※諸般の事情により、イニング動画は後日こっそり。
今シーズン何度目かすでに覚えてない阪神鳴尾浜球場観戦は、今年初のタイガース対カープです。
我が家から二番目に近い、プロ野球開催球場。カード関係なく観戦には(平気な顔をして)訪れますが、やはりカープが遠征してくるとなると、何はともあれ少なくとも1試合は観ておきたいもの。
しかも今回の鳴尾浜遠征には、先週来日したばかりの新外国人選手、ネイト・シアーホルツ(登録は外野手)が、広島での調整を経ていよいよ帯同する予定とあって、それなりに期待はしています。
開幕して間なしとは言え、シーズン途中から加わるだけに、早急に日本の野球にフィットしてもらわんといかんし「中途採用」にも関わらず、シーズン最初からいたヘスス・グスマンよりも高年俸。
約三週間前まで3Aの試合に出てたそうですが、実戦感覚はどの程度取り戻せているのか。打つ方ばかりではなく、守備はどないなもんか、色々と見どころのある、対タイガース戦と相成りました。
偶々かも知れませんが、ブラッド・エルドレッド(高槻萩谷、対バファローズ戦)しかりキラ・カアイフエ(ナゴヤ、対ドラゴンズ戦)、ブライアン・バーデン(北神戸、対バファローズ戦)しかり、中途採用外国人選手のカープデビューはビジター球場が多いように思うんですがいかがでしょう。
そして、前日16日終了時点でのウエスタンリーグの順位表は以下のようになっております。
広島 16試合10勝5敗1分
福岡 13試合5勝5敗3分
阪神 15試合7勝7敗1分
中日 16試合6勝8敗2分
神戸 16試合5勝8敗3分
※広島東洋カープ、ウエスタンリーグの貯金独占中。


阪神武庫川線武庫川駅。日中は電車が1本行ったり来たりするだけですが、朝夕ラッシュ時間帯は、途中の東鳴尾駅ですれ違いがあります。ちょうどこの時間は、うち1本が車庫入りの時間。

阪神鳴尾浜球場到着は09:35。たまには早く来て選手の「入り」からじっくり見るのもよし。この時間、隣にある鳴尾浜臨海公園野球場では、タイガース投手陣のウォーミングアップを見ることが出来ます。ただ、いつもやってるとは限りませんのでご了承ください。


カープ選手の球場入りは通常よりかなり早く、09:40。何があるのかは分かりませんでしたが、通常よりは約20分くらい早着。移動用のバスは「88観光」から阪神電鉄バスに変更されていました。

そしてお目当てのネイト・シアーホルツ。第一印象は「ニック(・スタビノア)痩せた?」
この後は何をするでもなく、誰を撮るでもなく、スタンドをウロウロ。


タイガース・久保田智之打撃投手。もう「トルネード」で投げる必要はないですよね。


色々と「必要」があるのは佐々岡真司投手コーチ。当然「ダイエット」。見た目ちょっと重すぎる(笑)。

いろいろすっ飛ばして試合前の円陣。カープの声出しは中村亘佑、タイガースの声出しは小豆畑眞也。期せずして両チームともキャッチャー。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)中東
2(二)庄司
3(右)シアーホルツ
4(一)岩本
5(三)小窪
6(指)土生
7(左)下水流
8(遊)桒原
9(捕)磯村
P:中村恭平
○2試合続けて中村恭平に「当たってしまいました」。まぁここまで当たると、いずれは打たれるだろうな、とは思って見てました。ただここまでの安定度は誰の目にも疑いのないところ。
後攻:阪神タイガース
1(一)中谷
2(遊)植田
3(指)原口
4(中)江越
5(三)黒瀬
6(左)一二三
7(二)西田
8(右)横田
9(捕)小豆畑
P:秋山
審判


球審:水口、一塁:福家、二塁:柳内、三塁:今岡
打撃成績
1回表
中東 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
庄司 1-0から2球目をキャッチャー前送りパント一塁へ悪送球
シアーホルツ 0-1から2球目を打ってバットを折られるセカンドゴロ、サードランナー生還
タイガース0-1カープ
岩本 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
小窪 フルカウントから6球目を空振り三振
○注目のネイト・シアーホルツ来日第一打席は、バットをへし折られながらもセカンドゴロ、サードランナー中東直己を迎え入れる結果になり、期せずして「来日初打点」と相成りました。
1回裏
中谷 0-2から3球目を打ってショートゴロ
植田 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
原口 1-0から2球目を打ってサードゴロダブルプレイ
2回表
土生 1-0から2球目を打ってショートゴロ
下水流 フルカウントから6球目を見逃し三振
桒原 初球を打ってファーストゴロ
2回裏
江越 1-2から4球目を打ってセンターフライ落球
黒瀬 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
一二三 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
西田 2-2から7球目を空振り三振
3回表
磯村 1-1から3球目を打ってサードゴロ
中東 1-1から3球目を打ってセンターフライ
庄司 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
シアーホルツ 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
3回裏
横田 2-0から3球目を打ってショートゴロ
小豆畑 初球を打ってセンター前ヒット
中谷 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
植田 2-2から5球目を打ってサード内野安打
原口 0-1から2球目を打ってセンター犠牲フライ
タイガース1-1カープ
江越 0-1から2球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
タイガース3-1カープ
黒瀬 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
一二三 0-2から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース4-1カープ
しかしファーストランナーサードタッチアウト
○突如崩れた中村恭平。ここまでストライク先行、のデータは当然タイガース側にも入っていると思います。そこを狙い打たれたか、と言う印象。しかしながら一挙4失点とは言え、フォアボールが絡んでないのが昨年までとの違いと言えば違い。このイニングは、打ったタイガース攻撃陣に軍配。
4回表
岩本 0-1から2球目を打ってサードファウルフライ
小窪 初球を打ってショートゴロ
土生 1-2から4球目を打ってセンターフライ
●何故かこの回を最後にマウンドを降りてしまった秋山拓巳。球数は8手元集計で)51球。まさかそんなスケジュールを組むとは思えず、それこそ「違和感」が残りました。一軍での先発を見越したか。
4回裏
西田 1-2から4球目を打ってショートゴロ
横田 初球を打って左中間へツーベースヒット
次打者小豆畑の2球目で、ピッチャー中村恭平から西原に交代
小豆畑 0-1から2球目を打ってショート内野安打
中谷 2-1から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ
タイガース5-1カープ
植田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者原口の初球前に横田牽制タッチアウト
○中村恭平、突然の降板。まだアップロードしてない動画を見直したんですが、何となくではありますが右腰を気にしているような素振りがありました。ただ試合終了までベンチに入っており、帰りも皆と一緒に帰ったので、何ら問題はない、とは思います。
5回表
タイガース選手交代
ピッチャー秋山に代えて渡辺
下水流 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット
桒原 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
磯村 1-2から4球目を打ってショートゴロセカンド封殺
タイガース選手交代
ピッチャー渡辺に代えて榎田
中東 2-2から7球目を打ってファーストゴロ、サードランナー生還
タイガース5-2カープ
庄司 1-1から3球目を打ってショートゴロ
5回裏
原口 フルカウントから10球目を打ってショートゴロ
江越 2-0から3球目を打ってショート内野安打
次打者黒瀬の2球目に江越セカンド盗塁成功
黒瀬 1-2から4球目を空振り三振
一二三 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
6回表
シアーホルツ 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
岩本 初球を打ってショートゴロダブルプレイ
小窪 2-2から6球目を空振り三振
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー西原に代えて佐藤
西田 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット
横田 0-2から3球目を打ってセカンドゴロセカンド封殺
小豆畑 0-1から2球目を打ってファーストファウルフライ
中谷 初球を打ってセンター前ヒット
植田 1-2から4球目を空振り三振
7回表
タイガース選手交代
ピッチャー榎田に代えて鶴
土生 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
下水流 1-0から2球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット
桒原 初球を打ってレフトオーバー2点タイムリーツーベースヒット
タイガース5-4カープ
磯村 0-1から2球目をファースト前送りパント
タイガース選手交代
ピッチャー鶴に代えて山本
中東の代打赤松 フルカウントから7球目を打ってピッチャーゴロサードランナー挟殺、赤松はサードへ
庄司 2-0から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース5-5カープ
タイガース選手交代
ピッチャー山本に代えて桑原
鈴木将 0-1から2球目を打ってファーストファウルフライ
○ルーキーながらその思い切りのいいバッティングで目を引く桒原樹。この打席でもレフトポール際ギリギリへのタイムリーツーベースヒット。そう言えばこの試合、スタメンショートはいずれも高卒ルーキー。タイガース植田海といいライバルになれるかどうか。
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー佐藤に代えて池ノ内
代打赤松がそのまま入りレフト
レフト下水流がライト
原口の代打緒方 2-2から6球目を空振り三振
江越 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
黒瀬 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
8回表
岩本 初球を打ってショートフライ
小窪 2-2から6球目を打ってレフトフライ
土生 初球を打ってピッチャーゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー池ノ内に代えて江草
一二三の代打柴田 フルカウントから9球目を打ってレフトフライ
西田 フルカウントから11球目を選んでフォアボール
西田の代走に荒木
横田 0-2から3球目を打ってサードゴロセカンド封殺
小豆畑 0-1から2球目を打ってショートゴロ
○この回から江草仁貴が登板。テンポはいいもののボールにキレがなく、簡単にファウルで逃げられてしまう。結局たった1イニンにも関わらず25球を費やす始末。切羽詰まった場面ではまだ任せられない。
9回表
タイガース選手交代
ピッチャー桑原に代えて玉置
代打柴田がそのまま入りレフト
代走緒方がそのまま入りセカンド
下水流 1-2から4球目を空振り三振
桒原 初球を打ってライトフライ
磯村 2-2から6球目を打ってショートゴロ
9回裏
カープ選手交代
ピッチャー江草に代えて今井
中谷 2-2から6球目を打ってセンター前ヒット
次打者植田の初球前にボーク
植田 2-1から4球目をピッチャー前送りバント
緒方 2-1から4球目を打ってショートゴロ
江越 フルカウントから6球目を空振り三振
10回表
赤松 1-2から5球目を打ってショートゴロ捕球エラー
庄司 0-1から2球目をキャッチャー前送りバント
鈴木将 1-1から3球目を打ってサードゴロ
岩本 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
小窪 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース5-6カープ
土生 2-2から5球目を打ってショートゴロ
○岩本貴裕の打席だけ切り取って動画を貼っていますが、もめました。キャプションも動画に入っていますが、岩本貴裕の打球を、ライトの横田慎太郎がダイビングキャッチ。しかし審判間で判断の相違があり、「協議の結果」アウトの判定が覆ってヒットに。しかしツーアウトだったので、スタートを切っていたセカンドランナー赤松の生還が認められず、高信二監督が主任の福家審判に猛抗議。
10回裏
カープ選手交代
ピッチャー今井に代えて飯田
黒瀬 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
柴田の代打岡崎 2-0から3球目を打ってレフト前ヒット
岡崎の代走に田上
荒木の代打鶴岡 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ


やっぱり一軍であろうが二軍であろうが、勝鯉のハイタッチはいいもんです。
広島 100 010 300 1 6
阪神 004 100 000 0 5
勝投手:今井啓介 3試合1勝1S
敗投手:玉置隆 7試合2敗2S.
投手成績
広島東洋カープ
中村恭 3.1回 18打者 48球 8被安打 0与四死球 1奪三振 5失点 5自責点
西原 1.2回 7打者 31球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
佐藤 1 回 5打者 15球 2被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
池ノ内 1 回 3打者 11球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
江草 1 回 4打者 25球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
今井 1 回 4打者 20球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
飯田 1 回 3打者 13球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
阪神タイガース
秋山 4 回 15打者 51球 1被安打 1与四死球 2奪三振 1失点 1自責点
渡辺 0.1回 3打者 13球 2被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
榎田 1.2回 5打者 21球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
鶴 0.1回 4打者 8球 3被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
山本 0.1回 2打者 10球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
桒原 1.1回 4打者 10球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
玉置 2 回 9打者 30球 2被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 0自責点
まず気になる新外国人選手、ネイト・シアーホルツ、ですが、出場3打席まとめてみました。
見所らしい見所といえば、この動画の1分55秒あたりから始まる第二打席の初球の大ファウル、くらいでしょうかボールは完璧には捉えている、けども少し早かったかな、と。まぁこのあたりは見る人によって見解の相違はあると思いますので、ご覧になった方それぞれで見ていただければ、と。
第三打席にヒットは放っていますが、これはどっちかと言えば「とりあえず出た」とも思えるヒット。ただ、体が動くようになって初めての実践だけに、あれこれ求めるのは酷な話なのかも知れません。チーム事情は急いているとは思いますが、焦ってことを仕損じてしまってはどうしようもないし。
そしてこれまでのカープベンチと何が違ってたかって、本当によく声が出ている。バックネット裏に座って、周囲のおっさんらに悩まされながらビデオカメラを操作していますが、ベンチの声がよく聞こえます。よく社会人野球部との比較をしたりしますが、声は出したほうが結果はいい物が出る、と言う話もあります。事実この試合に勝って、カープはウエスタンリーグで11勝5敗1分。気は早いかもしれませんがそれこそ「開幕ダッシュ」を決めることが出来ています。
高信二監督になって、内田順三前監督からの「色」が消えるかと思いきやさにあらず、みな「わかっている」。その象徴みたいなのが高信二監督の猛抗議、とすら思います。
現役時代からとっちかと言えば物静かで穏やかな印象でしたが、現役末期の鳴尾浜球場で、空振り三振の悔しさのあまり、バットを叩きつけた姿が印象に残ってます。けっして褒められた行為ではありませんが、穏やかな中に熱いものをもっておられる。そして普段はそれを決して表に出さない。
二軍指導のないままの二軍監督主運ではありましたが、これであまり心配はせんでいいようです。
今シーズン、イースタンリーグではジャイアンツも調子がよろしいようで。どうせならファーム選手権で、昨年まで二軍監督をなさってた内田順三・読売ジャイアンツ二軍打撃コーチに、成長した姿を「見せつける」事が出来れば、などと。まだまだ4月ですから気が早いとは思いますが(笑)。
何にせよ、今年も、ウエスタンリーグでのカープの戦いが楽しみです。
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今シーズン何度目かすでに覚えてない阪神鳴尾浜球場観戦は、今年初のタイガース対カープです。
我が家から二番目に近い、プロ野球開催球場。カード関係なく観戦には(平気な顔をして)訪れますが、やはりカープが遠征してくるとなると、何はともあれ少なくとも1試合は観ておきたいもの。
しかも今回の鳴尾浜遠征には、先週来日したばかりの新外国人選手、ネイト・シアーホルツ(登録は外野手)が、広島での調整を経ていよいよ帯同する予定とあって、それなりに期待はしています。
開幕して間なしとは言え、シーズン途中から加わるだけに、早急に日本の野球にフィットしてもらわんといかんし「中途採用」にも関わらず、シーズン最初からいたヘスス・グスマンよりも高年俸。
約三週間前まで3Aの試合に出てたそうですが、実戦感覚はどの程度取り戻せているのか。打つ方ばかりではなく、守備はどないなもんか、色々と見どころのある、対タイガース戦と相成りました。
偶々かも知れませんが、ブラッド・エルドレッド(高槻萩谷、対バファローズ戦)しかりキラ・カアイフエ(ナゴヤ、対ドラゴンズ戦)、ブライアン・バーデン(北神戸、対バファローズ戦)しかり、中途採用外国人選手のカープデビューはビジター球場が多いように思うんですがいかがでしょう。
そして、前日16日終了時点でのウエスタンリーグの順位表は以下のようになっております。
広島 16試合10勝5敗1分
福岡 13試合5勝5敗3分
阪神 15試合7勝7敗1分
中日 16試合6勝8敗2分
神戸 16試合5勝8敗3分
※広島東洋カープ、ウエスタンリーグの貯金独占中。




阪神武庫川線武庫川駅。日中は電車が1本行ったり来たりするだけですが、朝夕ラッシュ時間帯は、途中の東鳴尾駅ですれ違いがあります。ちょうどこの時間は、うち1本が車庫入りの時間。


阪神鳴尾浜球場到着は09:35。たまには早く来て選手の「入り」からじっくり見るのもよし。この時間、隣にある鳴尾浜臨海公園野球場では、タイガース投手陣のウォーミングアップを見ることが出来ます。ただ、いつもやってるとは限りませんのでご了承ください。




カープ選手の球場入りは通常よりかなり早く、09:40。何があるのかは分かりませんでしたが、通常よりは約20分くらい早着。移動用のバスは「88観光」から阪神電鉄バスに変更されていました。


そしてお目当てのネイト・シアーホルツ。第一印象は「ニック(・スタビノア)痩せた?」
この後は何をするでもなく、誰を撮るでもなく、スタンドをウロウロ。




タイガース・久保田智之打撃投手。もう「トルネード」で投げる必要はないですよね。




色々と「必要」があるのは佐々岡真司投手コーチ。当然「ダイエット」。見た目ちょっと重すぎる(笑)。



いろいろすっ飛ばして試合前の円陣。カープの声出しは中村亘佑、タイガースの声出しは小豆畑眞也。期せずして両チームともキャッチャー。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)中東
2(二)庄司
3(右)シアーホルツ
4(一)岩本
5(三)小窪
6(指)土生
7(左)下水流
8(遊)桒原
9(捕)磯村
P:中村恭平
○2試合続けて中村恭平に「当たってしまいました」。まぁここまで当たると、いずれは打たれるだろうな、とは思って見てました。ただここまでの安定度は誰の目にも疑いのないところ。
後攻:阪神タイガース
1(一)中谷
2(遊)植田
3(指)原口
4(中)江越
5(三)黒瀬
6(左)一二三
7(二)西田
8(右)横田
9(捕)小豆畑
P:秋山
審判




球審:水口、一塁:福家、二塁:柳内、三塁:今岡
打撃成績
1回表
中東 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
庄司 1-0から2球目をキャッチャー前送りパント一塁へ悪送球
シアーホルツ 0-1から2球目を打ってバットを折られるセカンドゴロ、サードランナー生還
タイガース0-1カープ
岩本 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
小窪 フルカウントから6球目を空振り三振
○注目のネイト・シアーホルツ来日第一打席は、バットをへし折られながらもセカンドゴロ、サードランナー中東直己を迎え入れる結果になり、期せずして「来日初打点」と相成りました。
1回裏
中谷 0-2から3球目を打ってショートゴロ
植田 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
原口 1-0から2球目を打ってサードゴロダブルプレイ
2回表
土生 1-0から2球目を打ってショートゴロ
下水流 フルカウントから6球目を見逃し三振
桒原 初球を打ってファーストゴロ
2回裏
江越 1-2から4球目を打ってセンターフライ落球
黒瀬 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
一二三 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
西田 2-2から7球目を空振り三振
3回表
磯村 1-1から3球目を打ってサードゴロ
中東 1-1から3球目を打ってセンターフライ
庄司 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
シアーホルツ 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
3回裏
横田 2-0から3球目を打ってショートゴロ
小豆畑 初球を打ってセンター前ヒット
中谷 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
植田 2-2から5球目を打ってサード内野安打
原口 0-1から2球目を打ってセンター犠牲フライ
タイガース1-1カープ
江越 0-1から2球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
タイガース3-1カープ
黒瀬 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
一二三 0-2から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース4-1カープ
しかしファーストランナーサードタッチアウト
○突如崩れた中村恭平。ここまでストライク先行、のデータは当然タイガース側にも入っていると思います。そこを狙い打たれたか、と言う印象。しかしながら一挙4失点とは言え、フォアボールが絡んでないのが昨年までとの違いと言えば違い。このイニングは、打ったタイガース攻撃陣に軍配。
4回表
岩本 0-1から2球目を打ってサードファウルフライ
小窪 初球を打ってショートゴロ
土生 1-2から4球目を打ってセンターフライ
●何故かこの回を最後にマウンドを降りてしまった秋山拓巳。球数は8手元集計で)51球。まさかそんなスケジュールを組むとは思えず、それこそ「違和感」が残りました。一軍での先発を見越したか。
4回裏
西田 1-2から4球目を打ってショートゴロ
横田 初球を打って左中間へツーベースヒット
次打者小豆畑の2球目で、ピッチャー中村恭平から西原に交代
小豆畑 0-1から2球目を打ってショート内野安打
中谷 2-1から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ
タイガース5-1カープ
植田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者原口の初球前に横田牽制タッチアウト
○中村恭平、突然の降板。まだアップロードしてない動画を見直したんですが、何となくではありますが右腰を気にしているような素振りがありました。ただ試合終了までベンチに入っており、帰りも皆と一緒に帰ったので、何ら問題はない、とは思います。
5回表
タイガース選手交代
ピッチャー秋山に代えて渡辺
下水流 2-2から6球目を打ってレフト前ヒット
桒原 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
磯村 1-2から4球目を打ってショートゴロセカンド封殺
タイガース選手交代
ピッチャー渡辺に代えて榎田
中東 2-2から7球目を打ってファーストゴロ、サードランナー生還
タイガース5-2カープ
庄司 1-1から3球目を打ってショートゴロ
5回裏
原口 フルカウントから10球目を打ってショートゴロ
江越 2-0から3球目を打ってショート内野安打
次打者黒瀬の2球目に江越セカンド盗塁成功
黒瀬 1-2から4球目を空振り三振
一二三 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
6回表
シアーホルツ 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
岩本 初球を打ってショートゴロダブルプレイ
小窪 2-2から6球目を空振り三振
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー西原に代えて佐藤
西田 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット
横田 0-2から3球目を打ってセカンドゴロセカンド封殺
小豆畑 0-1から2球目を打ってファーストファウルフライ
中谷 初球を打ってセンター前ヒット
植田 1-2から4球目を空振り三振
7回表
タイガース選手交代
ピッチャー榎田に代えて鶴
土生 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
下水流 1-0から2球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット
桒原 初球を打ってレフトオーバー2点タイムリーツーベースヒット
タイガース5-4カープ
磯村 0-1から2球目をファースト前送りパント
タイガース選手交代
ピッチャー鶴に代えて山本
中東の代打赤松 フルカウントから7球目を打ってピッチャーゴロサードランナー挟殺、赤松はサードへ
庄司 2-0から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース5-5カープ
タイガース選手交代
ピッチャー山本に代えて桑原
鈴木将 0-1から2球目を打ってファーストファウルフライ
○ルーキーながらその思い切りのいいバッティングで目を引く桒原樹。この打席でもレフトポール際ギリギリへのタイムリーツーベースヒット。そう言えばこの試合、スタメンショートはいずれも高卒ルーキー。タイガース植田海といいライバルになれるかどうか。
7回裏
カープ選手交代
ピッチャー佐藤に代えて池ノ内
代打赤松がそのまま入りレフト
レフト下水流がライト
原口の代打緒方 2-2から6球目を空振り三振
江越 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
黒瀬 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
8回表
岩本 初球を打ってショートフライ
小窪 2-2から6球目を打ってレフトフライ
土生 初球を打ってピッチャーゴロ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー池ノ内に代えて江草
一二三の代打柴田 フルカウントから9球目を打ってレフトフライ
西田 フルカウントから11球目を選んでフォアボール
西田の代走に荒木
横田 0-2から3球目を打ってサードゴロセカンド封殺
小豆畑 0-1から2球目を打ってショートゴロ
○この回から江草仁貴が登板。テンポはいいもののボールにキレがなく、簡単にファウルで逃げられてしまう。結局たった1イニンにも関わらず25球を費やす始末。切羽詰まった場面ではまだ任せられない。
9回表
タイガース選手交代
ピッチャー桑原に代えて玉置
代打柴田がそのまま入りレフト
代走緒方がそのまま入りセカンド
下水流 1-2から4球目を空振り三振
桒原 初球を打ってライトフライ
磯村 2-2から6球目を打ってショートゴロ
9回裏
カープ選手交代
ピッチャー江草に代えて今井
中谷 2-2から6球目を打ってセンター前ヒット
次打者植田の初球前にボーク
植田 2-1から4球目をピッチャー前送りバント
緒方 2-1から4球目を打ってショートゴロ
江越 フルカウントから6球目を空振り三振
10回表
赤松 1-2から5球目を打ってショートゴロ捕球エラー
庄司 0-1から2球目をキャッチャー前送りバント
鈴木将 1-1から3球目を打ってサードゴロ
岩本 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
小窪 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース5-6カープ
土生 2-2から5球目を打ってショートゴロ
○岩本貴裕の打席だけ切り取って動画を貼っていますが、もめました。キャプションも動画に入っていますが、岩本貴裕の打球を、ライトの横田慎太郎がダイビングキャッチ。しかし審判間で判断の相違があり、「協議の結果」アウトの判定が覆ってヒットに。しかしツーアウトだったので、スタートを切っていたセカンドランナー赤松の生還が認められず、高信二監督が主任の福家審判に猛抗議。
10回裏
カープ選手交代
ピッチャー今井に代えて飯田
黒瀬 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
柴田の代打岡崎 2-0から3球目を打ってレフト前ヒット
岡崎の代走に田上
荒木の代打鶴岡 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ




やっぱり一軍であろうが二軍であろうが、勝鯉のハイタッチはいいもんです。
広島 100 010 300 1 6
阪神 004 100 000 0 5
勝投手:今井啓介 3試合1勝1S
敗投手:玉置隆 7試合2敗2S.
投手成績
広島東洋カープ
中村恭 3.1回 18打者 48球 8被安打 0与四死球 1奪三振 5失点 5自責点
西原 1.2回 7打者 31球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
佐藤 1 回 5打者 15球 2被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
池ノ内 1 回 3打者 11球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
江草 1 回 4打者 25球 0被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
今井 1 回 4打者 20球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
飯田 1 回 3打者 13球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
阪神タイガース
秋山 4 回 15打者 51球 1被安打 1与四死球 2奪三振 1失点 1自責点
渡辺 0.1回 3打者 13球 2被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
榎田 1.2回 5打者 21球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
鶴 0.1回 4打者 8球 3被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
山本 0.1回 2打者 10球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
桒原 1.1回 4打者 10球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
玉置 2 回 9打者 30球 2被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 0自責点
まず気になる新外国人選手、ネイト・シアーホルツ、ですが、出場3打席まとめてみました。
見所らしい見所といえば、この動画の1分55秒あたりから始まる第二打席の初球の大ファウル、くらいでしょうかボールは完璧には捉えている、けども少し早かったかな、と。まぁこのあたりは見る人によって見解の相違はあると思いますので、ご覧になった方それぞれで見ていただければ、と。
第三打席にヒットは放っていますが、これはどっちかと言えば「とりあえず出た」とも思えるヒット。ただ、体が動くようになって初めての実践だけに、あれこれ求めるのは酷な話なのかも知れません。チーム事情は急いているとは思いますが、焦ってことを仕損じてしまってはどうしようもないし。
そしてこれまでのカープベンチと何が違ってたかって、本当によく声が出ている。バックネット裏に座って、周囲のおっさんらに悩まされながらビデオカメラを操作していますが、ベンチの声がよく聞こえます。よく社会人野球部との比較をしたりしますが、声は出したほうが結果はいい物が出る、と言う話もあります。事実この試合に勝って、カープはウエスタンリーグで11勝5敗1分。気は早いかもしれませんがそれこそ「開幕ダッシュ」を決めることが出来ています。
高信二監督になって、内田順三前監督からの「色」が消えるかと思いきやさにあらず、みな「わかっている」。その象徴みたいなのが高信二監督の猛抗議、とすら思います。
現役時代からとっちかと言えば物静かで穏やかな印象でしたが、現役末期の鳴尾浜球場で、空振り三振の悔しさのあまり、バットを叩きつけた姿が印象に残ってます。けっして褒められた行為ではありませんが、穏やかな中に熱いものをもっておられる。そして普段はそれを決して表に出さない。
二軍指導のないままの二軍監督主運ではありましたが、これであまり心配はせんでいいようです。
今シーズン、イースタンリーグではジャイアンツも調子がよろしいようで。どうせならファーム選手権で、昨年まで二軍監督をなさってた内田順三・読売ジャイアンツ二軍打撃コーチに、成長した姿を「見せつける」事が出来れば、などと。まだまだ4月ですから気が早いとは思いますが(笑)。
何にせよ、今年も、ウエスタンリーグでのカープの戦いが楽しみです。
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2015.04.18 / Top↑
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