一日空けて、再びナゴヤ球場です。

特に今シーズンの場合、カープはウエスタンリーグで132試合を予定していますが、シーズン前の発表の通り、雨天中止ともなると予備日が設定されているので、観戦出来る試合は出来る限り観戦しておきたい、と考えてる次第。少し前までは、ビジターで後攻、みたいな試合もあったんですけどね。

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往路の道中。岐阜駅を発車直後、進行方向左側に見える名鉄岐阜駅。こう見ると小さい駅だなぁ。

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ぼちぼち名古屋駅。左写真は名鉄西枇杷島駅。ホームが短くしかも狭いので、上空から見るととても駅とは思えません。右写真は、地下にある名鉄名古屋駅へのアプローチ。

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途中、大府駅付近の踏切での自動車の脱輪と言うアクシデントで、15分ほど遅れましたが、ようやく名古屋駅到着。とあるミッションがあるので大幅遅れは回避したかったんですが、何とか。

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10:55、ナゴヤ球場到着。さすがに日曜日と言う事もあり、一般入場列はすでにS字化。しかし思ったより列は短めでした。もっともこの暑さの中何時間も開門待ち、てなもの好きもそうそうおらんと思いますんで。この日は学生さんの団体(どっかの野球部か)が幅をきかせてました

あまり関係ないですが、ナゴヤ球場主催ゲームてのは、入場列は一般入場、ファンクラブ会員と分けられていますが、開場は同時。入会することはまずないと思いますが、ファンクラブ会員さんくらいは練習見学くらいはやっても良いんじゃないかなぁ、と思う次第。もっとも、お客さんが来るかとか、球場スタッフなどの人員配置の絡みもあって、なかなか難しいとは思いますけどね。

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暑い中でもとりあえず何か食っておかねばならん、と言う事で「ナゴ球パスタ」を購入。こんなの、いつからあったんですかねぇ。美味しく頂きました。しかし迂闊にもまたカレー。しかもその前に「あんかけ」の見本を撮影しているにも関わらず。これがダメ人間の所業。



スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(三)安部
2(二)庄司
3(左)天谷
4(指)ロサリオ
5(一)美間
6(右)土生
7(中)鈴木将
8(捕)磯村
9(遊)上本
投:塹江敦哉(プロ入り初先発)

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ブルペンでの様子を連写してみました。本来日曜日は、ローテーション的には武内久士のはずなんですが、某情報筋によると、由宇練習場で熱中症の疑い(後頭部を冷やしなからクラブハウスに戻っていった)と言う話もあるので、その代役かな、とも。しかしながら大抜擢、ですよねぇ。

ベンチ入り
投:16 29 47 48 58 68 98
捕:32 126
内:2 45
外:10 25

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カープ試合前の円陣。声出しは鈴木将光。

後攻:中日ドラゴンズ
1(中)友永
2(遊)三ツ俣
3(右)古本
4(左)福田
5(一)小笠原
6(三)藤澤
7(二)谷
8(捕)赤田
9(投)ラファエル・ペレス(来日初登板)

ベンチ入り
投:14 25 40 51 54 59 202 211
捕:38 39 52
内:9 48 203
外:26 31 56 62 213

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ドラゴンズ試合前の円陣。声出しは谷哲也。コーチ陣からの指示はわりと長めでした。

審判と公式記録員
球審:今岡諒平、一塁:水口拓哉、三塁:梅木謙一
公式記録員:宮内利浩

打撃成績
1回表
安部     1-2から4球目を空振り三振
庄司     フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
天谷     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ

1回裏
友永      1-1から3球目を打ってサードゴロ
三ツ俣    2-1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ
古本      0-2から3球目を見逃し三振、最後はこの日最速の147km/h

2回表
ロサリオ   0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
美間     2-2から8球目を空振り三振
土生     2-2から5球目を打ってセカンド内野安打
次打者鈴木将の3球目に土生セカンド盗塁失敗

2回裏
福田      フルカウントから12球目を選んでフォアボール
小笠原    2-2から5球目を打ってセカンドダブルプレイ
藤澤      フルカウントから6球目を選んでフォアボール
谷       2-2から5球目を打ってショートゴロ

●右へ左へと、塹江敦哉のストレートを尽くファウルで逃げるドラゴンズ4番福田永将。高卒ルーキーに負けてなるかの意地が見え隠れしました。いずれはこの対決を、一軍で観たいものです。

3回表
鈴木将    1-1から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット
磯村     初球ピッチャー前送りバント、ペレスがファーストに悪送球で鈴木将ホームイン
ドラゴンズ0-1カープ
磯村はセカンドへ
上本     初球を三塁線送りバント
安部     初球を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ0-2カープ
庄司     初球を打ってファーストゴロダブルプレイ

●ごく当たり前のピッチャー前の送りバントなのにファーストへ悪送球。守備が雑だと必ず失点。

○最近のカープ二軍の戦い方って、ほんの些細な切っ掛けから得点につながる事が多くなっています。ヒット1本でもまず活かそうとする姿勢。折しも都市対抗野球大会やら高校野球甲子園大会予選が行われています。先制の1点の重要性はプロモアマも関係ないと思いますが如何でしょう。

3回裏
赤田     1-1から3球目を打ってセンターフライ
ペレス    1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
友永     1-0から2球目を打ってセンターフライ

4回表
天谷     初球をピッチャー横セーフティバント内野安打(絶望的怠慢プレイ)
ロサリオ   初球を打ってレフトフライ
次打者美間の2球目前にボーク
美間     フルカウントから8球目を打ってサードゴロ
土生     2-2から5球目を打ってセンターフライ

●ランナーを出すたびに、巧妙な牽制球でランナーをファーストに釘付けにしていたラファエル・ペレスですが、巧妙なゆえに、ボークギリギリ、とでも言いましょうか。とうとう取られてしまったか感。ボークに関しては日米の違いもありますが、シーズン途中入団で今の時期からどの程度フィット出来るか、がカギになるかと思います。しかし、あまりにも取って付けた感は否めませんなぁ。

●そして天谷宗一郎の内野安打。セーフティバントまでは良かったけど、打球が死んじゃったんですよね。そしてお誂え向きのピッチャーゴロ、までは良かったんですが、ペレスの動きがこれまた緩慢でファーストは間に合わず。これぢゃどんだけいいピッチングを披露しようが一軍では使えない。

4回裏
三ツ俣    2-1から4球目を打ってファーストファウルフライ
古本     2-2から5球目を打ってセカンドフライ
福田     フルカウントから6球目を見逃し三振最後は146km/h

○とにかく145km/h前後のストレートをビッシビシ投げ込んで来る塹江敦哉。変化球(たぶんカーブ)のすっぽ抜けが幾つかありましたが、そこはやっぱり高卒ルーキー。奥田民生氏の歌ではありませんが「その変化球変化せんで多分練習中」と言ったところでしょうか。

5回表
鈴木将    1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
磯村      1-1から3球目をピッチャー前送りバント
上本      1-0から2球目を打ってサードゴロ捕球エラー
安部      1-1から3球目を打ってレフトフライ
庄司      1-1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ0-3カープ
天谷     2-2から5球目を打ってショートゴロ

●上本崇司のサードゴロ。当たり自体もよくなく、平凡な当たりではありましたが、簡単に片手で捕りに行きすぎたか藤澤拓斗。ボールはグラブからポロリ。ぶっちゃけこんなプレイが一番よろしくない。そしてそう言うイージーミスは必ず失点につながります。

5回裏
小笠原    2-0から3球目を打ってファーストゴロ
藤澤      0-1から2球目にデッドボール
谷        1-0から2球目を打ってライトフライ
赤田      2-0から3球目を打ってセンターフライ

○プロ入り公式戦初先発の塹江敦哉、5回を無安打無失点

6回表
ドラゴンズ選手交代
ピッチャーペレスに代えてドリュー・ネイラー
ファースト小笠原に代えてレフト野本
レフト福田がファースト

ロサリオ   1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
美間     ストレートのフォアボール
次打者土生の3球目にワイルドピッチ
土生     1-2から5球目を打ってセカンドゴロ、ロサリオ挟まれるもサードで美間がタッチアウト、土生はセカンドへ
鈴木将    初球を打ってライトフライ、ロサリオホームタッチアウト

○前進守備のドラゴンズ内野陣のエラーを期待しつつ突っ込んだであろうライネル・ロサリオではありましたがやはり無理だった。しかもその後の鈴木将光のライトフライでタッチアップもホームタッチアウト。接戦の中盤、代走は出しにくかったかな。ま、これもライネル・ロサリオの勉強の為。

6回裏
カープ選手交代
ピッチャー塹江に代えて小野

ネイラー   0-2から3球目を空振り三振
友永     1-2から5球目を見逃し三振
三ツ俣    2-2から7球目を打ってライト前ヒット(ドラゴンズチーム初安打)
古本     1-2から4球目を打ってショートゴロ

○塹江敦哉の後を継いだのは後半戦オールスター戦明け以降、リリーフ待機だった小野淳平。長いイニングを投げ続けた経験は果たして今後、ロングリリーフの場面で活かされるかどうかが見所。

7回表
磯村     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
上本     3-1から5球目を選んでフォアボール
安部     初球をピッチャー前送りバント失敗サード封殺
庄司     0-2から3球目を見逃し三振
天谷     初球を打ってセカンドゴロ

7回裏
福田     0-2から3球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット
野本     ストレートのフォアボール
藤澤     0-1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
谷       2-2から6球目を打ってライトフライ

8回表
ドラゴンズ選手交代
セカンド谷に代えて溝脇

ロサリオ    1-1から3球目を打ってライトフライ
美間      フルカウントから6球目を選んでフォアボール
土生      2-2から6球目を打ってショートライナー
鈴木将    2-1から4球目を打ってサードゴロ

8回裏
赤田     初球を打ってライトファウルフライ
ネイラー   0-1から2球目を打ってライトフライ
友永     1-1から3球目を打ってライト前ヒット
三ツ俣    1-1から3球目を打ってレフトフライ

9回表
磯村     3-1から5球目を選んでフォアボール
磯村の代走に桒原
上本     0-2から5球目を打ってライト前ヒット
安部     初球三塁側へのバントが内野安打に
庄司     2-1から4球目を打ってセカンドライナー
天谷     1-2から4球目を空振り三振
ロサリオ   0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

9回裏
カープ選手交代
代走桒原に代えてキャッチャー白濱

古本     1-1から3球目を打ってレフトフライ
福田     1-2から5球目を打ってサードゴロ
野本     1-1から3球目を打ってライトフライ

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そう言えば「ヒップアタック」見なくなりましたねぇ。もっとも「いつでも行ける準備」をしているはずの二軍で、つまらない怪我をしてもらっても困りますし。何はともあれ、勝てば嬉しいもんです。

ナゴヤ球場 17回戦 中日5勝12敗
広島 002 010 000 3
中日 000 000 000 0

勝投手:塹江敦哉(2試合1勝0敗)
敗投手:ラファエル・ペレス(1試合0勝1敗)
試合時間:
観衆:

投手成績
広島東洋カープ
塹江  5回 17打者 71球 0被安打 3与四死球 3奪三振 0失点 0自責点
小野  4回 15打者 54球 3被安打 1与四死球 2奪三振 0失点 0自責点

中日ドラゴンズ
ペレス 5回 21打者 71球 6被安打 0与四死球 2奪三振 3失点 3自責点
ネイラ  4回 19打者 65球 4被安打 4与四死球 2奪三振 0失点 0自責点

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試合後、カープナインは反省会もそこそこにクールダウンのストレッチ。見てる方は「追い出し」。

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ドラゴンズの反省会は長いのなんの。金曜日もこの日も、つまらないミスは多かったですからね。



まずはドラゴンズのラファエル・ペレスとドリュー・ネイラー。7月も半ば、メキシカンリーグと香川オリーブガイナーズから「緊急補強」と言う形で入団はしましたが、正直な話、戦力になるのかな、と。

ペナントレースも半ばをとうに過ぎたこの時期、あと実質2か月と少し、と言う所で、ピッチャーの補強は間に合うのかな。バッターなら数試合出して、ヒットやホームランでも打とうもんなら「即出場」も叶いますが、先発ピッチャーならある程度間隔を空けなければならないし、波もあろうし、決断に困る。

カープでは昨シーズン、デュアンテ・ヒースがはまりましたが、今シーズンは一時期低迷もしました。 日本の野球や気候に慣れるのも大変でしょうし。仮にラファエル・ペレスとドリュー・ネイラーがハマったとしても「急浮上」に繋がりにくいかも知れない、と思うのは勝手でしょうか。この二人が入団した分、朝倉健太や山内壮馬らの刺激にもなれば、獲った甲斐があるというもんでしょうけどね。

そして

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突然ではありましたが、今年度の高卒ルーキー・塹江敦哉がNPB公式戦プロ入り初先発。

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大学選抜との対戦で1イニングだけの登板はありましたが、アレはあくまでも壮行試合みたいなモノ。由宇練習場で1イニングのリリーフ登板を経て、公式戦初先発がナゴヤ球場になるとはねぇ。

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内容は上記の通り、5回を投げてノーヒットノーランの快投。変化球のすっぽ抜けもありましたが、臆する事なく投げ込んで来る145km/h前後のストレートには惚れ惚れしました。試合開始前のブルペンでも少し見ましたが、大して緊張しとるような風もなく(してないわけないでしょうけど)楽々5イニングを投げ抜きました。出したフォアボールもデッドボールも、バッターを攻めての結果。福田永将との対決は熱かった。

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正直「お試し先発」みたいな登板で、2イニングもしくは3イニングくらいで終わるんかなとも思ってましたが、何の事はない先発ピッチャーの責を十分どころか二十分に果たしての降板。ぶっちゃけ入団からの9か月、見えないところでどんなトレーニングを積んで来たんでしょうかね。

この先今シーズン、何回マウンドに上がるがあるかは分かりません。遠征に帯同しない事もあるでしょうし、もしかしたらこの試合での先発は、育成プログラムの一環かも知れません。

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けど、公式戦等のマウンドに上がれば、いらん事を考えず、まずはノビノビ投げて欲しいです。高卒で既にMAX147km/hのストレートは何よりも魅力。佐々岡真司投手コーチも「まず良いところを」と言われてます。色々考えを巡らすのは躓いてからでも遅くない。まだプロ1年生だし。

そう言えば帰り際、とあるドラゴンズファンの方が「何やあの高卒ルーキーわ?」てな事を言われてました。カーブの二軍、由宇練習場は、そんな選手がまだゴロゴロしてます。。もっと言えば、その年に入団したルーキーのいろんな「初」を観る事が出来る。だからウエスタンリーグは楽しみなんです。


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2015.07.27 / Top↑
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