~の一言は、故・ジャンボ鶴田の座右の銘「人生はチャレンジだ、チャンスは掴め」に通じるものがあると思います。広島に移籍を決めたメジャーリーガーも、同じような言葉をコメントされました。



黒田がコメント発表「また日々新たなチャレンジ」
スポニチ 2014年12月28日

8年ぶりに広島復帰を決断した黒田博樹投手(39)が28日、マネジメント会社を通じてコメントを発表、「また日々新たなチャレンジをしていきたい」と決意を表明した。

ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていた黒田は27日に広島が獲得を発表していた。年俸4億円プラス出来高払いの1年契約。背番号は移籍前の2007年まで背負った「15」。黒田は「野球人生の最後の決断」としており、広島に骨を埋める覚悟も示した。来年2月中旬にチームに合流する見込み。


黒田のコメント全文は以下の通り。

来季については、野球人として、たくさんの期間を熟考に費やしました。悩みぬいた末、野球人生の最後の決断として、プロ野球人生をスタートさせたカープで、もう一度プレーさせていただくことを決めました。今後も、また日々新たなチャレンジをしていきたいと思います。



どこの報道を見ても、やたらめったら「男気」を前面に押し出す記事が目立ちます。

しかしながら、超高額のオファーを断ってまで、その約5分の1の年俸のカープを選択したこと。金銭面やら自身の現役生活のピークやら、いろんな物を織り交ぜて、熟考に熟考を重ねた結果の決断、これらは「男気」とかそんな曖昧なモノで片付けられるもんではないはず。

それが「また日々新たなチャレンジ」と言う言葉に詰まっているのではないかと思います。

正直お金に関しては、普段何千円のお金であれこれ言っている凡人が言うこっちゃないですけどね。個人的には、100万円を越えたらみな「多額」のレベル。そんな人間が4億円を「安い」って簡単に言えませんよ。それこそ、年末ジャンボ宝くじが当たればまた別ですが(笑)。

それはさておき

既にエースだの精神的大黒柱だのと持て囃されています。気の早い所では「もうこれで先発ローテーションは決まったようなもの」みたいなところもあるとは思いますが、それは、名前が挙がった選手が無事に1年を過ごせたらば、の話であって、まだ2014年すら終わってない時点では時期尚早。

もちろん、今いる選手は2014年の公式戦が終わった時点で、2015年シーズンへの見えない戦いは始まっているはずではありますが、まだ結果は出ていない。名前並べただけで優勝や、なんざ、どっかの髭面のOBと何ら変わりがない。それこそ「優勝するための」だとは思いますが。

そして、チャレンジ。

やっている事は同じ「野球」ですから大して変わらないと思います。人によっては「ベースボール」と「野球」と区別する人もいますが、ピッチャーはどこで投げようが、18.44メートルの間隔でバッターと相対することに変わりはない。これだけはそれこそ万国共通ですからね。

31歳まで広島東洋カープで築き上げたもの、そして8年間のMLBでの生活で発展させたもの、そして40歳で迎えるシーズンでそれらをどれだけ昇華する事が出来るか。それが「チャレンジ」と言う言葉で表現されているんではないかと思います。

1年契約と言う事で、憶測が飛び交っていると思います。それこそ再来年以降は、その時にならないとわかるはずもないし、黒田博樹本人も分からない、決めてないんじゃないかとも思います。

MLBでも、4年契約を持ちかけられても3年を申し出た。以降も常に1年契約。多くの人は「いつでもカープに戻れるように」などと考えていたとは思いますが、個人的にはそうじゃなかったとすら。

1年1年で区切る事で、翌年の目標を見定め、それに向かって邁進して、そして改めて翌年の契約。そして来年、その目標の設定の中に「広島東洋カープ」が入ってきたんじゃないかと思います。


何度でも言います。元カープの黒田博樹がカープに復帰するんじゃないんです。ニューヨーク・ヤンキースのエース・黒田博樹が、次のジャンプアップを求めてカープに移籍してくるんです。


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2014.12.29 / Top↑
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