※個人的思い入れたっぷりに書いてます。
対タイガース連戦、終わりました。さすがに金曜日は、天下の阪神園芸の白旗を上げる丸一日雨。お客さん云々より、グラウンドコンディションがままならぬまま強行して、怪我してもらっても困るし。
そしてここ3試合、対ジャイアンツ3回戦から、それこそ水を得た鯉のように跳ねまくっているのが、ジャイアンツ菅野智之との相性を買われて1番サードでスターティングメンバー出場の安部友裕。
2007年ドラフト1位指名。もうプロ入り8年目。その間の主なタイトルと言えば、ウエスタンリーグ2011年(97試合出場)の最多安打(104)と最多盗塁(27)。ウエスタンリーグ通算成績は、1373打数354安打92盗塁、打率0.258。損瞬足っぷりは知る人ぞ知る、存在ではありました。
そして2015年シーズン、ウエスタンリーグ5試合出場15打数8安打の成績を引っさげて4月7日、岩本貴裕に変わって出場選手登録。最初は不振のどん底にあった田中広輔に代わってショートでスタメンか、とも思ったんですがさにあらず、これまでウエスタンリーグで49試合しか立ってないサード。
思い返せば一軍初スタメンもサード。基本的にセカンドやショートをずっと守ってきた彼にとってはある種の難関だったと思います。2012年、2013年あたりはショートもしくはセカンドのレギュラーで行けるかな?と言う所まで来てたように見えましたが、残念ながら昨年、起用の機会は激減。
即効性を求めたカープ球団の思惑に、田中広輔が填ったのかも知れません。大卒社会人出の即戦力内野手。差をつけられても致し方のないところ、ではありましたが、それが発奮材料になったか。
カープの野手育成は、ことごとく時間がかかっています。もしかしたらじっくり時間をかけているのかも知れません。ピッチャーに関してはここしばらく、大卒即戦力を続々と獲得し、投手王国を築き上げつつありますが、まだまだ2年目3年目4年目、一軍で先発ローテーションを張るのもいいけど、これがこの先7年10年と続くのかすら怪しい状態。まだまだ予断は許しません。
そして安部友裕。
7年かけて我慢して我慢して、セカンドなりショートなりで試合に出続け、合間合間に練習を積み重ねて大きくなってきた。今シーズンはショート主に桒原樹、セカンドは庄司隼人がほぼ固定。もちろん彼らも、早晩一軍に出てくるべき選手だとは思いますが、その先陣を安部友裕が切った。
カープの内野陣の話題と言えば昨秋キャンプでの上本崇司のスイッチヒッター挑戦、そして今春キャンプの美間優槻の一軍抜擢などなど事欠きませんでしたが、その中で、まだシーズン序盤とは言え、一番目立っているのが安部友裕だとは、誰が想像しただろうか。
そう言えば昨秋、一般女性との結婚が発表された(決して上本崇司との結婚ではありませぬ)。そして一生背負うべきモノがひとつ増えた。それが明らかに良い方向に向いているのではないかとも。
技術的なことはよく分かりません。ただ、打席に立つ姿を見ていると、すごく肩の力が抜けているように思える。そして、菅野智之から放った3安打、ランディ・メッセンジャーから打った先生のタイムリーヒット、いずれもしっかりボールを叩けた、痛烈な打球だった。
細かい話をすれば、日曜日の試合の第3打席、ピッチャーは藤浪晋太郎。5球目の外角低めのボール。これまでならあのボールを空振りして、あの打席は終わってただろう。最終的にはキャッチャーファウルフライに終わってしまったけど、その1球の見逃し方だけでも成長の証だったと思う。
話は元に戻りますが、安部友裕の活躍は、少なからず田中広輔にもいい影響が出てる。9日こそさっぱりではあったけど、土曜日日曜日といずれも3安打猛打賞。緒方孝市監督の思惑や今後の構想は見えないけど、昨年は田中広輔もサード守備に就いたこともある。
堂林翔太が、サードのポジションから少し外れ気味の、そして梵英心膝に不安のある今現在、三遊間の争いはこの先、安部友裕と田中広輔の争いになるかも知れないし、個人的にはそうなって欲しい。当然堂林翔太も、梵英心も黙って引き下がる訳がないだろうしm引き下がってはいけない。
スターティングメンバーの固定はけっして悪い事ではないと思う。ただ、選手個々の調子もあろうし、相手投手との相性もあろう。しかしながら、調子のいい選手はどんどん前面に押し出すべき。
この先この4人がどこのポジションで、どう言う働きを見せるのかは分からない。そして緒方孝市監督が三遊間を守る選手にどう言う役割を求めているのかは分からないけども、いいと思った選手は、我慢して使おう。監督ってのは、こんな事を言ったら怒られるかも知れませんが、我慢の職ですよ。
プロ野球選手ってのは、人を押しのけて生活する職業だと思います。自分の成績だけで、どれだけ飯を食っていけるか、にかかってます。そんな「欲」が、安部友裕に出てきたように思います。
12日の試合、4打数1安打で打率を下げてしまいましたが、それでも0.455の「チーム首位打者」。胸を張っていいと思います。脚を活かしての内野安打もありました。石原慶幸の逸れた送球をキャッチしての挟殺プレイもありました。少なからず、見える所に安部友裕が出ていこうとしています。
もう今シーズン、阪神鳴尾浜球場やら神戸サブ球場で、よっぽどでない限り彼の姿を見ることはないだろうし、そうあって欲しいし、もう二軍には帰ってこなくていい。そう思います。

結局「素顔」の写真は撮れぬまま、なのか(笑)。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
対タイガース連戦、終わりました。さすがに金曜日は、天下の阪神園芸の白旗を上げる丸一日雨。お客さん云々より、グラウンドコンディションがままならぬまま強行して、怪我してもらっても困るし。
そしてここ3試合、対ジャイアンツ3回戦から、それこそ水を得た鯉のように跳ねまくっているのが、ジャイアンツ菅野智之との相性を買われて1番サードでスターティングメンバー出場の安部友裕。
2007年ドラフト1位指名。もうプロ入り8年目。その間の主なタイトルと言えば、ウエスタンリーグ2011年(97試合出場)の最多安打(104)と最多盗塁(27)。ウエスタンリーグ通算成績は、1373打数354安打92盗塁、打率0.258。損瞬足っぷりは知る人ぞ知る、存在ではありました。
そして2015年シーズン、ウエスタンリーグ5試合出場15打数8安打の成績を引っさげて4月7日、岩本貴裕に変わって出場選手登録。最初は不振のどん底にあった田中広輔に代わってショートでスタメンか、とも思ったんですがさにあらず、これまでウエスタンリーグで49試合しか立ってないサード。
思い返せば一軍初スタメンもサード。基本的にセカンドやショートをずっと守ってきた彼にとってはある種の難関だったと思います。2012年、2013年あたりはショートもしくはセカンドのレギュラーで行けるかな?と言う所まで来てたように見えましたが、残念ながら昨年、起用の機会は激減。
即効性を求めたカープ球団の思惑に、田中広輔が填ったのかも知れません。大卒社会人出の即戦力内野手。差をつけられても致し方のないところ、ではありましたが、それが発奮材料になったか。
カープの野手育成は、ことごとく時間がかかっています。もしかしたらじっくり時間をかけているのかも知れません。ピッチャーに関してはここしばらく、大卒即戦力を続々と獲得し、投手王国を築き上げつつありますが、まだまだ2年目3年目4年目、一軍で先発ローテーションを張るのもいいけど、これがこの先7年10年と続くのかすら怪しい状態。まだまだ予断は許しません。
そして安部友裕。
7年かけて我慢して我慢して、セカンドなりショートなりで試合に出続け、合間合間に練習を積み重ねて大きくなってきた。今シーズンはショート主に桒原樹、セカンドは庄司隼人がほぼ固定。もちろん彼らも、早晩一軍に出てくるべき選手だとは思いますが、その先陣を安部友裕が切った。
カープの内野陣の話題と言えば昨秋キャンプでの上本崇司のスイッチヒッター挑戦、そして今春キャンプの美間優槻の一軍抜擢などなど事欠きませんでしたが、その中で、まだシーズン序盤とは言え、一番目立っているのが安部友裕だとは、誰が想像しただろうか。
そう言えば昨秋、一般女性との結婚が発表された(決して上本崇司との結婚ではありませぬ)。そして一生背負うべきモノがひとつ増えた。それが明らかに良い方向に向いているのではないかとも。
技術的なことはよく分かりません。ただ、打席に立つ姿を見ていると、すごく肩の力が抜けているように思える。そして、菅野智之から放った3安打、ランディ・メッセンジャーから打った先生のタイムリーヒット、いずれもしっかりボールを叩けた、痛烈な打球だった。
細かい話をすれば、日曜日の試合の第3打席、ピッチャーは藤浪晋太郎。5球目の外角低めのボール。これまでならあのボールを空振りして、あの打席は終わってただろう。最終的にはキャッチャーファウルフライに終わってしまったけど、その1球の見逃し方だけでも成長の証だったと思う。
話は元に戻りますが、安部友裕の活躍は、少なからず田中広輔にもいい影響が出てる。9日こそさっぱりではあったけど、土曜日日曜日といずれも3安打猛打賞。緒方孝市監督の思惑や今後の構想は見えないけど、昨年は田中広輔もサード守備に就いたこともある。
堂林翔太が、サードのポジションから少し外れ気味の、そして梵英心膝に不安のある今現在、三遊間の争いはこの先、安部友裕と田中広輔の争いになるかも知れないし、個人的にはそうなって欲しい。当然堂林翔太も、梵英心も黙って引き下がる訳がないだろうしm引き下がってはいけない。
スターティングメンバーの固定はけっして悪い事ではないと思う。ただ、選手個々の調子もあろうし、相手投手との相性もあろう。しかしながら、調子のいい選手はどんどん前面に押し出すべき。
この先この4人がどこのポジションで、どう言う働きを見せるのかは分からない。そして緒方孝市監督が三遊間を守る選手にどう言う役割を求めているのかは分からないけども、いいと思った選手は、我慢して使おう。監督ってのは、こんな事を言ったら怒られるかも知れませんが、我慢の職ですよ。
プロ野球選手ってのは、人を押しのけて生活する職業だと思います。自分の成績だけで、どれだけ飯を食っていけるか、にかかってます。そんな「欲」が、安部友裕に出てきたように思います。
12日の試合、4打数1安打で打率を下げてしまいましたが、それでも0.455の「チーム首位打者」。胸を張っていいと思います。脚を活かしての内野安打もありました。石原慶幸の逸れた送球をキャッチしての挟殺プレイもありました。少なからず、見える所に安部友裕が出ていこうとしています。
もう今シーズン、阪神鳴尾浜球場やら神戸サブ球場で、よっぽどでない限り彼の姿を見ることはないだろうし、そうあって欲しいし、もう二軍には帰ってこなくていい。そう思います。



結局「素顔」の写真は撮れぬまま、なのか(笑)。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2015.04.13 / Top↑
大もも
初めまして大ももといいます。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
2年前の日南キャンプで安部選手にサインをもらって以来の安部選手推しです。
盗塁をバンバンしてセリーグを代表するようなトップバッターになって欲しいです。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
2年前の日南キャンプで安部選手にサインをもらって以来の安部選手推しです。
盗塁をバンバンしてセリーグを代表するようなトップバッターになって欲しいです。
2015/04/15 Wed 00:46 URL [ Edit ]
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