昨日の対ドラゴンズ戦。

7回裏までテレビで見て仕事に出ました。その後何があったのかは帰ってきてから見ました。まぁよくあの雨の中で試合を続行したな、と言うのが第一印象。雨雲レーダーを見たら、ずっと雨降りの状態。日曜日のデーゲーム。集客が見込めるから球団としては強行したんだとは思いますが。

それは良しとして。

昨日の試合前、ネイト・シアーホルツと小窪哲也が出場選手登録されました。ネイト・シアーホルツに関しては、金曜日土曜日の阪神鳴尾浜球場での対タイガース戦を見る限り、まだ早いんじゃないかと思った次第。ボールはしっかり叩けているけど、長打が出る気配があまりなかった。

本人の感触はどの程度のもんか、聞いてみないと分からないし、カープ球団がなぜそこまでして昇格を急いだのかわかりませんが、まだまだ時期尚早だったような。実際試合前のバッティング練習でも、自らのフォームをしきりに気にしてたような素振り。柵越えもなかったような。

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とりあえずはヒット1本出たけども、「緊急補強」で即、期待された結果が出たか?となると、どの程度の人が納得するかな、とも。しかも、ヒットを打った後に即代走野間峻祥。多分いろんなサインをまだ把握出来ていない状態だったんじゃないかな。それで本当にいいんだろうか。

それとは対照的に、出場選手登録即一発回答を出したのは小窪哲也。

4月5日に抹消され、4月7日のウエスタンリーグ、対バファローズ戦から、前日の対タイガース戦まで7試合全てに先発出場、指名打者、サード、ファースト、いろんなポジションで先発出場、そして全試合でヒットを記録、32打数10安打5打点。金曜日は延長戦で鋭く引っ張って決勝タイムリー。土曜日は基本はセンター返しとレフト前ヒット。打率0.313の成績を引っさげての出場選手登録。

ウエスタンリーグでしょ?二軍でのヒットでしょ?といわれる方がおられるかも知れない。けどその「二軍」でも、リーグ戦、試合は行われている。「ウエスタンリーグは、選手育成の場であり、実戦の機会です。」とは言うものの、そこには少なからず「戦い」はある。

相手チームとの戦いはもちろん、プロ野球選手としての生き残りをかけた、自分の結果を求め、そして出場選手登録をかけた、チームメイトとの戦い。それは生半可な万尾ではないはず。そしてその戦いの中で、上記の成績を残して、勇躍セントラルリーグの戦いの中に帰ってきた小窪哲也。

そして昨日の試合。代打を告げられて打席の途中で降雨中断があったものの、集中力を切らさぬことなく、再開後の初球をものの見事にライト前タイムリーヒット。正直愉快痛快怪物くんでしたよ。

セントラルリーグ開幕から一軍ベンチにはいたものの、出場機会も2試合4打席ノーヒット。緒方孝市監督の「(打線の)起爆剤になってほしい」との願いがこもった堂林翔太との入れ替えっぽい形ではあったけど、正直これに一番納得が言ってなかったのは小窪哲也本人ではなかったろうか。

こんな事を言うと何ですが、4打席2三振打率ゼロは確かに悪い数字ではあった。ただ、他にも悪い選手はいたはずなのに、出場機会もろくに与えられぬままの抹消は、彼の発奮材料になったはず。

対する「起爆剤」だったはずの堂林翔太は、昨日は代打出場で見逃し三振。試合の行方がほぼ決し気楽に打席に立てるの状況で「これ」。両者のテンションが明暗分かれた結果になった。ポジション上、どうしても比較してはしまうけど、ここまでの経緯を鑑みるとちょっとなー、と。


若手を積極的に起用する事がやたら前面に押し出される事の多いカープ。確かにそれは悪い事ではないけども、下で泥まみれになりながら練習を積んでいる選手の中に、確実に「起爆剤」になる選手はまだまだいるはず。口には出さないだろうけど「俺を使えよ」と思っている選手はいるはず。

緒方孝市監督にしてみたら、開幕からずっと一軍にいる選手は「やってもらわないと困る」選手ばっかりなんだろうけど、そうでない試合がずっと続いてるし、それが順位として表れている。

起爆剤、起爆剤と言うのであれば、もっと思い切った選手起用があってもいい。今のところ、その急先鋒が安部友裕であろ、小窪哲也だろうとは思う。まだまだ、使うべき選手は山のようにいる。


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2015.04.20 / Top↑
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