謹んで新年のお慶びを申し上げてみようかと思います。
旧年中は長文駄文誤字脱字にお付き合い頂きありがとうございました。
年賀状では「A Happy New Year!」と書く人もいます。何でもこれは「良いお年を」と言う意味もあるそうで、新年の挨拶には向かない、みたいな話を読んだことがありますが、ものすごく直訳すれば「幸せな新年!」。無事に新年を迎える事がどれだけ幸せなことか、とも思いますけどね。
今年もよろしくお願いいたします。
それはさて置き
年末年始ともなると、通常番組を早々に切り上げて、3時間スペシャル4時間スペシャルと題して、夕方から夜遅くまで同じ番組が続いたりします。まぁ作ってる方々は大変ですねとは思いますが。
普段から地上波放送を見慣れてないのに、そんな長い時間、知らない芸人さんの、面白いのか面白くないのか分からないような話を聞いてるのはつまらないし、どこで笑えばいいのか分からない。
そんな中、NHK-BS1では「プロ野球80周年特集」と題して、プロ野球に関する番組を放送してます。「あなたが選ぶプロ野球ベストナイン&ベストゲーム」等。そして12月30日には先日再放送の「もう一度投げたかった」に引き続くかのように、19:00以降2つのカープ番組が放送されました。
ドキュメント スポーツ大陸 よみがえる熱球
「赤ヘル旋風 -昭和50年・広島初優勝-」
色々と番組を放送してくれてます。古田敦也氏や芸能人の、半ばトーク番組みたいなのもいいですが。やっぱりある種淡々と、その当時のままの番組を放送してくれるのはありがたいです。
(ここまでコピペ改変)
広島東洋カープの初優勝は昭和50年、私が小学校2年生の頃です。その当時はまだプロ野球に目覚める前。とある球団に実弟と同姓同名の選手がいること、そして南海ホークスが一番近くにある事、くらいしか認識はありませんでした。まぁ小学生であればそんなもんかも知れませんが。
しかしながらやっぱり、広島東洋カープの生い立ちに関しては心動かされるものがあります。球団創設の経緯、26年間の苦悩、そして初優勝から黄金時代。一部始終を見てきたわけでもないし、まだまだ足りない所もあるとは思いますが、他の球団ではまず有り得ない、多種多様のエピソード。
この番組のすぐあと、ニュースを挟んで「市民にささげた初優勝 -オリックス 大震災からの奇跡-」を放送してましたが、経緯こそ違えど、広島の街の人の、カープに対する積年累月の思いがオールスターゲームを導火線にして、一気に燃え上がったのかな。
広島の町の戦後復興の旗振り役ともなった広島東洋カープ。
火付け役になったのはジョー・ルーツ監督(故人)。そもそも。チームカラーを「赤」にしたのはジョー・ルーツ氏。今で言う「コーポレーション・アイデンティティ」ってやつですかね。中身から変わらないのであればまず見た目から、といったところでしょうかね。どこにいても赤は目立つし。
もちろん、カラーテレビの普及(調べたら、昭和48年にカラーテレビの普及率が白黒テレビを上回った、とか)もあると思います。それを意識してはないとは思いますが、その当時既に、カープと広島の社会的関係を説いてたのも事実。「赤は闘う色だ!」と意識づけたのもまた事実。
ホント「赤い帽子」は浸透してますよ。シーズンオフでも普通に、カープの帽子を被って本通り商店街を歩いてるお子さんを見かけます。しかも一人や二人レベルの話じゃない。関西で日常、チーム関係なく野球帽をかぶってる子供さんって、そうそういてません。

2012年に、広電のとある駅のそばの踏切で撮影した、注意喚起の看板ですが、こんな所でも「C」のマークの入った赤い帽子をかぶった子供が描かれてます。よその地域で「球団帽」をかぶった子供が描かれてる看板は見たことがありません。さすが広島だなとは思いますけどね。
前年昭和49年まで3年連続最下位。この現状を打破するには並大抵の意識改革では無理だと感じたんでしょうね。最近は無駄に歳を喰ってしまったせいか、カープに限らずユニフォームデザインの変更、ともなればちょっと残念ですが「あぁ、商売なんだな」とも取るようになりましたが。
いろんな面で、強烈なリーダーシップを持たれてた方かと推測します。MLBで選手としての実績こそ乏しいものの、それとはまた別のところで才能を発揮する人ってのは、MLBではよく話を聞きますが、NPBではあまり耳にしません。いい事なのか悪いことなのかまでは分かりません。
どちらかと言えば選手時代の実績と人望、また現役時代の人気先行で監督の人選が行われることの多いNPBの監督。ぶっちゃけそれが顕著に表れたのが、カープの前監督のようにも思います。
思うに監督って、チームと同じように成長していてはダメだと考えます。裏方なり、コーチなり、解説者、野球に関係するあらゆる職を経験するうちに「これこれここはこうやって、こうやれば」と言うモノを明確に持ってないと監督業ってのは務まらない。ましてや70人もの選手をまとめる役なんだし。
監督ってのは、目立っていいのか良くないのかわかりにくい立場かと思います。実際グラウンドでプレイをするのは選手ですから。しかし、その他の部分で、選手を守り、そして鼓舞していくのは監督の役割。愚痴りたくなる事もあるかと思いますが、それをうまく消化してくれる人でないと。
そして緒方孝市新監督。秋季キャンプでいろいろと「熱い指導」の様子が報道その他を通じて伝わってきますが、その熱さがどれだけ、シーズンの戦いに反映されるか楽しみであり、不安でもあり。
あと1か月で球春到来。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
旧年中は長文駄文誤字脱字にお付き合い頂きありがとうございました。
年賀状では「A Happy New Year!」と書く人もいます。何でもこれは「良いお年を」と言う意味もあるそうで、新年の挨拶には向かない、みたいな話を読んだことがありますが、ものすごく直訳すれば「幸せな新年!」。無事に新年を迎える事がどれだけ幸せなことか、とも思いますけどね。
今年もよろしくお願いいたします。
それはさて置き
年末年始ともなると、通常番組を早々に切り上げて、3時間スペシャル4時間スペシャルと題して、夕方から夜遅くまで同じ番組が続いたりします。まぁ作ってる方々は大変ですねとは思いますが。
普段から地上波放送を見慣れてないのに、そんな長い時間、知らない芸人さんの、面白いのか面白くないのか分からないような話を聞いてるのはつまらないし、どこで笑えばいいのか分からない。
そんな中、NHK-BS1では「プロ野球80周年特集」と題して、プロ野球に関する番組を放送してます。「あなたが選ぶプロ野球ベストナイン&ベストゲーム」等。そして12月30日には先日再放送の「もう一度投げたかった」に引き続くかのように、19:00以降2つのカープ番組が放送されました。
ドキュメント スポーツ大陸 よみがえる熱球
「赤ヘル旋風 -昭和50年・広島初優勝-」
色々と番組を放送してくれてます。古田敦也氏や芸能人の、半ばトーク番組みたいなのもいいですが。やっぱりある種淡々と、その当時のままの番組を放送してくれるのはありがたいです。
(ここまでコピペ改変)
広島東洋カープの初優勝は昭和50年、私が小学校2年生の頃です。その当時はまだプロ野球に目覚める前。とある球団に実弟と同姓同名の選手がいること、そして南海ホークスが一番近くにある事、くらいしか認識はありませんでした。まぁ小学生であればそんなもんかも知れませんが。
しかしながらやっぱり、広島東洋カープの生い立ちに関しては心動かされるものがあります。球団創設の経緯、26年間の苦悩、そして初優勝から黄金時代。一部始終を見てきたわけでもないし、まだまだ足りない所もあるとは思いますが、他の球団ではまず有り得ない、多種多様のエピソード。
この番組のすぐあと、ニュースを挟んで「市民にささげた初優勝 -オリックス 大震災からの奇跡-」を放送してましたが、経緯こそ違えど、広島の街の人の、カープに対する積年累月の思いがオールスターゲームを導火線にして、一気に燃え上がったのかな。
広島の町の戦後復興の旗振り役ともなった広島東洋カープ。
火付け役になったのはジョー・ルーツ監督(故人)。そもそも。チームカラーを「赤」にしたのはジョー・ルーツ氏。今で言う「コーポレーション・アイデンティティ」ってやつですかね。中身から変わらないのであればまず見た目から、といったところでしょうかね。どこにいても赤は目立つし。
もちろん、カラーテレビの普及(調べたら、昭和48年にカラーテレビの普及率が白黒テレビを上回った、とか)もあると思います。それを意識してはないとは思いますが、その当時既に、カープと広島の社会的関係を説いてたのも事実。「赤は闘う色だ!」と意識づけたのもまた事実。
ホント「赤い帽子」は浸透してますよ。シーズンオフでも普通に、カープの帽子を被って本通り商店街を歩いてるお子さんを見かけます。しかも一人や二人レベルの話じゃない。関西で日常、チーム関係なく野球帽をかぶってる子供さんって、そうそういてません。

前年昭和49年まで3年連続最下位。この現状を打破するには並大抵の意識改革では無理だと感じたんでしょうね。最近は無駄に歳を喰ってしまったせいか、カープに限らずユニフォームデザインの変更、ともなればちょっと残念ですが「あぁ、商売なんだな」とも取るようになりましたが。
いろんな面で、強烈なリーダーシップを持たれてた方かと推測します。MLBで選手としての実績こそ乏しいものの、それとはまた別のところで才能を発揮する人ってのは、MLBではよく話を聞きますが、NPBではあまり耳にしません。いい事なのか悪いことなのかまでは分かりません。
どちらかと言えば選手時代の実績と人望、また現役時代の人気先行で監督の人選が行われることの多いNPBの監督。ぶっちゃけそれが顕著に表れたのが、カープの前監督のようにも思います。
思うに監督って、チームと同じように成長していてはダメだと考えます。裏方なり、コーチなり、解説者、野球に関係するあらゆる職を経験するうちに「これこれここはこうやって、こうやれば」と言うモノを明確に持ってないと監督業ってのは務まらない。ましてや70人もの選手をまとめる役なんだし。
監督ってのは、目立っていいのか良くないのかわかりにくい立場かと思います。実際グラウンドでプレイをするのは選手ですから。しかし、その他の部分で、選手を守り、そして鼓舞していくのは監督の役割。愚痴りたくなる事もあるかと思いますが、それをうまく消化してくれる人でないと。
そして緒方孝市新監督。秋季キャンプでいろいろと「熱い指導」の様子が報道その他を通じて伝わってきますが、その熱さがどれだけ、シーズンの戦いに反映されるか楽しみであり、不安でもあり。
あと1か月で球春到来。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


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