

春でございます。もう三月半ば、のはずなのに。関西地方では試合中に雪が降ったりと、何となく季節感がわやくちゃになりつつあります。ホント、どうしてこうなった?てな感じではありますが。もうそろそろ教育リーグも終盤戦。来週火曜日17日にウエスタンリーグが開幕します。早いですねぇ。


早くも2015年に突入して2度目の阪神鳴尾浜球場。この日の到着は11時すぎ。
だいたいここから試合開始までは、練習のヨスを撮影してたりしてますが、さすがに寒い(笑)。時折小雪もちらつく悪条件。まぁ前日が前日だっただけに、多少なりとも「楽」ではありました。が、やはり選手には過酷な条件だったようで。尤も、こんな時期に関西で雪なんかありえませんよ。


気持ちは理解出来ますが外でやると通報されますよ鶴岡一成。




タイガースでちょっと気になる植田海(近江高校)。この時期とは言え既にいくつかの試合ではフル出場。今成亮太、陽川尚将、荒木郁也と続々と負傷離脱者が相次ぐタイガース内野陣での光明。




その今成亮太(脇腹痛)は、試合前のキャッチボールを最後に引っ込んでしまいました。


育成契約2シーズン目、ホークス・細山田武史。今でも左手のミットにはベイスターズ時代に背負っていた「36」の縫い取り。もう一度二桁背番号を背負うための試練の時期。
スターティングオーダー
先攻:福岡ソフトバンクホークス
1(左)福田
2(遊)金子圭
3(中)真砂
4(一)白根
5(三)川島
6(指)高谷
7(右)宮崎
8(二)勧野
9(捕)張本
P:大隣
後攻:阪神タイガース
1(二)北條
2(左)柴田
3(一)中谷
4(指)伊藤隼
5(中)横田
6(右)一二三
7(三)西田
8(捕)藤井
9(遊)植田
P:二神
審判
球審:水口水口拓弥、一塁:福家英登、二塁:芦原英智、三塁:東利夫


どうでもいいけど水口さん、半袖で寒くないっすか?
打撃成績
1回表
福田 フルカウントから7球目を打って右中間突破スリーベースヒット
金子圭 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ サードランナー福田生還
タイガース0-1ホークス
真砂 1-2から4球目を空振り三振
白根 2-2から6球目を空振り三振
1回裏
北條 1-0から2球目を打ってセンターフライ
柴田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中谷 2-2から5球目を打ってライト前ヒット、柴田はサードへ
伊藤隼 2-2から5球目を打ってライトへ犠牲フライ
タイガース1-1ホークス
次打者横田の4球目に中谷セカンド盗塁成功
横田 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
2回表
川島 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
高谷 フルカウントから8球目を打ってセカンドゴロ
宮崎 初球を打ってファーストゴロ
2回裏
一二三 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
西田 1-0から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
藤井 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
植田 3-1から5球目を打ってセンター前ヒット、藤井はサードへ
次打者北條の3球目に植田が飛び出し、その間に藤井がホームを狙うも挟まれタッチアウト
3回表
勧野 フルカウントから球目を空振り三振
張本 2-2から8球目を空振り三振
福田 2-2から9球目を打ってピッチャーゴロ
3回裏
北條 1-2から4球目を打ってサードゴロ
柴田 初球を打ってショートゴロ
中谷 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
4回表
タイガース選手交代
セカンド北條に代えてサードに岡崎
サード西田がセカンドへ
ファースト中谷に代えてピッチャー秋山
指名打者伊藤隼がライトへ
ライト柴田に代えてレフト田上
レフト一二三がファーストへ
キャッチャー藤井に代えて小豆畑
金子圭 フルカウントから7球目を打ってファーストゴロ
真砂 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
白根 1-1から3球目を打ってショートゴロ
●ある程度予想はされていましたが、ここで一気にメンバー交代。しかも指名打者解除。それだけ選手が足りていないのか、一軍に胎動させすぎなのか。これじゃあ何の為に、鳴尾浜球場で指名打者制を取っているのか分かりゃせん。けが人とかが多いのも問題なんですけどね。
4回裏
伊藤隼 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
横田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者一二三の初球に横田セカンド盗塁成功
一二三 2-1から4球目を打ってレフトフライ
西田 2-2から7球目を打ってレフトフライ
5回表
川島 初球を打ってレフト線ツーベースヒット
高谷 初球を打ってショートゴロ
宮崎 1-2から5球目を空振り三振
勧野 2-2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット
タイガース1-2ホークス
張本 0-2から3球目を打ってファーストファウルフライ
5回裏
小豆畑 1-2から4球目を打ってサードゴロ
植田 2-2から6球目を打ってショートゴロ
岡崎 3-0から4球目を打ってショートゴロ
○やっぱり、寒いせいもあったのか、ピッチャーはみなストレートの球速が出ない。と言うよりもセーブしていると言った方がいいんでしょうか。特にその傾向はホークス先発・大隣憲司に現れてました。ぶっちゃけ「あれぇ、こんなに急速の出ない人だったっけ?」みたいな感じ。このあたりはホークスファンの方が良くご存知だとは思いますが、やや拍子抜けの感あり。それでも5イニング無失点は貫禄なんでしょう。
6回表
タイガース選手交代
ピッチャー秋山に代えて歳内
福田 1-0から2球目を打ってレフトフライ
金子圭 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
金子圭の代走に古澤
真砂 2-2から5球目を空振り三振
次打者白根の3球目にワイルドピッチ
白根 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
6回裏
ピッチャー大隣に代えて巽
代走古澤がそのまま入りショート
セカンド勧野がサードへ
サード川島がセカンドへ
田上 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
歳内 初球を打ってショート内野安打
伊藤隼 0-1から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
●指名打者解除をして中途半端な打順にピッチャーを入れてしまったせいか、ピッチャーの歳内宏明がそのまま打席に。どういう指示が出ていたのかは知りませんが「強攻策」で内野安打。
7回表
タイガース選手交代
ピッチャー歳内に代えて佐村トラヴィス
川島 0-2から3球目を打ってセカンドゴロ
高谷の代打釜元 1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
宮崎 0-1から2球目にデッドボール
勧野 0-1から2球目を打ってファースト内野安打
張本 0-1から2球目を打ってレフトへスリーランホームラン
タイガース1-5ホークス
福田 3-1から5球目を選んでフォアボール
古澤 0-2から3球目を空振り三振
●今シーズン途中、7月からではありますが、BCリーグの福井ミラクルエレファンツに派遣が決定している(登録名)トラヴィスではありますが、それまではタイガースで投げたりするんでしょうか。その「餞別」ではないんでしょうけど、ホークス育成3年目・張本優大が特大のホームラン。
7回裏
横田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者一二三の3球目に横田セカンド盗塁成功
一二三 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
西田 1-0から2球目を打ってセンターフライ、横田はサードへ
次打者小豆畑の2球目前にボークでサードランナー横田生還
タイガース2-5ホークス
小豆畑 1-2から5球目を見逃し三振
植田 1-1から3球目を打ってショートゴロ
8回表
タイガース選手交代
ピッチャートラヴィスに代えて田面
真砂 2-2から7球目を打ってライトフライ
白根 1-1から9球目を打ってライトフライ
川島 0-1から2球目を打ってレフトフライ
8回裏
ホークス選手交代
ピッチャー巽に代えて吉本
レフト福田に代えて大滝
岡崎 0-2から4球目を打ってセンター前ヒット
田上 1-2から4球目を見逃し三振
田面の代打鶴岡 2-1から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
9回表
タイガース選手交代
代打鶴岡に代えてピッチャー伊藤和
釜元 1-0から2球目を打ってショートフライ
宮崎 2-2から5球目を打ってサードゴロ
勧野 1-2から4球目を見逃し三振
9回裏
ホークス選手交代
ピッチャー吉本に代えて大場
伊藤隼 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
横田 フルカウントから6球目を空振り三振
一二三 フルカウントから6球目を見逃し三振
福岡 100 010 300 5
阪神 100 000 100 2
勝投手:大隣憲司
S投手:大場翔太
敗投手:秋山拓巳
本塁打:[福岡]張本(7回表・3ラン/トラヴィス)
投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
福岡ソフトバンクホークス
大隣 5 19 76 3 0 2 1 1
巽 2 8 30 1 2 1 1 1
吉本 1 3 12 1 0 1 0 0
大場 1 3 15 0 0 2 0 0
阪神タイガース
二神 3 10 57 1 1 4 1 1
秋山 2 8 31 2 1 0 1 1
歳内 1 4 16 1 1 0 0 0
佐村 1 7 20 2 1 2 3 3
田面 1 3 12 0 0 0 0 0
伊藤和 1 3 12 0 0 1 0 0
気のせいでしょうか、ホークスは育成契約選手が多く見られました。三軍制を敷いているホークス球団。起用出来る選手はどんどん使っていく、と言う方針がよく見えた試合前練習、そして試合でした。
実際にホークス三軍が動き出すのは4月からではありますが、ウエスタンリーグ公式戦が始まるまでにも12試合、教育リーグの日程が組まれています。練習練習もいいけども、実践でどんどん鍛えていく。これが、ホークスの選手層の厚さを支えている、そう思います。
かたやタイガース。前述のようにけが人続出。
試合出場の機会を多くも受けたい気持ちは理解出来ますが、いくら甲子園球場で試合が設定されているとは言え、途中で選手がごっそり交代するのはいかがなものかなぁ、と。その前に選手の体調管理の必要性を問われる。これがシーズン中だったらこうはいきません。
選手層の薄さを嘆くのも結構ですが、怪我の防止も重要課題。もちろんこれはカープにも言えることではありますが、選手を増やすこと以前に、裏方さん、トレーナーやチームドクター的な人の充実も、これまた戦力補強ではないかと思います。試合に出ないと話になりませんからね。
若手選手の出場機会を得たいがために、中堅・ベテラン選手の調整の機会を失ってしまうのもこれまた困りもの。もう再来週にはペナとレース開幕。時間はあるようでありません。
チーム強化って難しい。雪降る中で思ったこと、でした。
何でや!カープ関係ないやろ!と思われるかも知れませんが、クリック頂ければ幸い。これからの励みになります。


2015.03.12 / Top↑
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