――――と言わんばかりに、カープの二軍はウエスタンリーグで首位を快走しています。
豊中ローズ球場での2試合を終えて、昨日は由宇練習場で紅白戦をやってたそうです。
6月9日終了時点でのカープの成績は、52試合34勝16敗2分。勝率0.680。2位につけているホークスがやはり気になる存在です(対戦成績は現在6勝9敗で負け越してます)が、9日(福岡ドーム)10日(雁の巣)とタイガースに連敗、とうとうゲーム差は7にまで広がりました。
ここで少し、ウエスタンリーグでの快走を支えていると思われる選手を思いつくまま気の向くまま。
中村亘佑 22試合出場48打数6安打1本塁打 打率0.125

なんでこんな数字の選手を挙げるねん、という話にもなりますが、現在出場選手登録を抹消されている倉義和に代わり、そして白濱裕太すら押しのけて、確実に「先発マスク」は増えてきていると思います。キャッチャー練習を見る機会も多いですが、水本勝己バッテリーコーチに一番いじられているのも彼。どれだけ弄られようが、ニヤッと笑って流せるだけの図太さも持ち合わせてます。
現在、カープの支配下登録選手は69人。残り一つを空けているのは、久本祐一の復帰待ち、と言う憶測もありますが、7月31日の期限まで何があるか分からない。無論中村亘佑にもその資格、と言うか挑戦権は十分にあると思います。支配下登録されたら、久しぶりに「選手ユニ」買いますか。
土生翔平 45試合出場122打数32安打1本塁打23四球 出塁率0.384 打率0.262

次々に出場選手登録を抹消されてくる外国人選手の影響で、なかなか外野での出番のない土生翔平。ゆえに(ではないと思いますが)ファーストもやったりで、ポジション関しては試行錯誤をしていますが、目立つ数字といえばやはり、ウエスタンリーグのトップを走る出塁率。昨シーズン、規定打席未到達とは言え、0.339と言う数字を残した自信みたいなのも感じられます。
同じ外野手の丸佳浩がピリッとしない現在、もういい加減、彼に一軍初出場の機会があってもいいはず。課題はあろうかと思いますが、成績を残している選手はまずはさっさと一軍で起用しないと。
庄司隼人 49試合出場 153打数39安打2本塁打 打率0.255

彼の今シーズンのホームランを2本(1号:5月15日 2号:6月6日)とも見る事になるは思いませんでした。それ以上に、ルーキーイヤーの対社会人オール広島戦で、ゴロヒットでプロ入り初タイムリーヒットを記録した投手転向組が、あれだけ見事なホームランを打つまでになるとはねー。
現在、ウエスタンリーグの犠打部門でダントツの「15」。打順は5月以降はずっと「2番セカンド」。つなぎの役割はしっかり出来てます。打率も決して悪い数字じゃない。一軍には菊池涼介と言う絶対的な存在がありますが、彼にも絶対に出番はあるはず。つか一軍の現状を考えると、ないとおかしい。一軍出場ならサードもあり、と言う声もあるけど、個人的にはセカンドに拘りは持って欲しいです。
下水流昴 41試合出場 143打数42安打5本塁打 打率0.294

先日の豊中ローズ球場で、見事なホームランを打ちました。その時の拍手と歓声は、今の彼に対する期待度と、それに応えた彼のバッティングへの賞賛の証。右の外野手と言えば、緒方孝市監督は鈴木誠也に期待しているようではありますが、本当い勝ちたいのであれば彼にも出番はあっていい。
高卒選手と、大卒社会人出身選手は比べられませんが、高卒選手だと9年目。そろそろ結果を求められる年齢の筈ずだし、その通りの結果を残しつつある、と言うか残してます。本当に「起爆剤」を求めるのであれば、これまで一軍実績のない選手が一番、その筆頭は下水流昴ではないでしょうか。
中村恭平 9試合5勝2敗2完投1完封1無四球 防御率3.13

教育リーグから、ウエスタンリーグ公式戦序盤の好調さは影を潜めた感もありますが、それでも100球前後で6回3失点に纏め上げるあたりは、長いイニングを上げるコツみたいなモノを掴んだか、という気もします。顔つきも明らかに昨年とは違うし、ブルペンでも近付きがたいオーラも感じました。
武内久士が今週の西武ドーム遠征に帯同、先発の予定だそうですが、時期が時期なら確実に中村恭平にも出番はあったはず。大瀬良大地はリリーフに回ったとされる現在、そして少し気が早いですが、6連戦が続くオールスターゲーム以降、確実に「6番目の先発ローテーション」の争いは激化するはず。そして、中村恭平も絶対に、その中に入ってくるものと思います。そうでないといけないはず。
飯田哲矢 21試合登板1勝0敗10セーブ 防御率2.18

こんな事を言うと怒られるかも知れませんが、カープ球団がどう言う思惑で飯田哲矢をドラフト指名したかは分かりませんが、いつの間にかカープ二軍のクローザーとしてしっかり数字を残しています。内容も20回2/3で22奪三振と文句なし。ウエスタンリーグのセーブ部門でこれまたトップの数字。
ここ数年、カープが指名した社会人野球出身の選手は、言い方は酷くなりますが、尽くカープは失敗に終わらせてしまってます。起用法もままならないままユニフォームを脱がざるを得なかった選手も少なからずいます。しかしながら飯田哲矢にだけはそうなって欲しくないし、成績も残してます。
出場選手登録はされたものの、たった1試合の登板で抹消されてしまいましたが、リリーフ陣の起用が流動的な現在、彼にも出番がないはずはない。下水流昴もそうですが、これ以上社会人野球出身の選手を「ドラフトで指名してみました」で終わらせるわけにはいかないし、今後のドラフト戦略にも影響しかねない。何よりも、スカウト陣の苦労が水泡に帰してしまう。もうそんなのは御免蒙りたい。
ウエスタンリーグでの戦い、また一軍との戦い、己との戦い、まだまだ続きます。今シーズンの場合、最大132試合が組まれていますが、雨天中止の場合は振替がありません。そうなれば「天候との戦い」も含まれてきますが、勝てる試合はとことん勝ちに拘って欲しい。育成目的とは言え、勝って成績を残してなんぼの世界。今シーズンこそはウエスタンリーグ優勝を願います。
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豊中ローズ球場での2試合を終えて、昨日は由宇練習場で紅白戦をやってたそうです。
6月9日終了時点でのカープの成績は、52試合34勝16敗2分。勝率0.680。2位につけているホークスがやはり気になる存在です(対戦成績は現在6勝9敗で負け越してます)が、9日(福岡ドーム)10日(雁の巣)とタイガースに連敗、とうとうゲーム差は7にまで広がりました。
ここで少し、ウエスタンリーグでの快走を支えていると思われる選手を思いつくまま気の向くまま。
中村亘佑 22試合出場48打数6安打1本塁打 打率0.125


なんでこんな数字の選手を挙げるねん、という話にもなりますが、現在出場選手登録を抹消されている倉義和に代わり、そして白濱裕太すら押しのけて、確実に「先発マスク」は増えてきていると思います。キャッチャー練習を見る機会も多いですが、水本勝己バッテリーコーチに一番いじられているのも彼。どれだけ弄られようが、ニヤッと笑って流せるだけの図太さも持ち合わせてます。
現在、カープの支配下登録選手は69人。残り一つを空けているのは、久本祐一の復帰待ち、と言う憶測もありますが、7月31日の期限まで何があるか分からない。無論中村亘佑にもその資格、と言うか挑戦権は十分にあると思います。支配下登録されたら、久しぶりに「選手ユニ」買いますか。
土生翔平 45試合出場122打数32安打1本塁打23四球 出塁率0.384 打率0.262


次々に出場選手登録を抹消されてくる外国人選手の影響で、なかなか外野での出番のない土生翔平。ゆえに(ではないと思いますが)ファーストもやったりで、ポジション関しては試行錯誤をしていますが、目立つ数字といえばやはり、ウエスタンリーグのトップを走る出塁率。昨シーズン、規定打席未到達とは言え、0.339と言う数字を残した自信みたいなのも感じられます。
同じ外野手の丸佳浩がピリッとしない現在、もういい加減、彼に一軍初出場の機会があってもいいはず。課題はあろうかと思いますが、成績を残している選手はまずはさっさと一軍で起用しないと。
庄司隼人 49試合出場 153打数39安打2本塁打 打率0.255


彼の今シーズンのホームランを2本(1号:5月15日 2号:6月6日)とも見る事になるは思いませんでした。それ以上に、ルーキーイヤーの対社会人オール広島戦で、ゴロヒットでプロ入り初タイムリーヒットを記録した投手転向組が、あれだけ見事なホームランを打つまでになるとはねー。
現在、ウエスタンリーグの犠打部門でダントツの「15」。打順は5月以降はずっと「2番セカンド」。つなぎの役割はしっかり出来てます。打率も決して悪い数字じゃない。一軍には菊池涼介と言う絶対的な存在がありますが、彼にも絶対に出番はあるはず。つか一軍の現状を考えると、ないとおかしい。一軍出場ならサードもあり、と言う声もあるけど、個人的にはセカンドに拘りは持って欲しいです。
下水流昴 41試合出場 143打数42安打5本塁打 打率0.294


先日の豊中ローズ球場で、見事なホームランを打ちました。その時の拍手と歓声は、今の彼に対する期待度と、それに応えた彼のバッティングへの賞賛の証。右の外野手と言えば、緒方孝市監督は鈴木誠也に期待しているようではありますが、本当い勝ちたいのであれば彼にも出番はあっていい。
高卒選手と、大卒社会人出身選手は比べられませんが、高卒選手だと9年目。そろそろ結果を求められる年齢の筈ずだし、その通りの結果を残しつつある、と言うか残してます。本当に「起爆剤」を求めるのであれば、これまで一軍実績のない選手が一番、その筆頭は下水流昴ではないでしょうか。
中村恭平 9試合5勝2敗2完投1完封1無四球 防御率3.13


教育リーグから、ウエスタンリーグ公式戦序盤の好調さは影を潜めた感もありますが、それでも100球前後で6回3失点に纏め上げるあたりは、長いイニングを上げるコツみたいなモノを掴んだか、という気もします。顔つきも明らかに昨年とは違うし、ブルペンでも近付きがたいオーラも感じました。
武内久士が今週の西武ドーム遠征に帯同、先発の予定だそうですが、時期が時期なら確実に中村恭平にも出番はあったはず。大瀬良大地はリリーフに回ったとされる現在、そして少し気が早いですが、6連戦が続くオールスターゲーム以降、確実に「6番目の先発ローテーション」の争いは激化するはず。そして、中村恭平も絶対に、その中に入ってくるものと思います。そうでないといけないはず。
飯田哲矢 21試合登板1勝0敗10セーブ 防御率2.18


こんな事を言うと怒られるかも知れませんが、カープ球団がどう言う思惑で飯田哲矢をドラフト指名したかは分かりませんが、いつの間にかカープ二軍のクローザーとしてしっかり数字を残しています。内容も20回2/3で22奪三振と文句なし。ウエスタンリーグのセーブ部門でこれまたトップの数字。
ここ数年、カープが指名した社会人野球出身の選手は、言い方は酷くなりますが、尽くカープは失敗に終わらせてしまってます。起用法もままならないままユニフォームを脱がざるを得なかった選手も少なからずいます。しかしながら飯田哲矢にだけはそうなって欲しくないし、成績も残してます。
出場選手登録はされたものの、たった1試合の登板で抹消されてしまいましたが、リリーフ陣の起用が流動的な現在、彼にも出番がないはずはない。下水流昴もそうですが、これ以上社会人野球出身の選手を「ドラフトで指名してみました」で終わらせるわけにはいかないし、今後のドラフト戦略にも影響しかねない。何よりも、スカウト陣の苦労が水泡に帰してしまう。もうそんなのは御免蒙りたい。
ウエスタンリーグでの戦い、また一軍との戦い、己との戦い、まだまだ続きます。今シーズンの場合、最大132試合が組まれていますが、雨天中止の場合は振替がありません。そうなれば「天候との戦い」も含まれてきますが、勝てる試合はとことん勝ちに拘って欲しい。育成目的とは言え、勝って成績を残してなんぼの世界。今シーズンこそはウエスタンリーグ優勝を願います。
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2015.06.11 / Top↑
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