ひとつ前の記事で、ウエスタンリーグに於けるカープの戦いを至極自分勝手に総括しました。
引き続き、カープ以外の4球団をば。まずは順位表。
広島 72試合 45勝 24敗 3分 0.652 -
福岡 66試合 35勝 25敗 6分 0.583 5.5
阪神 74試合 37勝 32敗 5分 0.536 8.0
中日 65試合 24勝 37敗 4分 0.393 17.0
神戸 70試合 20勝 43敗 7分 0.317 22.0
各球団の印象、と言っても、実際の所今年は、関西近郊を彷徨っているだけなので、ドラゴンズとホークスの試合は殆んど観戦出来てませんので、数字だけで追う事になります。ご了承下さい。
まずは福岡ソフトバンクホークス。
ここのチームに関しては、試合自体は殆ど観れてませんが「ウエスタンリーグは一軍から漏れた選手の再調整の場」の印象は拭えません。本格的な育成は三軍で、とも考えてるんではないかな。
ただ、ウエスタンリーグのチーム打撃成績を見ても、よそのチームでは考えられない数の選手の名前が掲載されています(ピッチャーも含んでますが)。それだけ積極的に二軍と三軍の選手を頻繁に入れ替えをし、常に選手、チーム全体に刺激を与え続けている証拠ではないでしょうか。
一軍のチーム成績を見ても、現在首位打者の上林誠知をはじめ、支配下登録選手の殆どが、何らかの形で数字を残しています。無論その中にはゼロの成績もありますが、この争いは着実に一軍にも良い影響を与えてる。その結果が一軍成績49勝28敗3分になってるんではないか、と考えます。
お次は阪神タイガース。
観戦する球場の選択肢として一番に考えているのが阪神鳴尾浜球場ゆえに、観る試合数も増えます。ゆえにいろんな選手が結果を残しつつあるのが、よそのファンながら楽しみではあるんですが。
育成選手を絞った分、鍛えるべき選手は多くいると思います。横田慎太郎しかり、北條史也しかり。もちろんこの他にも多数います。一軍は「勝つこと」を宿命づけられ、補強に次ぐ補強を重ねています。
現状クリーンアップに生え抜き選手は残念ながらいません。大砲。長距離砲は外から、の考えも「企業努力」としては間違いではないと思いますが、自前でチームを作り上げるものまた企業努力のうち。毎年毎年阪神電鉄本社の株主総会で、議題として取り上げられているみたいですが、そのプレッシャーに負けないだけの選手を作り上げて欲しい、とも考えています。
ピッチャーに関しては、ホント「先発6番目」争いを演じているピッチャーが次々と出て来てます。少し前の記事の蒸し返しになりますが、セントラルリーグ上位争いをしているチーム、ジャイアンツやベイスターズは、そんなピッチャーが5~6人いる印象。層の厚さ、と言う面では正直、かなわないかもとすら。
そして中日ドラゴンズ。
申し訳ないですが観戦数は異常なまでに少ないですし、一軍も二軍も下位に沈んでしまっています。しかし一軍のスターティングオーダー等を見る限り、ドラゴンズは全体的に過渡期かな、とも。
山本昌、和田一浩が長らく二軍で汗を流してます(ました、かな)。川上憲伸や岩瀬仁紀は行方不明状態。そんな中でも最下位に甘んじながらも、ベイスターズ以外の5チームとほぼ互角の勝負を出来てる、と言う事は、着実に血の入れ替え、新陳代謝は進行してるんではないでしょうか。
最後にオリックスバファローズ。
ぶっちゃけカープの御得意様と化してしまってます(カープの16勝2敗)が、その他のチームにはそこそこの戦いが出来てるとは思いますが如何でしょう。それでも負け越しは負け越しですが。
バファローズの難点としては、試合後半になるとものすごく細かい投手リレーを仕掛けてくる事。もちろん登板予定に沿ったモノだとは思いますし、1試合に出来るだけたくさんのピッチャーを登坂させたい、と言う考えの下、だとは思いますが、端から見る限りその役割に一貫性がない。
実績のあるピッチャーないピッチャー拘わらずどんどん投入してくる。その結果が3連投とかになってる。力を付ける為に、登板数をこなすのは悪い事ではないと思いますが、首脳陣がムキになってるような風にも見える。先の神戸サブ・高槻3連戦なんか特にそう見受けられました。
白仁田寛和と大山暁史が結果的に3連投となりました。初戦の神戸サブ球場での大敗(16失点)を受けての登板ではあったと思いますし、首脳陣の「やり返してこい」の思いもあったとは思いますが、残念ながら結果は芳しいものではありませんでした。むしろ投げた事が驚きですらありました。
全部の試合がそうとは限らないかも知れませんが、そんな投手起用を続けていては選手は消耗疲弊せんか。その積み重ねがチーム防御率リーグ最下位の4.14に繋がってやせんか、とも。
たまに東明大貴や吉田一将等、調整組のピッチャーの登板が挟まる事もありますが、鈴木優や佐野皓大、高木伴などの育成目的のピッチャーが、先発をやったりツーポイントリリーフ登板とかやってて、しっかりしたピッチャーに育つのかな、とも考えます。ええ、大きなお世話ではありますが。
いずれにしろ、炎天下で汗を流しているのを見たことがある選手が、夜のテレビ中継に出てくるのは、どこのチームの選手でも嬉しいです。むしろそれを楽しみに、地味ではありますがウエスタンリーグ観戦に通っています。今年も残すところあと二ヶ月半でシーズンは終わりとなります。どこのチームのどの選手が、鮮烈デビューを飾るのか、新聞に写真が載るのか、楽しみにしています。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

にほんブログ村

にほんブログ村
引き続き、カープ以外の4球団をば。まずは順位表。
広島 72試合 45勝 24敗 3分 0.652 -
福岡 66試合 35勝 25敗 6分 0.583 5.5
阪神 74試合 37勝 32敗 5分 0.536 8.0
中日 65試合 24勝 37敗 4分 0.393 17.0
神戸 70試合 20勝 43敗 7分 0.317 22.0
各球団の印象、と言っても、実際の所今年は、関西近郊を彷徨っているだけなので、ドラゴンズとホークスの試合は殆んど観戦出来てませんので、数字だけで追う事になります。ご了承下さい。
まずは福岡ソフトバンクホークス。
ここのチームに関しては、試合自体は殆ど観れてませんが「ウエスタンリーグは一軍から漏れた選手の再調整の場」の印象は拭えません。本格的な育成は三軍で、とも考えてるんではないかな。
ただ、ウエスタンリーグのチーム打撃成績を見ても、よそのチームでは考えられない数の選手の名前が掲載されています(ピッチャーも含んでますが)。それだけ積極的に二軍と三軍の選手を頻繁に入れ替えをし、常に選手、チーム全体に刺激を与え続けている証拠ではないでしょうか。
一軍のチーム成績を見ても、現在首位打者の上林誠知をはじめ、支配下登録選手の殆どが、何らかの形で数字を残しています。無論その中にはゼロの成績もありますが、この争いは着実に一軍にも良い影響を与えてる。その結果が一軍成績49勝28敗3分になってるんではないか、と考えます。
お次は阪神タイガース。
観戦する球場の選択肢として一番に考えているのが阪神鳴尾浜球場ゆえに、観る試合数も増えます。ゆえにいろんな選手が結果を残しつつあるのが、よそのファンながら楽しみではあるんですが。
育成選手を絞った分、鍛えるべき選手は多くいると思います。横田慎太郎しかり、北條史也しかり。もちろんこの他にも多数います。一軍は「勝つこと」を宿命づけられ、補強に次ぐ補強を重ねています。
現状クリーンアップに生え抜き選手は残念ながらいません。大砲。長距離砲は外から、の考えも「企業努力」としては間違いではないと思いますが、自前でチームを作り上げるものまた企業努力のうち。毎年毎年阪神電鉄本社の株主総会で、議題として取り上げられているみたいですが、そのプレッシャーに負けないだけの選手を作り上げて欲しい、とも考えています。
ピッチャーに関しては、ホント「先発6番目」争いを演じているピッチャーが次々と出て来てます。少し前の記事の蒸し返しになりますが、セントラルリーグ上位争いをしているチーム、ジャイアンツやベイスターズは、そんなピッチャーが5~6人いる印象。層の厚さ、と言う面では正直、かなわないかもとすら。
そして中日ドラゴンズ。
申し訳ないですが観戦数は異常なまでに少ないですし、一軍も二軍も下位に沈んでしまっています。しかし一軍のスターティングオーダー等を見る限り、ドラゴンズは全体的に過渡期かな、とも。
山本昌、和田一浩が長らく二軍で汗を流してます(ました、かな)。川上憲伸や岩瀬仁紀は行方不明状態。そんな中でも最下位に甘んじながらも、ベイスターズ以外の5チームとほぼ互角の勝負を出来てる、と言う事は、着実に血の入れ替え、新陳代謝は進行してるんではないでしょうか。
最後にオリックスバファローズ。
ぶっちゃけカープの御得意様と化してしまってます(カープの16勝2敗)が、その他のチームにはそこそこの戦いが出来てるとは思いますが如何でしょう。それでも負け越しは負け越しですが。
バファローズの難点としては、試合後半になるとものすごく細かい投手リレーを仕掛けてくる事。もちろん登板予定に沿ったモノだとは思いますし、1試合に出来るだけたくさんのピッチャーを登坂させたい、と言う考えの下、だとは思いますが、端から見る限りその役割に一貫性がない。
実績のあるピッチャーないピッチャー拘わらずどんどん投入してくる。その結果が3連投とかになってる。力を付ける為に、登板数をこなすのは悪い事ではないと思いますが、首脳陣がムキになってるような風にも見える。先の神戸サブ・高槻3連戦なんか特にそう見受けられました。
白仁田寛和と大山暁史が結果的に3連投となりました。初戦の神戸サブ球場での大敗(16失点)を受けての登板ではあったと思いますし、首脳陣の「やり返してこい」の思いもあったとは思いますが、残念ながら結果は芳しいものではありませんでした。むしろ投げた事が驚きですらありました。
全部の試合がそうとは限らないかも知れませんが、そんな投手起用を続けていては選手は消耗疲弊せんか。その積み重ねがチーム防御率リーグ最下位の4.14に繋がってやせんか、とも。
たまに東明大貴や吉田一将等、調整組のピッチャーの登板が挟まる事もありますが、鈴木優や佐野皓大、高木伴などの育成目的のピッチャーが、先発をやったりツーポイントリリーフ登板とかやってて、しっかりしたピッチャーに育つのかな、とも考えます。ええ、大きなお世話ではありますが。
いずれにしろ、炎天下で汗を流しているのを見たことがある選手が、夜のテレビ中継に出てくるのは、どこのチームの選手でも嬉しいです。むしろそれを楽しみに、地味ではありますがウエスタンリーグ観戦に通っています。今年も残すところあと二ヶ月半でシーズンは終わりとなります。どこのチームのどの選手が、鮮烈デビューを飾るのか、新聞に写真が載るのか、楽しみにしています。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

にほんブログ村

にほんブログ村
2015.07.17 / Top↑
| Home |