーツ兄ちゃんの面影は微塵も感じられませんでした。
直近のウエスタンリーグでの登板は7月24日のナゴヤ球場。これまで通りテンポもよく、自信を持って投げていたように思います。オドオドした様子も見られませんでした。ただ、これまでのピッチングを考えると、5イニング76球1失点は少ないとは言い難いたま数でしたが、結果は出ました。
そしてウエスタンリーグでの、14試合登板7勝4敗、2完投1完封1無四球試合、防御率3.28の数字を引っさげて、2年ぶりの一軍マウンド。ドラフト2位入団の選手が2年ぶり、と言うのもどうかと思いますが、とにもかくにも「満を持して」の登板。期待する人は少なくなかった、と思います。
ただ残念ながら結果らしい結果は出ませんでした。
打たれましたし、守備に足を引っ張られもしました(足元に落ちたボールすら手につかぬ外野手ってのは。どう考えてもライネル・ロサリオ、ヘスス・グスマン、守備位置が逆、と思った話はまた別の機会に)。これは言い過ぎかも知れませんが、リードが違う、と言うのもあったかも知れません。思い切りのいい内角攻めもあまり見られませんでした。今シーズンの彼の成長の証とは思ったんですが。
これまでと違った所といえば、ウエスタンリーグでの登板同様、フォアボールで一挙に崩壊、と言う訳ではなかった事。相手もバットを持って打席に立っているわけですから、打たれる事もありますわ。そこを大目に見るかどうか、は個人差があると思いますが、2年ぶりの登板に多くは求められません。
中村恭2軍落ち!2年ぶり先発も4回途中5失点
スポーツ報知 2015年8月5日
即出場選手登録抹消が決まったようですが・・・・。
個人的考えかも知れませんが、先発ローテーションピッチャーってのは、固定するのは4人でいい。残り1人なり、6連戦が続けは2人なり、の座を争うピッチャーは何人いてもいい、とすら思います。
ガッチガチに固定した先発ローテーションが、1年間を通して数字を残せるのなら、それに越したことはありません。しかしそれが叶わないのが現状。大瀬良大地はリリーフに回り、野村祐輔はウエスタンリーグに沈んでいます。ここまで言えば言い過ぎかも知れませんが、そんなもんなんです。
全チームが負け越し生活と言う、何とも絶望的な数字の並んでいたセントラルリーグですが、何となくばらけつつあります。ジャイアンツやタイガースが当然のようにその中にいます。アレコレ采配については言われていますが(特に鳴尾浜球場の解説席)、それでもジワリジワリ、上がってきています。
能見篤史、ランディ・メッセンジャー、藤浪晋太郎に岩田稔、左右外国人速球派技巧派、選り取りみどりの先発陣。その脇を固めているのは岩貞祐太、岩本輝、岩崎優、マリオ・サンティアゴにルーキーの横山雄哉、ホント次から次へと出てきます。結果のいかんは別にして、ですよ。
とうとう優勝へのマジックナンバーが点灯したホークスも、繰り返しになりますが、ウエスタンリーグの投手成績を見れば、一軍で先発経験のあるピッチャーが軒並み数字を残し、リーグ投手成績の上位を占めています。これはもうさすがとしか言いようがない。層の厚さの象徴、みたいなもんですよ。
その他大勢、に見えるかも知れませんが、これもまた戦略のひとつ。ジャイアンツに至っては、内海哲也も杉内俊哉もいませんが、それでもリーグの1位を走り、チーム防御率もトップを走っています。ホークスもまた然り、こちらもチーム防御率は1位です。何だかんだ言いながらも「投手力」。
その投手力、ってのは、ここの選手の際立った数字じゃない。臨機応変に選手を入れ替え、アクシデント等があった場合に、常に「次の投手」が準備出来ていて、それを即投入出来る体制にあるかどうか、だと思うんです。それがまだまだカープは先発ピッチャーも、リリーフピッチャーもやってない。
まだまだカープには、中村恭平をはじめ、小野淳平もいます、先日は九里亜蓮も好投しました。リリーフに目を向けると、江草仁貴もいます河内貴哉もいます。まだまだ戦力は底をついてません。
試合終盤、ベンチに居る中村恭平の姿が写されました。目は死んでなかった。むしろまだギラギラしていました。それこそ「足りなひ」と言う目をしてました。あの目がある限り、まだまだ中村恭平は死んでいない。もう一段、」ギアを上げて帰ってくる筈だし、彼なら帰って来れる。そう思います。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

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先発ピッチャーは中村恭平。
今シーズン序盤、とは言ってもウエスタンリーグでの話ですが、前述のUstreamでも、現地観戦でも、中村恭平を目にすることが多かったです。今シーズン最初の教育リーグ、対ドラゴンズ戦(3月13日)をはじめ、ことごとく、と言う表現がピッタリ当てはまりました。都合6試合ありましたが。



シーズン序盤から、明らかにこれまでの中村恭平とは「目つき」が違いました。明らかに何かを見据えている、今シーズンはこうあいりたい、と言う目標みたいなのが見えているように思いました。そこには入団当時「パティシエ」とまで言われたスイーツ兄ちゃんの面影は微塵も感じられませんでした。
直近のウエスタンリーグでの登板は7月24日のナゴヤ球場。これまで通りテンポもよく、自信を持って投げていたように思います。オドオドした様子も見られませんでした。ただ、これまでのピッチングを考えると、5イニング76球1失点は少ないとは言い難いたま数でしたが、結果は出ました。
そしてウエスタンリーグでの、14試合登板7勝4敗、2完投1完封1無四球試合、防御率3.28の数字を引っさげて、2年ぶりの一軍マウンド。ドラフト2位入団の選手が2年ぶり、と言うのもどうかと思いますが、とにもかくにも「満を持して」の登板。期待する人は少なくなかった、と思います。
ただ残念ながら結果らしい結果は出ませんでした。
打たれましたし、守備に足を引っ張られもしました(足元に落ちたボールすら手につかぬ外野手ってのは。どう考えてもライネル・ロサリオ、ヘスス・グスマン、守備位置が逆、と思った話はまた別の機会に)。これは言い過ぎかも知れませんが、リードが違う、と言うのもあったかも知れません。思い切りのいい内角攻めもあまり見られませんでした。今シーズンの彼の成長の証とは思ったんですが。
これまでと違った所といえば、ウエスタンリーグでの登板同様、フォアボールで一挙に崩壊、と言う訳ではなかった事。相手もバットを持って打席に立っているわけですから、打たれる事もありますわ。そこを大目に見るかどうか、は個人差があると思いますが、2年ぶりの登板に多くは求められません。
中村恭2軍落ち!2年ぶり先発も4回途中5失点
スポーツ報知 2015年8月5日
即出場選手登録抹消が決まったようですが・・・・。
個人的考えかも知れませんが、先発ローテーションピッチャーってのは、固定するのは4人でいい。残り1人なり、6連戦が続けは2人なり、の座を争うピッチャーは何人いてもいい、とすら思います。
ガッチガチに固定した先発ローテーションが、1年間を通して数字を残せるのなら、それに越したことはありません。しかしそれが叶わないのが現状。大瀬良大地はリリーフに回り、野村祐輔はウエスタンリーグに沈んでいます。ここまで言えば言い過ぎかも知れませんが、そんなもんなんです。
全チームが負け越し生活と言う、何とも絶望的な数字の並んでいたセントラルリーグですが、何となくばらけつつあります。ジャイアンツやタイガースが当然のようにその中にいます。アレコレ采配については言われていますが(特に鳴尾浜球場の解説席)、それでもジワリジワリ、上がってきています。
能見篤史、ランディ・メッセンジャー、藤浪晋太郎に岩田稔、左右外国人速球派技巧派、選り取りみどりの先発陣。その脇を固めているのは岩貞祐太、岩本輝、岩崎優、マリオ・サンティアゴにルーキーの横山雄哉、ホント次から次へと出てきます。結果のいかんは別にして、ですよ。
とうとう優勝へのマジックナンバーが点灯したホークスも、繰り返しになりますが、ウエスタンリーグの投手成績を見れば、一軍で先発経験のあるピッチャーが軒並み数字を残し、リーグ投手成績の上位を占めています。これはもうさすがとしか言いようがない。層の厚さの象徴、みたいなもんですよ。
その他大勢、に見えるかも知れませんが、これもまた戦略のひとつ。ジャイアンツに至っては、内海哲也も杉内俊哉もいませんが、それでもリーグの1位を走り、チーム防御率もトップを走っています。ホークスもまた然り、こちらもチーム防御率は1位です。何だかんだ言いながらも「投手力」。
その投手力、ってのは、ここの選手の際立った数字じゃない。臨機応変に選手を入れ替え、アクシデント等があった場合に、常に「次の投手」が準備出来ていて、それを即投入出来る体制にあるかどうか、だと思うんです。それがまだまだカープは先発ピッチャーも、リリーフピッチャーもやってない。
まだまだカープには、中村恭平をはじめ、小野淳平もいます、先日は九里亜蓮も好投しました。リリーフに目を向けると、江草仁貴もいます河内貴哉もいます。まだまだ戦力は底をついてません。
試合終盤、ベンチに居る中村恭平の姿が写されました。目は死んでなかった。むしろまだギラギラしていました。それこそ「足りなひ」と言う目をしてました。あの目がある限り、まだまだ中村恭平は死んでいない。もう一段、」ギアを上げて帰ってくる筈だし、彼なら帰って来れる。そう思います。
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2015.08.06 / Top↑
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