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世の中では、1月5日を「仕事始め」と称してたそうですが、個人的には実感はゼロです。

私の職場は365日年中無休(24時間営業ではありません)を謳っているので、1日からごく当たり前に仕事。正月のありがたみもたいしてないし、お盆だから何かする、ってわけでもない。

しかしながら、無念のうちにユニフォームをぎ、道を歩み出す「前・選手」にとっては、また特別な一日になるのかも知れません。広島東洋カープ・永川勝浩の実弟、永川光浩さんもまたその一人。



広島永川光5年の重圧…大きな兄の存在 日刊スポーツ 2015年1月5日

兄の背中を追って飛び込んだプロ野球人生は5年で幕を下ろした。広島09年育成ドラフト1位で入団した永川光浩(27)だが、支配下選手登録されることなく、14年オフに戦力外を通告された。

兄は球団最多セーブ記録を持ち、入団当時は絶対的な守護神だった永川勝浩(34)。現役5年間、「永川の弟」という重圧が常につきまとった。12年は独立リーグの四国iIL・徳島、13年は同・香川に派遣され、実戦を積み重ねたものの、ユニホームを脱ぐことになった。

プロでも、兄は兄であり続けた。ことあるごとにアドバイスをくれ、グラウンドを離れれば兄弟に戻っていた。「あれだけの結果を残しているだけでなく、野球に取り組む姿勢は、ひとりの野球人として参考にしていた。本当に尊敬しています」。小さい頃から憧れていた兄の背中は、プロ野球の世界でさらに大きく感じた。

1月からは地元広島県の物流業社に就職することが決まっている。第2の人生も兄に導かれた。

戦力外となり、行き先が決まらなかった永川光に手を差し伸べてくれた。知人を介して、物流業の株式会社ロジコムを紹介された。昨年12月20日から広島市内で1人暮らしを始め、1月からはマツダ車の部品管理から倉庫の管理などの業務を行う。「野球のことしか知らないので、今は不安ばかりです」。ドラフト指名されたとき以上の不安が募る。ただ、兄と異なる世界に身を置く第2の人生の成功が、兄への恩返しとなる。



他の新聞でも昨年中に似たような連載がありました。球団スタッフその他で今後もプロ野球の世界に残れる人、早々に諦めて早くも社会人としての第一歩を踏み出した人、11月末の選手契約が切れるのを待って再就職を発表した人、人それぞれあると思います。

その中でどれくらいの割合を占めているのかは分かりませんが、よくあるのが「会社員」。たいがいの場合は再就職先がおおっぴらに公表されることはありません。カープで言えば大島崇行さんもそのうちの一人になりますが、永川光浩の場合はとある場所で「ここ」と言うのが発表されています。

良い事なのか悪い事なのかは分かりませんが、野球とは関係ない以上、下手したら業務に支障が出る場合もあったりするので、公式の取材でもない限り、公表すべきではないと思うんですけどね。


で、永川光浩さん。

「兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!」とは、北斗神拳伝承者争いに敗れた、北斗三兄弟の三男・ジャギ様の「信念」でもありましたが、永川兄弟でも結局それは実現しませんでした。

そもそも、永川光浩をカープが獲得した意味合いって何だったんでしょうかね。

カープでの3年目、2012年は徳島インディゴソックスに派遣、翌2013年は今度は香川オリーブガイナーズに派遣。出場機会などカープで作ろうと思えばいくらでも出来たはずなのに、カープでは3年22試合の登板のみ。おそらく本人さんも何かしら歯がゆさは感じてたかも。

過去に兄弟で同一チームに、移籍を除いて入団から退団・移籍・引退)まで在籍してた選手ってのはどの程度いましたかね。古くはライオンズの松沼博久・雅之(同期入団)、タイガースの嶋田宗彦・章弘(同期入団)、最近ではドラゴンズの堂上剛裕・直倫、スワローズの佐藤由規・貴規、マリーンズの大嶺祐太・翔太くらい。外国人選手で言えばレオン・リー、レロン・リー兄弟。

ただ悲しいかな、兄弟揃って大活躍、と言う例が少ないなぁ、と。新井貴浩・良太みたいに、入団の経緯やらその他に明確な差があればまだしも、実績十分の兄の下に入団ともなると、有形無形のプレッシャーがあったりするんでしょうか。それも考えてドラフト指名したのかな。

同じ「北斗の拳」の、世紀末覇者ラオウのセリフとして「同じ道を進めば同じ宿命を背負う。兄弟ならば違う道を選ぶがよい」と言うのもあります。兄弟ならば比較もされようし、同一ポジションならいずれはお互いを蹴落とす相手とみなされなければいけない。そこに一切の情はないし。

しかしながらユニフォームを脱ぐことになり、これから先はそれこそ、違う道を歩むことになった永川光浩さん。故・津田恒美さんの息子さんが、大学で野球せうかつに終わりを告げ、いち社会人「津田大毅」として歩きだしたのとどことなく重なるような気がせんでもないです。


「永川勝浩の弟」と言う「縛り」からの脱却。ようやく、と言う言葉を使っていいのか悪いのか分かりませんが、いち社会人・永川光浩としての新たなる出発。今後の健闘を祈らずにはおれませぬ。


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2015.01.06 / Top↑
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