ホークス二軍が今シーズンまで使用する「雁の巣レクリエーションセンター野球場」のスコアボードが、よりによってホークス二軍が本拠地移転のの前年でもある今シーズン、改築される模様です。



若鷹ラストイヤー雁の巣スコアボード改修
日刊スポーツ 2015年1月14日

雁の巣ラストイヤーの若鷹たちに、福岡市からビッグな贈り物だ。昨季まで手動のパネル式だったスコアボードが、磁気反転式の自動スコアボードに生まれ変わる。

昨年10月から工事を開始。3月下旬のウエスタン・リーグ開幕戦でのお披露目を目指し、現在、工事は急ピッチで進んでいる。ファーム本拠地は来季から筑後市に移転予定だが、福岡市の緑管理課の担当者は「老朽化しているので、新しいものに替えようという話で、ホークスのためにというわけではありませんが、ウエスタンの開幕戦が華やかになるといいですね」と話す。

雁の巣球場は福岡市の持ち物。今回は1億7400万円の費用をかけて新しくする。磁気反転とは白い部分と黒い部分を反転させて文字を表示。従来の電光掲示板より電気代が安く、日中でも反射せず見やすい。

20年以上も若鷹たちを見守ってきたスコアボードは解体。「松中」「柳田」など手書きされたボードは、処分される予定だ。(画像は2009年3月29日ウエスタンリーグ ホークス対カープ)



記事タイトルだけを見たときてっきり、20年間の感謝を込めて、ホークスが出資で改装するのかと思っていましたが、そうではないようで(笑)。まぁ、ホークスの持ち物ではないですからね。

と言うか新スコアボードは「日中でも反射せず見やすい。」と言う事ですが、現状のスコアボードでもたいして醜さは感じなかったです。比較的文字もしっかり書かれていましたしね。この辺りは日頃から「公営球場」として使われていた証なのかな、とも思いますがどうでしょう。

ただやはり、二軍でも外国人選手がごく当たり前にスターティングメンバーに名前を連ねるようになった今では、旧式の手書きでは追いつかぬ所もあるんでしょう。幸いにも難しい名前の選手はカープにもホークスにもいませんでしたが、昨年までいた「ベタンコート」とかはどうだったのかな(笑)。

磁気反転式のスコアボードで、1億7400万円が高いのか安いのかと言うのは、うちにスコアボードがないので分かりませんが、オーロラヴィジョン等を設置しないのであればそんなものなのかな。スターティングメンバーとランニングスコア、責任審判とボールカウントさえ表示できればいいんだし。


ここ数年、ウエスタンリーグ本拠地球場でもどんどん「進化」が進んでいます。

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開場以来あまり手を加えられなかった阪神鳴尾浜球場では、昨シーズンから球速表示がお目見えしました。ナゴヤ球場でも2011年3月に、スコアボードを大改修、ここも文字が大きくなりました。神戸サブ球場も2010年オフに、時期反転式からLED表示方式に改められました。

ゆえに、2015年シーズン、スコアボードを手書き人力に頼っているのは、広島東洋カープ由宇練習場だけになってしまいました。ちょっとどころじゃなく、恥ずかしい話ではありますが。

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と言うか、あれだけマツダスタジアム前に大きな室内練習場を建てる前に、こっちを何とかして欲しかった、と思うのは間違いでしょうかね。華やかなマツダスタジアムに対して、あまりにも貧相と言うか何と言うか。これじゃあ「来てください」とはあんまり大きい声では言えんなぁ、とも。

もう少し、考えてくれんかなぁ。


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2015.01.16 / Top↑
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