教育リーグもいよいよ「大詰め」を迎えました。

とは言うものの、この日の関西地方は大荒れの天気。三月半ばを迎えようとしているのに、天気予報ではなぜか雪だるまのマーク。まぁ通常ではありえない天気。それでも行われるであろう教育リーグ。試合ができるものならやってしまいたい、貴重な実践の場、ではあります。

そんな中、関西地方、特に阪神電車沿線ではプロ野球花盛り。

12:00 阪神鳴尾浜球場 阪神タイガース対福岡ソフトバンクホークス
12:00 神戸サブ球場 オリックスバファローズ対中日ドラゴンズ
13:00 阪神甲子園球場 阪神タイガース対広島東洋カープ
13:00 京セラドーム大阪 オリックスバファローズ対東京ヤクルトスワローズ


選り取りみどり(笑)

まぁ何だかんだ言いながら「テレビで見れない教育リーグ」ってんで、神戸サブ球場行ったんですが。

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とりあえず「今年もよろしくお願い申し上げます」。

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球場に到着したのは11時すぎ。開門時間までは見てなかったんですが、どうやら10:00時だったようで。まぁそんなに焦らんでも、お客さんが少ないのはある程度織り込み済み。この時点では、お客さんよりも選手やスタッフの方が多かったような印象。

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で、気になったのは「供食」なんですが、無事「おかもとカレー」は営業してました、昨年同様750円。ぶっちゃけ、甲子園カレーよりもおかもとカレーですよ(笑)。



スターティングオーダー
先攻:中日ドラゴンズ
1(二)溝脇
2(三)谷
3(遊)遠藤
4(右)平田
5(中)古本
6(左)松井佑
7(一)赤坂
8(指)杉山
9(捕)加藤
P:リーバス

ベンチ入りメンバー(横着こいて画像にて)
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後攻:オリックスバファローズ
1(一)小島
2(遊)堤
3(右)坂口
4(中)川端
5(指)谷
6(二)西野
7(捕)若月
8(三)奥浪
9(左)小田
P:坂寄

ベンチ入りメンバー
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審判
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球審:今岡、一塁:山村裕、二塁:飯塚、三塁:嶋田

打撃成績
1回表
溝脇     2-2から5球目を打ってレフトフライ
谷      2-2から5球目を打ってファーストゴロ
遠藤     1-0から2球目にデッドボール
平田     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
古本     フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ

●立ち上がりからフラフラのバファローズ先発・坂寄晴一。外角際どい所を突こうとしてる、キャッチャー若月健也の意図は手に取るように分かりましたが、それに応えられていない。コントロールと変化球重視のマウンドには見えましたが、ストレートのMAXが132km/hでは厳しい。

1回裏
小島     2-2から5球目を空振り三振
堤      1-2から4球目を空振り三振
坂口     2-2から5球目を打っていい当たりのセカンドライナー

○ドラゴンズ先発のリーバス。ストレートはMAX142km/hと、数字的には速くはないんですが、しっかり腕を振ってるから、ボールに切れも出、空振りも取れるるんじゃないでしょうかね。

2回表
松井佑    3-1から5球目を打ってサードゴロ
赤坂     2-2から5球目を打ってセンターフライ
杉山     1-0から2球目を打ってレフトへツーベースヒット
加藤     0-2から3球目を空振り三振

2回裏
川端     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
谷      1-2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
西野     2-1から4球目を打ってセカンドゴロ

3回表
溝脇     ストレートのフォアボール
谷      2-2から7球目を打ってレフト前ヒット
遠藤     初球を一塁線送りバント

平田     0-1から2球目を打ってレフトへスリーランホームラン
バファローズ0-3ドラゴンズ
古本     フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
松井佑    2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ

○何があったのかまでは知り得ませんが、キャンプからずっと二軍にいる平田良介。制球に苦しんでいる坂寄晴一が投げた、数少ないストライクを完璧に叩いて、気持ちのいいまでのホームラン。どこのチームにもいるわけではない、数少ない日本人の右の長距離砲ゆえに、いつまでも二軍に置いておく必要性は感じられないんですがどうでしょう。

3回裏
若月     1-1から3球目を打ってサードゴロ
奥浪     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
小田     1-2から4球目を打ってショート内野安打
小島     初球を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ1-3ドラゴンズ
堤      初球を打ってピッチャーゴロ
坂口     初球を打ってショートゴロ

4回表
赤坂     1-2から4球目を打ってショートゴロ
杉山     ストレートのフォアボール
次打者加藤の2球目に杉山セカンド盗塁
加藤     フルカウントから6球目を打ってサードゴロ

バファローズ選手交代
ピッチャー坂寄に代えて大山

溝脇     2-2から6球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
川端     1-0から2球目を打ってセカンドゴロ溝脇ナイスプレイ
谷の代打竹原 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
西野     2-0から3球目を打ってセカンドゴロセカンド封殺
次打者若月の2球目に西野セカンド盗塁失敗

5回表
谷      フルカウントから7球目を選んでフォアボール
遠藤     2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
平田     1-0から2球目を打ってショートゴロセカンド封殺
古本     フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロホームタッチアウト
松井佑    2-0から3球目を打ってセンターオーバータイムリースリーベースヒット
バファローズ1-5ドラゴンズ
赤坂     2-0から3球目を打ってライトフライ

5回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャーリーバスに代えて伊藤

若月     1-0から2球目を打ってレフトフライ
奥浪     1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
小田     2-2から5球目を空振り三振

6回表
バファローズ選手交代
ピッチャー大山に代えて佐野

杉山     3-1から5球目を選んでフォアボール
加藤     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
溝脇     2-1から4球目をサード前送りバント
谷      2-2から5球目を空振り三振
遠藤     0-1から2球目を打ってファーストゴロ

6回裏
ドラゴンズ選手交代
ライト平田に代えてレフト工藤
松井佑介がライトへ
サード谷に代えて藤澤

小島     フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
堤      フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット
次打者坂口の4球目に堤セカンド盗塁失敗
坂口     フルカウントから6球目をを空振り三振
川端     1-0から2球目を打ってショートゴロ

7回表
バファローズ選手交代
ピッチャー佐野に代えて柴田
ファースト小島がセカンド
セカンド西野がサード
サード奥浪がファースト

工藤     0-1から2球目を打ってライトフライ
古本     2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
松井佑    フルカウントから7球目を空振り三振

●この回からバファローズは、2年目を迎えた柴田健斗が登板。昨年よりも一回り身体が大きくなったように見受けましたがどうでしょう。キレのあるいいボールを投げてました。

7回裏
竹原     ストレートのフォアボール
竹原の代走に宮崎
西野     2-1から4球目を打ってファーストゴロセカンド送球エラー
若月     0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
バファローズ2-5ドラゴンズ
奥浪     1-1から3球目を打ってライト犠牲フライ
バファローズ3-5ドラゴンズ
小田     初球を打ってセカンドゴロ
小島     1-2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ4-5ドラゴンズ
次打者堤の初球に小島セカンド盗塁成功
堤      1-0から2球目を打ってレフトフライ

●ようやく繋がり出したバファローズ打線。大きなのを狙えるバッターが数少ないだけに、こう言う攻撃にならざるを得ないのは致し方ない所か。育成選手からの再スタートを切った園部聡の出来如何。ちなみに園部聡、試合前の練習にも無事参加してました。

8回表
バファローズ選手交代
ピッチャー柴田に代えて戸田
キャッチャー若月に代えて原大

赤坂     0-2から3球目を打ってレフトフライ
杉山の代打近藤 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
加藤     1-0から2球目を打ってサードゴロ

●先の柴田健斗と共に、まともに見ておれた戸田亮。ヨイショも健在。JR東日本から続々と新人選手が入団しているだけに、ちっとはいい所を見せておかないと。それ以上に、いつまでも平野佳久だ馬原孝浩だと頼ってないで、リリーフ陣でまず最初に彼の名前が呼ばれるようにならんと。

8回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー伊藤に代えて岸本

坂口     3-1から5球目を選んでフォアボール
坂口の代走に吉田雄
川端     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者宮崎の6球目にワイルドピッチ
宮崎     フルカウントから7球目を空振り三振
西野     初球を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ5-5ドラゴンズ
原大     初球を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ6-5ドラゴンズ
奥浪     2-2から6球目を打ってサードゴロダブルプレイ

○先日の阪神鳴尾浜球場では見そこねた感のある岸本淳希ではありましたが、この試合ではさっぱり。もっともこの辺りは、支配下登録初年、と割り切るしかないかな、とも思います。

9回表
バファローズ選手交代
代走吉田雄がそのまま入りセンター
センター川端がライトへ
ピッチャー戸田に代えて森本

溝脇     3-1から5球目を打ってセカンド内野安打
次打者藤澤の2球目に溝脇セカンド盗塁成功
藤澤     ストレートのフォアボール
遠藤     2-2から9球目を打ってセカンドゴロ
工藤     ストレートのフォアボール

古本     フルカウントから7球目をライトへ逆転満塁ホームラン
バファローズ6-9ドラゴンズ
松井佑    0-2から3球目を打ってファーストフライ
赤坂     2-0から3球目を打ってレフトフライ

●寒い寒い試合ではありましたが、バファローズで最後に出てきたピッチャーもこれまた寒かった。先発にされたりリリーフに回されたりと、役割が毎年のように変わってる森本翔太ではありますが、高卒とは言え今年で5年目。そろそろ「これ」てのを見つけないといかんのじゃないかなーと。

9回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー岸本に代えて高橋聡文

小田     1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
小島     1-1から3球目を打ってレフト線シングルヒット
堤      2-1から4球目を打ってショートフライ
次打者吉田雄の6球目にワイルドピッチ
吉田雄    フルカウントから8球目を選んでフォアボール
次打者川端の2球目にワイルドピッチ
川端     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
宮崎     0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

中日 003 020 004 9
大阪 001 000 320 6

勝投手:岸本秀樹
S投手:高橋聡文
敗投手:森本翔太
本塁打:[中日]平田(3回表・3ラン/坂寄)古本(9回表・満塁/森本)

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
中日ドラゴンズ
リーバ  4   15  59  2  3  2  1  1
伊藤準 3   14  40  3  2  1  3  0
岸本   1    6  23  3  1  1  2  2
高橋聡 1    6  27  1  2  0  0  0

オリックスバファローズ
坂寄  3.2 18  76  3  4  1  3  3
大山  1.1  7  32  2  2  0  2  2
佐野  1    5  22  0  2  1  0  0
柴田  1    3  15  0  0  1  0  0
戸田  1    3   8  0  0  0  0  0
森本  1    7  35  2  2  0  4  4



天気も晴れたり曇ったり雪が降ったり、さらには気温も低いと、いろんな悪条件が重なった試合ではありましたが、それ以上に出てくるピッチャー出てくるピッチャーがあまりにも酷かったです。

文字色を変えてみましたが、1球目2球目とボールになるバッターが毎回のように出る。そしてストレートのフルカウントになるのが目立つ。12:00に始まったこの試合ですが、1時間後に始まった、阪神甲子園球場のオープン戦と試合終了時刻にたいして差がないってのは一体何なのか。

意図してそこに投げているのならまだしも、明らかにキャッチャーの構えている所と違う所に行く。これぢゃいつまでも浅尾拓也や岩瀬仁紀、馬原孝浩や平野佳久におんぶに抱っこになってしまう。

リリーフピッチャーがシーズン前に「目標は○○試合登板」と具体的数字を挙げてますが、その○○試合をすべてベストコンディションで投げられる訳ではない。何らかのアクシデントもあろう。そんな時に残っているのが、好不調の波の激しいのばっかりだったら試合なんざ組み立てられない。

よくこの時期は「アピール」と言われます。しかしながら個人的にはこの言葉は嫌いです。アピール云々よりも自分自身の心身両面に於ける準備の仕方の問題。ただこの試合に投げたピッチャーの殆んどは、まだその準備以前の問題、に見えました。ぶっちゃけ、まだ試合云々以前の問題。

もう来週末にはウエスタンリーグが開幕します。その翌週にはセ・リーグ、パ・リーグのペナントレースが開幕します。このままだと、この試合に出てきたピッチャーはその波に乗り遅れる、かも。

雪の舞う悪条件ではありましたが、そんなものは前日から分かっていたこと。突発的なもんではありますが、登板予定は決まってたろうから、寒かろうが暑かろうが投げなければいけない。そんな試合でこんな結果では、いつまで経っても一軍登板などあり得ない。

ここ数年、ウ・リーグで両チームの成績は芳しくありません。どうやって現状打破するかなぁ。


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