引き続きというか何と言うか、中國新聞1月1日朝刊のスポーツ・芸能面でございます。
これも毎年のように、2面を使ってのロングインタビュー。実際にどの程度の話の内容だったのかは知る由もありませんが、緒方孝市監督の2015年シーズンへの思いが語られています。


長い記事なので内容は割愛しますが。
思うのはどの項目にも新外国人選手の名前が挙がっている事。幾度か書いているように、まだ一球も投げていない、一打席も立っていない新外国人選手に、どの程度の活躍を見越しているのか。
松田元オーナーが、ここ2年のチーム成績、ならびに新監督と言う事で期待、悪く言えば手当たり次第に獲得した印象もあります。正直な話、デュアンテ・ヒースも、まだ1シーズン戦っていない。ある程度見越せるのはライネル・ロサリオと、波はあったけどブラッド・エルドレッドくらいでしょう。
もっともこの辺は、獲得に至った家庭ですよね。少し稼ぎに来たのか、MLBへの足がかりにするのか、最後までNPBで野球を続けるのか。3つめはまずあり得ないにしても、1つめだとちょっと困る。それこそ、やってみないと分かりませんが、「助っ人」外国人選手に過度の期待はせん方が。
記事中では、交流戦では外国人選手を3人スターティングメンバーに、ともありますが、そこまで本当にしかり働いてくれるのかどうか。過去にはたった2試合8打席2安打で帰ってしまった外国人選手もいますから。緒方孝市監督も選手としてそれを見てるはずなんですけどね。
選手の見極めは3月中旬まで続く、ともありますが、そんな早々に見極めでもらっても困る。
選手によっては春先に思ったような成績の残せない選手もいるし、夏場に力を発揮出来ない選手もいよう。そういった選手をうまく組み合わせて戦っていかあければいけない、と思うんですがいかがでしょう。開幕一軍に残った選手が、常時好成績を残せるとは、まだまだじゃないですかね。
特にピッチャーのスタミナ不足。毎年のように、1人じゃなく数人が夏場に調子を落とす。投げることばっかりに意識が行ってしまって、肝心の持続力がない。この辺りトレーニングコーチがちゃんといれば、春季キャンプからしっかり鍛えてもらえるのに、いわゆる「トレーナー」しかいない。
そうなれば、しばらく試合から離すおんが一番だと思うんですが、それを緒方孝市監督は出来るかどうか。これまで錦の御旗の如く振り翳してた「やってもらわないと困る」の一言を我慢出来るか。
さらに気になるのは、カープの監督で枕詞のように使われる「カープ一筋」の文字。
解説者時代があったとは言え、そして二週間のMLBでの臨時コーチがあったとは言え、野村謙二郎前監督は結局、カープのユニフォームしか着なかった。さらに緒方孝市監督は、現役引退から監督就任まで、一度もユニフォームを脱ぐことがなかった。これは良い事なのか悪い事なのか。
緒方孝市監督同様、現役引退から監督退任まで、ユニフォームを脱がなかった人として、故・三村敏之さんがおられますが、その三村さんでさえ、指導者キャリアのスタートは二軍守備・走塁コーチ。
カープファンに改心したての頃だったので、三村さんの将来的な一軍監督の構想があったのかどうかまでは分かりませんが、そこで。「トータルベースボール」の礎を築いたんだと思います。
果たして野村謙二郎前監督の傍で4年間、指導者修行は出来たかどうか。「将来的には」とおもわれていた選手が、二代続けて予定通り?一軍監督就任と相成りましたが、同じような過程を歩んできた現監督と前監督で、色合いの違いは出せるかどうか、否定するべき所は否定出来るか。
カープの野球と言えば事ある毎に「機動力野球」と言われます。しかしながらそれはもう正直過去のものだし、それだけで勝てるとは到底思ってない。実際掲げたところで勝ててないんだし。
無駄に走り回ったところで機動力野球じゃない。走れるべきところは走る、動くべきところは動く。手堅いところは手堅く。動けばいいってもんでもないし。「自爆」されても困りますからね。
そして最後に「勝負の1年」とあります。
もちろんそれは9月の戦い方の話ですが、やはり最後は、そこまで戦い続けて、洗練されたメンバーであって欲しい、と思うんですよ。その中に前田健太がいようがいまいが、黒田博樹がいようがいまいがそんな事は関係ない。1年間お集大成として、それこそ全力を振り絞って欲しいんですよ。
いずれにしろ。今シーズンのカープ一軍には期待半分。そしてあまり監督自身が熱くなられても困ります。実際にグラウンドに出るのは選手ですから。自身がやってきた事を選手にそのまま期待するのだけはご遠慮願いたい。皆が皆緒方孝市じゃないんだし。
求めるもの、そして理想はとことんまで高くていいと思いますが、今起用している選手は、そこまでの成績しか出せないんだから、我慢するしかない。期待してグラウンドに送り出している以上、責任は監督に帰ってくる。選手に責任を押し付けるわけにはいきませんからね。
それにしても、左側3面下広告に出ている前田智徳氏。

ちょっと太った?
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
これも毎年のように、2面を使ってのロングインタビュー。実際にどの程度の話の内容だったのかは知る由もありませんが、緒方孝市監督の2015年シーズンへの思いが語られています。


長い記事なので内容は割愛しますが。
思うのはどの項目にも新外国人選手の名前が挙がっている事。幾度か書いているように、まだ一球も投げていない、一打席も立っていない新外国人選手に、どの程度の活躍を見越しているのか。
松田元オーナーが、ここ2年のチーム成績、ならびに新監督と言う事で期待、悪く言えば手当たり次第に獲得した印象もあります。正直な話、デュアンテ・ヒースも、まだ1シーズン戦っていない。ある程度見越せるのはライネル・ロサリオと、波はあったけどブラッド・エルドレッドくらいでしょう。
もっともこの辺は、獲得に至った家庭ですよね。少し稼ぎに来たのか、MLBへの足がかりにするのか、最後までNPBで野球を続けるのか。3つめはまずあり得ないにしても、1つめだとちょっと困る。それこそ、やってみないと分かりませんが、「助っ人」外国人選手に過度の期待はせん方が。
記事中では、交流戦では外国人選手を3人スターティングメンバーに、ともありますが、そこまで本当にしかり働いてくれるのかどうか。過去にはたった2試合8打席2安打で帰ってしまった外国人選手もいますから。緒方孝市監督も選手としてそれを見てるはずなんですけどね。
選手の見極めは3月中旬まで続く、ともありますが、そんな早々に見極めでもらっても困る。
選手によっては春先に思ったような成績の残せない選手もいるし、夏場に力を発揮出来ない選手もいよう。そういった選手をうまく組み合わせて戦っていかあければいけない、と思うんですがいかがでしょう。開幕一軍に残った選手が、常時好成績を残せるとは、まだまだじゃないですかね。
特にピッチャーのスタミナ不足。毎年のように、1人じゃなく数人が夏場に調子を落とす。投げることばっかりに意識が行ってしまって、肝心の持続力がない。この辺りトレーニングコーチがちゃんといれば、春季キャンプからしっかり鍛えてもらえるのに、いわゆる「トレーナー」しかいない。
そうなれば、しばらく試合から離すおんが一番だと思うんですが、それを緒方孝市監督は出来るかどうか。これまで錦の御旗の如く振り翳してた「やってもらわないと困る」の一言を我慢出来るか。
さらに気になるのは、カープの監督で枕詞のように使われる「カープ一筋」の文字。
解説者時代があったとは言え、そして二週間のMLBでの臨時コーチがあったとは言え、野村謙二郎前監督は結局、カープのユニフォームしか着なかった。さらに緒方孝市監督は、現役引退から監督就任まで、一度もユニフォームを脱ぐことがなかった。これは良い事なのか悪い事なのか。
緒方孝市監督同様、現役引退から監督退任まで、ユニフォームを脱がなかった人として、故・三村敏之さんがおられますが、その三村さんでさえ、指導者キャリアのスタートは二軍守備・走塁コーチ。
カープファンに改心したての頃だったので、三村さんの将来的な一軍監督の構想があったのかどうかまでは分かりませんが、そこで。「トータルベースボール」の礎を築いたんだと思います。
果たして野村謙二郎前監督の傍で4年間、指導者修行は出来たかどうか。「将来的には」とおもわれていた選手が、二代続けて予定通り?一軍監督就任と相成りましたが、同じような過程を歩んできた現監督と前監督で、色合いの違いは出せるかどうか、否定するべき所は否定出来るか。
カープの野球と言えば事ある毎に「機動力野球」と言われます。しかしながらそれはもう正直過去のものだし、それだけで勝てるとは到底思ってない。実際掲げたところで勝ててないんだし。
無駄に走り回ったところで機動力野球じゃない。走れるべきところは走る、動くべきところは動く。手堅いところは手堅く。動けばいいってもんでもないし。「自爆」されても困りますからね。
そして最後に「勝負の1年」とあります。
もちろんそれは9月の戦い方の話ですが、やはり最後は、そこまで戦い続けて、洗練されたメンバーであって欲しい、と思うんですよ。その中に前田健太がいようがいまいが、黒田博樹がいようがいまいがそんな事は関係ない。1年間お集大成として、それこそ全力を振り絞って欲しいんですよ。
いずれにしろ。今シーズンのカープ一軍には期待半分。そしてあまり監督自身が熱くなられても困ります。実際にグラウンドに出るのは選手ですから。自身がやってきた事を選手にそのまま期待するのだけはご遠慮願いたい。皆が皆緒方孝市じゃないんだし。
求めるもの、そして理想はとことんまで高くていいと思いますが、今起用している選手は、そこまでの成績しか出せないんだから、我慢するしかない。期待してグラウンドに送り出している以上、責任は監督に帰ってくる。選手に責任を押し付けるわけにはいきませんからね。
それにしても、左側3面下広告に出ている前田智徳氏。

ちょっと太った?
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


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