ついにやってきました。広島東洋カープ二軍の鎌ヶ谷遠征であります。
カープ二軍の交流戦と言えば、数年前に由宇練習場に、読売ジャイアンツを招いて(?)試合をやった事がありますが、やはり予算の都合なのか何なのか、カープはなかなか打って出ませんでした。
それがいきなり「千葉県鎌ヶ谷市」って。とは言うものの、一番近いのがベイスターズ二軍の本拠地・横須賀スタジアム。関東なんだから、東京駅に着いたらおそらく何処に行くにもバス移動だと思うので、たいして変わらないようにも思いますがどうでしょう。
6月13日土曜日に、マツダスタジアムで行われたウエスタンリーグ公式戦、対タイガース戦は6019人と、これまでにない動員を記録しました。翌日日曜日の三原市民球場の試合も、5100人と、2年連続の超満員札止め、ゴールデンウィークの神戸サブ球場も観衆1577人でした。
比較するのは無理かも知れませんが、そして昨今の「カープブーム」みたいなのも追い風になっているとは思いますが、何はともあれ、二軍に目を向ける人が増えてきたのも事実。特にファイターズの場合は、本拠地が一軍とかけ離れているせいか、独自路線を歩んでいるようにも感じます。
かつてはバファローズやベイスターズが、二軍の独立採算を目指して「サーパス神戸」「湘南シーレックス」と名を変えていましたが、いずれも頓挫してしまいました。ファイターズもチーム名称その他、独立採算化を検討してるそうですが、今後他チームの二軍の運営にどう影響を及ぼすか。
広島県内よその市に出向くのも「興行」としては良いかも知れませんが、今一度現在ある施設を見直すにも良い機会かと考えます。だからと言って由宇練習場の外野にプールは作らんでいいですが。
そんなこんなも含めて、関東遠征。

小雨そぼ降る中、成田空港からはるばるやってきました、ファイターズスタジアム。

まだ内野席、外野席とも開門前ではありましたが、球場正面は大賑わい。当日券を求めるファンの方も多数おられました。一週間前の前売り状況は、一塁側の指定席だけが完売状態でした。

開門まで時間があったので、スタジアムを一周。時間的にはカープのバッティング練習の時間のはずなんですが、グラウンドコンディション維持の為でしょう、グラウンドでは練習はなしでした。

開門は11:30。試合開始は13:30に変更。画像は12:00少し前のモノですが、続々と押し寄せてくるカープファン。滅多に観られないカープ二軍の試合。期待度の高さがこんな所にも伺えます。

カープの選手がグラウンドに姿を現したのは、試合開始20分前。内野手はベンチ前で軽い肩慣らし程度のノックのみ。外野手は外野でキャッチボールのみ。これは致し方ないところ。

カープ試合前の円陣。声出しは上本崇司。

で、今回のファーム交流戦は「カープ女子おもてなし鎌スタ観戦ツアー」と言う事で、試合開始前や5回終了後やらに、様々なイベントが企画されてまして。その一環として「鎌スタ女子対カープ女子の綱引き大会」。そこに駆り出されたのはファイターズから佐藤正尭、カープからライネル・ロサリオ。
(個人的意見です)割とこう言うイベントっぽいのは冷静に、と言うかやや引いて見てしまう傾向があるんですが、試合前の選手をわざわざこう言う企画に引っ張り出す意図って何なのかな、と。ファン同士でやる分にはいいとは思うんですが、つまらぬ怪我につながっては元も子もないなぁ、と。その他にもいろいろあったんですが、申し訳ないですが参加「出来ませんでした」。ごめんなさい。

この日の試合は「「北海道雨竜町デー」として開催され、試合開始直前には「雨竜米」の贈呈式が行われました。カープから出てきたのは、高信二監督と佐藤祥万。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)天谷
2(遊)安部
3(三)堂林
4(左)ロサリオ
5(指)グスマン
6(一)岩本
7(右)土生
8(二)庄司
9(捕)中村亘
P:武内
後攻:鎌ヶ谷日本ハムファイターズ
1(中)岸里
2(遊)渡邉
3(指)佐藤賢
4(右)鵜久森
5(三)高濱
6(一)大嶋
7(左)宇佐美
8(二)太田
9(捕)清水
P:中村勝
審判と公式記録員


球審:岩下健吾、一塁:長川真也、三塁:原信一朗、公式記録員:小熊陽介
○当然といえば当然ですが、審判団は全員関東勤務の方ばかりです。ウエスタンリーグでは見慣れている「審判三人制」ですが、イースタンリーグでも行われているんでしょうか。
打撃成績
1回表
天谷 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
安部 フルカウントから8球目を打ってセンター前ヒット
堂林 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
ロサリオ フルカウントから6球目を空振り三振
グスマン 0-2から3球目を打ってショートファウルフライ
1回裏
岸里 0-2から3球目を見逃し三振
渡邉 1-1から3球目を打ってレフトへ第5号ソロホームラン
ファイターズ1-0カープ
佐藤賢 2-2から6球目を打ってセンターへ第5号ホームラン
ファイターズ2-0カープ
鵜久森 1-2から4球目を打ってライトフライ
高濱 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
●立ち上がり、岸里亮佑を見逃し三振に斬って取ったボールは、球威・コントロールともその後を期待させるものではありましたが、その後立て続けにソロホームラン。二者連続被弾ってのは初見。
2回表
岩本 1-1から3球目を打ってショートフライ
土生 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ
庄司 ストレートのフォアボール
中村亘 2-2から7球目を空振り三振
2回裏
大嶋 1-0から2球目を打ってショートゴロエラー
宇佐美 2-2から6球目を空振り三振
太田 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロセカンド封殺
清水 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ
3回表
天谷 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
安部 2-1から3球目を打ってレフトフライ
堂林 1-1から3球目を打ってライトフライ
3回裏
岸里 0-1から2球目を打ってライト線ツーベースヒット
渡邉 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
佐藤賢 1-0から2球目を打ってセンターオーバー2点タイムリーツーベースヒット
ファイターズ4-0カープ
鵜久森 0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
ファイターズ5-0カープ
高濱 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
大嶋 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
宇佐美 1-1から3球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
ファイターズ8-0カープ
カープ選手交代
ピッチャー武内に代えて佐藤
太田 初球を打ってサードフライ
清水 1-2から4球目を空振り三振
岸里 1-2から4球目を空振り三振


●何となくなし崩し的に打ち込まれてしまった武内久士。お互いのデータが少ない(と思われる)分、積極的い打てるボールを打ちに来て、最高の結果にしたファイターズ打線に軍配、といったところでしょうか。しかし、ワンアウトも取れずに降板ってのはちょっと頂けない。もっとも、5月に復帰して先発ローテーションで回って出場選手登録もあって、疲れの見える頃、と思えば致し方ところでしょうか。


●そして気になるのがライネル・ロサリオ。宇佐美塁大の打球を追いかけて配送したのはいいけど転倒。津幡寿昭トレーナーが様子を見に行ってはいますが、どうやら右足かかとを痛めた模様。その後も何とか試合には出続けました。ただ場所が場所なので今後に影響せねばいいんですが。


●リリーフのマウンドに上がったのは凱旋登板と言うか里帰り登板となった佐藤祥万。左(大田賢吾)右(清水優心)左(岸里亮佑)と続くファイターズ打線を完璧に封じ込め、お披露目登板はおしまい。なかなか数字の上がらない佐藤祥万ではありますが、これを何らかのきっかけにして頂ければこれ幸い。
4回表
ロサリオ 2-1から4球目を打ってライトフライ
グスマン 2-2から5球目を打ってレフトフライ
岩本 1-1から3球目を打ってセンターフライ
4回裏
渡邉 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
佐藤賢 フルカウントから8球目を打ってライト線ツーベースヒット
鵜久森 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
高濱 初球を打ってショートフライ
大嶋 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンド封殺
5回表
土生 0-1から2球目を打ってレフトフライ
庄司 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 0-1から2球目を打ってセカンドファウルフライ
5回裏
カープ選手交代
ピッチャー佐藤に代えて一岡
宇佐美 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
宇佐美の代走に森本
太田 0-2から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット
清水 1-2から4球目を空振り三振
岸里 1-1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ファイターズ9-0カープ
渡邉 初球を打ってセンター犠牲フライ
ファイターズ10-0カープ
佐藤賢の代打佐藤正 2-2から5球目を空振り三振
6回表
ファイターズ選手交代
代走森本がレフト
天谷 初球を打ってセカンドゴロ
安部 初球を打ってセンター前ヒット
堂林 ストレートのフォアボール
ロサリオ 初球を打ってセンターフライ
グスマン 初球を打ってピッチャーゴロ
●ちょっと頂けなかったのが、ヘスス・グスマンのピッチャーゴロ。当たり損ねで本人はファウルと判断したのか満足に走らず。ぶっちゃけこの試合、様々な野次が飛び交いました(この件に関してはいずれ別記事で)が、これには正直ぶち切れた。それこそ「ナンボ貰っとんねん!」てな感じ。本人のやる気の度合いもあるかと思いますが、このままじゃあ契約解除もありゃせんかな、とも思います。
6回裏
カープ選手交代
ショート安部に代えて上本
鵜久森 3-1から5球目を打ってセンターフライ
高濱 1-2から4球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
大嶋 0-2から3球目を打ってショートゴロ
森本 2-2から5球目を空振り三振


●5回表に佐藤祥万の後を受けてマウンドに上がった一岡竜司が回跨ぎ。帯同させているピッチャーが少ないのか、それとも武内久士の降板が予定より早かったのか。無事(?)2回1失点で済みましたが、今後はこんな起用法もあり、になるのか。中田廉の復帰の目処が立たぬ現在では致し方ないか。
●再調整名義での出場選手登録抹消ではありましたが、遠征には帯同したりしなかったり。広島居残りの場合は下半身強化中心のトレーニングメニューをこなしているとかいないとか。元々、肩に負担がかかりやすいっぽいフォームだっただけに、若干のフォーム改造も今後あったりするのでしょうか。
7回表
ファイターズ選手交代
ピッチャー中村勝に代えて齋藤勝
岩本の代打美間 0-2から4球目を空振り三振
土生の代打下水流 0-2から3球目を見逃し三振
庄司 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中村亘 0-2から3球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
ファイターズ10-1カープ
天谷 1-2から4球目を空振り三振
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー一岡に代えて江草
レフトロサリオに代えて鈴木将
代打下水流がそのまま入りライト
代打美間がそのまま入りサード
サード堂林がファースト
太田 1-2から4球目を見逃し三振
清水 3-1から5球目を打ってファーストゴロ
岸里 0-2から5球目を打ってレフトフライ
8回表
ファイターズ選手交代
ピッチャー齋藤勝に代えて河野
上本 3-1から5球目を選んでフォアボール
堂林 初球を打ってライトフライ
鈴木将 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット、上本は三塁へ
グスマン フルカウントから6球目を選んでフォアボール
美間 1-2から4球目を空振り三振
下水流 3-1から5球目を打ってショートゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー江草に代えて永川
渡邉 2-0から3球目を打ってセンターフライ
佐藤正 フルカウントから10球目を空振り三振
鵜久森 0-2から3球目を打ってショートゴロ
9回表
ファイターズ選手交代
ピッチャー河野に代えて増渕
庄司 初球を打ってライトフライ
中村亘 3-1から5球目を打ってレフトフェンス直撃ツーベースヒット
天谷 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
上本 2-2から5球目を空振り三振
鎌ヶ谷ファイターズスタジアム 第2回戦 鎌ヶ谷日本ハム1勝0敗
由宇練 000 000 100 1
鎌ヶ谷 206 020 00X 10
勝投手:中村勝(9試合3勝1敗)
敗投手:武内久士(6試合2勝1敗)
本塁打:[鎌ヶ谷]渡邉諒5号(1回裏 ソロ 武内から)佐藤賢5号(1回裏 ソロ 武内から)
試合時間:3時間と13分
観衆:3061人
投手成績
広島東洋カープ
武内 3.0回 16打者 64球 7被安打 2与四死球 2奪三振 7失点 7自責点
佐藤 2 回 8打者 32球 1被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
一岡 2 回 10打者 37球 4被安打 0与四死球 2奪三振 2失点 2自責点
江草 1 回 3打者 14球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
永川 1 回 3打者 16球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
鎌ヶ谷日本ハムファイターズ
中村勝 6 回 23打者 82球 3被安打 2与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
齋藤勝 1 回 5打者 20球 1被安打 1与四死球 2奪三振 1失点 1自責点
河野 1 回 6打者 22球 2被安打 1与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
増渕 1 回 4打者 15球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
見ての通り、武内久士が滅多打ちに会い、試合をぶち壊してしまった感は否めません。ただ、これだけ点を取られたにもかかわらず、フォアボールが2で済んでいるのは、悲惨な結果に終わったにしては好材料。ただ、そのフォアボールがいずれも失点につながってしまったのは反省材料。後を継いだ佐藤祥万、江草仁貴、永川勝浩が良かっただけに、試合を壊したと言われても致し方ない。
そして、すっかり冷め切ってしまってたカープ打線の中で、ひとり気を吐いていたのは中村亘佑。4打数2安打2二塁打1三振1打点の大活躍。積極的に打ちに行く姿勢が垣間見えました。育成契約選手として6年目。長ければいいと言うもんでもありませんが、早くからリード面ではいい所を見せてくれてました。
そしてキャッチングでもこの試合では荒れまくる武内久士のボールをよくセーブしてました。特に9回表のツーベースヒットは「行ったか」と思える程の大飛球。しかも相手が一軍経験豊富な増渕竜義と言うのも自信になったんではないでしょうか。そもそも育成選手が遠征に帯同するってのはほとんどなかったし。、これでわざわざ胎動させた意味が有る、と言うもの。いい経験になったんでは。

まぁ正直、ひどい試合になってしまいましたが、負ける時はこんな試合になりがち。

帰る途中、選手バスに追い抜かれました。明日は勝ってね。
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カープ二軍の交流戦と言えば、数年前に由宇練習場に、読売ジャイアンツを招いて(?)試合をやった事がありますが、やはり予算の都合なのか何なのか、カープはなかなか打って出ませんでした。
それがいきなり「千葉県鎌ヶ谷市」って。とは言うものの、一番近いのがベイスターズ二軍の本拠地・横須賀スタジアム。関東なんだから、東京駅に着いたらおそらく何処に行くにもバス移動だと思うので、たいして変わらないようにも思いますがどうでしょう。
6月13日土曜日に、マツダスタジアムで行われたウエスタンリーグ公式戦、対タイガース戦は6019人と、これまでにない動員を記録しました。翌日日曜日の三原市民球場の試合も、5100人と、2年連続の超満員札止め、ゴールデンウィークの神戸サブ球場も観衆1577人でした。
比較するのは無理かも知れませんが、そして昨今の「カープブーム」みたいなのも追い風になっているとは思いますが、何はともあれ、二軍に目を向ける人が増えてきたのも事実。特にファイターズの場合は、本拠地が一軍とかけ離れているせいか、独自路線を歩んでいるようにも感じます。
かつてはバファローズやベイスターズが、二軍の独立採算を目指して「サーパス神戸」「湘南シーレックス」と名を変えていましたが、いずれも頓挫してしまいました。ファイターズもチーム名称その他、独立採算化を検討してるそうですが、今後他チームの二軍の運営にどう影響を及ぼすか。
広島県内よその市に出向くのも「興行」としては良いかも知れませんが、今一度現在ある施設を見直すにも良い機会かと考えます。だからと言って由宇練習場の外野にプールは作らんでいいですが。
そんなこんなも含めて、関東遠征。


小雨そぼ降る中、成田空港からはるばるやってきました、ファイターズスタジアム。


まだ内野席、外野席とも開門前ではありましたが、球場正面は大賑わい。当日券を求めるファンの方も多数おられました。一週間前の前売り状況は、一塁側の指定席だけが完売状態でした。


開門まで時間があったので、スタジアムを一周。時間的にはカープのバッティング練習の時間のはずなんですが、グラウンドコンディション維持の為でしょう、グラウンドでは練習はなしでした。


開門は11:30。試合開始は13:30に変更。画像は12:00少し前のモノですが、続々と押し寄せてくるカープファン。滅多に観られないカープ二軍の試合。期待度の高さがこんな所にも伺えます。


カープの選手がグラウンドに姿を現したのは、試合開始20分前。内野手はベンチ前で軽い肩慣らし程度のノックのみ。外野手は外野でキャッチボールのみ。これは致し方ないところ。


カープ試合前の円陣。声出しは上本崇司。


で、今回のファーム交流戦は「カープ女子おもてなし鎌スタ観戦ツアー」と言う事で、試合開始前や5回終了後やらに、様々なイベントが企画されてまして。その一環として「鎌スタ女子対カープ女子の綱引き大会」。そこに駆り出されたのはファイターズから佐藤正尭、カープからライネル・ロサリオ。
(個人的意見です)割とこう言うイベントっぽいのは冷静に、と言うかやや引いて見てしまう傾向があるんですが、試合前の選手をわざわざこう言う企画に引っ張り出す意図って何なのかな、と。ファン同士でやる分にはいいとは思うんですが、つまらぬ怪我につながっては元も子もないなぁ、と。その他にもいろいろあったんですが、申し訳ないですが参加「出来ませんでした」。ごめんなさい。


この日の試合は「「北海道雨竜町デー」として開催され、試合開始直前には「雨竜米」の贈呈式が行われました。カープから出てきたのは、高信二監督と佐藤祥万。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)天谷
2(遊)安部
3(三)堂林
4(左)ロサリオ
5(指)グスマン
6(一)岩本
7(右)土生
8(二)庄司
9(捕)中村亘
P:武内
後攻:鎌ヶ谷日本ハムファイターズ
1(中)岸里
2(遊)渡邉
3(指)佐藤賢
4(右)鵜久森
5(三)高濱
6(一)大嶋
7(左)宇佐美
8(二)太田
9(捕)清水
P:中村勝
審判と公式記録員




球審:岩下健吾、一塁:長川真也、三塁:原信一朗、公式記録員:小熊陽介
○当然といえば当然ですが、審判団は全員関東勤務の方ばかりです。ウエスタンリーグでは見慣れている「審判三人制」ですが、イースタンリーグでも行われているんでしょうか。
打撃成績
1回表
天谷 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
安部 フルカウントから8球目を打ってセンター前ヒット
堂林 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
ロサリオ フルカウントから6球目を空振り三振
グスマン 0-2から3球目を打ってショートファウルフライ
1回裏
岸里 0-2から3球目を見逃し三振
渡邉 1-1から3球目を打ってレフトへ第5号ソロホームラン
ファイターズ1-0カープ
佐藤賢 2-2から6球目を打ってセンターへ第5号ホームラン
ファイターズ2-0カープ
鵜久森 1-2から4球目を打ってライトフライ
高濱 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
●立ち上がり、岸里亮佑を見逃し三振に斬って取ったボールは、球威・コントロールともその後を期待させるものではありましたが、その後立て続けにソロホームラン。二者連続被弾ってのは初見。
2回表
岩本 1-1から3球目を打ってショートフライ
土生 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ
庄司 ストレートのフォアボール
中村亘 2-2から7球目を空振り三振
2回裏
大嶋 1-0から2球目を打ってショートゴロエラー
宇佐美 2-2から6球目を空振り三振
太田 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロセカンド封殺
清水 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ
3回表
天谷 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
安部 2-1から3球目を打ってレフトフライ
堂林 1-1から3球目を打ってライトフライ
3回裏
岸里 0-1から2球目を打ってライト線ツーベースヒット
渡邉 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
佐藤賢 1-0から2球目を打ってセンターオーバー2点タイムリーツーベースヒット
ファイターズ4-0カープ
鵜久森 0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
ファイターズ5-0カープ
高濱 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
大嶋 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
宇佐美 1-1から3球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
ファイターズ8-0カープ
カープ選手交代
ピッチャー武内に代えて佐藤
太田 初球を打ってサードフライ
清水 1-2から4球目を空振り三振
岸里 1-2から4球目を空振り三振




●何となくなし崩し的に打ち込まれてしまった武内久士。お互いのデータが少ない(と思われる)分、積極的い打てるボールを打ちに来て、最高の結果にしたファイターズ打線に軍配、といったところでしょうか。しかし、ワンアウトも取れずに降板ってのはちょっと頂けない。もっとも、5月に復帰して先発ローテーションで回って出場選手登録もあって、疲れの見える頃、と思えば致し方ところでしょうか。




●そして気になるのがライネル・ロサリオ。宇佐美塁大の打球を追いかけて配送したのはいいけど転倒。津幡寿昭トレーナーが様子を見に行ってはいますが、どうやら右足かかとを痛めた模様。その後も何とか試合には出続けました。ただ場所が場所なので今後に影響せねばいいんですが。




●リリーフのマウンドに上がったのは凱旋登板と言うか里帰り登板となった佐藤祥万。左(大田賢吾)右(清水優心)左(岸里亮佑)と続くファイターズ打線を完璧に封じ込め、お披露目登板はおしまい。なかなか数字の上がらない佐藤祥万ではありますが、これを何らかのきっかけにして頂ければこれ幸い。
4回表
ロサリオ 2-1から4球目を打ってライトフライ
グスマン 2-2から5球目を打ってレフトフライ
岩本 1-1から3球目を打ってセンターフライ
4回裏
渡邉 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
佐藤賢 フルカウントから8球目を打ってライト線ツーベースヒット
鵜久森 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
高濱 初球を打ってショートフライ
大嶋 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンド封殺
5回表
土生 0-1から2球目を打ってレフトフライ
庄司 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 0-1から2球目を打ってセカンドファウルフライ
5回裏
カープ選手交代
ピッチャー佐藤に代えて一岡
宇佐美 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
宇佐美の代走に森本
太田 0-2から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット
清水 1-2から4球目を空振り三振
岸里 1-1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ファイターズ9-0カープ
渡邉 初球を打ってセンター犠牲フライ
ファイターズ10-0カープ
佐藤賢の代打佐藤正 2-2から5球目を空振り三振
6回表
ファイターズ選手交代
代走森本がレフト
天谷 初球を打ってセカンドゴロ
安部 初球を打ってセンター前ヒット
堂林 ストレートのフォアボール
ロサリオ 初球を打ってセンターフライ
グスマン 初球を打ってピッチャーゴロ
●ちょっと頂けなかったのが、ヘスス・グスマンのピッチャーゴロ。当たり損ねで本人はファウルと判断したのか満足に走らず。ぶっちゃけこの試合、様々な野次が飛び交いました(この件に関してはいずれ別記事で)が、これには正直ぶち切れた。それこそ「ナンボ貰っとんねん!」てな感じ。本人のやる気の度合いもあるかと思いますが、このままじゃあ契約解除もありゃせんかな、とも思います。
6回裏
カープ選手交代
ショート安部に代えて上本
鵜久森 3-1から5球目を打ってセンターフライ
高濱 1-2から4球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
大嶋 0-2から3球目を打ってショートゴロ
森本 2-2から5球目を空振り三振




●5回表に佐藤祥万の後を受けてマウンドに上がった一岡竜司が回跨ぎ。帯同させているピッチャーが少ないのか、それとも武内久士の降板が予定より早かったのか。無事(?)2回1失点で済みましたが、今後はこんな起用法もあり、になるのか。中田廉の復帰の目処が立たぬ現在では致し方ないか。
●再調整名義での出場選手登録抹消ではありましたが、遠征には帯同したりしなかったり。広島居残りの場合は下半身強化中心のトレーニングメニューをこなしているとかいないとか。元々、肩に負担がかかりやすいっぽいフォームだっただけに、若干のフォーム改造も今後あったりするのでしょうか。
7回表
ファイターズ選手交代
ピッチャー中村勝に代えて齋藤勝
岩本の代打美間 0-2から4球目を空振り三振
土生の代打下水流 0-2から3球目を見逃し三振
庄司 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中村亘 0-2から3球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
ファイターズ10-1カープ
天谷 1-2から4球目を空振り三振
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー一岡に代えて江草
レフトロサリオに代えて鈴木将
代打下水流がそのまま入りライト
代打美間がそのまま入りサード
サード堂林がファースト
太田 1-2から4球目を見逃し三振
清水 3-1から5球目を打ってファーストゴロ
岸里 0-2から5球目を打ってレフトフライ
8回表
ファイターズ選手交代
ピッチャー齋藤勝に代えて河野
上本 3-1から5球目を選んでフォアボール
堂林 初球を打ってライトフライ
鈴木将 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット、上本は三塁へ
グスマン フルカウントから6球目を選んでフォアボール
美間 1-2から4球目を空振り三振
下水流 3-1から5球目を打ってショートゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー江草に代えて永川
渡邉 2-0から3球目を打ってセンターフライ
佐藤正 フルカウントから10球目を空振り三振
鵜久森 0-2から3球目を打ってショートゴロ
9回表
ファイターズ選手交代
ピッチャー河野に代えて増渕
庄司 初球を打ってライトフライ
中村亘 3-1から5球目を打ってレフトフェンス直撃ツーベースヒット
天谷 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
上本 2-2から5球目を空振り三振
鎌ヶ谷ファイターズスタジアム 第2回戦 鎌ヶ谷日本ハム1勝0敗
由宇練 000 000 100 1
鎌ヶ谷 206 020 00X 10
勝投手:中村勝(9試合3勝1敗)
敗投手:武内久士(6試合2勝1敗)
本塁打:[鎌ヶ谷]渡邉諒5号(1回裏 ソロ 武内から)佐藤賢5号(1回裏 ソロ 武内から)
試合時間:3時間と13分
観衆:3061人
投手成績
広島東洋カープ
武内 3.0回 16打者 64球 7被安打 2与四死球 2奪三振 7失点 7自責点
佐藤 2 回 8打者 32球 1被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
一岡 2 回 10打者 37球 4被安打 0与四死球 2奪三振 2失点 2自責点
江草 1 回 3打者 14球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
永川 1 回 3打者 16球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
鎌ヶ谷日本ハムファイターズ
中村勝 6 回 23打者 82球 3被安打 2与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
齋藤勝 1 回 5打者 20球 1被安打 1与四死球 2奪三振 1失点 1自責点
河野 1 回 6打者 22球 2被安打 1与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
増渕 1 回 4打者 15球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
見ての通り、武内久士が滅多打ちに会い、試合をぶち壊してしまった感は否めません。ただ、これだけ点を取られたにもかかわらず、フォアボールが2で済んでいるのは、悲惨な結果に終わったにしては好材料。ただ、そのフォアボールがいずれも失点につながってしまったのは反省材料。後を継いだ佐藤祥万、江草仁貴、永川勝浩が良かっただけに、試合を壊したと言われても致し方ない。
そして、すっかり冷め切ってしまってたカープ打線の中で、ひとり気を吐いていたのは中村亘佑。4打数2安打2二塁打1三振1打点の大活躍。積極的に打ちに行く姿勢が垣間見えました。育成契約選手として6年目。長ければいいと言うもんでもありませんが、早くからリード面ではいい所を見せてくれてました。
そしてキャッチングでもこの試合では荒れまくる武内久士のボールをよくセーブしてました。特に9回表のツーベースヒットは「行ったか」と思える程の大飛球。しかも相手が一軍経験豊富な増渕竜義と言うのも自信になったんではないでしょうか。そもそも育成選手が遠征に帯同するってのはほとんどなかったし。、これでわざわざ胎動させた意味が有る、と言うもの。いい経験になったんでは。


まぁ正直、ひどい試合になってしまいましたが、負ける時はこんな試合になりがち。


帰る途中、選手バスに追い抜かれました。明日は勝ってね。
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2015.06.28 / Top↑
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