さて、プロ野球を半ば放ったらかしにして、ここ暫らく合間合間にN都市対抗野球を観てます。

もちろん現地ではなく、Jスポーツを朝から晩まで録画して、それを帰ってきてから深夜に見る、と言う生活。録っては消し録っては消しを繰り返して、とうとう10日目を迎えました(笑)。

で、やっぱり気になるのは「広島市代表・三菱重工広島」。2013年にヘッドコーチとして三菱重工広島に「入社」した、元広島東洋カープ・阪神タイガースの町田公二郎氏が、今シーズンから監督に就任、そして三菱重工広島野球部を、4年ぶり15回目の本戦出場に導きました。

あんまり関係ない話で恐縮ですが、現在全国で、高校野球甲子園大会の予選が行われています。代表校も決まりつつあります。ただ母校に野球部がないので、朝刊で全国の予選の結果を見るのが楽しかったりします。どんだけ名門校でも一回戦や二回戦であっさり負けたり。漫画「ドカベン」で犬飼小次郎のセリフとして「全てか決勝戦だ」ってのがあったけど、ホントそう。負けたらそこで終わり。

社会人野球然り。重工広島の町田公二郎監督が、一回戦の試合前のコメントで「プロなら50回負けても優勝出来る。けど社会人は一つ負けたら終わり。だから試合の重みが違う事を学んだ」的なことを言われてた。プロなら「明日や明日」で済むけど、社会人野球はそうもいかない。その重さを知りたいが為に社会人野球を見てます。正直緊張感は尋常じゃない。先に結果が分かってる録画ですら。

肩入れしてるチームはあるけど、全国大会に出たチームにはどこでも頑張って欲しいですよ。プロ野球みたいに生活が掛かってる訳ではないけど、都市対抗野球ならその街、その会社等など、背負っているものはあるはずなんだし。それこそ「一投一打が勝負の全て」じゃないですかね。

つまらない前フリはこの程度にして。



スターティングオーダー
先攻:広島市 三菱重工広島
1(左)市原
2(遊)川南
3(右)実政
4(指)田中
5(二)松原
6(捕)國本
7(三)松永
8(中)松下
9(一)山本
投:鮫島

後攻:大阪市 NTT西日本
1(遊)梅津
2(二)永松
3(右)田中宗
4(一)高本
5(中)中村
6(指)中西
7(捕)戸柱
8(三)横田
9(左)赤嶺
投:吉元

審判員
球審:小出、一塁:美濃、二塁:星野、三塁:伊藤(英)

打撃成績
1回表
市原     0-2から3球目を打ってショートライナー
川南     1-2から4球目を空振り三振
実政     ルカウントから7球目を打ってファーストゴロ

1回裏
三菱重工広島選手交代
センター松下に代えて青木

梅津      1-0から2球目を打ってショートゴロ
永松      初球を打ってセンターフライ
田中宗    フルカウントから7球目を打ってキャッチャーファウルフライ

2回表
田中     0-1から2球目を打ってファーストライナー
松原     1-2から4球目を空振り三振
國本     1-1から3球目を打ってショートゴロ送球エラー
松永     1-1から3球目を打ってセカンドフライ

2回裏
高本     初球を打ってセンター前ヒット
中村     3-1から5球目を選んでフォアボール
中西     2-2から5球目を空振り三振
戸柱     2-2から6球目を空振り三振
横田     1-2から4球目を空振り三振

3回表
青木     初球を打ってセカンドゴロ
山本     1-1から3球目を打ってセンターフライ
市原     1-0から2球目を打ってサードファウルフライ

3回裏
赤嶺     2-2から7球目を空振り三振
梅津     初球を打ってショートゴロ
永松     0-1から2球目を打ってショートゴロ

4回表
川南     初球を打ってショートゴロ
実政     2-2から6球目を見逃し三振
田中     1-2から6球目を空振り三振

4回裏
田中宗    1-1から3球目を打ってライトオーバーツーベースヒット
高本      1-1から3球目を打ってセカンドライナー
中村      2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
中西      3-1から5球目を選んでフォアボール
戸柱      2-2から6球目を打ってピッチャーゴロ

5回表
松原     2-2から7球目を空振り三振
國本     初球を打ってショートライナー
松永     1-2から4球目を打ってサードライナー

5回裏
横田     初球を打ってセンターフライ
赤嶺     初球を打ってショートゴロ
梅津     1-0から2球目を打ってショートゴロ

6回表
青木     1-2から4球目を打ってライト前ヒット
山本     初球をピッチャー前送りバント
市原     初球を打ってセンターフライ、セカンドランナー青木はサードへ
川南の代打戎 1-2から4球目を空振り三振

6回裏
三菱重工広島選手交代
代打戎に代えてショート内山

永松      0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
田中宗    0-1から2球目を一塁線送りバント
高本      2-2から5球目を打ってライトフライ、セカンドランナー永松はサードへ
中村      1-1から3球目を打ってセカンドゴロ

7回表
実政     フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
田中     SBF1-2から4球目を空振り三振
松原     0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

7回裏
中西     2-1から4球目を打ってセンターフライ
戸柱     初球を打ってレフトフライ
横田     2-2から5球目を空振り三振

8回表
國本     1-1から3球目を打ってサードゴロ
松永     0-1からセーフティバントを試みるもピッチャーゴロ
青木     1-2から4球目を空振り三振

8回裏
赤嶺      SFBFB2-2から6球目を打ってレフト線ツーベースヒット
梅津      2-0から3球目を一塁線送りバント
永松      2-0から3球目を打ってライトへ犠牲フライ
NTT西日本1-0三菱重工広島
田中宗    フルカウントから6球目を打ってレフトフライ

9回表
山本     初球を打ってライト前ヒット
山本に代えて代走に井口
市原     初球をピッチャー前送りバント
内山     初球を打ってライト前ヒット

NTT西日本選手交代
ピッチャー吉元に代えて田中篤

実政     2-2から5球目を打ってライト前タイムリーヒット
サードへ送球の間に実政はセカンドへ
NTT西日本1-1三菱重工広島

NTT西日本選手交代
ピッチャー田中篤に代えて松田

田中     ストレートのフォアボール
松原     2-2から7球目を打ってセカンドゴロ、弾いて送球の間にサードランナーホームイン
NTT西日本1-2三菱重工広島
國本     2-2から6球目を空振り三振

9回表
三菱重工広島選手交代
ピッチャー鮫島に代えて湧川
代走井口がそのまま入りファースト

高本     1-2から4球目を打ってショートゴロ
中村     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
中西     0-1から2球目を打ってライト前ヒット
戸柱     1-0から2球目を打ってセカンドゴロ

都市対抗野球第十日第3試合 準々決勝
広島市 000 000 002 2
大阪市 000 000 010 1


投手成績
三菱重工広島
鮫島  8  回 30打者 108球 4被安打 2与四死球 5奪三振 1失点 1自責点
湧川  1  回  4打者 000球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

NTT西日本
吉元   8.1回 29打者  93球 3被安打 0与四死球 8奪三振 2失点 2自責点
田中篤 0  回  1打者   5球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
松田   0.2回  3打者  17球 0被安打 1与四死球 1奪三振 0失点 0自責点



関連記事
都市対抗野球:うれし涙の三菱重工広島の鮫島
毎日新聞 2015年7月27日

よく「手に汗握る投手戦」とは言いますが、両チームとも「エース」の登板ともなるとこんな展開。しかも、プロ野球でも「先にエースがマウンドを降りたほうが負ける」と言う事がありますが、それを絵に書いたような試合。結果が分かっているにも関わらず、夜中に無駄な汗をかきながら観てました。


関連記事の通り、試合終了後、鮫島投手は、試合を締めた湧川雄貴投手(JR西日本からの補強選手)に抱きついてた。「ヒーローインタビュー」まで見ましたが、鮫島優樹投手は涙ぐんでた。緊張から解放されたんだろうな。それだけエース同士の投げ合いの緊張感ってのは半端じゃない。

最初の関連記事には、湧川雄貴投手の画像が使われてたけど、補強選手もプレッシャーはただならぬもんだろうな。請われてチームに合流して、恥ずかしい成績は残せないし、送り出したJR西日本野球部に恥をかかすわけにも行かない。9回裏のマウンドも、いつものように「オゥリャ!」みたいな声が聞こえるようなピッチングでしたよ。あの応援じゃ音声に乗らんでしょうけどね(笑)。

とにもかくにも準決勝進出。そして相手は「また大阪市代表」大阪ガス。どっちを応援しますかね。


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2015.07.28 / Top↑
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