どう言う訳か最近10年ほど「旅客列車」にあまり魅力を感じなくなってしまっています。
旧国鉄時代の車両がどんどん淘汰されて、いかにも21世紀らしい新型車両が続々と投入されて来ていますが、それらの殆んどがステンレス製車両。耐久性等を重視した結果ですし、製造年度によって細部の仕様も違い、それなりに見所はあると思うんですけどね。
と言う事で今回は「貨物列車」をメインに据えた場所に行ってきました。とは言うものの、昨年秋に一度行った事がある場所なんですが、殆んど「練習ついで」な上に、今さらそんな画像を使って記事にするのも心情的によろしくない。しかも近場なので、迷わず往けよ、と言う事でいざ行動。

やって来ましたJR東西線加島駅。ここまで来る手段は多々ありますが、少なくとも大都市部なので交通手段に困る事はありません。ただ、場所が場所なだけに面倒くさいと言えば面倒くさい場所。

加島駅1番出口を出ると狭い路地に出ます。右に曲がって線路沿いに進みましょう。食料その他に関しては、ご覧のように1ばん出口を出てすぐの所にファミリーマートがあるので困りません。

やがて上空に阪神高速道路とその脇を走る府道10号線、山陽新幹線の高架橋が見えてきます。その「交差点」をくぐって左に曲がると、府道10号線の歩道に昇る事が出来る歩道橋があります。

さぁ昇ってみませう、とか何とか言いながらも、これを書いている人は歩道橋がやや苦手と言う悲劇。当然の事ながらしっかりした構造物なんですが、やはり幾ばくかの振動とたわみは感じます。

絶景かな絶景かな。こちら側は東向きになるので、夏の早朝ともなると辛いかも知れません。

歩道橋の階段を昇ったり降りたりせんとあきませんし、架線や架線柱の処理が非常に難儀かと思われますが、府道10号線の反対側の歩道からでもJR神戸線の複々線を見下ろす事が出来ます。
以上の条件を踏まえた上で、と言うかいったり来たりしながらの撮影行。これはこれでよい運動になります。飽きたら帰ればいいんだし、帰るに困るほど電車の本数が少ないわけでもないですし。
JR神戸線の上下線を見渡せる場所ではありますが、架線を考えると、撮影する場所は限られます。下り列車なら下り列車、上り列車なら上り列車と、決めてかかった方がよろしいかと思われます。
※以下、ダラダラと画像が並んでいますが、貨物列車に関しては、北陸地方その他の悪天候で、遅延が発生しているかも知れない、と言う事で、あくまでも参考程度に受け止めて頂ければ幸いです。

さっそく外側「列車線」をかっ飛ばして来たのは、京都発倉吉行特急「スーパーはくと5号」。


そしていきなり、垂涎の場面。手前こちらに向かって走ってくるのは、大阪貨物ターミナル発姫路貨物駅行。左奥に向かっているのは、鹿児島発名古屋貨物ターミナル行。姫路貨物駅行の先頭に立つのはEF66 117号機。名古屋貨物ターミナル行はEF2108番号不詳)。



そしてこの列車が分からない。本来この時間(12:00前)には、EF210牽引の、東京貨物ターミナル発鹿児島行が通過するはずなんですが、そもそも機関車がEF66、しかも基本番台。調べてきたのと違ってきてるんですよね。ゆえに、最初の「但し書き」となった次第。先頭に立つのはEF66 32号機。昭和48年生まれ、塗装こそ変わりましたが、かつては寝台特急の先頭にも立ちました。

次に撮影したのは、新大阪発城崎温泉行特急「こうのとり9号」。福知山行には3両編成お列車も存在しますが、さすがに超有名観光地行は7両編成。

列車線は主に新快速電車が走ります。

上り列車線を走行する、城崎温泉発新大阪行特急「こうのとり12号」。架線柱や各種ケーブルなどに遮られ、下り列車基本で撮影してると、上り列車の後追いはよろしくないですが、さすがに雪が少し乗っているともなるとカメラを向けてしまいます。松葉カニのシーズンなので6両フル編成。ほんの少しだけ雪を乗せて、そして車内はカニの匂いを充満させて(?)のラストスパート。

大阪発、姫路から播但線経由おn香住行特急「はまかぜ3号」。経由路線こそ違いますが、山陰方面に向かう列車なので6両編成。平常時は3両編成の時もあります。それだけ需要が減ったのか。


大阪貨物ターミナル発西岡山行。さすがに比較的短距離の列車なので、編成は短め。しかしながらこうやってやや上から見ると見事です。先頭はEF210 106号機。

深夜3時に北九州貨物ターミナルを発車した東京貨物ターミナル行。


これもまた分からない列車(笑)。かなり長い編成なので、それ杏里の長距離列車かとは思いますが。搭載している貨物によっては「1日遅れ」とかが普通にあるので、素人では分かりかねます。先頭はEF210 162号機。先の106号機とは、パンタグラフの形状に差があります。

北九州貨物ターミナル発東京貨物ターミナル行。ここはまだ道半ば。

福岡貨物ターミナル発越谷貨物ターミナル行。遠目で判りにくいですが、先頭はEF200。

大阪貨物ターミナル発福岡貨物ターミナル行。先頭はEF210 153号機。


仙台貨物ターミナル発福岡貨物ターミナル行。先頭はEF66 104号機。

思い立って、道路の西側に回って貨物列車を待ってみました。福岡貨物ターミナル発仙台貨物ターミナル行が来たのはいいんですが、内側電車線を走る貨物列車にものの見事に被られました。ぶっちゃけ超過密ダイヤの路線なので、ある程度覚悟は出来てましたが(笑)。


周囲に高い建物もなく、さらには緩やかなカーブながらかなり遠くまで見渡せるので、少々長い編成でも十分撮影出来ると思います。ただやっぱり怖いのは「被り」。電車の方がスピードが速いので、併走シーンを捉えるのもなかなか難しいかと思われますがどうでしょう。

新大阪発城崎温泉行特急「こうのとり13号」。さすがにこの時期この時間となると陽の傾きも早く、道路を挟んで反対側にある工場の影が伸びてきて、どうしても縦アングルにならざるを得ません。


ラストと決めてかかった、東京貨物ターミナル発西岡山行。先頭に立つのはEF66 126号機。先の104号機は1次型。126号機を含む、109号機以降は、ヘッドライト周囲の形状の他、車体裾にブルーのラインが入ったりと、ほんの僅かながらマイナーチェンジが施されています。
―――――とまぁ、この時期にしては珍しい寒波を伴った、爆弾低気圧の影響による強風に煽られながら、そして冬の晴れ間らしく、日が照ったり陰ったりという悪条件の中、新快速電車でテストをして本番で失敗を繰り返しながらの撮影、いかがだったでしょうか。
とにかく、阪神高速道路池田線を併設した道路の陸橋上と言う事で、交通量もあり、大型・小型車両関係なくかなり揺れます。「微動」てな可愛いもんではありませんので、三脚を使用しての撮影はこんなんを極めるかと思います。ただ、車通りは多いですが人通りはほとんどありません。
一度お試しになってはいかがでしょうか。
何でや!野球関係ないやろ!と思われるかも知れません。が、以下どれでもクリックして頂ければ是幸いです。
旧国鉄時代の車両がどんどん淘汰されて、いかにも21世紀らしい新型車両が続々と投入されて来ていますが、それらの殆んどがステンレス製車両。耐久性等を重視した結果ですし、製造年度によって細部の仕様も違い、それなりに見所はあると思うんですけどね。
と言う事で今回は「貨物列車」をメインに据えた場所に行ってきました。とは言うものの、昨年秋に一度行った事がある場所なんですが、殆んど「練習ついで」な上に、今さらそんな画像を使って記事にするのも心情的によろしくない。しかも近場なので、迷わず往けよ、と言う事でいざ行動。



やって来ましたJR東西線加島駅。ここまで来る手段は多々ありますが、少なくとも大都市部なので交通手段に困る事はありません。ただ、場所が場所なだけに面倒くさいと言えば面倒くさい場所。


加島駅1番出口を出ると狭い路地に出ます。右に曲がって線路沿いに進みましょう。食料その他に関しては、ご覧のように1ばん出口を出てすぐの所にファミリーマートがあるので困りません。


やがて上空に阪神高速道路とその脇を走る府道10号線、山陽新幹線の高架橋が見えてきます。その「交差点」をくぐって左に曲がると、府道10号線の歩道に昇る事が出来る歩道橋があります。


さぁ昇ってみませう、とか何とか言いながらも、これを書いている人は歩道橋がやや苦手と言う悲劇。当然の事ながらしっかりした構造物なんですが、やはり幾ばくかの振動とたわみは感じます。

絶景かな絶景かな。こちら側は東向きになるので、夏の早朝ともなると辛いかも知れません。


歩道橋の階段を昇ったり降りたりせんとあきませんし、架線や架線柱の処理が非常に難儀かと思われますが、府道10号線の反対側の歩道からでもJR神戸線の複々線を見下ろす事が出来ます。
以上の条件を踏まえた上で、と言うかいったり来たりしながらの撮影行。これはこれでよい運動になります。飽きたら帰ればいいんだし、帰るに困るほど電車の本数が少ないわけでもないですし。
JR神戸線の上下線を見渡せる場所ではありますが、架線を考えると、撮影する場所は限られます。下り列車なら下り列車、上り列車なら上り列車と、決めてかかった方がよろしいかと思われます。
※以下、ダラダラと画像が並んでいますが、貨物列車に関しては、北陸地方その他の悪天候で、遅延が発生しているかも知れない、と言う事で、あくまでも参考程度に受け止めて頂ければ幸いです。



さっそく外側「列車線」をかっ飛ばして来たのは、京都発倉吉行特急「スーパーはくと5号」。





そしていきなり、垂涎の場面。手前こちらに向かって走ってくるのは、大阪貨物ターミナル発姫路貨物駅行。左奥に向かっているのは、鹿児島発名古屋貨物ターミナル行。姫路貨物駅行の先頭に立つのはEF66 117号機。名古屋貨物ターミナル行はEF2108番号不詳)。





そしてこの列車が分からない。本来この時間(12:00前)には、EF210牽引の、東京貨物ターミナル発鹿児島行が通過するはずなんですが、そもそも機関車がEF66、しかも基本番台。調べてきたのと違ってきてるんですよね。ゆえに、最初の「但し書き」となった次第。先頭に立つのはEF66 32号機。昭和48年生まれ、塗装こそ変わりましたが、かつては寝台特急の先頭にも立ちました。



次に撮影したのは、新大阪発城崎温泉行特急「こうのとり9号」。福知山行には3両編成お列車も存在しますが、さすがに超有名観光地行は7両編成。



列車線は主に新快速電車が走ります。


上り列車線を走行する、城崎温泉発新大阪行特急「こうのとり12号」。架線柱や各種ケーブルなどに遮られ、下り列車基本で撮影してると、上り列車の後追いはよろしくないですが、さすがに雪が少し乗っているともなるとカメラを向けてしまいます。松葉カニのシーズンなので6両フル編成。ほんの少しだけ雪を乗せて、そして車内はカニの匂いを充満させて(?)のラストスパート。



大阪発、姫路から播但線経由おn香住行特急「はまかぜ3号」。経由路線こそ違いますが、山陰方面に向かう列車なので6両編成。平常時は3両編成の時もあります。それだけ需要が減ったのか。




大阪貨物ターミナル発西岡山行。さすがに比較的短距離の列車なので、編成は短め。しかしながらこうやってやや上から見ると見事です。先頭はEF210 106号機。



深夜3時に北九州貨物ターミナルを発車した東京貨物ターミナル行。





これもまた分からない列車(笑)。かなり長い編成なので、それ杏里の長距離列車かとは思いますが。搭載している貨物によっては「1日遅れ」とかが普通にあるので、素人では分かりかねます。先頭はEF210 162号機。先の106号機とは、パンタグラフの形状に差があります。



北九州貨物ターミナル発東京貨物ターミナル行。ここはまだ道半ば。



福岡貨物ターミナル発越谷貨物ターミナル行。遠目で判りにくいですが、先頭はEF200。


大阪貨物ターミナル発福岡貨物ターミナル行。先頭はEF210 153号機。



仙台貨物ターミナル発福岡貨物ターミナル行。先頭はEF66 104号機。


思い立って、道路の西側に回って貨物列車を待ってみました。福岡貨物ターミナル発仙台貨物ターミナル行が来たのはいいんですが、内側電車線を走る貨物列車にものの見事に被られました。ぶっちゃけ超過密ダイヤの路線なので、ある程度覚悟は出来てましたが(笑)。




周囲に高い建物もなく、さらには緩やかなカーブながらかなり遠くまで見渡せるので、少々長い編成でも十分撮影出来ると思います。ただやっぱり怖いのは「被り」。電車の方がスピードが速いので、併走シーンを捉えるのもなかなか難しいかと思われますがどうでしょう。



新大阪発城崎温泉行特急「こうのとり13号」。さすがにこの時期この時間となると陽の傾きも早く、道路を挟んで反対側にある工場の影が伸びてきて、どうしても縦アングルにならざるを得ません。




ラストと決めてかかった、東京貨物ターミナル発西岡山行。先頭に立つのはEF66 126号機。先の104号機は1次型。126号機を含む、109号機以降は、ヘッドライト周囲の形状の他、車体裾にブルーのラインが入ったりと、ほんの僅かながらマイナーチェンジが施されています。
―――――とまぁ、この時期にしては珍しい寒波を伴った、爆弾低気圧の影響による強風に煽られながら、そして冬の晴れ間らしく、日が照ったり陰ったりという悪条件の中、新快速電車でテストをして本番で失敗を繰り返しながらの撮影、いかがだったでしょうか。
とにかく、阪神高速道路池田線を併設した道路の陸橋上と言う事で、交通量もあり、大型・小型車両関係なくかなり揺れます。「微動」てな可愛いもんではありませんので、三脚を使用しての撮影はこんなんを極めるかと思います。ただ、車通りは多いですが人通りはほとんどありません。
一度お試しになってはいかがでしょうか。
何でや!野球関係ないやろ!と思われるかも知れません。が、以下どれでもクリックして頂ければ是幸いです。


2014.12.20 / Top↑
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