オリックスバファローズの近畿地方全域への進出は、ここ数年目覚ましいものがあります。
以前は京都府・峰山球場など、ごくごく限られた地域になっていたようですが、あじさいスタジアム北神戸の使用頻度が減った分、どんどん近畿二府四県に打って出てるような気もします。その代わり、今シーズンはわかさスタジアム京都での開催がないようですが、まぁこれは「都合上」かと。
で、大阪府豊中市にある豊中ローズ球場。正式名称はタイトルの通り「豊中市豊島公園野球場」。以前から高校野球大阪府予選、甲子園本大会に出場するチームの練習に使用されていた球場です。
プロ野球公式戦開催ともなると、2013年6月に行われたウエスタンリーグ公式戦、バファローズ対タイガースが初使用。昨年は対ホークス戦が行われたそうですが、いよいよ対カープ戦。
行かなきゃ(笑)。
※以下、6月6日撮影分と7日撮影分の画像が入り混じっています。ご了承ください。
↑ちなみに「7:40」は、7日に初芝駅に到着した時刻です。

しつこいようですが、すべての起点は南海高野線初芝駅。


途中、中百舌鳥駅から地下鉄御堂筋線に乗り換えます。梅田駅に出る運賃は難波駅から地下鉄に乗り換えるより、実はこちらの方が土曜日曜の地下鉄一日乗車券等を考えると何かと安上がり。

地下鉄梅田駅から阪急梅田駅までの乗り換えは多少なりとも困難をきわめます。、一人で歩く際のスピードが早い(と言われてます)私には、ちょっと緩いんです。ゆえに7日復路は、阪急十三駅から南方駅経由にしました。南方駅に停車する電車も多いので、割と使えるかと思います。

梅田駅からは、阪急電車特有の言い回し、4・5号線の宝塚線普通電車に乗り換えて曽根駅を目指します。まかり間違ってもあわてて急行電車には乗らないようにしましょう。華麗にスルーされます。

途中、服部天神駅を発車して暫くすると、進行方向左側に、目指す豊中ローズ球場が見えます。球場全体を見渡せるところは、残念ながら豊島公園内には見つかりませんでした。


阪急宝塚線曽根駅。改札口を出て右、つまりは駅東側に出て、そこからひたすら阪急電車の高架を沿いに、南に向かって歩きます。手前の服部天神駅から歩いても良いかと思われます(徒歩10分程度)が、駅からの距離は曽根駅の方が断然近いです。これは両駅までの運賃との相談、でしょうか。
豊中ローズ球場までの間には、コンビニはありません。曽根駅前には、今や数少なくなった「ダイエー(曽根駅前店)」があり、また阪急電車の高架下にも「ロッテリア」や「KOHYO」等があるので、時間のある方は先にここでお買い物を済ますと良いかと思われます。また今回の試合には残念ながら、バファローズ二軍主催試合にはつきものの「おかもとカレー」の出店もありませんでした。

高架沿いにしばらく歩き、左に曲がって大きな道に出ます。迂闊に直進してしまうと、やたら狭いのに車だけは通るやや危ない道に出てしまい、さらにはT字路もあるので迷う可能性も無きにしもあらず。

広い道に出て、急な坂を下ると、阪急電車の高架下に出ます。高架を潜りましょう。

高架をくぐった先はもう「豊中市豊島公園」です。見えているのはオリックスバファローズの移動用バス。名古屋はもちろん、由宇にも出かけるこのバス。バファローズ二軍選手はそれこそ「苦行」です。

舗装されているところを道なりに歩いていくと、「ローズ球場」に到着します。曽根駅から歩いて5分くらいです。まぁそうそう迷う距離でもないかとは思います。

「球場正面」。窓口らしいものもないので、当日券売り場な仮設。奥にあるのは関係者入口。

球場正面向かって右、ライト側は入場列、左レフト側は当日券購入の列になっていました。


球場外周はそれこそコンコースのようになっていますが、これは一周500メートルほどのジョギングコースになっています。開門までの間、ひと汗かいてみてはいかがでしょうか。また一部スタンドが途切れているところが有り、そこから練習だけは垣間見ることができました。
最近新しく建設される野球場ってのは、だいたいが「運動公園」の施設の一部として建設される事が多いですが、ここ豊中ローズ球場は言わば「緑地公園」みたいなところの中にある球場なので、とにかく周囲は狭く、住宅地が割とギリギリまで迫っています。外野スタンドはありません。

狭い球場ではありますが、球場の外にもトイレがあります。おそらく球場とはまた関係ない目的ではあると思います。さらには、今回は使用されませんでしたが、内野芝生席用のゲートもあります。

グラウンド。内野は全面黒土クレー舗装、外野は天然芝です。

両翼95メートル、センター115メートル。国際規格には程遠いサイズですが、これ以上の拡張はまずないかと思います。ただ、数少ない北大阪にある球場なので、大切に使って欲しいとは思います。

スコアボードは磁気反転式。ボールカウント表示はBSOになっています。

内野スタンド(と言っても外野スタンドはない)はベンチ上まで、背もたれのない座席になっています。スタンド中央にも通路があり比較的移動はしやすいかと思います。また一部には車椅子スペースもあります。収容人員は1182人。下記の芝生席を含めると約2000人だそうです。

ベンチ上から先は、搬入用通路らしきものをはさんでポール際まで、ごくわずかではありますが芝生席が設けてあります。当然のようにバックネット裏に陣取ったので詳しい状況は確認出来ませんでしたが、7日の試合(公式発表観衆1700人/チケット完売)ではここまで満員になったとか。すぐ目の前にブルペンがあるので、リリーフマニアの方には特等席かもしれません。

この球場の残念な所といえば、グラウンド、スタンドともに、芝があなぼこだらけな事。選手、またお客さんの怪我にもつながりかねないので、これだけは何とかしていただきたいところ、ではあります。この先何年もいろんな形で使用するであろう球場ですからね。

バックネット裏スタンドを覆う屋根ですが、全体を覆っているわけではなく、1/3程度を覆っているのみです。しかも球場自体が南南西向きなので、あまり意味がないようにも思いますがどうでしょう。

照明塔は内外野合計6基。公式サイトでは「全点灯使用不可(内野4基のみ、もしくは外野2基のみ)」と言う事なので、ナイトゲームには向きません。住宅地が近隣まで迫っている影響もあると思います。

内野スタンド下には男女別のトイレと売店スペースがあります。

豊中ローズ球でのプロ野球開催上の問題としては、あくまで個人的見解ではありますが、球場の敷地としてあまりにも狭いこと。選手の移動用バスの進入も困難を極めています。もっとも、収容人員1万人規模の球場でもないので、これくらいが一番収まりが良いのかも知れません。

カープトラック(と言う名のクロネコヤマト)を見送って試合終了。選手バスだけ出発させて、トラックの出発を忘れていたと言う、ちょっとしたアクシデントがあったのはここだけの話でござい。
以上、かなり適当ではありますが、豊中ローズ球場でした。
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以前は京都府・峰山球場など、ごくごく限られた地域になっていたようですが、あじさいスタジアム北神戸の使用頻度が減った分、どんどん近畿二府四県に打って出てるような気もします。その代わり、今シーズンはわかさスタジアム京都での開催がないようですが、まぁこれは「都合上」かと。
で、大阪府豊中市にある豊中ローズ球場。正式名称はタイトルの通り「豊中市豊島公園野球場」。以前から高校野球大阪府予選、甲子園本大会に出場するチームの練習に使用されていた球場です。
プロ野球公式戦開催ともなると、2013年6月に行われたウエスタンリーグ公式戦、バファローズ対タイガースが初使用。昨年は対ホークス戦が行われたそうですが、いよいよ対カープ戦。
行かなきゃ(笑)。
※以下、6月6日撮影分と7日撮影分の画像が入り混じっています。ご了承ください。
↑ちなみに「7:40」は、7日に初芝駅に到着した時刻です。

しつこいようですが、すべての起点は南海高野線初芝駅。




途中、中百舌鳥駅から地下鉄御堂筋線に乗り換えます。梅田駅に出る運賃は難波駅から地下鉄に乗り換えるより、実はこちらの方が土曜日曜の地下鉄一日乗車券等を考えると何かと安上がり。


地下鉄梅田駅から阪急梅田駅までの乗り換えは多少なりとも困難をきわめます。、一人で歩く際のスピードが早い(と言われてます)私には、ちょっと緩いんです。ゆえに7日復路は、阪急十三駅から南方駅経由にしました。南方駅に停車する電車も多いので、割と使えるかと思います。


梅田駅からは、阪急電車特有の言い回し、4・5号線の宝塚線普通電車に乗り換えて曽根駅を目指します。まかり間違ってもあわてて急行電車には乗らないようにしましょう。華麗にスルーされます。


途中、服部天神駅を発車して暫くすると、進行方向左側に、目指す豊中ローズ球場が見えます。球場全体を見渡せるところは、残念ながら豊島公園内には見つかりませんでした。




阪急宝塚線曽根駅。改札口を出て右、つまりは駅東側に出て、そこからひたすら阪急電車の高架を沿いに、南に向かって歩きます。手前の服部天神駅から歩いても良いかと思われます(徒歩10分程度)が、駅からの距離は曽根駅の方が断然近いです。これは両駅までの運賃との相談、でしょうか。
豊中ローズ球場までの間には、コンビニはありません。曽根駅前には、今や数少なくなった「ダイエー(曽根駅前店)」があり、また阪急電車の高架下にも「ロッテリア」や「KOHYO」等があるので、時間のある方は先にここでお買い物を済ますと良いかと思われます。また今回の試合には残念ながら、バファローズ二軍主催試合にはつきものの「おかもとカレー」の出店もありませんでした。


高架沿いにしばらく歩き、左に曲がって大きな道に出ます。迂闊に直進してしまうと、やたら狭いのに車だけは通るやや危ない道に出てしまい、さらにはT字路もあるので迷う可能性も無きにしもあらず。


広い道に出て、急な坂を下ると、阪急電車の高架下に出ます。高架を潜りましょう。


高架をくぐった先はもう「豊中市豊島公園」です。見えているのはオリックスバファローズの移動用バス。名古屋はもちろん、由宇にも出かけるこのバス。バファローズ二軍選手はそれこそ「苦行」です。


舗装されているところを道なりに歩いていくと、「ローズ球場」に到着します。曽根駅から歩いて5分くらいです。まぁそうそう迷う距離でもないかとは思います。

「球場正面」。窓口らしいものもないので、当日券売り場な仮設。奥にあるのは関係者入口。


球場正面向かって右、ライト側は入場列、左レフト側は当日券購入の列になっていました。




球場外周はそれこそコンコースのようになっていますが、これは一周500メートルほどのジョギングコースになっています。開門までの間、ひと汗かいてみてはいかがでしょうか。また一部スタンドが途切れているところが有り、そこから練習だけは垣間見ることができました。
最近新しく建設される野球場ってのは、だいたいが「運動公園」の施設の一部として建設される事が多いですが、ここ豊中ローズ球場は言わば「緑地公園」みたいなところの中にある球場なので、とにかく周囲は狭く、住宅地が割とギリギリまで迫っています。外野スタンドはありません。


狭い球場ではありますが、球場の外にもトイレがあります。おそらく球場とはまた関係ない目的ではあると思います。さらには、今回は使用されませんでしたが、内野芝生席用のゲートもあります。

グラウンド。内野は全面黒土クレー舗装、外野は天然芝です。



両翼95メートル、センター115メートル。国際規格には程遠いサイズですが、これ以上の拡張はまずないかと思います。ただ、数少ない北大阪にある球場なので、大切に使って欲しいとは思います。

スコアボードは磁気反転式。ボールカウント表示はBSOになっています。


内野スタンド(と言っても外野スタンドはない)はベンチ上まで、背もたれのない座席になっています。スタンド中央にも通路があり比較的移動はしやすいかと思います。また一部には車椅子スペースもあります。収容人員は1182人。下記の芝生席を含めると約2000人だそうです。


ベンチ上から先は、搬入用通路らしきものをはさんでポール際まで、ごくわずかではありますが芝生席が設けてあります。当然のようにバックネット裏に陣取ったので詳しい状況は確認出来ませんでしたが、7日の試合(公式発表観衆1700人/チケット完売)ではここまで満員になったとか。すぐ目の前にブルペンがあるので、リリーフマニアの方には特等席かもしれません。


この球場の残念な所といえば、グラウンド、スタンドともに、芝があなぼこだらけな事。選手、またお客さんの怪我にもつながりかねないので、これだけは何とかしていただきたいところ、ではあります。この先何年もいろんな形で使用するであろう球場ですからね。


バックネット裏スタンドを覆う屋根ですが、全体を覆っているわけではなく、1/3程度を覆っているのみです。しかも球場自体が南南西向きなので、あまり意味がないようにも思いますがどうでしょう。



照明塔は内外野合計6基。公式サイトでは「全点灯使用不可(内野4基のみ、もしくは外野2基のみ)」と言う事なので、ナイトゲームには向きません。住宅地が近隣まで迫っている影響もあると思います。


内野スタンド下には男女別のトイレと売店スペースがあります。


豊中ローズ球でのプロ野球開催上の問題としては、あくまで個人的見解ではありますが、球場の敷地としてあまりにも狭いこと。選手の移動用バスの進入も困難を極めています。もっとも、収容人員1万人規模の球場でもないので、これくらいが一番収まりが良いのかも知れません。


カープトラック(と言う名のクロネコヤマト)を見送って試合終了。選手バスだけ出発させて、トラックの出発を忘れていたと言う、ちょっとしたアクシデントがあったのはここだけの話でござい。
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2015.06.09 / Top↑
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