まだ先だ、まだ先だと思っていた北陸新幹線の開業が、いよいよ今年の3月14日に迫りました。長く北陸方面に足を運んでないので(武生駅まで)、イマイチピンと来てないのが現実です。とは言え、2月にはとある事情で富山県まで出かけなければいけなくなってしまってるんですが。
あいの風とIR、速達列車『あいの風ライナー』を設定
レスポンス 2015年1月8日
あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の2社は1月8日、泊~富山~金沢間を結ぶ速達列車『あいの風ライナー』を運転すると発表した。3月16日から平日に限り、1日3往復運転する。
2社は北陸新幹線の延伸開業(3月14日)に伴い、JR西日本から北陸本線の経営を引き継ぐ第三セクター。あいの風とやま鉄道は富山県内の市振~泊~富山~倶利伽羅間100.1kmを運営し、IRいしかわ鉄道は石川県内の倶利伽羅~金沢間17.8kmを運営する。2社とも各駅停車の普通列車を中心に運転するが、泊~金沢間では速達性の向上を図るため、主要駅のみ停車する『あいの風ライナー』を設定する。
(以下省略)
JR北陸本線がさらに分割されて第三セクターになるのは知っていました、しかしながら、県境できっちり分割すると言う徹底ぶり。東北本線を受け継いだ青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道の前例に倣ったものと思いますが、肥薩おれんじ鉄道のように沿線自治体の足並みが揃わなかったのか。
先日、この北陸新幹線の金沢駅から敦賀駅までの、2020年東京オリンピックに合わせての前倒し開業が報じられましたが、実際のところどの程度の需要があるのかな、とも思います。もっとも、航空路線が比較的少ない北陸各県にとっては期待大だとは思いますが。
そして第三セクター。
2002年から2006年にかけて、北陸本線米原駅~直江津駅に全駅下車の経験のあるこのブログの中の人としては、まさか市振駅や倶利伽羅駅がこれ程クローズアップされる事というのは、未だかつてなかったことではないか、と思います。ただ県境にある、という駅ではありますが。

2006年7月30日に撮影した市振駅です。今は富山県側のあいの風とやま鉄道と、新潟県側の「えちごトキめき鉄道(何だこの名前)」のジャンクション駅としての整備が進んでいると思われますが。

、当時は無人駅。この時下車したのも、次の列車に乗車したのも私だけ、と言う閑散っぷり。地元の方には怒られるかも知れませんが「うらぶれた感」は否めませんでした。

北陸屈指?の景勝地「親不知子不知」に近いということもあってか、駅自体も海岸線から非常に所にあり、ホームから日本海を見渡す事が出来ます。夏場だったので荒れてはいませんでしたが、冬場はそれこそ「哀しみ本線日本海」なんだろうなぁ、などと。

2005年9月4日に撮影した倶利伽羅駅。倶利伽羅峠と言えば、平安時代の源平合戦の舞台にもなったので、名前はご存知の方もおられると思いますが、ここも県境の駅としては本当にひっそりとしています。そして当然ながらここも無人駅となっていました。

ただ、先の市振駅と違うのは、金沢駅から比較的近いと言う事もあって、通勤需要があるのか、駅近くに「パーク&ライド」促進の為の無料駐車場があったこと、くらいでしょうか。
もう10年も前の話ですから、駅の一つや二つ、改装されるでしょう。しかしながら、こんな何の変哲もない二つの古い無人駅が「会社線の境界」となろうとはこの当時思いもかけませんでした。

2006年11月12日、東金沢駅に下車した際に見た、北陸新幹線高架工事の様子。確かここ東金沢駅だったと思うんですが、駅前の周辺地図には既に北陸新幹線が描かれその横に(予定)とか書いてあった覚えがあります。まさかここから9年もかかるとは思いませんでしたが。
と、古い画像ばっかり並べてはみました。
新会社発足で、色々と直通列車を考案したりと、公式サイト等を見ると「意気込み」は感じますが、、やはり一路線としての経営はできなかったのかなぁ、とは思います。これがJR西日本の思惑なのか、JR東日本の思惑なのかまでは、地元の人間じゃないので知る由もありません。
運賃は現行JR運賃の約1.14倍(IRいしかわ鉄道)とか。もちろん当分は国の支援もあるとは思いますが、いずれはそれに頼らない経営を目指していただきたい、と勝手に思っています。
何でや!野球関係ないやろ!と思われるかも知れません。が、以下どれでもクリックして頂ければ是幸いです。
あいの風とIR、速達列車『あいの風ライナー』を設定
レスポンス 2015年1月8日
あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の2社は1月8日、泊~富山~金沢間を結ぶ速達列車『あいの風ライナー』を運転すると発表した。3月16日から平日に限り、1日3往復運転する。
2社は北陸新幹線の延伸開業(3月14日)に伴い、JR西日本から北陸本線の経営を引き継ぐ第三セクター。あいの風とやま鉄道は富山県内の市振~泊~富山~倶利伽羅間100.1kmを運営し、IRいしかわ鉄道は石川県内の倶利伽羅~金沢間17.8kmを運営する。2社とも各駅停車の普通列車を中心に運転するが、泊~金沢間では速達性の向上を図るため、主要駅のみ停車する『あいの風ライナー』を設定する。
(以下省略)
JR北陸本線がさらに分割されて第三セクターになるのは知っていました、しかしながら、県境できっちり分割すると言う徹底ぶり。東北本線を受け継いだ青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道の前例に倣ったものと思いますが、肥薩おれんじ鉄道のように沿線自治体の足並みが揃わなかったのか。
先日、この北陸新幹線の金沢駅から敦賀駅までの、2020年東京オリンピックに合わせての前倒し開業が報じられましたが、実際のところどの程度の需要があるのかな、とも思います。もっとも、航空路線が比較的少ない北陸各県にとっては期待大だとは思いますが。
そして第三セクター。
2002年から2006年にかけて、北陸本線米原駅~直江津駅に全駅下車の経験のあるこのブログの中の人としては、まさか市振駅や倶利伽羅駅がこれ程クローズアップされる事というのは、未だかつてなかったことではないか、と思います。ただ県境にある、という駅ではありますが。


2006年7月30日に撮影した市振駅です。今は富山県側のあいの風とやま鉄道と、新潟県側の「えちごトキめき鉄道(何だこの名前)」のジャンクション駅としての整備が進んでいると思われますが。


、当時は無人駅。この時下車したのも、次の列車に乗車したのも私だけ、と言う閑散っぷり。地元の方には怒られるかも知れませんが「うらぶれた感」は否めませんでした。


北陸屈指?の景勝地「親不知子不知」に近いということもあってか、駅自体も海岸線から非常に所にあり、ホームから日本海を見渡す事が出来ます。夏場だったので荒れてはいませんでしたが、冬場はそれこそ「哀しみ本線日本海」なんだろうなぁ、などと。


2005年9月4日に撮影した倶利伽羅駅。倶利伽羅峠と言えば、平安時代の源平合戦の舞台にもなったので、名前はご存知の方もおられると思いますが、ここも県境の駅としては本当にひっそりとしています。そして当然ながらここも無人駅となっていました。


ただ、先の市振駅と違うのは、金沢駅から比較的近いと言う事もあって、通勤需要があるのか、駅近くに「パーク&ライド」促進の為の無料駐車場があったこと、くらいでしょうか。
もう10年も前の話ですから、駅の一つや二つ、改装されるでしょう。しかしながら、こんな何の変哲もない二つの古い無人駅が「会社線の境界」となろうとはこの当時思いもかけませんでした。


2006年11月12日、東金沢駅に下車した際に見た、北陸新幹線高架工事の様子。確かここ東金沢駅だったと思うんですが、駅前の周辺地図には既に北陸新幹線が描かれその横に(予定)とか書いてあった覚えがあります。まさかここから9年もかかるとは思いませんでしたが。
と、古い画像ばっかり並べてはみました。
新会社発足で、色々と直通列車を考案したりと、公式サイト等を見ると「意気込み」は感じますが、、やはり一路線としての経営はできなかったのかなぁ、とは思います。これがJR西日本の思惑なのか、JR東日本の思惑なのかまでは、地元の人間じゃないので知る由もありません。
運賃は現行JR運賃の約1.14倍(IRいしかわ鉄道)とか。もちろん当分は国の支援もあるとは思いますが、いずれはそれに頼らない経営を目指していただきたい、と勝手に思っています。
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2015.01.10 / Top↑
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